2027年1月実施の大学入学共通テスト(令和9年度)は、本試験が2027年1月16日(土)・17日(日)、追試験が1月23日(土)・24日(日)です。1日目は地理歴史・公民、国語、外国語(英語リスニングを含む)、2日目は理科、数学①、数学②、情報の順に行われます。
1日目の最後の英語リスニングは17:20〜18:20、2日目の最後の情報は17:00〜18:00で、両日とも夕方6時ごろまで試験が続きます。
この記事では、大学入試センターの令和9年度実施要項・受験案内で確認した試験日、2日間の時間割、出題教科・科目と選び方のルール、受験票、追試験、成績の閲覧と平均点の発表までの流れを整理します。
1. 共通テスト2027の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 本試験 | 2027年(令和9年)1月16日(土)・17日(日) |
| 追試験・再試験 | 2027年1月23日(土)・24日(日) |
| 出願期間 | 2026年9月15日(火)〜10月2日(金)(受付は終了) |
| 受験票 | 2026年12月4日(金)10:00から出願サイトのマイページで取得し、A4の白い紙に印刷 |
| 検定料 | 3教科以上 18,000円、2教科以下 12,000円 |
| 正解の発表 | 各日の全試験終了後、大学入試センターのウェブサイト |
| 平均点 | 中間発表 1月20日(水)、最終発表 2月4日(木)(いずれも予定) |
| 得点調整の有無 | 1月22日(金)に発表(予定) |
| 成績の閲覧 | 希望者のみ。2027年4月1日(木)〜4月30日(金)にマイページで閲覧 |
出願はすでに締め切られています。いま受験生がやることは、12月4日以降に受験票を取得して試験場を確認することと、出願時に登録した科目数どおりに当日の準備をすることです。
2. 1日目(1月16日・土)の時間割
| 教科・時間 | 試験時間・配点 |
|---|---|
| 地理歴史・公民 2科目:9:30〜11:40 1科目:10:40〜11:40 |
1科目 60分(100点) 2科目 130分(うち解答120分・200点) |
| 国語 13:00〜14:30 |
90分(200点) |
| 外国語(英語リーディング・他の外国語の筆記) 15:20〜16:40 |
英語リーディング 80分(100点) ドイツ語・フランス語・中国語・韓国語 80分(200点) |
| 英語リスニング 17:20〜18:20 |
60分(うち解答30分・100点) |
地理歴史・公民で1科目だけ受ける人は、10:40開始です。2科目の人より1時間以上遅く始まるので、朝の到着時刻を自分の登録科目数に合わせて決めておくと、待ち時間を減らせます。
英語リスニングは試験場で配られるICプレーヤーとイヤホンを使います。音声を2回流す問題と1回だけ流す問題があります。リスニング対策は共通テストのリスニングが取れない高3・既卒生へ、リーディングは共通テスト英語リーディング攻略で詳しく説明しています。
3. 2日目(1月17日・日)の時間割
| 教科・時間 | 試験時間・配点 |
|---|---|
| 理科 2科目:9:30〜11:40 1科目:10:40〜11:40 |
1科目 60分(100点) 2科目 130分(うち解答120分・200点) |
| 数学①(数学Ⅰ,数学A/数学Ⅰ) 13:00〜14:10 |
70分(100点) |
| 数学②(数学Ⅱ,数学B,数学C) 15:00〜16:10 |
70分(100点) |
| 情報(情報Ⅰ) 17:00〜18:00 |
60分(100点) |
2日目は数学①と数学②の間が50分、数学②と情報の間も50分あります。情報が最後の科目なので、国公立志望で情報Ⅰを受ける人は、夕方まで集中が続くように当日の段取りを決めておきましょう。
