獨協大学 経済・法・国際教養の一般選抜2027|方式・日程・配点

獨協大学の2027年度一般選抜は、2月1日(月)の全学科統一 前期・イブニング、2月2日(火)の学科別(+2科目判定型・外検+)、3月6日(土)の全学科統一 後期の3日間に、個別試験のない共通テスト利用入試5方式が加わる形です。

経済学部・法学部・国際教養学部は、どの方式も全学科が対象です。ただし国際環境経済学科と国際教養学部は英語の比重が2倍になる方式があり、同じ日に受けても学科によって有利な人が変わります。

この記事では、大学の入試情報サイトと『2027年度 受験の手引き』で確認できた日程・科目・配点・検定料と、2026年度の入試結果を学部ごとに整理します。外国語学部は獨協大学 外国語学部の一般選抜で扱っています。

1. 基本情報(2027年度 一般入試)

項目 内容
対象学部 経済学部(経済・経営・国際環境経済)/法学部(法律・国際関係法・総合政策)/国際教養学部(言語文化)
全学科統一 前期 2027年2月1日(月) 2科目
イブニング入試(新設) 2027年2月1日(月)夕方 共通テスト英語+本学の選択科目
学科別・2科目判定型・外検+ 2027年2月2日(火) 3科目(判定型・外検+は学科別の成績で判定)
全学科統一 後期 2027年3月6日(土) 2科目 会場は本学(草加)のみ
出願期間(前期・イブニング・学科別) Web登録 2027年1月4日(月)10時〜1月20日(水)、郵送は同期間の消印有効
合格発表(前期・イブニング・学科別) 2027年2月13日(土)9時
出願期間(後期) Web登録 2027年2月13日(土)10時〜2月26日(金)、郵送は消印有効
合格発表(後期) 2027年3月11日(木)16時
試験会場(2月1日・2日) 札幌、仙台、新潟、水戸、宇都宮、高崎、千葉、新宿、東京、長野、名古屋、福岡、本学(草加)の13会場
検定料(全学科統一 前期・後期) 1学科目35,000円、2学科目は+10,000円、3学科目は+0円、4学科目以降は1学科ごとに+5,000円
検定料(学科別) 35,000円(2科目判定型・外検+は+0円で併願可)

一般選抜の『入学試験要項』は、大学の案内では2026年11月9日(月)にWeb公開の予定です。この記事の数字は5月発行の『受験の手引き』と入試情報サイトによるものなので、出願前に要項で最終確認してください。

2. 2月1日:全学科統一 前期とイブニング入試

全学科統一 前期

英語と選択科目1科目の2科目で、1回の試験で最大11学科まで併願できます。試験科目は全学部共通で、学科ごとに配点(判定のしかた)が変わります。判定は、各科目の得点を偏差値に換算した合計で行われます。

学科(募集人員) 配点・判定のしかた
経済(60)・経営(60) 英語100点・選択100点。高いほうの1科目を2倍にして判定
国際環境経済(30) 英語200点(英語の偏差値を2倍)・選択100点
法律(35)・国際関係法(10)・総合政策(10) 英語100点・選択100点
言語文化(35) 英語100点・選択100点

試験時間は各60分です。選択科目は国語・地理歴史・公民・数学から1科目で、範囲は次のとおりです。

  • 国語:現代の国語、言語文化(近代以降の文章)、論理国語。古文・漢文は出ません。
  • 地理歴史・公民:歴史総合・日本史探究/歴史総合・世界史探究/地理総合・地理探究/公共・政治・経済
  • 数学:数学Ⅰ、数学A(図形の性質、場合の数と確率)、数学Ⅱ、数学B(数列)、数学C(ベクトル)

イブニング入試(2027年度新設)

2月1日の夕方に行う新しい方式で、共通テストの「英語」と、本学で受ける選択科目1科目(100点・60分)で判定します。共通テスト英語はリーディング80:リスニング20の比率で100点に換算されます。昼に他大学を受けてから受験でき、案内では夕刻のガイダンスが16時50分からとされています。

