東京経済大学の2027年度一般選抜は、2月3日(水)の全学統一方式 前期(2教科型)、2月7日(日)・8日(月)・9日(火)の個別方式(3教科型・ベスト2プラス)、3月3日(水)の全学統一方式 後期(2教科型)の3つです。どの方式も各教科100点(標準点換算)・60分で、英語は必須です。
募集人員がいちばん多いのは個別方式で、3教科型とベスト2プラスを合わせて599名。2026年度の個別方式3教科型の倍率は、経済学部3.3倍、経営学部3.7倍でした(大学公表の倍率)。
この記事では、東京経済大学の公式サイトで確認した2027年度の日程・科目・配点・募集人員・検定料と、2026年度の入試結果を整理し、方式の選び方と共通テスト利用選抜との違いをまとめます。
1. 東京経済大学 一般選抜2027の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 全学統一方式 前期(2教科型) | 試験日 2月3日(水)/本学 国分寺キャンパス 出願 1月5日(火)〜1月21日(木) 合格発表 2月12日(金) |
| 個別方式(3教科型・ベスト2プラス) | 試験日 2月7日(日)・8日(月)・9日(火) 出願 1月5日(火)〜1月25日(月) 合格発表 2月20日(土) |
| 全学統一方式 後期(2教科型) | 試験日 3月3日(水)/本学 国分寺キャンパス 出願 2月12日(金)〜2月24日(水) 合格発表 3月11日(木) |
| 出願 | 出願サイトから。出願期間は郵送受付の期間で、締切日消印有効 |
| 配点 | 各教科100点(標準点換算)・60分。平均値補正法で標準点に換算し、高得点順に判定 |
| 検定料(全学統一方式) | 1出願35,000円、2出願目以降は1出願につき15,000円加算(最大6出願) |
| 検定料(個別方式) | 3教科型 1日35,000円/2日55,000円/3日75,000円 ベスト2プラスは同じ日・同じ学部学科で併願すると1日5,000円追加 |
| 英語外部試験 | 前期・個別方式・後期のすべてで利用できる(2027年度から) |
学部・学科等は、経済学部(経済学科・国際経済学科の2学科一括募集)、経営学部(経営学科・流通マーケティング学科の2学科一括募集)、コミュニケーション学部(メディア社会学科、国際コミュニケーション学科)、現代法学部(現代法学科)、キャリアデザインプログラムの6つの募集単位です。
2. 3つの方式の違い
全学統一方式 前期(2教科型)
- 試験日は2月3日(水)の1日だけ。1回の試験で全学部・学科等に併願できます。
- 科目は英語(必須)+国語か数学から1教科の2教科、200点です。
- 国語は「現代の国語、言語文化」で、古文・漢文は出ません。数学は数学Ⅰ・Ⅱ・Aです。
- 会場は国分寺キャンパスのみです。
個別方式(3教科型・ベスト2プラス)
- 試験日は2月7日・8日・9日の3日間。1日に出願できる学部・学科等は1つで、最大3日程まで受けられます。
- 学部・学科ごとに試験日が決まっているのではなく、出願するときに受ける日を選ぶ形です。同じ学部・学科を2日、3日と受けることもできます。
- 科目は英語・国語(必須)+選択1教科(世界史探究、日本史探究、政治・経済、数学Ⅰ・Ⅱ・Aから)の3教科、300点です。
- ベスト2プラスは、3教科型で受けた3教科のうち得点の高い2教科で判定します。ベスト2プラスだけの出願はできず、3教科型と同じ日・同じ学部学科で併願します。
- 2月7日(1日目)だけは、仙台・水戸・宇都宮・高崎・千葉(津田沼)・横浜・新潟・長野・静岡・本学(国分寺)の10会場で受けられます(長野は2027年度の新設)。会場は出願時に選び、満席になった会場は選べなくなります。2月8日・9日は国分寺のみです。
全学統一方式 後期(2教科型)
- 試験日は3月3日(水)。前期と同じく、1回の試験で全学部・学科等に併願できます。
- 科目は英語と国語の2教科で固定(数学は選べません)。国語は古文・漢文を除きます。
- 募集人員は全体で39名+若干名と少なく、倍率は高くなりやすい方式です(下の入試結果を参照)。
3. 試験科目と配点
| 方式 | 科目(各100点・60分) |
|---|---|
| 全学統一方式 前期 | 外国語(英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ・Ⅲ、論理・表現Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ)必須 国語(古文・漢文を除く)か数学(数学Ⅰ・Ⅱ・A)から1教科 |
