中央大学 一般選抜2027年度|方式・日程・配点まとめ

中央大学の2027年度一般選抜は、2月9日(火)の5学部共通選抜と、2月8日〜16日に学部ごとに行う学部別選抜、そして共通テスト利用選抜(前期・後期)の3本立てです。2026年度入試では、学部別選抜一般方式の志願者が全学部で34,492人、倍率4.3倍でした。

この記事では、大学の公式サイトで確認できた2027年度の方式・学部別の試験日・検定料・配点の例と、2026年度の入試データを1ページにまとめます。学部ごとの詳しい内容は、法学部・経済学部の個別記事に分けています。

名称にも注意してください。2027年度の大学の案内では「5学部共通選抜」(法・経済・商・文・総合政策)と表記されています。

1. 中央大学 一般選抜2027の方式一覧

大学の「入学試験概要」に示された2027年度の方式です。出願期間・合格発表日などの細かい日程は、大学が公開している2027年度の入学試験要項で確認してください。

方式 内容
5学部共通選抜 学部共通の問題で試験。1回の試験で複数の学部・学科・教科型に出願できる。外国語(英語)・国語(漢文を除く)・地理歴史・公民・数学から3教科3科目で判定(教科の指定は学部ごとに異なる)。法学部は4教科受験も可
学部別選抜 一般方式 学部ごとの個別日程試験。大学独自の個別試験の得点で判定。全学部・全学科で実施し、募集人数が一番多い入試
学部別選抜 英語外部試験利用方式 英語資格・検定試験のスコアを利用。実施は経済・商・基幹理工・社会理工・先進理工・文・国際経営・国際情報・スポーツ情報の各学部(法学部・総合政策学部は実施なし)
学部別選抜 共通テスト併用方式 共通テストの指定科目と、大学の独自試験の指定科目の合計で判定。経済学部は2027年度から廃止
共通テスト利用選抜(単独方式) 共通テストの得点だけで判定。前期選考は全学部(基幹理工学部数学科を除く)、後期選考は理工系3学部を除く8学部で実施

英語外部試験利用方式について、大学は「英語資格・検定試験の種類による有利・不利はありません」と説明しています。ただし、個別試験の科目やスコアの扱いは学部によって違います。

2. 学部別の試験日(2027年度)

大学の「試験教科・科目・試験時間・募集人員」の資料と、2027年度入学試験要項の試験時間割で確認した試験日です。

学部 学部別選抜の試験日
5学部共通選抜(法・経済・商・文・総合政策) 2027年2月9日(火)
スポーツ情報学部(仮称) 2月8日(月)〈理系型〉〈文系型〉
文学部 2月10日(水)
国際経営学部 2月10日(水)
商学部 学部別選抜A:2月11日(木)/学部別選抜B:2月13日(土)
国際情報学部 2月11日(木)
法学部 2月12日(金)
経済学部 学部別選抜Ⅰ:2月14日(日)/学部別選抜Ⅱ:2月15日(月)
基幹理工・社会理工・先進理工学部 共通テスト併用方式:2月8日(月)
一般方式・英語外部試験利用方式:2月15日(月)(3学部の試験日・試験問題は同一)
総合政策学部 2月16日(火)

商学部は、学部別選抜Aが会計学科・国際マーケティング学科、学部別選抜Bが経営学科・金融学科と、日程によって募集する学科が分かれています。英語外部試験利用方式と共通テスト併用方式は、フリーメジャー・コースのみの募集です。

同じ大学で、2月9日の5学部共通選抜と各学部の学部別選抜を組み合わせれば、同じ学部を2回受けられる学部があります。法学部なら2月9日と12日、経済学部なら2月9日・14日・15日です。

3. 出願・検定料・合格発表

出願

出願はWeb出願で、受験生ポータルサイト「UCARO(ウカロ)」を使います。会員登録は出願期間より前にできるので、早めに済ませておくと安心です。2027年度の出願期間・合格発表日・入学手続期限は、公開されている2027年度入学試験要項で方式ごとに確認してください。試験会場は「全国7都市9会場」に設置すると案内されています。

