大妻女子大学 公募推薦・総合型選抜2027|学科別の評定と日程

大妻女子大学の2027年度の学校推薦型選抜(公募制)は、出願が11月1日〜11月6日(郵送必着)、試験は11月21日または22日、合格発表は12月1日です。評定の基準は学科により3.2以上か3.4以上で、英語英文学科など一部の学科は英検2級以上などがあれば評定が足りなくても出願できます。

総合型選抜は、自己推薦型Ⅰ期(11月1日に合格発表済み)に続いてⅡ期の出願が11月9日〜12月4日、基礎学力型は11月6日必着で11月15日に試験です。公募制と基礎学力型は同時に出願でき、多くの学科で他大学との併願もできます。

この記事では、学部・学科ごとの出願条件、選考内容と配点、日程を整理し、Ⅰ期を逃した人や来年受ける高1・高2が何を準備すればよいかをまとめます。

1. 基本情報(2027年度入試)

方式 日程(2026年度実施)
学校推薦型選抜(公募制) 出願11月1日〜6日(必着)、試験11月21日または22日(学科により異なる)、合格発表12月1日、入学手続12月2日〜7日
総合型選抜(基礎学力型) 出願10月15日〜11月6日(必着)、試験11月15日(千代田キャンパス)、合格発表12月1日、入学手続12月2日〜7日
総合型選抜(自己推薦型)Ⅰ期 出願9月1日〜7日、面接9月26日〜10月4日、合格発表11月1日(締切済み)
総合型選抜(自己推薦型)Ⅱ期 出願11月9日〜12月4日(必着)、面接12月12日または13日(学部により異なる。自分の面接日時は12月10日からWebの面接日時照会で確認)、合格発表12月18日、入学手続12月19日〜24日
総合型選抜(自己推薦型)Ⅲ期 出願2027年1月5日〜2月13日、面接2月24日、合格発表2月26日(要項は12月上旬公開予定)
入学検定料 35,000円(郵送で出願。大学窓口での受付はなし)
出願できる人 女子のみ

公募制と基礎学力型の締切は11月6日(金)の必着で、締切が目前です。消印有効ではないので、まだの人は郵便局の窓口からすぐに出してください。

2. 学校推薦型選抜(公募制)の学科別の出願条件

評定は「全体の学習成績の状況」で、最終学年の1学期末(前期末)までのものが対象です。専願(第一志望者のみ)の学科と、他大学と併願できる学科があります。

学部・学科・専攻 評定の基準/併願
家政学部 被服学科・食物学科・児童学専攻 3.2以上/第一志望者のみ
家政学部 児童教育専攻・ライフデザイン学科 3.2以上/併願可
文学部 日本文学科・コミュニケーション文化学科 3.4以上/併願可
文学部 英語英文学科 3.2以上(英語資格の例外あり)/併願可
社会情報学部 社会生活情報学専攻 3.4以上/第一志望者のみ
社会情報学部 情報デザイン専攻 3.4以上/併願可
社会情報学部 環境デザイン専攻 3.2以上/併願可
比較文化学部 比較文化学科 3.2以上(英語資格の例外あり)/併願可
人間共生学部 社会学科・心理学科 3.4以上(英語資格の例外あり)/併願可
人間共生学部 福祉学科・共生デザイン学科 3.2以上(英語資格の例外あり)/併願可
データサイエンス学部 データサイエンス学科 3.4以上/第一志望者のみ
短期大学部 家政科(家政総合・食と栄養) 3.0以上(家政総合コースのみ英語資格の例外あり)/併願可

併願可の学科でも、公募制の中で複数の学科・専攻に同時に出願することはできません。自分の評定平均の出し方は評定平均の計算方法で確認できます。

英語資格による例外

評定が基準に届かなくても、学科が定める英語資格・検定のスコアがあれば出願できます。証明書は2024年4月以降に取得したものが有効です。英検の基準は次のとおりです(S-CBTを含む)。

  • 英検2級以上:英語英文学科、比較文化学科、社会学科、心理学科、共生デザイン学科
  • 英検準2級以上:福祉学科、短期大学部 家政総合コース(GTEC検定版・CBT 680点以上も可)

