成蹊大学 経済学部 一般選抜2027年度|A・E・C・P方式の日程と配点

成蹊大学経済学部の2027年度一般選抜は、A方式・E方式・C方式・P方式の4つです。学部の問題で受けるA方式は2月13日(土)、全学部統一のE方式は2月3日(水)に行われます。

経済学部は経済数理学科と現代経済学科の2学科で、学科によって科目がはっきり分かれます。経済数理学科は数学が200点(A方式)で中心になり、現代経済学科は国語・英語・選択科目の3教科です。

2026年度入試では、経済学部の一般選抜に5,080人が志願しました(前年度4,251人。前年度は2026年度に廃止されたG方式を含む数)。現代経済学科のA方式は受験者1,557人に対して合格者106人で、倍率14.7倍でした。ここでは学科・方式ごとの日程と配点、2026年度の結果を整理します。

1. 基本情報(2027年度 成蹊大学経済学部 一般選抜)

項目 内容
学科 経済数理学科/現代経済学科
受けられる方式 A方式(3教科型学部個別)/E方式(2教科型全学部統一)/C方式(共通テスト利用3教科型)/P方式(共通テスト・独自併用5科目型)
募集人員(経済数理) A方式26名・E方式6名・C方式13名・P方式3名
募集人員(現代経済) A方式58名・E方式9名・C方式23名・P方式7名
試験日 A方式 2月13日(土)
E方式・P方式の独自試験 2月3日(水)
C方式・P方式の共通テスト 1月16日(土)・17日(日)
出願期間(消印有効) A方式 1月5日(火)〜1月26日(火)
E・P方式 1月5日(火)〜1月20日(水)
C方式 1月5日(火)〜1月15日(金)
合格発表 A方式 2月20日(土)
E・C・P方式 2月9日(火)
入学手続締切 A方式 3月1日(月)/E方式 2月26日(金)/C方式 2月16日(火)/P方式 3月11日(木)
入学検定料 A方式・E方式 35,000円/P方式 25,000円/C方式 15,000円
同じ出願で2つ目以降は1つにつき10,000円割引

S方式は理工学部だけの方式なので、経済学部にはありません。入学手続締切日までに延期の申請をすれば、入学金だけを納めて手続の期間を延ばせます。

2. A方式(2月13日)の科目と配点

A方式は全科目マークシート方式で、各科目60分です。学科によって配点が違います。

経済数理学科(400点満点)

科目 配点
国語(現代の国語、言語文化〈近代以降の文章〉、論理国語) 100点
数学(数学Ⅰ・Ⅱ・A・B〈数列、統計的な推測〉) 200点
英語 100点

現代経済学科(300点満点)

科目 配点
国語(経済数理学科と同じ範囲) 100点
選択(日本史探究、世界史探究、地理総合・地理探究、政治・経済、数学Ⅰ・Ⅱ・A・Bから1科目) 100点
英語 100点
  • 数学Aは全分野が出題範囲です。
  • 選択科目は得点調整が行われる場合があります。
  • 試験会場は成蹊大学(東京・吉祥寺)だけです。
  • A方式では、経済学部と国際共創学部を併願することはできません。

経済数理学科は数学が全体の半分を占めます。現代経済学科は3教科が同じ100点なので、どれか1科目で大きく稼ぐより、3教科とも崩さないことが大切です。選択科目は歴史2科目のほか、地理や政治・経済、数学からも選べます。

3. E方式(2月3日)の科目と配点

学科 科目・配点・時間
経済数理学科 外国語 300点(90分)+数学 200点(75分)=500点
現代経済学科 外国語 300点(90分)+国語 200点(75分)=500点
  • 数学の範囲は数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B(数列)・C(ベクトル、平面上の曲線と複素数平面)です。A方式と違い数学Ⅲ・Cまで入ります。
  • 国語は現代の国語、言語文化(近代以降の文章)です。
  • 外国語は、大学独自の英語か、英語外部検定試験のスコアの換算点のどちらかを使います。