入学検定料

  • 5学部共通選抜:35,000円
  • 学部別選抜(一般方式・英語外部試験利用方式・共通テスト併用方式):各35,000円
  • 共通テスト利用選抜(単独方式):15,000円

5学部共通選抜で複数の学部や教科型を併願する場合、また学部別選抜で同じ日に行う同じ学部の複数方式・教科型・学科に出願する場合は、2出願目以降が15,000円になります(志望順位制の学部の複数学科は対象外)。理工系3学部の共通テスト併用方式は試験日が違うため、一般方式などと併願しても減額されません。

例として、経済学部で学部別選抜Ⅰの一般方式と英語外部試験利用方式(どちらも2月14日)、学部別選抜Ⅱの一般方式(2月15日)に出願すると、合計105,000円が85,000円になると大学の資料に示されています。

4. 配点の例(法学部・経済学部)

配点は学部ごとに違います。ここでは法学部と経済学部の学部別選抜一般方式を例に挙げます。

法学部 一般方式

  • 4教科型:外国語150点・国語100点・地理歴史・公民100点・数学100点の450点満点(国際企業関係法学科は外国語を200点に換算し500点満点)
  • 3教科型:外国語150点・国語100点に、地理歴史・公民か数学100点を加えた350点満点(国際企業関係法学科は400点満点)

経済学部 一般方式

  • 外国語(90分)150点・国語(60分)100点・地理歴史・公民か数学(60分)100点の350点満点
  • 学部別選抜Ⅱは1学科のみ出願でき、選択科目は経済学科が数学、社会経済学科が地理歴史・公民です

どちらも国語は「現代の国語,言語文化(漢文を除く)」で、地理歴史・公民と数学の受験科目は出願時に登録します。得点は原則として偏差点を使います。

法学部の詳しい配点と方式は中央大学法学部 一般選抜2027、経済学部は中央大学経済学部 一般選抜2027にまとめています。

5. 2027年度の主な変更点

大学の「入学試験における主な変更点」で、特に大きいのは経済学部です。

  • 経済学部の学科再編:2027年4月から、現在の4学科(経済・経済情報システム・国際経済・公共・環境経済)を経済学科・社会経済学科の2学科に再編
  • 経済学部の共通テスト併用方式を廃止、英語外部試験利用方式は1日程のみの募集に
  • 経済学部の学部別選抜一般方式Ⅱは1学科のみの出願に
  • スポーツ情報学部(仮称)が学部別選抜を2月8日に実施(大学の資料では仮称・認可申請中と表記)

このほか、外国で学校教育課程を修了した人などについて、日本語能力を証明する書類の提出を出願資格とする場合があると予告されています。

6. 2026年度入試の結果

大学が公表している「2026年度 入試データ」から、学部ごとの合計を抜き出しました。倍率は受験者数÷合格者数です。募集人員は2026年度のもので、2027年度は変わることがあります。

学部別選抜 一般方式(学部ごとの合計)

学部 募集人員/志願者/受験者/合格者(倍率)
法学部 542人/5,694人/5,218人/1,349人(3.9倍)
経済学部 477人/5,264人/4,811人/886人(5.4倍)
商学部 500人/4,751人/4,470人/1,172人(3.8倍)
基幹理工学部 186人/3,552人/2,977人/649人(4.6倍)
社会理工学部 142人/2,095人/1,768人/392人(4.5倍)
先進理工学部 215人/5,040人/4,170人/819人(5.1倍)
文学部 422人/4,412人/4,190人/1,398人(3.0倍)
総合政策学部 60人/1,576人/1,366人/179人(7.6倍)
国際経営学部 70人/1,112人/1,028人/235人(4.4倍)
国際情報学部 60人/996人/922人/143人(6.4倍)
合計 2,674人/34,492人/30,920人/7,222人(4.3倍)

5学部共通選抜(学部ごとの合計)

学部 募集人員/志願者/受験者/合格者(倍率)
法学部 96人/2,565人/2,404人/431人(5.6倍)
経済学部 80人/1,288人/1,213人/327人(3.7倍)
商学部 70人/1,160人/1,105人/239人(4.6倍)
文学部 49人/1,970人/1,862人/410人(4.5倍)
総合政策学部 50人/724人/679人/189人(3.6倍)
合計 345人/7,707人/7,263人/1,596人(4.6倍)

