文京学院大学 12月総合型選抜(併願制・基礎学力型)2027の日程・制度と試験までの準備

この記事は、文京学院大学の「12月総合型選抜(併願制/基礎学力型)」を調べている高校3年生・既卒生と保護者の方に向けたものです。総合型選抜という名前ですが、基礎学力検査がある方式で、他大学と併願できます。2026年11月3日時点で出願はまだ始まっておらず、出願期間は11月27日(金)〜12月10日(木)消印有効、試験は12月19日(土)です。

ここでは、大学の受験生サイトで確認できた日程・会場・制度を整理したうえで、出願までと試験までの準備の進め方を提案します。科目や配点など、公式サイトの文字情報で確認できなかったことは「募集要項で確認してください」と書いています。

この方式はどんな入試か

文京学院大学の総合型選抜は9月から翌年2月にかけて何回かに分けて行われ、専願制の回と併願制の回があります。その中で12月総合型選抜(併願制/基礎学力型)は、基礎学力検査がある回です。大学の総合型選抜のページには「12月総合型選抜(併願制/基礎学力型)では、基礎学力検査があります」と書かれています。

併願については、大学の「よくある質問」で、他大学と併願できるのは10月総合型選抜(併願制)、12月総合型選抜(併願制・基礎学力型)、GCI総合型選抜に限ると説明されています。つまりこの回は、他大学の一般選抜や、ほかの年内入試と並べて受けられる回です。

また、総合型選抜全体について「学習成績の状況(評定平均)の基準はありません」と書かれています。評定平均の数値が足りないことを理由に出願できなくなる、ということはないという意味です。ただし出願資格の細かい条件は募集要項に書かれるので、出願前に必ず確認してください。評定が足りないときの考え方は評定が足りないときの選択肢でも整理しています。

2027年度入試の日程

日程は全学部共通です。受験生サイトの方式ページと「BGUの入試制度とくとくナビ 2027」で、次のとおり確認できました。

項目 日程
出願期間 2026年11月27日(金)〜12月10日(木)消印有効
試験日 2026年12月19日(土)
合格発表 2026年12月25日(金)
入学手続締切(一次) 2027年1月12日(火)
入学手続締切(二次) 2027年3月4日(木)

出願はすべての入試制度でインターネット出願です。「消印有効」とあるので、ネットでの登録だけで終わらず、書類を郵送する手順があると考えて準備してください。締切日に郵便局へ行けばよい、と考えず、12月の第1週には投函できる状態にしておくと安心です。大学のページにも「日程および選考方法は変更の可能性があります」と書かれているので、最新の学生募集要項を必ず見てください。

学部ごとの試験会場と使える制度

この方式は5学部で実施されます。人間学部と保健医療技術学部はふじみ野キャンパス、それ以外は本郷キャンパスが試験会場です。埼玉県西部から受ける人は、会場がどちらになるかを先に確認しておきましょう。

学部 試験会場/対象になる制度
ヒューマン・データサイエンス学部 本郷キャンパス/英語外部試験利用制度
外国語学部 本郷キャンパス/英語外部試験利用制度、学納金分割納入制度、スカラシップ制度
経営学部 本郷キャンパス/英語外部試験利用制度、学納金分割納入制度、スカラシップ制度、第二志望制度
人間学部 ふじみ野キャンパス/英語外部試験利用制度、学納金分割納入制度、スカラシップ制度
保健医療技術学部 ふじみ野キャンパス/学納金分割納入制度、スカラシップ制度、第二志望制度

人間学部の児童発達学科「国際こどもコース」を希望する人は、面談もしくは面接の冒頭で、英語で30秒ほどの自己紹介をすることになっています。該当する人は、英語の自己紹介を声に出して練習しておいてください。

選考内容について、公式で分かること・分からないこと

方式ページの「選考方法」は画像で掲載されていて、今回の確認では文字情報として読み取れませんでした。そのため、基礎学力検査の科目、試験時間、配点、マーク式か記述式か、面接や書類の扱いは、学生募集要項で確認してください。この記事では、科目や時間について推測では書きません。