募集人員は、経済・経営・法律・国際関係法・総合政策が各5名、国際環境経済と言語文化は若干名です。検定料は単独なら1学科目20,000円、全学科統一 前期と併願する場合は1学科目10,000円(2学科目+10,000円、3学科目+0円、4学科目以降+5,000円)です。選択科目は前期と共通の問題を使うため、前期と同じ日に重ねて出願できます。

3. 2月2日:学科別・2科目判定型・外検+

学科別は英語・国語・選択科目(日本史、世界史、地理、政治・経済、数学から1科目)の3科目で、出願できるのは1学科だけです。そのかわり、同じ学科の「2科目判定型」「外検+」を追加料金0円で併願できます。

学科 学科別の配点
経済・経営 英語100・国語100・選択100(各学科の学科別の募集人員は60)
国際環境経済 英語200・国語100・選択100(学科別25)
法律・国際関係法・総合政策 英語100・国語100・選択100(学科別35・15・15)
言語文化 英語200・国語100・選択100(学科別25)

判定は偏差値換算の合計で、国際環境経済学科と国際教養学部は英語の偏差値を2倍にして計算します。

2科目判定型(新設)

学科別で受けた英語と、国語・選択科目のうち偏差値の高い1科目の2科目で判定します。個別の試験はなく、学科別と同じ学科にしか出せません。学科別に出願したあとでも、出願期間内なら追加できます。

外検+

英検などの外部検定のスコアを出願資格にして、英語以外の科目で判定する方式です。『受験の手引き』では、経済学部3学科は国語・選択科目のうち偏差値の高い1科目、法学部と国際教養学部は2科目で判定するとされています。英検の基準は次のとおりです(他の試験の基準は手引きの別表で確認してください)。

  • 経済・経営、法律・国際関係法・総合政策:英検CSE 1980
  • 国際環境経済:英検CSE 2000
  • 言語文化:英検CSE 2060

資格は2024年4月1日以降に取得し、出願締切日までに取得したものが有効です。級ではなくCSEスコアで確かめてください。英語資格の準備の順番は英検などの外部スコアの使い方にまとめています。

4. 3月6日:全学科統一 後期

2科目の試験で、出願時に「英語・国語型」か「共通テスト併用型」のどちらかを選びます(両方は出せません)。全11学科を同時に併願でき、会場は草加の本学だけです。募集人員は3学部とも各学科「若干名」です。

  • 英語・国語型:英語100点・60分、国語(現代の国語、言語文化(近代以降の文章)、論理国語)100点・60分。
  • 共通テスト併用型:本学の英語100点・60分+共通テストから1科目(100点に換算)。国語は「近代以降の文章のみ」(110点を100点に換算)か「古典」(90点を100点に換算)を選べます。地理歴史・公民、数学、理科、情報からも選べます。

後期は募集が少なく、倍率が大きく上がる学科があります(6.を参照)。

5. 共通テスト利用入試(個別試験なし)

共通テスト利用入試は5方式で、検定料は1志願目17,000円、2志願目0円、3志願目以降は1志願ごとに+5,000円です。

方式 出願期間・合格発表
前期(2科目型・3科目型) Web登録 1月4日(月)〜1月15日(金)/発表 2月13日(土)
国公立併願型 1月4日(月)〜2月3日(水)/発表 2月13日(土)、入学手続は3月12日(金)まで
英語資格(2科目) 1月4日(月)〜2月3日(水)/発表 2月13日(土)
情報サイエンス 1月4日(月)〜2月3日(水)/発表 2月13日(土)
後期 2月13日(土)〜3月12日(金)/発表 3月18日(木)16時
  • 前期は共通テスト(1月16日・17日)より前に締め切るので、自己採点を見てから出すことはできません。英語はリーディング160点・リスニング40点の合計200点で扱われます。
  • 国公立併願型は、経済学部・法学部が4科目型と5科目型、国際教養学部が5科目型と6科目型です。入学手続期間が3月12日までなので、国公立の前期日程の合格発表を見てから入学金を納められます。国公立大学を志願していなくても出願できます。
  • 英語資格は、学科ごとの英語資格の基準を満たしたうえで、共通テストの2科目で判定します。英検の基準は外検+と同じ数字(CSE 1980/2000/2060)です。