英語英文学科などではTEAP 225点以上、TOEFL iBT 42点以上、IELTS 4.0以上、GTEC検定版・CBT 930点以上なども対象です。TOEICは学科により条件の組み合わせが異なるので、大学の公募制のページで確認してください。英検の級とスコアの読み方は英検CSEスコアと推薦の出願資格の読み方でまとめています。

3. 公募制の選考内容と配点

選考は出願書類(調査書など)、小論文(該当学科のみ、60分)、面接で総合判定されます。面接は複数の面接担当者による個人面接またはグループ面接で、どちらになるかは事前に知らされません。個人面接は1人約10分が目安です。大学のFAQに載っている2027年度の配点は次のとおりです。

学部・学科 書類/小論文/面接
家政学部 被服学科・児童学科・ライフデザイン学科 20/40/40
家政学部 食物学科 20/30/50
文学部 日本文学科 20/40/40
文学部 英語英文学科・コミュニケーション文化学科 20/なし/80
社会情報学部、比較文化学部、データサイエンス学部 20/40/40
人間共生学部 社会学科・心理学科・共生デザイン学科 20/40/40
人間共生学部 福祉学科 10/なし/90
短期大学部 家政科 20/なし/80

小論文がない学科は面接が80〜90点を占めます。約10分の面接で志望理由・適性・基礎学力を見られるので、話す内容を短くまとめる練習が欠かせません。小論文の字数は学科によって異なり、大学の募集要項で確認が必要です。過去の出題は大学の過去問題ページで確認できます。

4. 総合型選抜(基礎学力型)

基礎学力型は、約600字の事前課題と、2科目のマークシート式の基礎学力テストで選考する方式です。評定の基準は要項に書かれておらず、他大学・本学の一般選抜・公募制と併願できます。

  • 試験:11月15日、千代田キャンパス。集合9時10分、試験は9時30分〜10時30分の60分で2科目を解答。全科目マークシート式で、高校2年までの学習内容から出題
  • 出題範囲:国語(近代以降の文章、文学史、漢字)、英語(語彙、文法、会話文)、理科(生物基礎・化学基礎)、数学(数学Ⅰの数と式・二次関数・データの分析、数学Aの場合の数と確率)
  • 科目:多くの学科は英語・国語の2科目。食物学科、データサイエンス学科、情報デザイン専攻は理科や数学を含む組み合わせになるので、募集要項の科目表で確認してください
  • 事前課題の例:被服学科は衣服・ファッションの機能や役割を3つの視点から、心理学科は社会心理学と臨床心理学を学ぶ意義、データサイエンス学科は社会課題を1つ選びデータの集め方・分析・活かし方を述べる

公募制で専願の学科に合格した場合は、公募制での入学手続になります。両方を出すときは、どちらの学科で入学したいかを先に決めておきます。

5. 総合型選抜(自己推薦型)Ⅱ期・Ⅲ期

自己推薦型は総合型選抜キャリア計画書と調査書、約30分の個人面接で選考します。Ⅰ期・Ⅱ期は「本学を第一志望」とすることが出願の条件で、Ⅲ期の出願資格にはこの記載がありません(Ⅲ期は出願書類もⅠ期・Ⅱ期と異なります)。Ⅰ期は11月1日に合格発表が済み、これから受けられるのはⅡ期とⅢ期です。Ⅰ期で不合格だった人がⅡ期・Ⅲ期に出す場合は、出願書類を改めて用意します。

Ⅱ期の募集人員は、被服学科3名、食物学専攻・児童学専攻・児童教育専攻・短期大学部の各コース2名、ライフデザイン学科・日本文学科・英語英文学科・コミュニケーション文化学科・社会生活情報学専攻・環境デザイン専攻・比較文化学科・データサイエンス学科が各5名、情報デザイン専攻6名、人間共生学部の4学科が各4名です。