文字情報で確認できたのは次の点です。

  • 基礎学力検査があること(総合型選抜のページの記載)
  • この方式は保健医療技術学部を除く4学部で英語外部試験利用制度の対象になっており、制度の説明に「本学の『英語』試験の得点」と比べる仕組みが書かれていること(4学部では英語の試験があると読み取れますが、科目の組み合わせは募集要項で確認してください)
  • 人間学部の国際こどもコース希望者には、面談または面接の冒頭で英語の自己紹介があること
  • 2026年度と2025年度の「過去問題集(総合型選抜・学校推薦型選抜)」が受験生サイトから見られること(よくある質問によると、冊子での配布はしていません)

過去問題集が公開されているので、そこから試験の形をつかめます。最初にやるべきことは、志望学部の募集要項で選考方法を確かめ、同じ区分の過去問を開いて、科目・時間・設問の形を自分の目で見ることです。そこから逆算して、残りの日数で何をやるかを決めます。

英語外部試験利用制度

保健医療技術学部を除く4学部では、英語外部試験のスコアを使えます。仕組みは「英語外部試験利用による得点と本学の『英語』試験の得点のうち、より高得点な方を合否判定に採用」というものです。外部試験のスコアは換算した得点として扱われ、大学の英語試験の得点と比べて高い方が使われます。換算は次のとおりです。

試験 換算の基準
実用英語技能検定(CSEスコア) 2150以上で90%/1980以上で80%/1728以上で70%
GTEC(CBT・検定版) 1050以上で90%/930以上で80%/810以上で70%
TOEFL iBT 57以上で90%/50以上で80%/36以上で70%
TEAP 4技能 253以上で90%/225以上で80%/188以上で70%
IELTS(アカデミック) 5.0以上で90%/4.0以上で80%/3.5以上で70%

条件として、2025年1月以降に受験したスコアに限られます。複数のスコアがある場合は1つを選んで出願します。英検は準2級以上を受験して上のスコアを取っていることが条件で、級の合否や二次試験の受験は問われません。英検S-CBTのスコアも使えます。一方、よくある質問によると英検のデジタル証明書は使えず、原本か原本のコピーを提出します。再発行が間に合わない場合は大学に相談するよう案内されています。

手元の成績表(原本)がすぐ出てくるか、出願開始の11月27日より前に確認しておきましょう。外部スコアの考え方は英検などの外部スコアの使い方でも説明しています。

合格後の手続きと、一般選抜との両立

この方式の入学手続は一次と二次に分かれています。一次手続の締切は1月12日(火)、二次手続の締切は3月4日(木)です。学納金分割納入制度の対象学部では、一括か分割かを選べます。分割の場合、一次手続では入学金のみを納め、二次手続の締切までに残りを納めます。よくある質問でも、分割納入が選べるのは12月総合型選抜(併願制・基礎学力型)と全学統一選抜だけと説明されています。

手続が2段階に分かれているので、12月に合格を確保したうえで、1月以降の一般選抜に挑戦し、その結果を見て3月4日までに最終判断するという組み立てがしやすい方式です。ただし、一次・二次それぞれの手続の方法と納める内容は、募集要項で正確に確認してください。併願の組み方は年内入試の併願ルールにまとめています。

スカラシップ選抜を受ける機会

総合型選抜などに合格して入学手続をした人は、12月総合型選抜(併願制・基礎学力型)の一次手続者も含めて、2027年1月23日(土)の「入学予定者対象スカラシップ・GCI選抜」を受けることで、スカラシップの対象になる機会があります。スカラシップには学業サポート、生活サポート、通学サポートの3タイプがあり、学業サポートは看護学科を例に「2年間の授業料の半額」を減免すると案内されています。対象学部や条件の細部は募集要項で確認してください。

1月23日は一般選抜の時期と近いので、受けるかどうかは12月中に決めておくと、1月の計画が立てやすくなります。

第二志望制度

この方式では、経営学部と、保健医療技術学部の理学療法学科(第二志望は作業療法学科)で第二志望制度が使えます。検定料を追加せずに第二志望の学部・学科・専攻へ出願でき、第一志望で合格しなかった場合でも、第二志望の合格基準に達していれば合格になります。理学療法と作業療法で迷っている人は、両学科の違いを出願前に調べておきましょう。

出願までにやること(11月3日〜12月10日)

