桜美林大学のリベラルアーツ学群(LA)とビジネスマネジメント学群(BM)は、公募制学校推薦型選抜の出願登録が2026年11月10日(火)正午まで、総合型選抜の第2回の出願が11月12日(木)正午までです。どちらも締切が目の前なので、受けるかどうかを今すぐ決める必要があります。
公募推薦の評定の基準は、LAは専願3.3以上・併願3.5以上、BMは併願3.8以上。試験は11月28日(土)で、書類審査と約10分の面接です。面接では課題図書の内容理解度も問われます。
この記事では、大学の公式サイト・2027年度の学生募集要項・入試ガイド2027で確認できた内容を、LAとBMの2学群に絞って整理します。総合型選抜の第1回(9月出願)はすでに終わっているので、その部分は来年度以降に受ける高1・高2生向けの目安として読んでください。
1. 基本情報(2027年度・公募制学校推薦型選抜)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象(この記事) | リベラルアーツ学群・ビジネスマネジメント学群 |
| 出願登録 | 2026年11月1日(日)〜11月10日(火)正午 |
| 検定料の支払期限 | 11月10日(火) |
| 出願書類の提出 | 11月10日(火)消印有効 |
| 受験票の発行 | 11月20日(金)15時から順次 |
| 試験日 | 2026年11月28日(土) |
| 合格発表 | 2026年12月4日(金) |
| 入学手続 | 専願:12月11日(金)一括納入/併願:1次12月11日(金)入学金のみ、2次2027年2月24日(水)春学期納入金 |
| 評定平均値の基準 | LA:専願3.3以上・併願3.5以上/BM:併願3.8以上(BMの専願の基準は募集要項P.18で確認してください) |
| 選考方法 | 書類審査と面接(約10分) |
| 受験方法 | 出願時に「キャンパス(町田キャンパス)」か「オンライン」を選ぶ |
| 入学検定料 | 学生募集要項で確認してください |
公募推薦は11月の1回だけです。12月〜1月の第2回は指定校制のみなので、LA・BMを公募推薦で受けるなら11月10日が最後の締切になります。
2. 2027年度の日程一覧(LA・BM)
| 方式 | 出願・審査・合格発表 |
|---|---|
| 総合型 総合評価方式・基礎力評価方式・探究入試 第1回 | 出願9月1日〜9月10日正午、1次合格発表10月16日、合格発表11月2日 ※今年度は終了 |
| 公募制学校推薦型選抜 | 出願登録11月1日〜11月10日正午、試験11月28日、合格発表12月4日 ※締切間近 |
| 総合型 総合評価方式・探究入試 第2回 | 出願10月9日〜11月12日正午、1次合格発表12月4日、2次審査12月12日、合格発表12月18日 ※締切間近 |
| 総合型 基礎力評価方式 第2回 | 出願10月9日〜11月12日正午、1次(基礎力審査)11月21日、1次合格発表12月4日、2次審査12月12日、合格発表12月18日 ※締切間近 |
総合型選抜には第3回(1月試験)・第4回(3月試験)もありますが、LAとBMは第3回・第4回の募集学群に含まれていません。総合型選抜で受けるなら、11月12日正午までの第2回が今年度最後です。
総合型選抜の学生募集要項は2026年11月5日に更新されています。出願前に最新の要項を確認してください。
3. 募集人員と入試結果
| 学群 | 学校推薦型選抜の募集人員(公募制・指定校制の合計) |
|---|---|
| リベラルアーツ学群(入学定員900人) | 230人 |
| ビジネスマネジメント学群(入学定員480人) | 100人 |
公募制だけの人数や総合型選抜の方式別の人数は、募集要項・入試ガイドで確認してください。2026年度入試の結果は大学の「過去問題・入試結果データ・過去の募集要項」のページでPDFが公開されていますが、表の対応が読み取れなかったため数字は載せていません。数字の見方は総合型選抜の倍率の見方で説明しています。