科目ごとの配点は学科で細かく違うので、手引き・要項の表で確認してください。共通テスト利用の考え方全体は共通テスト利用入試の使い方を、本番後の自己採点の進め方は共通テストの自己採点のやり方を参考にしてください。

6. 2026年度の入試結果(一般入試の主な方式)

大学が公表している2026年度入試結果から、一般入試の主な方式の志願者・合格者・倍率を抜き出します。倍率は大学の公表値です。2026年度と2027年度では募集人員が一部違います。

経済学部

学科・方式 志願者/合格者/倍率
経済 全学科統一 前期 641名/106名/5.9倍
経済 学科別 603名/127名/4.6倍
経済 外検+ 323名/80名/3.9倍
経営 全学科統一 前期 630名/104名/5.9倍
経営 学科別 686名/140名/4.7倍
経営 外検+ 407名/40名/9.9倍
国際環境経済 全学科統一 前期 512名/94名/5.3倍
国際環境経済 学科別 270名/52名/5.0倍

法学部・国際教養学部

学科・方式 志願者/合格者/倍率
法律 全学科統一 前期 459名/116名/3.9倍
法律 学科別 408名/86名/4.5倍
国際関係法 全学科統一 前期 262名/59名/4.4倍
国際関係法 学科別 129名/44名/2.8倍
総合政策 全学科統一 前期 250名/42名/5.9倍
総合政策 学科別 102名/32名/3.2倍
言語文化 全学科統一 前期 515名/158名/3.2倍
言語文化 学科別 285名/91名/3.1倍

全学科統一 後期(英語・国語型)は、経済11.2倍、法律61.0倍、国際関係法64.0倍、言語文化29.0倍と、学科によっては非常に狭い門でした。法学部は前期・学科別のほうが倍率が落ち着いているので、2月のうちに決めにいく組み方が基本になります。

7. 3学部をどう併願するか

経済・経営を中心に受ける人

2月1日に全学科統一 前期で経済・経営・国際環境経済を並べて出すと、検定料は3学科目まで35,000円+10,000円+0円で済みます。得意科目が1つある人は経済・経営の「高いほう2倍」が合い、英語が得意な人は国際環境経済も候補になります。翌2日の学科別は1学科に絞り、2科目判定型を必ず付けておきましょう。

法学部を受ける人

前期・学科別とも配点は英語・国語(または選択)が同じ比重です。英語だけでなく、国語か社会で安定して点を取れるかが合否を分けます。英検CSE 1980以上があるなら外検+を学科別に付けておくと、英語以外の2科目で勝負できる機会が1つ増えます。法学部の系統比較は法学部・政治系の比較も参考になります。

国際教養学部を受ける人

学科別は英語200点なので、英語力で差をつけられる人ほど有利です。全学科統一 前期は英語100点・選択100点の同じ比重なので、英語の得点がやや不安な年は前期のほうが合う場合もあります。外国語学部と迷っている人は、外国語学部の一般選抜の記事とあわせて比べてください。

国公立が第一志望の人

共通テスト利用の国公立併願型(手続3月12日まで)は、国公立の前期日程の結果を見てから入学手続を決められます。出願は2月3日までなので、自己採点の結果を見てから出せます。2月1日・2日の一般入試も国公立の前期試験より前なので、私大の合格を先に1つ確保しておく使い方ができます。日程全体の並べ方は私大入試の日程の組み方にまとめています。

8. 出願までのチェックリスト

  1. 英語資格を使う人は、CSEスコアが学科の基準(1980/2000/2060)に届いているか、取得日が2024年4月1日以降かを確認する。
  2. 共通テスト利用 前期を出す人は、1月15日(金)までに出願する(共通テストの前に締切)。
  3. 一般入試(前期・イブニング・学科別)は1月20日(水)締切。2科目判定型・外検+の付け忘れがないか見直す。
  4. 国公立併願型・英語資格・情報サイエンスは2月3日(水)締切。自己採点の結果で判断する。

参考にした公式情報

入試の内容は変更されることがあります。出願前に必ず大学の公式発表を確認してください。

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二神大輝