高崎経済大学 学校推薦型選抜2027|総合型なし・推薦Ⅱは1月

高崎経済大学の2027年度の年内入試は学校推薦型選抜だけで、総合型選抜は実施しません(大学の「入学者選抜に関する要項」に明記)。推薦は経済学部100人、地域政策学部は推薦Ⅰが50人、共通テストを使う推薦Ⅱが45人です。

経済学部と地域政策学部推薦Ⅰの出願は11月6日(金)で締め切られ、試験は11月22日(日)、発表は12月1日(火)です。一方、地域政策学部の推薦Ⅱは2027年1月4日(月)〜1月12日(火)に出願でき、共通テストを受けた後でも間に合います。

前年度(2026年度入試)の結果は、経済学部の推薦が志願者196人・合格者100人、地域政策学部の推薦Ⅰが志願者125人・合格者50人、推薦Ⅱが志願者165人・合格者45人でした。公式の要項と入試結果をもとに、2学部の推薦の違いと準備をまとめます。

1. 基本情報(2027年度・2027年4月入学)

項目 内容
年内入試の種類 学校推薦型選抜のみ(総合型選抜は実施しない)
経済学部 100人(英語重視推薦20人・全国推薦50人・地域推薦15人・商業等推薦15人)。今年度の出願は締め切られています(来年度以降の受験生向けの目安)
地域政策学部 推薦Ⅰ 50人(附属高校5人を含む)。今年度の出願は締め切られています
地域政策学部 推薦Ⅱ 45人。共通テスト利用、出願書類は1月4日〜1月12日(消印有効)
共通の条件 2027年3月31日までに高校を卒業見込み(推薦Ⅰは2023年3月以降の卒業者も可)、学校長の推薦、合格したら入学を確約できること
評定の条件 要項に評定平均値の基準は書かれていません
学科 学部単位の募集。学科は2年次に進むとき、本人の希望と1年次の成績で決まります
検定料 学生募集要項で確認してください

評定の数値条件はありませんが、調査書は判定に使われます。出願条件の読み方は募集要項「出願資格」の読み方も参考にしてください。

2. 日程一覧(2027年度入試)

区分 出願/試験/合格発表/入学手続
経済学部 学校推薦型選抜 Web登録10月25日〜、書類11月1日〜11月6日(消印有効)/試験11月22日(日)高崎経済大学/発表12月1日(火)/手続12月1日〜12月11日
地域政策学部 推薦Ⅰ Web登録10月25日〜、書類11月1日〜11月6日(消印有効)/試験11月22日(日)高崎・仙台の試験場/発表12月1日(火)/手続12月1日〜12月11日
地域政策学部 推薦Ⅱ Web登録12月28日〜、書類2027年1月4日〜1月12日(消印有効)/個別試験なし(書類と共通テスト)/発表2月5日(金)/手続2月5日〜2月12日

受験票は、11月22日の試験が11月13日(金)9時から、推薦Ⅱが1月22日(金)9時からWeb出願システムで発行されます。郵送はされません。地域政策学部推薦Ⅰは、出願時に選んだ試験場(高崎か仙台)でしか受験できません。

3. 入試結果(2026年度入試)

大学の「入試結果」ページの令和8年度(2026年度)の数字です。倍率は志願者数÷合格者数でこの記事が計算した目安です。

区分 志願者/受験者/合格者
経済学部 学校推薦型(4区分の計) 196人/196人/100人(約2.0倍)
地域政策学部 推薦Ⅰ 125人/125人/50人(2.5倍)
地域政策学部 推薦Ⅱ 165人/165人/45人(約3.7倍)

前の年(2025年度入試)は、経済学部が志願者199人・合格者100人、推薦Ⅰが162人・50人、推薦Ⅱが160人・49人でした。2年とも推薦Ⅱのほうが推薦Ⅰより倍率が高く、推薦Ⅰは年によって志願者が大きく動いています。経済学部は4区分ごとの人数が公表されていないので、区分別の倍率は分かりません。数字の見方は総合型選抜の倍率の見方は?で説明しています。

4. 経済学部の4つの推薦区分

4区分とも試験日は同じ11月22日で、英語の試験(60分)は全員が受けます。この英語は、大学で学ぶのに必要な最低限の英語力を見る基礎学力試験です。1つの高校から推薦できるのは各区分3人までです。

英語重視推薦(20人)

英検2級以上、GTEC 930点以上、TOEIC(L&RとS&W)1150点以上、TOEFL iBT(バンドスコア3.0か従来スコア42点以上)のいずれかが必要です。英語の成績・面接・調査書等で判定し、英語資格の級やスコアに応じた加点があります。英語の成績が基準に届かないと、定員に余裕があっても不合格です。小論文は希望者だけが受け、受けておくと英語重視推薦で不合格だった場合に全国推薦の対象になります。

全国推薦(50人、附属高校3人を含む)

資格や住所の条件はありません。英語・小論文・面接・調査書等で総合判定します。小論文は9時30分〜10時15分(45分)です。

地域推薦(15人)