英語外部検定試験の換算

基礎換算点(最高100点)を学部の配点に合わせて換算します。経済学部は外国語300点なので、100点の基礎換算点なら300点になります(3倍して計算した目安)。

  • 英検CSE2600以上(GTEC1350以上、IELTS7.0以上など):基礎換算点100
  • 英検CSE2300〜2599(GTEC1180〜1349、IELTS5.5〜6.5など):90
  • 英検CSE1950〜2299(GTEC930〜1179、IELTS4.0〜5.0など):70
  • 英検CSE1825〜1949(GTEC805〜929など):45

スコアは2025年1月以降に受けたものが対象で、表の下限に届かないスコアは0点です。異なる回の技能別スコアを組み合わせることはできません。

E方式の併願の制限に注意してください。同じ学部の中で2学科は出せず、また「国語」を課す学科と「数学」を課す学科は同時に出願できません。経済数理学科と現代経済学科のE方式併願はできない、ということです。

E方式は成蹊大学のほか、仙台・さいたま・千葉・横浜・静岡・福岡の学外会場でも受けられます(先着順で、定員を超えると成蹊大学の会場)。

4. C方式・P方式(共通テストを使う方式)

C方式(共通テスト利用3教科型)

  • 経済数理学科:英語200点、数学400点、ほかに国語・地理歴史・公民・理科から1科目(要項では国語100点。2026年度の配点計は700点)
  • 現代経済学科:英語200点、地理歴史・公民から1科目200点、国語・数学・理科から高得点の1科目(国語200点)。2026年度の配点計は600点
  • 英語は、リーディングとリスニングの合計を換算した点と、リーディングだけを換算した点の高いほうを使います。大学での個別試験はありません。

C方式は出願締切が1月15日(金)で共通テストの前です。数学を選ぶ場合の数学の範囲など細かな条件は、大学の募集要項で確認してください。共通テスト利用入試の考え方は共通テスト利用入試の使い方にまとめています。

P方式(共通テスト・独自併用5科目型)

  • 独自試験:英語200点(2月3日。E方式と同じ問題)
  • 経済数理学科の共通テスト:英語200点、数学400点、地理歴史・公民から1科目100点、国語・理科から高得点の1科目(国語100点)
  • 現代経済学科の共通テスト:国語200点、英語200点、数学Ⅰ・A 100点、地理歴史・公民から1科目100点、数学Ⅱ・B・Cか理科から高得点の1科目100点

2026年度の配点計は、経済数理学科1,000点、現代経済学科900点でした。P方式は共通テストのあとに出願でき(締切1月20日)、手続締切も3月11日(木)なので、国公立大学が第一志望の人向けです。

5. 2026年度入試の結果(経済学部)

経済数理学科

方式 志願者・受験者・合格者・倍率
A方式 445人・393人・67人・5.9倍
E方式 202人・197人・33人・6.0倍
C方式 576人・576人・140人・4.1倍
P方式 87人・87人・31人・2.8倍

現代経済学科

方式 志願者・受験者・合格者・倍率
A方式 1,754人・1,557人・106人・14.7倍
E方式 976人・965人・70人・13.8倍
C方式 791人・788人・225人・3.5倍
P方式 249人・249人・71人・3.5倍

倍率は大学の公表値(受験者数÷合格者数)です。2025年度は現代経済学科のA方式が受験者1,296人・合格者146人で8.9倍、E方式が7.0倍だったので、2026年度は現代経済学科のA方式・E方式が大きく厳しくなりました。

大学は合格最低点も公表しています。2026年度の現代経済学科A方式は213.33点/300点(得点率71%)、経済数理学科A方式は240点/400点(60%)でした。

一方で、現代経済学科のC方式・P方式は3.5倍にとどまっています。共通テストを受ける人は、A方式・E方式だけに頼らない組み方を考える価値があります。ほかの学部の数字は成蹊大学 一般選抜2027年度|方式・日程・配点まとめで比べられます。