数字を見ると、募集人員の中心は学部別選抜の一般方式です。5学部共通選抜は募集人員が少ないぶん、学部によっては一般方式より倍率が高くなっています(法学部5.6倍、総合政策学部は逆に一般方式のほうが高い7.6倍)。どちらが有利かは学部によって違うので、志望学部の行で比べてください。スポーツ情報学部(仮称)は2027年度からの募集のため、前年度のデータはありません。

7. 方式の選び方

中央大学は、同じ学部に複数回挑戦しやすい日程になっています。組み合わせを考えるときは、次の順番で整理すると迷いにくくなります。

  1. 志望学部の学部別選抜の日を確認する(2月8日〜16日のどこか)
  2. その学部が5学部共通選抜を実施するなら、2月9日も受けるかを決める
  3. 英語資格のスコアがあるなら、英語外部試験利用方式を実施しているかと出願基準を確認する
  4. 共通テストを受けるなら、共通テスト利用(前期・後期)や併用方式を足すかを決める
  5. 他大学の試験日と重ならないかを確認する
  • 同日の複数出願は検定料が下がる:経済学部の2月14日(一般方式と英語外部試験利用方式)のように、同じ日に同じ学部で複数方式に出すと2出願目以降は15,000円です。
  • 数学を使えるかで選択肢が変わる:法学部の4教科型、経済学部の学部別選抜Ⅱの経済学科(選択科目は数学)など、数学を使う区分があります。
  • 英語資格は出願時点で決まる:英語外部試験利用方式はスコアの有効期間や基準があるので、受験の予定は早めに立てましょう。

英語資格の準備は英語資格の準備の手順、私大全体の出願時期は私大一般選抜の出願はいつから?で確認できます。

8. よくある質問

Q. 「6学部共通選抜」は2027年度もありますか?

2027年度の大学の入学試験概要では「5学部共通選抜」と表記されています。各学部の資料で5学部共通選抜の試験日が書かれているのは法・経済・商・文・総合政策の5学部で、日付は2027年2月9日(火)です。

Q. 学部別選抜と5学部共通選抜は両方受けられますか?

試験日が違うので、両方に出願できます。たとえば経済学部なら、2月9日(5学部共通選抜)、2月14日(学部別選抜Ⅰ)、2月15日(学部別選抜Ⅱ)と3回の個別試験の日があります。

Q. 過去問は大学のサイトで見られますか?

大学は5学部共通選抜・学部別選抜の過去1年分の試験問題、解答または解答例、出題の意図を公表しています。公表期間は3月下旬から翌年6月下旬までです。それより前の年度は書店の過去問集などで準備しましょう。出題の傾向は中央大学の出題傾向と対策にまとめています。

Q. 出願期間はいつですか?

2027年度の入学試験要項が大学のサイトで公開されています。出願締切は方式によって違うので、受ける方式ごとの締切を必ず要項で確認してください。複数の方式に出願するときは、締切がいちばん早い方式の出願期間内に書類を郵送するよう案内されています。

参考にした公式情報

入試の内容は変更されることがあります。出願前に必ず大学の公式発表を確認してください。

あわせて読みたい

EIMEI予備校について

EIMEI予備校は川越・ふじみ野・鶴瀬の3校舎で、大学受験の1対1個別指導をしています。中高一貫校の中学生から、高校生・既卒生までが対象です。大学ごとに入試対策読本を自作していて、志望校が決まっている人には、その大学の出題に合わせて何をどの順番で進めるかを一緒に決めていきます。

  • 川越校舎(2026年6月開校)川越駅から徒歩5分、本川越駅から徒歩8分。自習室は朝7時から使えます。
  • ふじみ野校舎 ふじみ野駅東口から徒歩1分。
  • 鶴瀬校舎 鶴瀬駅西口から徒歩3分。

川越校舎の詳細・無料体験のお申し込みはこちら/ふじみ野・鶴瀬校舎のことは公式LINEからお問い合わせください。

📩 二神大輝 の更新をメールで受け取る
新しい記事が公開されたらお知らせします(いつでも解除OK) ・ 読者 2人
この記事が役に立ったら、いいね!

この記事を書いた人

二神大輝