4. 公募推薦の出願資格と出願書類
出願資格の主な条件
- 2026年3月以降に高等学校などを卒業した人、または2027年3月卒業見込みの人
- 出身高校の推薦基準により学校長の推薦を受けていること
- 全体の評定平均値が学群の基準を満たしていること(LA:専願3.3以上・併願3.5以上、BM:併願3.8以上)
専願に限り、評定平均値が基準に届かなくても、指定の資格があれば出願できます。たとえば実用英語技能検定は準2級またはCSE1728点以上、日商簿記2級などが挙げられています。資格の一覧は募集要項P.18〜19で確認してください。併願には資格による出願の規定はありません。評定が足りないときの考え方は評定が出願基準に足りないときの選択肢が参考になります。
出願書類
| 書類 | 注意点 |
|---|---|
| 志願者経歴書・志望理由書 | Web入力 |
| 読書リポート | Web入力。課題図書について日本語で600字以上800字以内 |
| 推薦書 | 高校の先生が作成し、厳封して郵送 |
| 調査書 | 出願初日から3か月以内に発行されたもの(厳封) |
| 顔写真データ | インターネット出願のときにアップロード |
| 資格の合格証明書のコピー | 任意。評定が基準未満で資格を使って出願する場合は必須 |
LAは出願時に人文・社会・自然の3領域から1つを選び、出願後は変えられません。課題図書も領域で変わるので、最初に領域を決めます。
5. 課題図書と面接(公募推薦)
| 学群・領域 | 課題図書(募集要項P.15) |
|---|---|
| LA 人文・社会領域 | 『世界の力関係がわかる本 ──帝国・大戦・核抑止』千々和泰明(ちくまプリマー新書) |
| LA 自然領域 | 『美しく残酷なヒトの本性 遺伝子、言語、自意識の謎に迫る』長谷川眞理子(PHP研究所) |
| BM | 『知的複眼思考法―誰でも持っている創造力のスイッチ』苅谷剛彦(講談社) |
面接は受験者1人に面接担当者1〜2人、約10分です。出願書類の内容と、課題図書の内容理解度が問われます。読書リポートで書いたことを、面接で自分の言葉で説明し直せるようにしておきましょう。
読書リポート800字の構成例
- 本の主張の要約(約250字):筆者が一番言いたいことを1文で書き、それを支える理由を2つ添える。章の順に並べるだけにしない。
- 印象に残った箇所と理由(約200字):1か所に絞り、なぜ自分がそこに引っかかったのかを書く。
- 自分の経験・考えとのつながり(約250字):学校生活やニュースで見たことと結びつけ、賛成・疑問のどちらかをはっきり書く。
- 大学で深めたいこと(約100字):選んだ領域(LA)や経営の学び(BM)とつなげて締める。
10分の面接で聞かれやすいこと
- 桜美林大学の、その学群を選んだ理由
- 課題図書の要点と、自分が考えたこと(「筆者の意見に反対の点はあるか」など)
- LAなら、選んだ領域で何を学びたいか
- 高校生活で力を入れたこと
答えは30秒〜1分が目安です。想定問答は面接でよく聞かれる質問と答え方にあります。
6. 総合型選抜の3方式(LA・BM)
総合型選抜には総合評価方式・基礎力評価方式・探究入試(Spiral)があり、どれも専願と併願の区分があります。総合型選抜には評定平均の条件の記載はありません。
| 方式 | 出願書類と審査 |
|---|---|
| 総合評価方式 | 調査書など、自己PRシート(1,200〜1,600字)、活動報告書。1次は書類審査、2次は面接(課題図書の内容も質問。対面かオンラインを選べる) |
| 基礎力評価方式 | 調査書など、志望理由書(300〜400字)。1次はマークシート式の基礎力審査(80分で2科目、各100点)、2次は面接(約10〜15分、課題図書なし) |
