日本大学 理工学部 一般選抜2027|A個別・N方式の科目と倍率

日本大学理工学部の2027年度一般選抜は、N全学統一方式第1期(2月1日)、A個別方式(2月11日)、N全学統一方式第2期(3月4日)の3回の筆記試験と、共通テスト利用のC方式で受けられます。

筆記試験の募集人員はA個別方式346名・N方式第1期175名・第2期40名。どの方式も数学・理科・英語の3教科(各100点、300点満点)です。2026年度入試では理工学部の一般選抜全体に19,901人が志願し、4,550人が合格しました。

ここでは、14学科の方式ごとの日程・科目・配点と、2026年度の学科別の結果を整理します。

1. 基本情報(2027年度 日本大学理工学部 一般選抜)

項目 内容
学科(14) 土木工/交通システム工/建築/海洋建築工/まちづくり工/機械工/精密機械工/航空宇宙工/電気工/電子工/応用情報工/物質応用化/物理/数学
実施方式 A個別方式/N全学統一方式 第1期・第2期/C共通テスト利用方式 第1期・第2期(AN方式・CA方式は理工学部では実施なし)
N方式 第1期 試験 2月1日(月)/出願締切 1月22日(金)/発表 2月15日(月)12時/手続締切 2月22日(月)
A個別方式 試験 2月11日(木・祝)/出願締切 1月29日(金)/発表 2月19日(金)12時/手続締切 2月26日(金)
N方式 第2期 試験 3月4日(木)/出願締切 2月25日(木)/発表 3月15日(月)12時/手続締切 3月25日(木)
C方式 第1期 出願締切 1月15日(金)・発表 2月16日(火)12時
第2期 出願締切 3月1日(月)・発表 3月15日(月)12時
出願書類 1月5日(火)から郵送受付。簡易書留で、出願締切日必着
二段階手続 入学申込金を納めると、最終の手続締切を3月25日(木)まで延ばせる
入学検定料 大学の募集要項で確認してください

日大全体の方式の違いは日本大学 一般選抜2027年度ハブ、N方式のしくみは日大のN全学統一方式にまとめています。

2. 学科別の募集人員(2027年度)

学科 A個別/N第1期/N第2期
土木工 30名/23名/3名
交通システム工 15名/13名/2名
建築 56名/20名/5名
海洋建築工 20名/8名/3名
まちづくり工 15名/12名/2名
機械工 30名/11名/2名
精密機械工 24名/11名/2名
航空宇宙工 20名/8名/2名
電気工 26名/16名/3名
電子工 16名/8名/3名
応用情報工 19名/10名/3名
物質応用化 36名/17名/5名
物理 23名/12名/3名
数学 16名/6名/2名

どの学科もA個別方式の枠が最も大きく、建築学科は56名です。N方式第2期は各学科2〜5名と小さな枠です。

3. A個別方式(2月11日)の科目と配点

教科 範囲・配点
数学 数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A(図形の性質、場合の数と確率)・B(数列)・C(ベクトル、平面上の曲線と複素数平面) 100点
理科 「物理基礎・物理」「化学基礎・化学」から各3題、計6題のうち3題を選択 100点
外国語 英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ・Ⅲ、論理・表現Ⅰ 100点
合計 300点(素点で判定)
  • 理科は物理と化学の問題を混ぜて3題選べる形式です。選んだ3題の合計を100点に換算します。
  • 英語の範囲は論理・表現Ⅰまでです。
  • 2学科以上の併願ができ、併願する学科数に制限はありません。
  • 試験場は東京・船橋・仙台・水戸・高崎・新潟・名古屋・大阪・福岡です。

4. N全学統一方式(第1期2月1日・第2期3月4日)の科目と配点

教科 範囲・配点・時間
理科 「物理基礎・物理」「化学基礎・化学」「生物基礎・生物」から1科目 100点(1時限 10:40〜11:40)
外国語 英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ・Ⅲ、論理・表現Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ 100点(2時限 12:50〜13:50)
数学② 数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B・C(範囲はA方式と同じ) 100点(3時限 14:40〜15:40)
合計 300点(標準化得点に換算して判定)
  • N方式は同じ試験日・同じ問題で、他学部の学科も含めて併願できます。
  • 第1期は札幌・仙台・郡山・東京・横浜・名古屋・大阪・福岡など全国20か所、第2期は郡山・千葉・東京・湘南で受験できます。
  • 理科で生物を選べるのはN方式だけです(A個別方式は物理・化学のみ)。

5. 英語資格・検定試験の利用(A方式・N方式)

理工学部はA個別方式・N方式ともに、外部の英語試験のスコアを外国語の得点に換算できます。当日の英語も受けた場合は高いほうが使われます。

換算点 必要なスコア
90点 英検CSE 2,304以上/TEAP 309以上/GTEC 1,180以上/IELTS 5.5以上
80点 英検CSE 2,142以上/TEAP 267以上/GTEC 1,055以上/IELTS 5.0以上
70点 英検CSE 1,980以上/TEAP 225以上/GTEC 930以上/IELTS 4.5以上
  • 2025年1月以降に受験したスコアが有効です。英検は2級以上を受験し、4技能すべてのスコアがあること(合否は問わない)。
  • 4技能の合計スコアのみ。別の回の技能スコアを組み合わせることはできません。
  • TOEFL iBTも使えます(2026年1月21日以降の試験は4以上で90点など)。TOEFL ITPは使えません。

