日本大学生物資源科学部の2027年度一般選抜は、N方式第1期が2月1日(月)、A個別方式第1期が2月2日(火)、A方式第2期が2月20日(土)、N方式第2期が3月4日(木)の4回です。共通テスト利用(C方式)は実施しません。
募集人員は11学科合わせて710名で、そのうちA方式第1期が474名と3分の2を占めます。2026年度は4回の合計で7,357人が志願し、1,552人が合格しました。
この記事では、方式ごとの日程・科目・配点、学科別の募集人員、2026年度の学科別の倍率と合格者最低点を整理し、どの方式をどう組み合わせるかを考えます。
1. 基本情報(2027年度 日本大学生物資源科学部 一般選抜)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 学科 | バイオサイエンス、動物、海洋生物、森林、環境、アグリサイエンス、食品開発、食品ビジネス、国際共生、獣医保健看護、獣医の11学科 |
| 方式 | A個別方式(第1期・第2期)/N全学統一方式(第1期・第2期) |
| 出願締切(郵送必着) | A第1期・N第1期 1月22日(金) A第2期 2月12日(金) N第2期 2月25日(木) |
| 試験日 | N第1期 2月1日(月)/A第1期 2月2日(火) A第2期 2月20日(土)/N第2期 3月4日(木) |
| 合格発表 | A第1期・N第1期 2月10日(水)13時 A第2期 3月1日(月)13時 N第2期 3月15日(月)13時 |
| 入学手続締切 | A第1期・N第1期 2月17日(水)(二段階手続で3月11日(木)まで延期可) A第2期 3月11日(木)/N第2期 3月18日(木) |
| 入学検定料 | A方式 35,000円/N方式 18,000円 |
| 解答方式 | 全問マークシート(A方式) |
出願書類は2027年1月5日(火)から郵送(簡易書留)で受け付け、締切日必着です。二段階手続は、入学手続締切日までに入学申込金(入学金相当額)を納めると、残りの手続を二段階最終入学手続締切日まで延ばせる制度です。A方式第2期とN方式第2期にはありません。
2. 学科別の募集人員(2027年度)
| 学科 | A第1期・A第2期・N第1期・N第2期(計) |
|---|---|
| バイオサイエンス | 60・17・8・7(92名) |
| 動物 | 40・13・5・5(63名) |
| 海洋生物 | 50・13・6・5(74名) |
| 森林 | 35・9・5・5(54名) |
| 環境 | 40・10・5・5(60名) |
| アグリサイエンス | 39・10・5・5(59名) |
| 食品開発 | 45・13・6・5(69名) |
| 食品ビジネス | 42・11・6・5(64名) |
| 国際共生 | 42・11・6・5(64名) |
| 獣医保健看護 | 27・7・3・2(39名) |
| 獣医 | 54・10・5・3(72名) |
方式別の合計は、A第1期474名・A第2期124名・N第1期60名・N第2期52名です(表の数字を合計)。A方式で598名、N方式で112名と、この学部はA方式が中心です。
3. A個別方式(2月2日・2月20日)の科目と配点
第1期・第2期とも同じ科目で、3教科3科目・各100点です。得点は標準化得点に換算して判定します。
| 学科 | 科目・配点 |
|---|---|
| バイオサイエンス・動物・海洋生物・森林・環境・アグリサイエンス・食品開発・獣医保健看護 | 国語・数学から1科目100、理科1科目100、外国語100(計300点) |
| 食品ビジネス・国際共生 | 国語・地理歴史・公民・数学・理科から2教科2科目200(地理歴史と公民の組み合わせは不可)、外国語100(計300点) |
| 獣医 | 数学100、理科1科目100、外国語100(計300点) |
- 国語は「現代の国語,言語文化」(漢文を除く)。
- 数学は数学Ⅰ・Ⅱ・A(図形の性質、場合の数と確率)・B(数列)・C(ベクトル)。数学Ⅲは出ません。