ここからは準備の進め方の提案です。2026年11月3日から数えると、出願開始の11月27日まで24日、試験の12月19日まで46日あります。

11月9日ごろまで

  • 2027年度学生募集要項で、志望学部の選考方法(科目・時間・配点・面接や書類の有無)と出願資格を確認する
  • 過去問題集(2026年度・2025年度)で、この方式・志望学部の問題が収録されているかを確かめ、どの科目がどんな形で出ているかを眺める
  • 英語外部スコアを使う場合は、スコアと受験日(2025年1月以降か)、原本の有無を確認する
  • 調査書など学校に頼む書類があれば、担任の先生に早めに伝える

11月10日〜30日

過去問題集にこの方式の問題があれば、1回分を募集要項に書かれた試験時間どおりに解いてみます。点数そのものより、どの大問で時間が足りなくなったか、どの分野で手が止まったかを記録してください。そこから「時間が足りない」のか「知識が抜けている」のかを分けます。

知識の抜けなら、英語は文法・語法の基本問題集を、間違えた単元だけ2〜3周します。単語は毎日決まった数を回し、覚えていない語に印をつけて翌日もう一度見ます。国語や数学が選考に入っている場合も同じで、まず教科書レベルの基本問題で取りこぼしをなくすことを優先するとよいでしょう。基礎学力型の試験では、難問を1問解けることより、基本問題を落とさないことの方が点数に結びつきやすいからです。科目ごとの具体的な練習手順は基礎学力テスト型入試の勉強法も参考にしてください。

12月1日〜10日(出願)

ネット出願の登録、検定料の支払い、書類の郵送までを一続きで済ませます。第二志望制度を使うかどうか、英語外部スコアを使うかどうかは出願時に決めることになるので、事前に決めておきます。郵送は締切の数日前までに終えるつもりで動いてください。

試験までの過ごし方(12月11日〜19日)

出願が終わったら、残りは1週間あまりです。この時期は新しい参考書に手を出さず、過去問と、これまで間違えた問題の解き直しに絞ります。

  1. 試験前の土日に、もう1回分の過去問を本番の時間で解く(2025年度と2026年度の両方に収録されていれば、これで2回分になります)
  2. 解き終わったら、間違えた問題を「知らなかった」「時間切れ」「ケアレスミス」に分けて、それぞれの対処を1つずつ決める
  3. 時間切れが多かった人は、大問ごとの目安時間を決め、目安を超えたら次に進む練習をする
  4. 面談・面接がある学部では、志望理由と大学で学びたいことを1分程度で話せるように声に出して練習する(国際こどもコース希望者は英語の自己紹介も)
  5. 前日は会場までの経路(本郷かふじみ野か)と持ち物、受験票を確認し、早めに寝る

12月19日は高校の期末試験の後になることが多い時期です。期末試験の勉強と並行する人は、平日は単語・文法の確認を短時間で回し、まとまった演習は土日に回すと両立しやすくなります。

結果が出たあとの動き方

合格発表は12月25日(金)です。合格した場合は、1月12日の一次手続までに、一般選抜を続けるかどうか、スカラシップ選抜(1月23日)を受けるかどうかを決めます。合格して気が緩み、1月の一般選抜の準備が止まってしまうのはもったいないので、発表の翌日からの学習計画を先に作っておくとよいでしょう。

不合格だった場合も、文京学院大学には全学統一選抜や一般選抜、2月総合型選抜(専願制)などがあります。気持ちを切り替えて一般選抜へ進む手順は総合型・推薦に落ちたらで整理しています。

基礎学力テスト型の対策を相談したい方へ

EIMEI予備校では、基礎学力テスト型の年内入試について、試験までに何をどの順番で進めるかを個別に相談できます。各校舎の公式LINEから「基礎学力テスト 相談」と送ってください。

参考にした公式情報

入試の内容は変更されることがあります。出願前に必ず大学の公式発表を確認してください。

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EIMEI予備校について

EIMEI予備校は川越・ふじみ野・鶴瀬の3校舎で、大学受験の1対1個別指導をしています。中高一貫校の中学生から、高校生・既卒生までが対象です。大学ごとに入試対策読本を自作していて、志望校が決まっている人には、その大学の出題に合わせて何をどの順番で進めるかを一緒に決めていきます。

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二神大輝