試験開始後20分以内の遅刻は受験が認められますが、英語リスニングは開始時刻(17:20)までに試験室に入っていないと受験できません。地理歴史・公民と理科で2科目を登録した人は、9:50までに入室していないと、後半の第2解答科目も含めてその時間の試験を受けられません。試験室への入室終了時刻は、12月上旬に示される「受験上の注意」で確認してください。
4. 出題教科・科目と選び方のルール
| 教科 | 出題科目と選び方 |
|---|---|
| 地理歴史・公民 | 『地理総合,地理探究』『歴史総合,日本史探究』『歴史総合,世界史探究』『公共,倫理』『公共,政治・経済』『地理総合/歴史総合/公共』の6科目から最大2科目 |
| 国語 | 『国語』 |
| 外国語 | 『英語』『ドイツ語』『フランス語』『中国語』『韓国語』から1科目 |
| 理科 | 『物理基礎/化学基礎/生物基礎/地学基礎』『物理』『化学』『生物』『地学』の5科目から最大2科目 |
| 数学 | 数学①(『数学Ⅰ,数学A』『数学Ⅰ』)と数学②(『数学Ⅱ,数学B,数学C』)の両方、またはどちらか一方 |
| 情報 | 『情報Ⅰ』 |
組み合わせで注意すること
- 『公共,倫理』と『公共,政治・経済』は同時に選べません。
- 『地理総合/歴史総合/公共』は3つの出題範囲から2つを選んで解く科目で、科目数としては1科目です。
- 『物理基礎/化学基礎/生物基礎/地学基礎』も4つの範囲から2つを選んで解き、科目数は1科目です。理科には選べない組み合わせはありません。
- 英語はリーディングとリスニングの両方を受けるのが原則です。英語以外の外国語を選んだ場合、リスニングは受験できません。
- 地理歴史・公民と理科の受験科目数は出願時に登録したもので、当日は変更できません。2科目で登録した人が当日1科目だけ受けることはできません。
科目の選び方
共通テストそのものには、高校で履修したかどうかによる受験科目の制限はありません。ただし、どの科目の成績を使えるかは大学・学部ごとに決まっていて、履修していない科目を認めない大学もあります。科目選びは次の順で確認します。
- 志望校の募集要項で、教科ごとに指定されている科目(例:地歴公民は「歴史総合,日本史探究」など指定があるか、理科は基礎2つでよいか専門科目か)を確認する。
- 国公立志望で2科目必要な場合、同じ時間帯(地歴公民は9:30開始)で2科目を続けて解くことになるので、2科目130分の通し演習をしておく。
- 私大の共通テスト利用だけで使う場合は、登録した科目の中から高得点の科目を使える大学もあります。大学ごとの使われ方は共通テスト利用入試の使い方で整理しています。
たとえば武蔵野大学の共通テスト利用前期選抜は、学科ごとに2科目判定型から5科目判定型まであります(武蔵野大学 一般選抜2027)。出願済みの登録科目で、どの大学のどの型に出せるかを12月中に一覧にしておくと、共通テスト後の出願で迷いません。
5. 受験票と試験場の確認
- 受験票は郵送されません。2026年12月4日(金)10:00から2027年4月30日(金)17:00まで、共通テスト出願サイトのマイページで取得します。
- 拡大・縮小せず、A4サイズの白い紙に縦向きで印刷します。家にプリンターがなければ、コンビニのプリントサービスや学校などで印刷できます。
- 試験場は受験票で通知されます。試験場に入るときは紙の受験票の提示が必要で、スマートフォンの画面表示では入場できません。
- 氏名・生年月日に誤りがあれば、12月4日(金)10:00〜1月7日(木)17:00にマイページの「志願者情報変更」から訂正できます。訂正した場合は1月8日(金)17:00以降に受験票を取得し直します。
試験日の直前は出願サイトにアクセスが集中しやすいので、12月のうちに印刷して、試験場までの経路を一度調べておきましょう。
6. 追試験について
追試験は1月23日(土)・24日(日)です。病気やけがなど、やむを得ない事情で本試験を受けられなかった人が対象で、所定の基準により各大学が申請事由を審査して許可します。災害などで本試験が実施できなかった場合の再試験も、原則としてこの2日間に行われます。