6. 学科・方式の選び方

  1. 数学が得意なら経済数理学科。A方式は数学200点、E方式も数学200点で、数学の出来がそのまま合否に響きます。2026年度のA方式は5.9倍で、現代経済学科より低めでした。
  2. 文系3教科なら現代経済学科のA方式。地理や政治・経済でも受けられます。ただし2026年度は14.7倍と高く、A方式1回だけに賭けるのは避けたいところです。
  3. A方式とE方式は両方出せる。試験日が別で、同じ出願にまとめれば2つ目は10,000円割引になります。E方式は外部検定のスコアで外国語を確保できます。
  4. 共通テストを受けるならC方式も。現代経済学科は2026年度3.5倍でした。締切は1月15日です。
  5. 国公立志望ならP方式。共通テストの自己採点を見てから出願できます。

数学で受けるか迷う人は経済・経営学部と数学も参考にしてください。

7. 本番までの準備スケジュール

  • 11月:A方式の過去問を1年分解き、60分×3科目の時間配分を確かめる。英検などのスコアの有無を確認する。
  • 12月:A方式とE方式の過去問を交互に進める。E方式は英語90分なので、長い時間の集中に慣れる。経済数理学科志望はE方式の数学Ⅲ・Cの範囲も確認する。
  • 1月5日〜:出願開始。C方式は15日、E・P方式は20日、A方式は26日が締切。
  • 2月3日:E方式・P方式の独自試験。2月9日:E・C・P方式の合格発表。
  • 2月13日:A方式。2月20日:A方式の合格発表。

英語の出題の特徴は成蹊大学の英語、A方式とE方式の問題の違いは成蹊大学のA方式とE方式で詳しく扱っています。

8. よくある質問

Q. 経済数理学科と現代経済学科をE方式で両方受けられますか?

A. できません。同じ学部内の学科併願ができず、さらに数学を課す学科と国語を課す学科は同時に出願できない決まりです。A方式も1学部につき1学科です。

Q. 現代経済学科のA方式で数学を選べますか?

A. 選べます。日本史探究・世界史探究・地理総合/地理探究・政治経済・数学(Ⅰ・Ⅱ・A・B)から1科目です。

Q. E方式の数学はA方式と範囲が違いますか?

A. 違います。E方式は数学Ⅲと数学Cまで含みます。A方式の数学はⅠ・Ⅱ・A・B(数列、統計的な推測)です。

Q. E方式の手続締切はA方式の発表より後ですか?

A. はい。E方式の入学手続締切は2月26日(金)、A方式の発表は2月20日(土)なので、両方の結果を見てから判断できます。

参考にした公式情報

入試の内容は変更されることがあります。出願前に必ず大学の公式発表を確認してください。

あわせて読みたい

EIMEI予備校について

EIMEI予備校は川越・ふじみ野・鶴瀬の3校舎で、大学受験の1対1個別指導をしています。中高一貫校の中学生から、高校生・既卒生までが対象です。大学ごとに入試対策読本を自作していて、志望校が決まっている人には、その大学の出題に合わせて何をどの順番で進めるかを一緒に決めていきます。

  • 川越校舎(2026年6月開校)川越駅から徒歩5分、本川越駅から徒歩8分。自習室は朝7時から使えます。
  • ふじみ野校舎 ふじみ野駅東口から徒歩1分。
  • 鶴瀬校舎 鶴瀬駅西口から徒歩3分。

川越校舎の詳細・無料体験のお申し込みはこちら/ふじみ野・鶴瀬校舎のことは公式LINEからお問い合わせください。

📩 二神大輝 の更新をメールで受け取る
新しい記事が公開されたらお知らせします(いつでも解除OK) ・ 読者 2人
この記事が役に立ったら、いいね!

この記事を書いた人

二神大輝