| 個別方式 3教科型 | 外国語・国語(古文・漢文を除く)必須 世界史探究、日本史探究、政治・経済、数学(数学Ⅰ・Ⅱ・A)から1教科 |
| 個別方式 ベスト2プラス | 3教科型で受けた3教科のうち高得点の2教科で判定(200点) |
| 全学統一方式 後期 | 外国語・国語(古文・漢文を除く)の2教科 |
- どの方式も素点ではなく標準点で比べます。選んだ科目によって有利・不利が出にくいように、平均値補正法で換算してから合計します。
- 大学のページでは、学部・学科による科目の違いは示されていません。どの学部も同じ科目で受けられるので、学部をまたいだ併願がしやすい形です。
- 前期・後期の2教科型は、2教科のどちらかを受けないと不合格になります。個別方式も3教科すべてを受ける必要があります(外国語は英語外部試験で代えられます)。
4. 学部・学科別の募集人員
個別方式(3教科型/ベスト2プラス)
| 学部・学科等 | 募集人員 |
|---|---|
| 経済学部(経済・国際経済) | 145名/60名 |
| 経営学部(経営・流通マーケティング) | 150名/65名 |
| コミュニケーション学部 メディア社会学科 | 30名/15名 |
| コミュニケーション学部 国際コミュニケーション学科 | 23名/12名 |
| 現代法学部 現代法学科 | 55名/25名 |
| キャリアデザインプログラム | 13名/6名 |
全学統一方式(前期/後期)
| 学部・学科等 | 募集人員 |
|---|---|
| 経済学部(経済・国際経済) | 40名/12名 |
| 経営学部(経営・流通マーケティング) | 40名/12名 |
| コミュニケーション学部 メディア社会学科 | 10名/5名 |
| コミュニケーション学部 国際コミュニケーション学科 | 10名/3名 |
| 現代法学部 現代法学科 | 20名/7名 |
| キャリアデザインプログラム | 6名/若干名 |
経済学部と経営学部は2学科一括で募集します。出願状況や試験結果によっては、合格者数が募集人員を下回ることがあると大学は案内しています。
5. 英語外部試験の利用(2027年度から)
2027年度から、基準を満たす英語資格のスコアを出願時に提出すると、外国語の得点(標準点)を95点または75点に換算する制度が一般選抜に入りました。利用を申請したうえで当日の英語も受けた場合は、高いほうの得点が使われます。
| 試験 | 95点換算/75点換算 |
|---|---|
| 実用英語技能検定(2級以上) | 2304点以上/1980点以上 |
| GTEC(CBTタイプ、検定版) | 1190点以上/960点以上 |
| TEAP | 309点以上/225点以上 |
| IELTS(Academic) | 6.0以上/5.0以上 |
- 有効なのは2025年4月以降に受けたスコアです。
- 各回の合計点だけが有効で、複数回の技能別の最高点を組み合わせることはできません。
- 英検は受験方式や合否を問わず、英検S-CBTも使えます。GTECはオフィシャルスコアに限ります。
英検2級以上のスコアを持っている人は、出願前にCSEスコアが基準に届いているかを確かめておくと、当日の英語の保険になります。外部スコアの使い方は英検など外部スコアを大学入試でどう使うかも参考にしてください。
6. 2026年度の入試結果
大学が公表している2026年度一般選抜の結果(確定)です。倍率は大学が公表している数値です(受験者数÷合格者数で計算した値と一致します)。
個別方式 3教科型(2026年度)
| 学部・学科等 | 志願者/受験者/合格者(倍率) |
|---|---|
| 経済学部 | 1,488名/1,429名/439名(3.3倍) |
| 経営学部 | 1,414名/1,340名/367名(3.7倍) |
| メディア社会学科 | 192名/183名/73名(2.5倍) |
| 国際コミュニケーション学科 | 99名/96名/44名(2.2倍) |
| 現代法学部 | 457名/433名/169名(2.6倍) |
| キャリアデザインプログラム | 59名/57名/21名(2.7倍) |
個別方式ベスト2プラスの2026年度の倍率は、経済学部3.4倍、経営学部3.8倍、メディア社会学科2.8倍、国際コミュニケーション学科2.3倍、現代法学部2.6倍、キャリアデザインプログラム2.3倍で、3教科型とほぼ同じ水準でした。
全学統一方式 前期・後期(2026年度)
| 学部・学科等 | 前期の倍率/後期の倍率 |
|---|---|
| 経済学部 | 4.5倍(合格56名)/18.3倍(合格12名) |