| 探究入試(Spiral) | 1次審査と2次審査(プレゼン・面接)。条件を満たすと1次審査が免除される型がある |
総合評価方式の課題図書は公募推薦と異なり、LAは『論理的思考とは何か』渡邉雅子(岩波新書)、BMは『知的複眼思考法』苅谷剛彦(講談社)です。BMは公募推薦と同じ本です。
基礎力評価方式の科目は、LAは英語・国語か英語・数学(出願時に選ぶ)、BMは英語・国語のみです。高校2年次修了までに学ぶ基礎・基本の内容を中心に出題され、英語は資格・検定のみなし点を使うこともできます(出願時に選択)。
7. 公募推薦と総合型、どちらを受けるか
- 評定が基準を満たし、11月10日までに推薦書を用意できる:公募推薦。試験は11月28日で、12月4日に結果が出る。
- 推薦書が間に合わない・評定が届かない:総合型選抜第2回(11月12日正午まで)。総合型には評定の条件の記載がない。
- 書類より筆記で力を見せたい:基礎力評価方式。1次は11月21日のマークシート。
- 他大学の結果も待ちたい:公募推薦の併願(LA3.5以上・BM3.8以上)か、総合型の併願区分。併願の公募推薦は2次手続が2月24日。
専願と併願で、入学手続の締切と評定の基準が変わります。考え方は年内入試の併願ルールで確認してください。
8. 11月10日・12日の締切までのチェックリスト
- □ 公募推薦か総合型か、専願か併願かを家族と決めた
- □ 評定平均値が学群の基準に届いているか担任の先生と確認した
- □ 公募推薦なら推薦書と調査書を高校に依頼した(推薦書は厳封)
- □ LAは領域(人文・社会・自然)を決めた
- □ 課題図書を読み、読書リポート(600〜800字)を書いた
- □ 検定料の支払いと書類の発送日(公募推薦は11月10日消印有効)を決めた
- □ 面接をキャンパスで受けるかオンラインで受けるかを決めた
- □ 課題図書の要点を1分で話す練習をした
9. 高1・高2からの準備スケジュール
- 高1〜高2:定期テストで評定を安定させる。BMの併願は3.8以上が必要なので、早めに意識する。英検準2級以上も取っておく。
- 高2の冬〜高3の春:入試ガイドで課題図書を確認し、新書の要約を練習する。
- 高3の6〜8月:総合型選抜第1回(9月出願)を受けるか決め、自己PRシートと活動報告書を準備する。
- 高3の9〜11月:総合型第1回を受験。並行して公募推薦の読書リポートを書く。
- 高3の11月〜12月:公募推薦(11月28日試験)、総合型第2回(12月12日2次審査)。
10. よくある質問
Q. 公募推薦はオンラインで受けられますか?
受けられます。出願時に「キャンパス」か「オンライン」を選びます。オンラインの場合は、11月24日(火)9:00〜11月25日(水)17:00に事前の接続テストがあります。
Q. 奨学金のある選抜はありますか?
グローバル人材育成奨学生選抜(給付型)があり、LA・BMも対象の学群です(総合型選抜は各学群5人程度)。入試ガイド2027では、総合型選抜で対象になるのは総合評価方式の第1回で、出願時に申請します。今年度の第1回は終わっているので、来年度以降に受ける人の目安にしてください。条件は大学のページで確認してください。
Q. 落ちたらどうすればいいですか?
LA・BMは総合型選抜の第3回・第4回がないため、12月以降は一般選抜・共通テスト利用選抜に切り替えます。進め方は総合型・推薦に落ちたらを見てください。
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参考にした公式情報
- 大学入試|桜美林大学
- 2027年度 学生募集要項 学校推薦型選抜|桜美林大学
- 公募制 学校推薦型選抜|桜美林大学
- 総合型選抜|桜美林大学
- 総合評価方式|桜美林大学
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