追試験の会場は、原則として全国を2つの地区に分けて設けられます。実施要項の追試験の時間割は、本試験と同じ時刻です。1日目(1月23日)は地理歴史・公民(2科目9:30〜11:40、1科目10:40〜11:40)、国語13:00〜14:30、外国語(筆記)15:20〜16:40、リスニング17:20〜18:20、2日目(1月24日)は理科(2科目9:30〜11:40、1科目10:40〜11:40)、数学①13:00〜14:10、数学②15:00〜16:10、情報17:00〜18:00です。申請の方法は、12月上旬に公表される「受験上の注意」などで確認してください。
7. 試験が終わってからの流れ
| 時期 | 内容 |
|---|---|
| 1月16日・17日の各日の全試験終了後 | その日の科目の正解・配点を発表 |
| 1月20日(水) | 平均点の中間発表(予定) |
| 1月22日(金) | 得点調整の有無を発表(予定) |
| 2月2日(火)以降 | 大学への成績提供 |
| 2月4日(木) | 平均点の最終発表(予定) |
| 4月1日(木)〜4月30日(金) | 成績の閲覧(出願時に希望した人のみ) |
本人に点数が通知されるのは4月の閲覧が最初で、それまでは自己採点が出願判断の材料になります。成績の閲覧は出願時に「希望する」と登録し、閲覧手数料300円を検定料と一緒に払った人だけです。閲覧ではマイページで科目別の得点と段階表示をPDFで見られ、国語は「近代以降の文章」「古典(古文,漢文)」別、英語はリーディング・リスニング別の得点も表示されます。自己採点の手順は共通テスト2027の自己採点のやり方で説明しています。
得点調整の条件
得点調整は、本試験の地理歴史・公民・理科の一部の科目の間で、平均点差が20点以上(または15点以上で区分点差が20点以上)あり、問題の難易差によると認められる場合に行われます。受験者が1万人未満の科目は対象外です。調整で元の点数が下がることはありません。
8. よくある質問
Q. 共通テスト2027は何日ですか?
本試験は2027年1月16日(土)・17日(日)、追試験は1月23日(土)・24日(日)です。
Q. 1日目と2日目で何の教科がありますか?
1日目が地理歴史・公民、国語、外国語(リーディング・リスニング)、2日目が理科、数学①、数学②、情報です。
Q. 当日に地歴の科目数を変えられますか?
変えられません。地理歴史・公民と理科の受験科目数は出願時の登録どおりです。
Q. 受験票は家に届きますか?
届きません。12月4日(金)10:00以降にマイページから取得し、自分で印刷します。
Q. 自分の点数はいつ分かりますか?
正式な成績の閲覧は4月1日から(出願時に希望した人のみ)です。それまでは問題冊子に控えた解答で自己採点します。
参考にした公式情報
- 大学入試センター 令和9年度試験
- 令和9年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト実施要項(PDF)
- 令和9年度 受験案内
- 受験案内 A 試験概要(試験期日・試験時間割)(PDF)
- 受験案内 C-2 受験票(PDF)
- 受験案内 B-4 成績の閲覧(PDF)
- 受験案内 F 試験実施後(PDF)
- 大学入学共通テストQ&A
入試の内容は変更されることがあります。出願前に必ず大学の公式発表を確認してください。
あわせて読みたい
- 共通テスト2027の自己採点のやり方|解答の控えから出願判断まで
- 共通テストまで残り数か月の使い方
- 共通テスト利用入試の使い方
- 群馬大学 前期日程2027
- 東京学芸大学 前期日程2027(教育学部)
- 武蔵野大学 一般選抜2027
- 国公立大学の出願期間2027年度|前期・後期の日程と出願手順
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