東京経済大学 総合型選抜2027|8方式の出願条件・日程・入試結果

東京経済大学の2027年度の年内入試は、総合型選抜8方式(探究活動評価型・現代法学部自己推薦・コミュニケーション学部AO2種・キャリアデザインプログラムAO・経営学部簿記資格取得者・資格取得者・スカラシップ)が中心です。大学の入試Q&Aには「公募推薦に相当する入試は実施していません」と書かれています。

9月出願の5方式は2026年11月2日に合格発表が済み、志願者・合格者数も公表されました(現代法学部自己推薦は志願者72名・合格者39名など)。いま出願できるのは、資格取得者選抜・スカラシップ選抜第1期(11月6日消印有効)と、コミュニケーション学部AO英語資格利用型の第2期(11月6日〜11日)です。

締切済みの方式は、来年受ける高1・高2向けに準備の進め方もまとめます。

1. 基本情報(2027年度入試)

項目 内容
公募推薦 実施なし(入試Q&Aに明記)
総合型選抜の主な方式 探究活動評価型、現代法学部 自己推薦、コミュニケーション学部 AO(総合型・英語資格利用型)、キャリアデザインプログラム AO、経営学部 簿記資格取得者、資格取得者、スカラシップ(ほかにスポーツ選抜2種)
出願の前提 原則として出願学部・学科が第一志望で、合格したら入学を確約できること(資格取得者選抜の出願資格Ⅱのみ例外)
試験会場 国分寺キャンパス
入学検定料 AO・自己推薦・探究活動評価型:第一次15,000円、第二次20,000円/簿記資格・資格取得者・スカラシップ:35,000円
出願方法 インターネットで登録し、書類を簡易書留・速達で郵送(締切日消印有効)

2. 方式ごとの出願条件と選考内容

評定の条件はどれも「高校3年1学期(前期)までの全体の学習成績の状況」で見ます。自分の評定平均の出し方は評定平均の計算方法で確認できます。

探究活動評価型選抜(経済学部・経営学部)

  • 募集人員:経済学部8名、経営学部8名(各学部2学科一括募集)
  • 出願条件:評定3.0以上。授業または正課外活動で探究活動に取り組み、校内の発表会・合同発表会・外部の大会などで発表したこと(規模は問わない)
  • 書類:志望理由書(A4・1枚)、探究活動実績資料(A4で1〜5ページは必須、補足資料は2枚まで任意)、出願確認書 兼 探究活動確認書(高校の先生が作成)、調査書
  • 第二次選考:約20分の面接(プレゼン5分+質疑約15分)。資料はA4片面10枚以内(表紙除く)の紙で3部持参

授業や部活動と関係のない独自の活動は対象外です。探究テーマの深め方は探究テーマの決め方と出願書類に生かす方法を参考にしてください。

現代法学部 自己推薦選抜

  • 募集人員:15名
  • 出願条件:全体の評定3.0以上、国語の評定3.0以上。探究、スポーツ、ボランティア、留学、資格、生徒会などの実績を証明できること
  • 書類:志望理由書(実績は3つまで)、出願資格実績証明書、調査書など
  • 第二次選考:基礎学習能力試験(60分)と、約15分の面接(面接担当2名)

コミュニケーション学部 AO選抜(総合型)

  • 募集人員:メディア社会学科10名、国際コミュニケーション学科10名(英語資格利用型第1期の人数を含む)
  • 出願条件:全体の評定3.0以上、外国語の評定3.0以上
  • 書類:志望理由書、自己紹介書、出願確認書、調査書
  • 第二次選考:基礎学習能力試験(60分)、小論文(800字程度、60分)、約15分の面接(面接担当2名)

コミュニケーション学部 AO選抜(英語資格利用型)

  • 募集人員:第1期はメディア社会学科10名・国際コミュニケーション学科10名(総合型と合わせた人数)、第2期は国際コミュニケーション学科5名
  • 出願条件:評定の条件はなく、2025年4月以降に受けた英語資格で次のいずれか。英検(準2級以上を受験し1900点以上、S-CBT可)、TOEFL iBT(新スコア3以上または旧スコア44以上)、GTEC(CBT・オフィシャルスコア)960以上、TEAP 225以上、IELTS(Academic)5.0以上、ケンブリッジ英語検定140以上
  • 書類:志望理由書、英語で本人が書く提出課題、資格の証明書、調査書など
  • 第二次選考:約30分の面接(面接担当2名)。一部は英語で行われ、短い英文を音読して質問に答えることもある