面接は全学科で口頭試問があり、学科ごとに内容が違います。

  • プレゼンがある:食物学科(学科課題を5分以内。化学基礎・生物基礎の理解も確認)、情報デザイン専攻・データサイエンス学科(課題を5分以内)、環境デザイン専攻、共生デザイン学科の探究学習プレゼン方式(約5分)
  • 知識を問われる:被服学科(被服分野)、日本文学科(文学・語学・文化・歴史、高校国語の内容を含む)、ライフデザイン学科(生活の問題や時事)、社会生活情報学専攻(現代社会・経済・時事)、福祉学科(日本の福祉の現状)
  • 提出書類に沿った質問:児童学専攻・児童教育専攻

英語英文学科は、指定の英語資格があればキャリア計画書の「各学科・専攻・コースからの課題」が免除されます。深掘りの質問への答え方は面接でよく聞かれる質問と、深掘りされたときの答え方を参考にしてください。

6. どの方式で出すか

  • 評定が基準を満たし、大妻が第一志望 → 公募制(専願の学科も含めて選べる)と自己推薦型Ⅱ期
  • 他大学の結果も待ちたい → 公募制の併願可の学科、基礎学力型。自己推薦型Ⅲ期は第一志望の条件の記載がないが、12月上旬公開の要項で確認する
  • 評定が少し足りないが英検2級がある → 公募制の英語資格の例外がある学科
  • 評定に自信がなく、英語・国語のテストなら点が取れる → 基礎学力型(評定の基準の記載なし)

年内入試の専願・併願の組み合わせ方は年内入試の併願ルールにまとめています。

7. 面接で話す内容の組み立て(約10分の個人面接)

公募制の個人面接は約10分です。最初の志望理由を1分程度で話せるよう、次の配分で準備します。

  1. 学びたいこと(約15秒):学科で何を学びたいかを一文で
  2. きっかけ(約20秒):いつ、何を見て、なぜ関心を持ったか
  3. これまでの取り組み(約15秒):授業・部活動・探究で調べたことや経験
  4. 大妻で学ぶ理由(約10秒):その学科の授業や実習のどこに惹かれたか

グループ面接になった場合は、他の人の答えと同じでも自分の経験に結びつけて話せば問題ありません。

8. 高1・高2からの準備スケジュール

  • 高1・高2の定期テスト:評定3.4以上を目標に。3.2の学科でも余裕があると選べる学科が広がる
  • 高2の冬〜高3の春:英検2級(学科により準2級)を取っておく。2027年度入試では2024年4月以降の取得が有効とされている(翌年度以降の条件はその年の要項で確認)
  • 高3の5〜7月:オープンキャンパスで学科の学びを調べ、自己推薦型のキャリア計画書の下書き
  • 高3の9月上旬:自己推薦型Ⅰ期の出願
  • 高3の10月:基礎学力型の事前課題(約600字)と出願、公募制の推薦書を学校に依頼
  • 高3の11月上旬:公募制の出願(11月6日必着)、小論文と面接の練習

高2の冬から何をするかは高2の冬から始める推薦準備で月ごとに紹介しています。

9. よくある質問

Q. 公募制と基礎学力型の両方に出せますか?

同時に出願できます。ただし公募制で専願の学科・専攻に合格した場合は、公募制での入学手続になります。

Q. 入試結果(志願者数・合格者数)は公表されていますか?

大学の「志願状況・入試結果」のページに、2026年度の全入試の入試結果(PDF)が掲載されています。2027年度の年内入試の結果は今回確認した時点では掲載されていませんでした。

Q. 自己推薦型Ⅰ期に落ちたら、Ⅱ期に出せますか?

出せます。ただし出願書類は改めて準備する必要があると大学のFAQにあります。

あわせて読みたい

参考にした公式情報

入試の内容は変更されることがあります。出願前に必ず大学の公式発表を確認してください。

EMiL個別について

EMiL個別は、総合型選抜・学校推薦型選抜を専門にした1対1の個別指導塾です。EIMEI予備校の鶴瀬・ふじみ野・川越の校舎とオンラインで受講できます。志望理由書に書くことを見つけるところから、小論文・面接の練習、評定や英検の対策まで、一人ひとりの志望校に合わせて一緒に準備します。

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この記事を書いた人

二神大輝