成蹊大学 文学部 一般選抜2027年度|4学科の配点と倍率

成蹊大学文学部の2027年度一般選抜は、A方式・E方式・C方式・P方式の4つで受けられます。学部の問題で受けるA方式は2月12日(金)、全学部統一のE方式は2月3日(水)です。

文学部は英語英米文学科・日本文学科・国際文化学科・現代社会学科の4学科で、同じ文学部でも学科によって英語と国語の配点が違います。たとえばA方式の英語は、英語英米文学科が200点、日本文学科が100点です。

2026年度入試のA方式の倍率は、英語英米文3.6倍・日本文5.5倍・国際文化3.0倍・現代社会6.0倍でした。ここでは学科ごとの配点・日程・募集人員と2026年度の結果を整理し、どの方式をどう組み合わせるかを考えます。

1. 基本情報(2027年度 成蹊大学文学部 一般選抜)

項目 内容
学科 英語英米文学科/日本文学科/国際文化学科/現代社会学科
受けられる方式 A方式(3教科型学部個別)/E方式(2教科型全学部統一)/C方式(共通テスト利用3教科型)/P方式(共通テスト・独自併用5科目型)
募集人員(4学科の合計) A方式169名・E方式26名・C方式37名・P方式30名(計262名)
試験日 A方式 2月12日(金)
E方式・P方式の独自試験 2月3日(水)
C方式・P方式の共通テスト 1月16日(土)・17日(日)
出願期間(消印有効) A方式 1月5日(火)〜1月26日(火)
E・P方式 1月5日(火)〜1月20日(水)
C方式 1月5日(火)〜1月15日(金)
合格発表 A方式 2月19日(金)
E・C・P方式 2月9日(火)
入学手続締切 A方式 3月1日(月)/E方式 2月26日(金)/C方式 2月16日(火)/P方式 3月11日(木)
入学検定料 A方式・E方式 35,000円/P方式 25,000円/C方式 15,000円
1回の出願で2つ目以降は1つにつき10,000円割引(別に払込手数料1,300円)

学科別の募集人員は次のとおりです。

  • 英語英米文学科:A方式42名・E方式6名・C方式12名・P方式10名
  • 日本文学科:A方式38名・E方式6名・C方式8名・P方式7名
  • 国際文化学科:A方式43名・E方式8名・C方式10名・P方式7名
  • 現代社会学科:A方式46名・E方式6名・C方式7名・P方式6名

どの学科もA方式が募集人員の6割以上を占めます。成蹊大学全体の方式の違いは成蹊大学 一般選抜2027年度|方式・日程・配点まとめで比べられます。

2. A方式(2月12日)の科目と配点

科目(時間) 配点
国語 10:30〜11:30(60分)
現代の国語、言語文化(漢文を除く)、論理国語、文学国語、古典探究(漢文を除く)
全学科 150点
地理歴史 12:45〜13:45(60分)
「歴史総合、日本史探究」「歴史総合、世界史探究」から1科目
全学科 100点
外国語(英語)14:40〜15:40(60分) 英語英米文 200点
日本文 100点
国際文化・現代社会 150点
合計 英語英米文 450点
日本文 350点
国際文化・現代社会 400点
  • 国語は古文を含み、漢文は出ません。
  • 選択科目は日本史・世界史の2つだけで、地理・公民・数学では受けられません。
  • 国語・外国語・日本史は「一部記述を含むマークシート方式」、世界史はマークシート方式です。
  • A方式は1学部につき1学科までしか出願できません。文学部の中で2学科を併願することはできないので、学科は出願時に1つに決めます。
  • 選択科目は得点調整が行われる場合があります。

英語英米文学科は英語が合計の4割強、日本文学科は国語が4割強を占めます。国際文化・現代社会は国語と英語が同じ150点です。古文の準備がまだの人は古文文法の覚え方から始めると進めやすくなります。

3. E方式(2月3日)の科目と配点

学科 配点(外国語+国語)
英語英米文学科 外国語300点+国語200点=500点
日本文学科 外国語200点+国語300点=500点
国際文化学科 外国語300点+国語200点=500点
現代社会学科 外国語300点+国語200点=500点
  • 外国語は12:30〜14:00(90分)、国語は14:55〜16:10(75分)です。
  • 国語の範囲は「現代の国語、言語文化(近代以降の文章)」で、A方式と違い古文は出ません。
  • 外国語は、大学独自の英語か、英語外部検定試験のスコアの換算点を使えます。両方ある場合は高いほうが使われます。
  • 1回の試験で他学部にも出願できますが、同じ学部の中で学科をかけもちすることはできません。
  • 会場は成蹊大学のほか、仙台・さいたま・千葉・横浜・静岡・福岡にもあります。

英語外部検定試験の換算

スコアは基礎換算点(最高100点)に直し、学科の配点に合わせて掛け算します。外国語300点の学科なら3倍、200点の日本文学科なら2倍です。

  • 英検CSE2600以上(GTEC1350以上、IELTS7.0以上など):基礎換算点100点(300点満点なら300点)
  • 英検CSE2300〜2599(GTEC1180〜1349、IELTS5.5〜6.5):90点(同270点)
  • 英検CSE1950〜2299(GTEC930〜1179、IELTS4.0〜5.0):70点(同210点)
  • 英検CSE1825〜1949(GTEC805〜929):45点(同135点)