総合型とは同時に出願できません。英検のスコアの読み方は英検CSEスコアと推薦の出願資格の読み方でまとめています。

キャリアデザインプログラム AO選抜

  • 募集人員:20名(2年次からのプログラムで、所属は経済・経営・コミュニケーション・現代法のいずれかの学部)
  • 出願条件:評定3.0以上。2026年3月以降の卒業者も出願できる
  • 書類:志望理由書、本人が書く提出課題、調査書など
  • 第二次選考:基礎学習能力試験(60分)と、グループディスカッション(テーマについて10分で意見を整理し、約20分の討論)。過去のテーマは公表されていない

経営学部 簿記資格取得者選抜

  • 募集人員:20名(経営学科・流通マーケティング学科)
  • 出願条件:評定3.3以上、高校入学後に日商簿記2級以上を取得
  • 選考:書類、小論文(社会問題について800字程度、60分)、集団面接(受験者2〜3名、約15分)

資格取得者選抜(11月出願)

  • 募集人員:経済学部12名、経営学部15名、メディア社会学科5名、国際コミュニケーション学科・現代法学部は若干名
  • 出願条件(日本の高校の卒業見込み者):評定3.5以上で、次のいずれか。英語(2025年4月以降の取得で、英検準2級以上かつ1850点以上、GTEC CBT 800点以上、TEAP 190点以上、IELTS 4.0以上)、日商簿記2級以上、基本情報技術者、販売士2級以上、統計検定3級以上など
  • 選考:書類、基礎学習能力試験(60分)、面接(約10分)

スカラシップ選抜(11月・1月出願)

  • 募集人員:各学科若干名
  • 出願条件:評定3.5以上、かつ外国語・国語・数学がそれぞれ3.3以上。さらに日商簿記1級、応用情報技術者、数学検定1級、統計検定2級以上、英検準1級(2500点以上)、IELTS 6.5以上などのいずれか
  • 選考:書類と面接(約15分)。筆記試験なし
  • 特典:特待生として第1年次の授業料が免除。成績の基準を満たせば最長4年間継続

3. 日程一覧

方式 日程(2026年度実施)
探究活動評価型・現代法自己推薦・コミュニケーションAO(総合型)・英語資格利用型第1期 第一次出願9月4日〜9日、第一次発表9月18日、第二次選考10月18日、合格発表11月2日、手続締切11月12日(締切済み)
キャリアデザインプログラムAO 第一次出願9月18日〜25日、第一次発表10月9日、第二次選考10月25日、合格発表11月2日、手続締切11月12日(締切済み)
経営学部 簿記資格取得者 出願9月24日〜10月1日、試験10月18日、合格発表11月2日、手続締切11月12日(締切済み)
資格取得者 出願11月2日〜6日、試験11月22日、合格発表12月1日、手続締切12月14日
スカラシップ第1期 出願11月2日〜6日、試験11月22日、合格発表12月1日、手続締切12月14日
英語資格利用型 第2期 第一次出願11月6日〜11日、第一次発表11月27日、第二次出願11月27日〜30日、第二次選考12月6日、合格発表12月11日、手続締切12月21日
スカラシップ第2期 出願2027年1月6日〜12日、試験2月3日、合格発表2月12日、手続締切2月17日

郵送は締切日の消印有効です。11月6日締切の方式は、調査書の発行をすぐ先生に相談してください。

4. 2027年度入試結果(2026年11月2日発表)