6. C共通テスト利用方式

個別試験はなく、共通テストの得点で判定します。第1期は土木・建築・機械・航空宇宙・電気・電子・応用情報・物理の8学科で数学250点(数学Ⅰ・A 125点、数学Ⅱ・B・C 125点)+物理・化学・英語から1科目150点です。英語を選ぶ場合はリーディング120点・リスニング30点で、交通システム・海洋建築・まちづくり・精密機械・物質応用化・数学の各学科は配点の組み方が違います。出願締切は1月15日(金)で、共通テストの前です。考え方は共通テスト利用入試の使い方も参考にしてください。

7. 2026年度入試の結果(学科別)

理工学部の一般選抜全体(A・N第1期・N第2期・C第1期・C第2期の合計)は、募集人員880名に対し志願者19,901人・受験者18,479人・合格者4,550人でした。

A個別方式(300点満点)

数字は「志願者・受験者・合格者・競争率・合格者最低点」です。競争率は受験者÷合格者。

学科 2026年度の結果
土木工 367・335・62・5.4倍・189.7
交通システム工 162・153・20・7.7倍・179.0
建築 1,316・1,233・134・9.2倍・239.7
海洋建築工 180・171・21・8.1倍・217.7
まちづくり工 259・243・24・10.1倍・217.7
機械工 597・529・58・9.1倍・205.0
精密機械工 240・213・66・3.2倍・172.0
航空宇宙工 312・281・47・6.0倍・207.3
電気工 438・394・76・5.2倍・191.7
電子工 305・272・71・3.8倍・181.3
応用情報工 516・449・58・7.7倍・224.7
物質応用化 493・440・74・5.9倍・186.3
物理 475・429・112・3.8倍・207.0
数学 354・324・65・5.0倍・210.3
A方式 小計 6,014・5,466・888

A方式の競争率は、2025年度の2.0〜7.9倍から2026年度は3.2〜10.1倍へ上がりました。合格者最低点も多くの学科で上がっていて、建築は239.7点(300点満点)でした。

N全学統一方式 第1期(300点満点・標準化得点)

学科 2026年度の結果
土木工 302・288・83・3.5倍・147.3
交通システム工 171・165・32・5.2倍・152.7
建築 694・659・20・33.0倍・187.4
海洋建築工 166・157・22・7.1倍・170.3
まちづくり工 242・231・40・5.8倍・167.6
機械工 440・415・89・4.7倍・157.8
精密機械工 229・217・102・2.1倍・141.4
航空宇宙工 348・331・94・3.5倍・159.6
電気工 310・294・87・3.4倍・150.0
電子工 277・260・81・3.2倍・150.3
応用情報工 446・423・72・5.9倍・167.6
物質応用化 417・390・102・3.8倍・159.0
物理 417・388・121・3.2倍・161.5
数学 287・272・56・4.9倍・166.8
N第1期 小計 4,746・4,490・1,001

N方式第2期は募集31名に対し志願者1,997人・合格者119人で、学科によっては20倍を超えました。C方式第1期は志願者6,835人・合格者2,465人です。

8. 方式の選び方

  1. A個別方式を軸にする。枠が最も大きく、理科で物理と化学の問題を混ぜて選べるので、得意な単元で点を取りやすい形です。
  2. N方式第1期は2月1日の「最初の本番」。他学部とも同じ問題で併願できます。建築学科のように枠が小さく倍率が極端に高くなる学科もあるので、A方式と合わせて出すのが基本です。
  3. 生物で受けたいならN方式。A個別方式の理科は物理・化学だけです。
  4. 英検CSE2,304以上などがあれば、英語90点を確保できる。当日の英語と高いほうが使われます。
  5. N方式第2期は最後の機会。各学科2〜5名と小さいので、これだけに頼らない計画にします。

同じ時期の他大学の理工学部と組み合わせるなら、東洋大学 理工学部 一般入試前期2027年度も候補になります。東洋の前期は2月9日〜11日なので、日大A方式(2月11日)と重なる11日を避け、9日・10日を使う組み方ができます。

9. 本番までの準備スケジュール

  • 11月:A方式とN方式の過去問を1年分ずつ解き、数学Ⅲ・複素数平面まで範囲が終わっているか確認する。
  • 12月:A方式の理科は6題から3題を選ぶ練習をする。どの題を選ぶかの判断に時間をかけすぎないようにする。
  • 1月5日〜:出願書類の郵送受付開始。C方式第1期は15日、N方式第1期は22日、A方式は29日が締切(いずれも必着)。
  • 2月1日:N方式第1期。2月11日:A個別方式。3月4日:N方式第2期。

10. よくある質問

Q. 2027年度、理工学部にAN共通日程方式はありますか?

A. ありません。理工学部はA個別方式・N方式・C方式で実施します。CA方式もありません。

Q. A方式とN方式で数学の範囲は違いますか?

A. どちらも数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B・Cで、数学Cは平面上の曲線と複素数平面まで含みます。

Q. 合格発表のあと、他大学の結果を待てますか?

A. 二段階手続を使えば、入学申込金(入学金相当額)を納めて最終手続を3月25日(木)まで延ばせます。詳しくは入学金の延納も参考にしてください。

Q. A方式の合格者最低点は何点くらいですか?

A. 2026年度は300点満点で172.0点(精密機械工)〜239.7点(建築)でした。

参考にした公式情報

入試の内容は変更されることがあります。出願前に必ず大学の公式発表を確認してください。

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二神大輝