東洋大学国際学部の2027年度一般入試前期は、2月8日(月)・9日(火)・10日(水)・11日(木)の4日間です。出願は1月4日(月)〜1月28日(木)、合格発表は2月20日(土)です。
前期の募集人員は、要項の数字を合計するとグローバル・イノベーション学科30名、国際地域学科 国際地域専攻86名、地域総合専攻(イブニングコース)40名です。2026年度の前期は学部全体で2,726人が志願し、573人が合格しました。
この記事では、試験日ごとの方式と募集人員、科目と配点、2026年度の方式別の結果を整理し、どの方式を組み合わせるかを考えます。
1. 基本情報(2027年度 東洋大学国際学部 一般入試前期)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 学科・専攻 | グローバル・イノベーション学科/国際地域学科 国際地域専攻/国際地域学科 地域総合専攻(イブニングコース) |
| キャンパス | 白山キャンパス(東京都文京区) |
| 出願期間 | 1月4日(月)〜1月28日(木)郵送・消印有効 インターネット出願登録は最終日の23:59まで |
| 試験日 | 2月8日(月)・9日(火)・10日(水)・11日(木) |
| 試験会場 | 全国19会場 |
| 合格発表 | 2月20日(土)10:00公開予定 |
| 入学手続締切 | 2月26日(金) |
| 入学検定料 | 同じ試験日の2出願までは一律35,000円、3出願目以降は1出願につき20,000円を加算 |
試験日が違えば、一般入試はすべて併願できます。同じ試験日でも、受験する科目が合えば学部・学科をまたいで複数の方式に出願できます。
2. 試験日ごとの方式と募集人員
前期の方式は「n回目」として4日間に振り分けられています。どの日も同じ方式の組み合わせで、2月8日だけ国際地域専攻の4教科型が加わります。
グローバル・イノベーション学科(前期計30名)
- 方式:3教科 均等配点(300点)、3教科 英語重視(400点)
- 募集人員:2月8日 8名、2月9日 8名、2月10日 7名、2月11日 7名(各日とも2方式の合計)
国際地域学科 国際地域専攻(前期計86名)
- 2月8日だけ:4教科 均等配点(400点)4名
- 3教科の方式:均等配点(英・国・地公)、均等配点(英・国・数)、最高得点重視
- 3教科の募集人員:2月8日 20名、2月9日 21名、2月10日 21名、2月11日 20名(各日とも3方式の合計)
国際地域学科 地域総合専攻・イブニングコース(前期計40名)
- 方式:3教科 均等配点(300点)、ベスト2均等配点(200点)
- 募集人員:各日10名(2方式の合計)
地域総合専攻はイブニングコース(夜の授業)です。昼の授業を希望する人は、出願する専攻をよく確認してください。
3. 科目と配点
前期の3教科型は、英語と国語が必須で、残りの1科目を地理歴史・公民・数学から選びます。各科目100点で、偏差値換算した点で判定します。
| 方式 | 科目・配点 |
|---|---|
| グローバル・イノベーション 均等配点 | 英語100、国語100、選択1科目100(計300点) |
| グローバル・イノベーション 英語重視 | 英語200(偏差値換算点×2)、国語100、選択1科目100(計400点) |
| 国際地域 均等配点(英・国・地公) | 英語100、国語100、地理歴史・公民から1科目100(計300点) |
| 国際地域 均等配点(英・国・数) | 英語100、国語100、数学(Ⅰ・Ⅱ・A)100(計300点) |
| 国際地域 最高得点重視 | 英・国・選択1科目のうち、偏差値換算点が最も高い科目を2倍(計400点) |
| 国際地域 4教科均等(2月8日) | 英語100、国語100、数学(Ⅰ・Ⅱ・A)100、地理歴史・公民から1科目100(計400点) |
| 地域総合 均等配点 | 英語100、国語100、選択1科目100(計300点) |
| 地域総合 ベスト2均等配点 | 3科目を受け、偏差値換算点の高い2科目で判定(計200点) |
- 選択科目は「歴史総合,世界史探究」「歴史総合,日本史探究」「地理総合,地理探究」「政治・経済」「数学(Ⅰ,Ⅱ,A)」です(均等配点〈英・国・地公〉は数学を選べません)。
- 英語はリスニングを除き、国語は漢文を除きます。数学Aは「図形の性質」「場合の数と確率」が範囲です。
- 均等配点・英語重視・最高得点重視・ベスト2均等配点では、受験科目数を3か4から選べます。4科目を選ぶと、数学(Ⅰ,Ⅱ,A)ともう1科目を受け、高いほうの1科目が判定に使われます。
グローバル・イノベーション学科は英語重視で英語が全体の半分になります。英語の出題の特徴は東洋大学の英語で詳しく扱っています。
4. 2026年度入試の結果(前期)
要項の「昨年度入試結果」欄に載っている2026年度の数字を、方式ごとに4日分合計しました(志願者・受験者・合格者、倍率は受験者÷合格者で計算した目安)。
| 学科・方式 | 志願者・受験者・合格者・倍率 |
|---|---|
| グローバル・イノベーション 均等配点 | 697人・674人・127人・5.3倍 |
| グローバル・イノベーション 英語重視 | 306人・291人・28人・10.4倍 |
| 国際地域 4教科均等 | 17人・17人・9人・1.9倍 |
| 国際地域 均等配点(英・国・地公) | 1,075人・1,038人・233人・4.5倍 |
| 国際地域 最高得点重視 | 398人・371人・71人・5.2倍 |
| 地域総合 均等配点 | 101人・96人・56人・1.7倍 |