- 理科は「物理基礎,物理」「化学基礎,化学」「生物基礎,生物」から1科目。
- 選択科目は指定の全科目が出題され、試験場で選びます。
- 試験場:第1期は湘南(生物資源科学部校舎)・仙台・水戸・宇都宮・高崎・東京・新潟・静岡・名古屋・大阪・福岡、第2期は湘南・東京・名古屋・大阪。
8学科は国語か数学のどちらかで受けられるので、文系科目が得意な人も理科1科目を用意すれば出願できます。獣医学科だけは数学が必須です。
4. N全学統一方式(2月1日・3月4日)の科目と配点
第1期(2月1日)
- 8学科(バイオサイエンス〜獣医保健看護):国語・数学①・数学②から1科目、理科1科目、外国語(各100点、計300点)
- 食品ビジネス・国際共生:国語・地理歴史・公民・数学①・理科から2教科2科目(200点)、外国語100点(計300点)
- 獣医:数学①・数学②から1科目、理科1科目、外国語(各100点、計300点)
第2期(3月4日)
- 8学科:理科1科目、外国語(各100点、計200点)
- 食品ビジネス・国際共生:国語・地理歴史・公民・数学①・理科から1科目、外国語(各100点、計200点)
- 獣医:数学①・数学②から1科目、理科1科目、外国語(各100点、計300点)
| 時限・時間 | 教科 |
|---|---|
| 1限 10:40〜11:40 | 理科 |
| 2限 12:50〜13:50 | 外国語 |
| 3限 14:40〜15:40 | 国語または数学② |
| 4限 16:30〜17:30 | 地理歴史・公民・数学①から1科目 |
- 数学①は数学Ⅰ・Ⅱ・A・B(数列)・C(ベクトル)、数学②は数学Ⅲと数学C(平面上の曲線と複素数平面)まで含みます。
- 指定より多く受けた場合は、高得点の科目が判定に使われます。得点は標準化得点に換算します。
- 第1期の試験場は札幌から宮崎まで20か所、第2期は郡山・千葉・東京・湘南の4か所です。
N方式は同じ問題で他学部も併願できる方式です。仕組みの全体は日本大学N全学統一方式2027で解説しています。
5. 英語資格・検定試験の利用と検定料の割引
A方式・N方式とも、英語資格・検定試験のスコアを外国語の得点に換算できます。生物資源科学部の換算は次のとおりです。
| 換算点 | 必要なスコア |
|---|---|
| 90点 | 英検CSE 2,304/TEAP 309/GTEC 1,180/IELTS 5.5 |
| 80点 | 英検CSE 2,142/TEAP 267/GTEC 1,055/IELTS 5.0 |
| 70点 | 英検CSE 1,980/TEAP 225/GTEC 930/IELTS 4.5 |
- 2025年1月以降に受けたスコアが有効です。英検は2級以上を受験し、4技能すべてのスコアがあること(合否は問いません)。
- スコアを出せば外国語の試験を受けなくてもよく、受けた場合は高いほうが使われます。
- TOEFL iBTも使えます(ITPは不可)。
検定料は、A方式とN方式で同じ学科を同時に出願すると、A方式の35,000円だけで済みます(同じ出願登録画面でまとめて登録した場合)。たとえば同じ学科のA第1期・N第1期・N第2期を一度に出せば35,000円です。
6. 2026年度入試の結果(学科別)
A方式第1期(志願者・受験者・合格者・倍率・合格者最低点/300点)
| 学科 | 結果 |
|---|---|
| バイオサイエンス | 264・258・152・1.7倍・141.3 |
| 動物 | 261・253・86・2.9倍・160.1 |
| 海洋生物 | 388・381・64・6.0倍・170.4 |
| 森林 | 95・94・85・1.1倍・116.1 |
| 環境 | 129・127・108・1.2倍・117.3 |
| アグリサイエンス | 136・133・105・1.3倍・131.0 |
| 食品開発 | 214・210・68・3.1倍・155.1 |
| 食品ビジネス | 106・104・43・2.4倍・151.5 |
