日本女子大学 一般選抜2027|個別選抜型・英語外部・共テ利用の違いと併願

日本女子大学の2027年度一般選抜は、個別選抜型(2科目入試・3科目入試)、英語外部試験利用型、大学入学共通テスト利用型(前期3・4科目型/前期5科目型/後期)の3つに分かれます。

個別選抜型と英語外部試験利用型は2月1日(月)〜3日(水)の3日間で、出願は1月5日(火)〜1月15日(金)、合格発表は2月15日(月)です。全科目の試験時間は70分です。

この記事では、大学の入試概要と2027年度一般選抜募集要項で確認できた日程・科目・配点・募集人員をもとに、方式の違いと選び方、併願の組み方を整理します。

1. 基本情報(2027年度 一般選抜)

項目 内容
方式 個別選抜型(2科目入試・3科目入試)/英語外部試験利用型/共通テスト利用型(前期3・4科目型、前期5科目型、後期)
個別選抜型・英語外部試験利用型の出願 2027年1月5日(火)〜1月15日(金)
試験日 2月1日(月)・2日(火)・3日(水)(理学部・建築デザイン学部・食科学部は2日・3日のみ)
合格発表/入学手続 2月15日(月)/2月15日(月)〜2月25日(木)
共通テスト利用型 前期の出願 1月5日(火)〜1月22日(金)。合格発表は2月15日(月)
共通テスト利用型 後期の出願 2月13日(土)〜2月25日(木)。合格発表は3月6日(土)、手続は3月11日(木)まで
試験時間 個別試験は全科目70分
検定料 併願割引あり。金額は募集要項で確認してください

募集要項は冊子の配布がなく、大学のサイトでPDFが公開されています。

2. 3つの方式の違い

個別選抜型(2科目入試・3科目入試)

大学独自の学力試験で判定する方式です。3科目入試は文系・理系の全学科で実施され、2科目入試は経済・数物情報科・化学生命科・建築デザイン・児童・被服・食科・栄養の各学科で実施されます。

判定は入試科目の総合得点で、科目ごとの得点は難易度の差で有利・不利が出ないよう調整されます。大学のQ&Aでは基準点はなく、調査書は合否に使わないこと、英語にリスニングはないこと、国語は漢文を除くことが案内されています。

英語外部試験利用型

英検などのスコアが出願要件を満たしていれば、英語の試験を受けずに、英語以外の2科目で受験できる方式です。個別選抜型と同じ日に同じ問題を解きます。2科目の合計点に、スコアに応じた加点がつきます。対象学科と日程は3科目入試と同じです。

大学入学共通テスト利用型

大学独自の試験はなく、共通テストの成績だけで判定します。前期は3・4科目型と5科目型、ほかに後期があります。複数の選択科目を受けた場合は高得点の科目が使われます。学科ごとの利用科目と配点は募集要項の学科別ページで確認してください(たとえば前期3・4科目型の日本語日本文学科は合計400点で、外国語は200点満点を150点に換算します)。

3. 試験日ごとに受けられる学科

大学の「日程ごとの受験可能学科一覧」では次のように示されています。経済学科は2027年4月に設置する学科です(要項では、家政学部家政経済学科は2027年4月から学生募集を停止)。

入試 試験日と学科
3科目入試(2/1・2/2・2/3) 日本語日本文、英文、歴史文化、経済、現代社会、社会福祉、教育、心理、国際文化、児童、被服
3科目入試(2/2・2/3のみ) 数物情報科、化学生命科、建築デザイン、食科、栄養
2科目入試(2/1・2/2・2/3) 経済、児童、被服
2科目入試(2/2・2/3のみ) 数物情報科、化学生命科、建築デザイン、食科、栄養
英語外部試験利用型 3科目入試と同じ学科・日程

注意したいのは、同じ学科でも試験日によって選べる科目が違うことです。たとえば文系学科の3科目入試は、2月1日が英語・国語・地理歴史、2月2日は地理歴史か数学(学科により理科も)から選択、2月3日は数学(学科により理科も)という組み方になっています。地理歴史で受けたい人は、2月1日と2日が中心になります。

4. 3科目入試の配点(主な学科)

多くの学科は英語・国語・選択科目が各100点の300点満点ですが、一部の学科は傾斜配点です。

学科(募集人員) 配点
英文学科(54名) 英語150(100点を換算)・国語100・選択100=350点
日本語日本文学科(42名) 英語100・国語150(100点を換算)・選択100=350点
国際文化学科(40名) 英語120(100点を換算)・国語100・選択100=320点
現代社会学科(59名) 英語・国語・選択 各100=300点
心理学科(38名) 英語・国語・選択 各100=300点
歴史文化学科(44名) 英語・国語・選択 各100=300点