300点・270点などの数字は、基礎換算点を3倍して計算したものです。対象は2025年1月以降に受けたスコアで、証明書の原本などの提出が必要です。スコアの使い方は英検などの外部スコアの使い方も参考にしてください。

4. C方式・P方式(共通テストを使う方式)

C方式(共通テスト利用3教科型)

  • 英語英米文学科:国語200点・英語400点・選択1科目100点(計700点)
  • 日本文学科:国語400点・外国語200点・選択1科目100点(計700点)
  • 国際文化学科・現代社会学科:国語200点・外国語200点・選択1科目100点(計500点)
  • 選択は地理歴史・公民・数学・理科・情報から高得点の1科目。日本文・国際文化・現代社会の外国語は英語・ドイツ語・フランス語・中国語・韓国語から1科目です。

出願締切は1月15日(金)で、共通テストより前です。共通テスト利用入試の考え方は共通テスト利用入試の使い方にまとめています。

P方式(共通テスト・独自併用5科目型)

  • 独自試験(2月3日):英語英米文・国際文化・現代社会は英語200点、日本文学科は国語200点(現代の国語、言語文化〈近代以降の文章〉)
  • 共通テスト:国語200点、外国語200点(英語英米文学科は英語)、3科目300点(各100点。地理歴史・公民から1科目は必ず使用)
  • 合計900点

共通テストのあとに出願でき(締切1月20日)、入学手続締切も3月11日(木)なので、国公立大学が第一志望の人向けの方式です。

5. 2026年度入試の結果(文学部)

学科・方式 志願者・受験者・合格者・倍率
英語英米文 A方式 345人・306人・85人・3.6倍
英語英米文 E方式 328人・323人・34人・9.5倍
英語英米文 C方式 302人・302人・100人・3.0倍
英語英米文 P方式 77人・77人・30人・2.6倍
日本文 A方式 465人・414人・75人・5.5倍
日本文 E方式 347人・339人・25人・13.6倍
日本文 C方式 314人・314人・80人・3.9倍
日本文 P方式 76人・76人・40人・1.9倍
国際文化 A方式 414人・365人・120人・3.0倍
国際文化 E方式 608人・602人・43人・14.0倍
国際文化 C方式 616人・616人・102人・6.0倍
国際文化 P方式 96人・96人・44人・2.2倍
現代社会 A方式 806人・735人・122人・6.0倍
現代社会 E方式 440人・435人・27人・16.1倍
現代社会 C方式 338人・338人・63人・5.4倍
現代社会 P方式 63人・63人・40人・1.6倍

倍率は大学発表の競争率(受験者数÷合格者数)です。4学科・4方式の志願者を合計すると5,635人でした(大学発表の数字を足して計算した目安)。

  • E方式は4学科とも9.5〜16.1倍で、どの学科でも4方式の中で最も厳しい方式でした。
  • A方式は3.0〜6.0倍。現代社会学科は志願者が806人と最も多く、倍率も4学科で最も高い6.0倍でした。国際文化学科は合格者が120人と多く、3.0倍で最も低くなりました。

6. 方式の選び方

  1. A方式を中心に考える。どの学科も募集人員の6割以上がA方式です。2026年度は4学科ともA方式の倍率がE方式より低めでした。
  2. 学科は配点で選ぶ視点も持つ。英語が得意なら英語英米文(A方式で英語200点)、国語が得意なら日本文(A方式で国語150点・英語100点、E方式で国語300点)が有利です。
  3. E方式は2月3日の「もう1回」。枠は各学科6〜8名と小さいので、A方式の上乗せと考えます。英検CSE2300以上などがあれば外国語の点を先に固められます。
  4. A方式とE方式は両方出せる。試験日が別で、1回の出願でまとめれば2つ目は10,000円割引です。
  5. 国公立志望ならP方式。2026年度は全学科で倍率2.6倍以下でした。

文学部・人文系の学部どうしの違いは文学部・人文系の比較で整理しています。

7. 本番までの準備スケジュール

  • 11月:A方式の過去問を1年分解き、国語(古文を含む)・地歴・英語の各60分の配分を確かめる。英検などのスコアの有無を確認する。
  • 12月:A方式とE方式の過去問を交互に進める。E方式は英語90分・国語75分なので、長い時間の集中に慣れておく。
  • 1月5日〜:出願開始。C方式は15日、E・P方式は20日、A方式は26日が締切。
  • 1月28日(木)午後〜:E・P・C方式の受験票を印刷(A方式は2月4日〈木〉午後から)。A4用紙に印刷して持参します。
  • 2月3日:E方式・P方式の独自試験。2月12日:A方式。

8. よくある質問

Q. A方式で古文は出ますか?

A. 出ます。範囲に古典探究(漢文を除く)が入っています。E方式の国語は近代以降の文章だけです。

Q. A方式で日本文学科と国際文化学科を両方受けられますか?

A. できません。A方式は1学部1学科までです。E方式も同じ学部内の学科のかけもちはできません。

Q. 日本文学科でもE方式で英検のスコアを使えますか?

A. 使えます。日本文学科の外国語は200点なので、基礎換算点を2倍した点になります。

Q. 入学手続を延ばすことはできますか?

A. 締切までに延期手続をすれば、入学金だけを納めて残りの手続を延ばせます。延期した人の締切はA・P方式が3月24日(水)、E・C方式が3月16日(火)です。

参考にした公式情報

入試の内容は変更されることがあります。出願前に必ず大学の公式発表を確認してください。

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