| 国際共生 | 74・73・42・1.7倍・138.9 |
| 獣医保健看護 | 96・95・35・2.7倍・140.3 |
| 獣医 | 945・912・112・8.1倍・191.2 |
| 小計 | 2,708・2,640・900 |
ほかの方式(学部合計)
- A方式第2期:志願1,093人・受験845人・合格227人。倍率は森林1.2倍〜獣医13.2倍
- N方式第1期:志願2,064人・受験1,891人・合格319人。倍率は森林1.5倍〜獣医48.6倍
- N方式第2期:志願1,492人・受験1,058人・合格106人。倍率は森林2.8倍〜獣医107.3倍
- 4回の合計:志願7,357人・受験6,434人・合格1,552人
倍率は受験者÷合格者(大学の発表どおり)、合格者最低点は標準化得点です。
- A方式第1期は倍率が低めで、森林・環境・アグリサイエンスは1.1〜1.3倍でした。
- N方式は枠が小さく倍率が高い。第1期はバイオサイエンス16.9倍、動物29.0倍、食品開発20.3倍でした。
- 獣医学科はどの方式でも倍率が高く、A第1期でも8.1倍、最低点は191.2でした。
7. 方式の選び方
- A方式第1期(2月2日)を本命にする。募集人員の3分の2が集まり、2026年度の倍率もN方式より低めでした。
- N方式第1期(2月1日)は同じ学科で同時出願。A方式と同時に出せば検定料は追加なしで、前日の「もう1回」になります。
- A方式第2期(2月20日)は第1期の結果(2月10日発表)を見てから出願できます(締切2月12日)。
- N方式第2期(3月4日)は8学科なら理科と外国語の2科目です。最後の機会ですが、倍率は高くなりがちです。
- 学科を選ぶときは、2026年度の倍率と最低点の差が大きいことを知っておきましょう。同じA第1期でも、海洋生物(170.4)と森林(116.1)では合格ラインが50点以上違いました。
日本大学のほかの学部の方式・日程と比べたいときは日本大学 一般選抜2027年度|方式・日程・入試結果まとめを見てください。
8. 本番までの準備スケジュール
- 11月:受ける学科と方式、選択科目(国語か数学か、理科はどれか)を決める。英検などのスコアと証明書を確認する。
- 12月:A方式の過去問を時間を計って解く。理科は60分1科目の形式に慣れる。
- 1月5日〜22日:A第1期・N第1期の出願(郵送必着)。同じ学科をA方式とN方式で同時に登録する。
- 2月1日:N方式第1期。2月2日:A方式第1期。2月10日:合格発表。
- 2月12日:A第2期の出願締切。2月20日:A第2期。2月25日:N第2期の出願締切。3月4日:N第2期。
英語の出題の比較は日大・駒澤・専修の入試、過去問を始める時期は過去問はいつからにまとめています。
9. よくある質問
Q. 数学が苦手でも受けられますか?
A. 獣医学科以外は受けられます。8学科は国語と数学から1科目、食品ビジネス・国際共生学科は国語・地理歴史・公民・数学・理科から2科目を選べます。
Q. 共通テスト利用で受けられますか?
A. 2027年度の生物資源科学部は、C共通テスト利用方式もCA共通テスト併用方式も実施しません。
Q. A方式とN方式を両方受けると検定料はいくらですか?
A. 同じ学科を同じ出願登録で同時に出せば、A方式の35,000円だけです。別の学科に出す場合は、学科ごとに検定料が必要です。
参考にした公式情報
- 2027年度 一般選抜 試験科目・日程 生物資源科学部(日本大学)
- 2027年度 一般選抜 実施スケジュール(日本大学)
- 2027年度 一般選抜 募集要項(日本大学)
- 入学者選抜日程・募集要項(日本大学生物資源科学部)
- 一般選抜(日本大学 入試ガイド)
- 2026年度 入学試験状況 一般選抜(日本大学)
入試の内容は変更されることがあります。出願前に必ず大学の公式発表を確認してください。
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