| 経営学部 | 4.9倍(合格52名)/19.2倍(合格13名) |
| メディア社会学科 | 4.3倍(合格9名)/17.3倍(合格6名) |
| 国際コミュニケーション学科 | 3.8倍(合格8名)/11.2倍(合格6名) |
| 現代法学部 | 3.8倍(合格32名)/15.9倍(合格7名) |
| キャリアデザインプログラム | 4.6倍(合格7名)/17.3倍(合格6名) |
2026年度の志願者は、前期773名、個別方式(3教科型とベスト2プラスの合計)6,485名、後期901名でした。数字から読み取れることは次のとおりです。
- 個別方式は合格者が多く、倍率は2〜4倍台。合格を取りにいく中心はここです。
- 前期は募集人員が個別方式より少なく、倍率は3.8〜4.9倍と高めでした。
- 後期は募集が少なく、どの学部も10倍を超えました。後期を「最後の保険」と考えるのは危険です。
7. 共通テスト利用選抜との違い
| 方式 | 出願期間・合格発表・科目 |
|---|---|
| 前期(3教科型・2教科型) | 出願 1月5日(火)〜1月15日(金)/発表 2月12日(金) 英語必須。2教科型は国語・地歴公民・数学・理科から1科目 |
| 中期(4科目型) | 出願 1月5日(火)〜1月25日(月)/発表 2月12日(金) 英語・国語必須+地歴公民・数学・理科・情報から高得点の2科目 |
| 後期(3教科型) | 出願 2月12日(金)〜2月24日(水)/発表 3月11日(木) 英語・国語+地歴公民・数学・理科から1科目 |
- 共通テスト利用は各教科200点(本学換算)で、共通テストの成績で判定します(試験日・試験場は大学入試センターが指定)。使えるのは2027年度(令和9年度)大学入学共通テストの成績だけです。
- 検定料は1出願15,000円、2出願目以降は1出願につき5,000円加算で、一般選抜の35,000円より安く済みます。
- 中期は共通テストのあと、1月25日(月)まで出願できます。自己採点を見てから出せる点が前期との大きな違いです。
- 共通テスト利用(前期・中期・後期)でも英語外部試験が使えます(外国語を150点または190点に換算)。
共通テストの試験日と時間割は共通テスト2027はいつ?試験日と時間割、共通テスト利用の考え方は共通テスト利用入試の使い方にまとめています。
8. 方式の選び方と出願前のチェック
受け方の例
- 2月3日(水):全学統一方式 前期で、第一志望の学部と併願の学部に出す。
- 2月7日〜9日:個別方式で第一志望の学部を2〜3日受け、3教科型とベスト2プラスを併願する。
- 2月20日の発表を見て、必要なら3月3日の後期(2月24日締切)を検討する。
同じ学部を個別方式で3日受けると、検定料は3教科型だけで75,000円、3日ともベスト2プラスも付けると(1日5,000円×3日)90,000円です。日程が近い大学と重ならないかを先に確かめましょう。同じ時期の私大の日程の組み方は私立大学の入試日程の組み方、2月上旬に全学統一入試と学科別入試がある亜細亜大学 一般選抜2027も参考にしてください。
数学が得意な文系の人は、前期でも個別方式でも数学を選べます。社会が間に合っていない人は、前期(英語+国語か数学)と個別方式のベスト2プラスを厚めにすると、苦手科目の影響を小さくできます。
出願前チェックリスト
- 個別方式で受ける日(2月7日・8日・9日)と学部を決めた
- 前期の締切1月21日(木)、個別方式の締切1月25日(月)をカレンダーに入れた
- 2月7日に地方会場を使うなら、早めに出願して会場を確保する
- 英語外部試験のスコア(2025年4月以降受験)の証明書を用意した
- 国語は古文・漢文が出ない前提で、現代文と漢字に時間を回している
なお、2027年度は一般選抜・共通テスト利用選抜の成績上位200名(+スカラシップ選抜若干名)を特待生として、1年次の授業料を免除する制度があります。対象の順位や基準点は方式・学部ごとに決まっているので、募集要項で確認してください。
参考にした公式情報
- 2027年度入試のポイント(東京経済大学)
- 一般選抜 全学統一方式 前期
- 一般選抜 個別方式
- 一般選抜 全学統一方式 後期
- 共通テスト利用選抜 前期
- 共通テスト利用選抜 中期
- 共通テスト利用選抜 後期
- 2026年度入試結果(一般選抜)
入試の内容は変更されることがあります。出願前に必ず大学の公式発表を確認してください。
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