高崎市内者が対象です。2027年4月1日現在で、本人・配偶者・1親等の親族が引き続き1年以上高崎市に住所を持っていること(2026年4月1日から続けて高崎市に住民登録があること)が条件です。選考は全国推薦と同じく英語・小論文・面接・調査書等です。

商業等推薦(15人)

商業の科目「簿記」「財務会計Ⅰ」の履修や、全商簿記実務検定1級の取得に関する条件があります(細かい組み合わせは要項で確認してください)。英語・面接・調査書等で判定し、資格による加点を考えます。簿記など英検以外の資格の使い方は英検以外で推薦・総合型に使える資格・検定は?にまとめています。

5. 地域政策学部の推薦Ⅰと推薦Ⅱ

推薦Ⅰ(50人)

出願要件は「地域社会の向上に貢献することに対し意欲・情熱・関心を持つ者」で、学校長の推薦と入学確約が必要です。提出書類に自己推薦書と活動実績報告書(課外活動などの実績と取得資格を書き、客観的な資料を添付)があります。試験は小論文(英語に関する問題を含む、9時30分〜11時の90分)と面接です。

推薦Ⅱ(45人、共通テスト利用)

共通テストで外国語を含む3教科3科目以上を受けることが条件です。外国語は必須で、英語を選ぶ場合はリスニングも受けないと失格になります。外国語のほかに2教科2科目を使い、外国語以外で2教科を超えて受けた場合は高得点の2教科を使います(選べる教科・科目は要項の表で確認してください)。選考は共通テストの成績・推薦書・調査書・自己推薦書で、個別の試験はありません。

推薦Ⅰと推薦Ⅱは併願できますが、経済学部の推薦とはどちらも併願できません。国公立大学の推薦は1つの大学・学部にしか出願できないからです。共通テストを使う推薦の準備は共通テストを課す学校推薦型選抜とは?が参考になります。

6. 準備のしかた

小論文と英語

大学は入学者選抜の試験問題を公式サイトで公開しており、2026年度は経済学部の推薦の小論文と英語、地域政策学部の推薦の小論文が載っています。まず1年分を時間を計って解き、時間配分をつかみます。

  • 経済学部の小論文は45分と短いので、設問を読んで5分で結論を決め、残りで書き切る練習をします。
  • 地域政策学部の小論文は90分で英語に関する問題を含むので、英文を読んで日本語でまとめる練習を入れます。

自己推薦書・活動実績報告書(地域政策学部)

学部の出願要件が「地域社会への貢献」なので、自分が関わった地域の活動や、住んでいる町の課題について調べたことを材料にします。字数は要項に指定がなく、所定の様式に黒のボールペンで書きます。

高1・高2生の準備スケジュール

  • 高1〜高2:評定の条件はなくても調査書は判定に使われます。欠席や提出物も含めて毎学期を大事にします。
  • 高2の冬まで:経済学部の英語重視推薦を考えるなら英検2級を取っておく。商業科の人は簿記の検定を計画的に。
  • 高3の夏:過去の試験問題で小論文を練習し、地域の活動を自己推薦書に書ける形にまとめる。
  • 高3の10月:校内の推薦手続き。Web登録は10月25日から始まります。

出願前のチェックリスト

  • 国公立の推薦は1大学・1学部だけと理解し、受ける学部を決めた
  • 合格したら入学を確約できる
  • 経済学部は自分が出る区分(英語重視・全国・地域・商業等)の条件を確認した
  • 推薦Ⅱを受けるなら、共通テストの受験科目が条件(外国語を含む3教科3科目以上)を満たしている

7. よくある質問

Q. 高崎経済大学に総合型選抜はありますか?

2027年度はありません。年内に受けられるのは学校推薦型選抜だけです。

Q. 今から出願できる推薦はありますか?

地域政策学部の推薦Ⅱ(共通テスト利用)が、2027年1月4日〜1月12日に出願できます。学校長の推薦書が必要なので、早めに学校へ相談してください。経済学部と地域政策学部推薦Ⅰは11月6日で締め切られました。

Q. 推薦に落ちたら一般選抜も受けられますか?

受けられます。要項には、選考にもれた場合は本学の一般選抜を受験できると書かれています。2026年度の地域政策学部は、前期日程が志願者898人・合格者283人、後期日程が志願者1,170人・合格者165人でした。立て直し方は総合型・推薦に落ちたら?を見てください。

Q. 評定が低くても出願できますか?

2027年度の要項には評定平均値の基準が書かれていないので、学校長の推薦が得られれば出願はできます。ただし調査書は判定に使われるので、評定がまったく関係ないわけではありません。

あわせて読みたい

参考にした公式情報

入試の内容は変更されることがあります。出願前に必ず大学の公式発表を確認してください。

EMiL個別について

EMiL個別は、総合型選抜・学校推薦型選抜を専門にした1対1の個別指導塾です。EIMEI予備校の鶴瀬・ふじみ野・川越の校舎とオンラインで受講できます。志望理由書に書くことを見つけるところから、小論文・面接の練習、評定や英検の対策まで、一人ひとりの志望校に合わせて一緒に準備します。

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二神大輝