大学が公表した志願者数と合格者数です(第一次志願者→最終合格者)。

方式・学科 第一次志願者/第一次合格/最終合格
コミュニケーションAO(総合型)メディア社会学科 43名/22名/12名
コミュニケーションAO(総合型)国際コミュニケーション学科 17名/9名/5名
英語資格利用型第1期 メディア社会学科 9名/4名/4名
英語資格利用型第1期 国際コミュニケーション学科 13名/6名/6名
キャリアデザインプログラムAO 82名/42名/25名
現代法学部 自己推薦 72名/48名/39名
探究活動評価型 経済学部 30名/16名/12名
探究活動評価型 経営学部 64名/18名/16名
経営学部 簿記資格取得者(志願者/合格者) 58名/46名

第一次(書類)選考の合格は志願者の約3割〜7割で、探究活動評価型の経営学部は64名中18名でした。第二次を受けた人のうち最終合格は6〜9割程度なので、書類の段階で差がつく入試と考えて準備します。

5. 方式の選び方

  • 評定3.0以上で、探究の発表経験がある → 探究活動評価型(経済・経営)。筆記試験がなく、プレゼンと質疑で評価される
  • 評定3.0以上で、国語も3.0以上、部活動や生徒会などの実績がある → 現代法学部 自己推薦
  • 評定は3.0に届かないが英語資格がある → コミュニケーション学部 AO英語資格利用型(評定の条件なし)
  • 日商簿記2級を持っている → 経営学部 簿記資格取得者(評定3.3以上)か、資格取得者選抜(評定3.5以上)
  • 話し合いが得意 → キャリアデザインプログラムAO

どの方式も原則「第一志望・入学確約」が条件です。専願・併願の組み立て方は年内入試の併願ルールを参考にしてください。評定が条件に届かない場合の探し方は評定が出願基準に足りないときの選択肢にまとめています。

6. 基礎学習能力試験と小論文の準備

基礎学習能力試験は大学独自の60分の試験で、入試Q&Aでは教科の知識を単に問うのではなく、論理的な思考、推理・判断・分析の力、数的処理の力などを見ると説明されています。出題の形は大学の過去問で確認してください。

小論文はコミュニケーションAO(総合型)と簿記資格取得者選抜で課され、どちらも800字程度・60分です(簿記資格取得者選抜は社会問題がテーマ)。次の配分で書く練習をしておくと時間内にまとまります。

  1. 問題の整理と自分の立場(約250字)
  2. 理由と具体例(約350字):理由を2つ、例を1つずつ
  3. 反論への応答とまとめ(約200字)

構想10分、執筆40分、見直し10分が目安です。テーマ別の準備は小論文の頻出テーマを学部系統別にも使えます。

7. 高1・高2からの準備スケジュール

9月出願の方式は、出願が高3の9月上旬、評定は高3の1学期までで判定されます。2026年度の流れを目安にすると次のようになります。

  • 高1・高2:評定3.0(簿記資格は3.3、資格取得者・スカラシップは3.5)を下回らないように。現代法学部は国語、コミュニケーション学部AO(総合型)は外国語の評定も見る
  • 高2の冬:探究のテーマを決め、校内発表会に出る計画を立てる。英検や日商簿記2級は高2のうちに
  • 高3の4〜8月:探究の発表、実績資料の整理、志望理由書の下書き、確認書を先生に依頼
  • 高3の9月上旬:第一次出願。その後、プレゼン資料と面接・小論文・基礎学習能力試験の練習

高2の冬から何をするかは高2の冬から始める推薦準備で月ごとに紹介しています。

8. よくある質問

Q. 東京経済大学に公募推薦はありますか?

大学の入試Q&Aに「公募推薦に相当する入試は実施していません」とあります。推薦系は指定校推薦、全商協会特別推薦、法人連携校特別推薦です。

Q. 探究活動はグループでもよいですか?

グループの活動でも出願できます。その場合、実績資料で自分が担った役割を説明するよう求められています。

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参考にした公式情報

入試の内容は変更されることがあります。出願前に必ず大学の公式発表を確認してください。

EMiL個別について

EMiL個別は、総合型選抜・学校推薦型選抜を専門にした1対1の個別指導塾です。EIMEI予備校の鶴瀬・ふじみ野・川越の校舎とオンラインで受講できます。志望理由書に書くことを見つけるところから、小論文・面接の練習、評定や英検の対策まで、一人ひとりの志望校に合わせて一緒に準備します。

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二神大輝