| 地域総合 ベスト2均等配点 | 132人・125人・49人・2.6倍 |
| 前期合計 | 2,726人・2,612人・573人・4.6倍 |
国際地域専攻の均等配点(英・国・数)は、昨年度入試結果の欄が「-」で数字がありません。
日ごとの合格最低得点(偏差値換算点)も要項に載っています。たとえばグローバル・イノベーション学科の均等配点は2月8日175.2、9日174.8、10日175.6、11日173.0(300点満点)で、日による差は小さめでした。英語重視は246.9〜258.1(400点満点)でした。
- 英語重視は日ごとの倍率が6.5〜15.6倍(4日分の合計で10.4倍)で、学部でいちばん狭い枠です。
- 国際地域専攻の均等配点(英・国・地公)は4日間で1,000人以上が受け、日ごとの倍率は3.9〜4.7倍でした。
- 地域総合専攻は前期の倍率が1.6〜3.0倍でした。
5. 英語外部試験の利用
国際学部の前期は、すべての方式で英語外部試験のスコアを英語の得点に換算できます(要項のEnマーク)。
| みなし得点 | 必要なスコア |
|---|---|
| 100点 | 英検CSE 2,304/GTEC 1,180/TEAP 309/IELTS 6.0 |
| 90点 | 英検CSE 2,150/GTEC 1,050/TEAP 253/IELTS 5.5 |
| 80点 | 英検CSE 1,980/GTEC 960/TEAP 225/IELTS 5.0 |
- 2025年4月以降に受けたスコアが対象です。
- 利用するには、初回出願のインターネット出願登録のときに申請します。初回で選ばなかった場合、2回目以降の出願では選べません。
- 証明書は出願期間内に提出できることが条件です。オンラインの成績照会画面のコピーは使えません。
- 申請しても当日の英語を受けられ、高いほうの得点が判定に使われます。
英検などを使う年内入試に出願した人も、一般入試で使うには初回出願時の申請が必要です。国際学部の総合型・学校推薦型選抜の日程は東洋大学の年内入試2027完全ガイドにまとめています。
6. 方式の選び方と組み合わせ方
- 英語が得意ならグローバル・イノベーションの英語重視。ただし合格者は4日間で28人と少ないので、同じ日の均等配点とあわせて出すのが現実的です。同じ日の2出願までは35,000円で受けられます。
- 国際地域専攻は複数日で受ける。どの日も同じ方式があるので、2〜3日分出すと得意不得意の波をならせます。
- 数学で受けたい人は、国際地域専攻の均等配点(英・国・数)か、受験科目数4を選んで数学ともう1科目を受ける方法があります。
- 夜の授業でよい人は地域総合専攻も候補です。ベスト2均等配点は苦手科目が1つあっても判定から外せます。
- 前期で決まらなかったときは、3月5日(金)の後期もあります。
同じ週の他学部・他大学の日程と組み合わせるときは、東洋大学の日程別の選び方も参考にしてください。科目ごとの出題の傾向は東洋大学 一般選抜の傾向と対策にまとめています。
7. 後期(3月5日)について
- 出願期間:1月4日(月)〜2月25日(木)、試験3月5日(金)、合格発表3月15日(月)、手続締切3月23日(火)、全国11会場
- 募集人員:グローバル・イノベーション3名(均等配点・英語重視)、国際地域専攻5名(均等配点・最高得点重視)、地域総合専攻3名(均等配点・ベスト2均等配点)
- 後期は受験科目数が3科目で固定で、選択科目に地理(地理総合,地理探究)がありません。英語外部試験も使えません。
- 2026年度の後期は、地域総合専攻の均等配点が67人受験で合格1人、ベスト2均等配点が116人受験で合格2人でした。後期は枠がとても小さいので、前期で勝負を決めるつもりで準備してください。
8. 本番までの準備スケジュール
- 11月:受ける学科・専攻と方式を決め、選択科目(地歴・公民・数学)を固める。英検などのスコアの有無と証明書を確認する。
- 12月:過去問を1年分ずつ時間を計って解く。英語重視を受ける人は英語の比重を上げる。
- 1月4日〜:出願開始。英語外部試験を使う人は初回出願で必ず申請する。締切は1月28日(木)消印有効。
- 2月8日〜11日:前期の試験。2月20日(土):合格発表。2月26日(金):入学手続締切。
過去問を始める時期は過去問はいつからにまとめています。
9. よくある質問
Q. 同じ日にグローバル・イノベーションと国際地域専攻の両方を受けられますか?
A. 同じ試験日でも、受験科目が合えば学部・学科の枠を越えて複数の方式を併願できます。検定料は同じ試験日の2出願までが35,000円、3出願目からは1出願につき20,000円が加算されます。
Q. 英検のスコアを出せば英語を受けなくてよいですか?
A. スコアが英語のみなし得点になりますが、当日英語を受けることもでき、高いほうが使われます。国語と選択科目は受ける必要があります。
Q. 国際地域専攻で数学だけで受けられますか?
A. 均等配点(英・国・数)は英語・国語・数学の3科目です。数学だけで受ける方式はありません。
Q. 合格最低点はどのくらいですか?
A. 2026年度の国際地域専攻 均等配点(英・国・地公)は、日によって167.6〜169.8(300点満点、偏差値換算点)でした。素点ではないので、過去問の得点とそのまま比べることはできません。
参考にした公式情報
入試の内容は変更されることがあります。出願前に必ず大学の公式発表を確認してください。
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