そのほかの3科目入試の募集人員は、経済30名、社会福祉47名、教育40名、数物情報科10名、化学生命科14名、建築デザイン36名、児童3名、被服2名、食科8名、栄養10名です。理系学科は英語と、数学・理科などから2科目を組み合わせます。

2科目入試の募集人員

経済20名、数物情報科28名、化学生命科28名、建築デザイン18名、児童30名、被服20名、食科14名、栄養20名です。児童学科・被服学科は3科目入試より2科目入試の枠のほうがずっと大きいので、この2学科を志望する人は2科目入試を軸に考えるとよいでしょう。数物情報科学科の2科目入試は数学が必須で、もう1科目を英語か理科から選ぶ形です。

5. 英語外部試験利用型の出願要件と加点

出願要件となる基準スコアは次のとおりです。スコアは受験日が2025年1月15日以降のものが対象で、英検は二次試験の受験日で判断します。

試験 出願要件
英検(CSE2.0) 1950以上
TEAP(4技能) 225以上
GTEC(検定版・CBT) 930以上
ケンブリッジ英語検定 140以上
IELTS(アカデミック) 4.0以上
TOEFL iBT 42以上(2026年1月21日以降の試験は3.0以上)

さらに、基準Ⅰ(英検CSE2100)・基準Ⅱ(英検CSE2300)を満たすと加点されます。英文・歴史文化・教育・国際文化の各学科は基準Ⅰで20点、基準Ⅱで40点、そのほかの学科は10点・20点です。英語を除く2科目の合計で争う方式なので、40点の上乗せは小さくありません。そのため、英文学科や国際文化学科を目指す人は、出願前にスコアをもう一段上げられないか検討する価値があります。

英語外部試験利用型の募集人員は、英文10名・国際文化10名・現代社会5名・建築デザイン4名などで、多くの学科は1〜3名です。枠が小さいので、この方式だけに絞らず個別選抜型と組み合わせるのが基本です。英検のスコアをいつまでに用意すればよいかは英検はいつまでに取ればいいかも参考にしてください。

6. 方式の選び方

  • 私立専願で3科目を準備している人:3科目入試を軸に、試験日を変えて同じ学科を2〜3回受ける。
  • 英検2級上位〜準1級のスコアがある人:同じ日に3科目入試と英語外部試験利用型を併願する。英語外部の判定には英語の得点が入らないので、当日の英語が崩れても別の判定が残ります。
  • 国公立が第一志望の人:共通テスト利用型(前期)を使う。出願締切は1月22日(金)なので、共通テストの自己採点を見てから出せます。
  • 2月前半の結果を見て追加したい人:共通テスト利用型(後期)。出願は2月13日(土)から2月25日(木)までです。

7. 併願の組み方

要項では、同じ試験日でも科目が同じなら複数の学部・学科に出願でき、試験日が違えば全学科に出願できるとされています。同じ日・同じ科目の問題は学部・学科によらず共通なので、1回の受験で2つの学科の合否判定を受けることもできます。3科目入試と2科目入試(または英語外部試験利用型)を同じ日に併願する場合の受け方は要項の資料で示されています。

また、入試種別をまたいでも検定料の併願割引が使えます。どの組み合わせに割引が適用されるかと金額は、要項の「検定料併願割引の例」で確認してください。

併願先としては、試験日の重なりを確認したうえで、東京女子大学の一般選抜(2月3日・4日)や津田塾大学の一般選抜が候補になります。他大学の試験日はそれぞれの要項で確認してください。2月前半に試験が続く場合の並べ方は私大入試の日程の組み方にまとめています。

出願前のチェックリスト

  1. 志望学科が2月1日に試験を行うか(理・建築デザイン・食科学部は2日・3日のみ)
  2. 受けたい日に、自分の選択科目(地理歴史・数学・理科)が選べるか
  3. 英語外部試験のスコアが2025年1月15日以降の受験で、基準を満たしているか
  4. 出願締切(個別・英語外部は1月15日、共通テスト前期は1月22日)
  5. 過去問の入手方法(大学は例年7月以降、パスワード付きで公開。利用には資料請求が必要)

8. 入試結果について

大学は「過年度入試結果」のページで2026年度入試結果(全入試種別の一覧)と、一般選抜の選択科目別志願者数をPDFで公表しています。学科・方式ごとの数字は表で確認してください。補欠は出さず、手続状況によって追加合格がある場合がある(共通テスト利用型の後期は追加合格なし)と案内されています。

参考にした公式情報

入試の内容は変更されることがあります。出願前に必ず大学の公式発表を確認してください。

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