清泉女子大学 総合型選抜2027|11月期・12月期と公募推薦なし

清泉女子大学の2027年度入試で、これから出願できる総合型選抜は2つです。11月期(基礎学力1教科<特待>方式)はWeb登録が11月11日(水)正午まで、12月期は11月12日(木)〜12月3日(木)正午で、どちらも他大学と併願できます。

11月期はWeb登録の締切まで数日しかありません。試験は11月21日(土)、合格発表が12月2日(水)。成績優秀者は授業料・施設費の全額または半額が免除される入試です。12月期は試験が12月13日(日)、合格発表が12月18日(金)で、小論文60分(800字程度)と面接で選考します。

清泉女子大学には公募制の学校推薦型選抜がありません(推薦は指定校推薦と卒業生子女・在学生姉妹推薦のみ)。この記事では、公式サイトと2027年度の入試要項で確認できた総合型選抜の日程・選考内容・変更点を整理します。10月1期・10月2期・地球市民学部特別入試は今年度の出願が締め切られています(来年度以降の受験生向けの目安として紹介します)。

1. 基本情報(2027年度 総合型選抜 11月期・12月期)

項目 内容
対象 総合文化学部 総合文化学科(日本文化・国際文化・文化史の3領域)/地球市民学部 地球市民学科(地域共生・ソーシャルデザインの2領域)
出願資格の基本 女子で、高等学校を卒業した人または2027年3月卒業見込みの人など
評定平均値の基準 入試要項に出願基準の記載なし
専願・併願 11月期・12月期とも他大学と併願可
11月期の選考 基礎学力試験60分(1教科・100点)、個人面接15〜20分(書類審査を含む・50点)
12月期の選考 小論文60分(800字程度・50点)、個人面接10分程度(書類審査を含む・50点)
試験会場 清泉女子大学のキャンパス
出願の成立 Web登録・入学検定料の支払い・出願書類の郵送の3つがすべて完了したとき
入学検定料 入試要項で確認してください(複数の入試を併願する場合の扱いも要項に記載)

国際文化領域を志望する人は、出願時に専攻言語(英語またはスペイン語)を選びます。英検などの資格や高校での活動は、出願資格ではなく面接の中で評価されます。

2. 2027年度の日程一覧

方式 出願・試験・発表
10月1期(専願制:課題図書方式・自己アピール方式) 出願9月11日〜10月1日、試験10月11日(日)、合格発表11月2日 ※今年度の出願は締め切られています
10月2期(併願可:小論文方式・英検方式)/地球市民学部特別入試 出願9月11日〜10月15日、試験10月25日(日)、合格発表11月2日 ※今年度の出願は締め切られています
11月期 基礎学力1教科<特待>方式(併願可) Web登録9月11日(金)10:00〜11月11日(水)正午、書類郵送11月11日消印有効、受験票発行11月18日(水)15:00、試験11月21日(土)、合格発表12月2日(水)15:00 ※これから出願できます
12月期(併願可) Web登録11月12日(木)10:00〜12月3日(木)正午、書類郵送12月3日消印有効、受験票発行12月9日(水)15:00、試験12月13日(日)、合格発表12月18日(金)15:00 ※これから出願できます

入学手続の期限

方式 第1次(入学金)/第2次(授業料・施設費)
11月期 第1次12月2日(水)〜12月7日(月)/第2次12月8日(火)〜12月14日(月)
12月期 第1次12月18日(金)〜2027年1月8日(金)/第2次2027年1月9日(土)〜1月25日(月)

11月期は合格発表から第2次手続まで約2週間しかありません。他大学の結果を待ってから決めたい人は、手続の期限を先に家族と確認しておきましょう。12月期は手続の期限が1月下旬までで、一般選抜の準備と並行しやすい日程です。12月以降に出願できる他大学の方式は12月以降に出願できる総合型・推薦にまとめています。

3. 募集人員

方式 募集人員(2027年度)
11月期 総合文化学部14名/地球市民学部6名
12月期 総合文化学部8名/地球市民学部5名

11月期・12月期は、公式ページと入試要項の表で領域ごとではなく学部ごとに1つの人数が示されています。要項には、本学で学ぶ力に満たないと判断した場合は合格者が募集人員を下回ることがあると書かれています。2026年度入試の結果はPDFで公開されていますが、表と入試区分の対応が読み取れなかったため、この記事には数字を載せていません。

4. 2027年度の主な変更点

2026年度入試で12月に行われていた「学費免除型・基礎学力1教科方式」は、2027年度から11月期に移りました。12月期は学費免除型をやめ、小論文と面接で選ぶ入試に変わっています。去年の情報で調べていると日程を取り違えるので注意してください。

  • 11月期(新設):昨年度の12月期学費免除型と同じ教科・内容を11月に実施。国語は現代文2題のみ(昨年度は現代文1題と古文1題)。教科は出願時ではなく試験当日に選ぶ
  • 12月期:学費免除型を廃止し、小論文と面接で評価
  • 各入試共通(一般選抜後期を除く):学力を測る質問を含む「口頭試問」から、志望動機や諸活動などを聞く「面接」に変更
  • 各入試共通:英語外部検定の換算点を見直し、英検2級は70点相当から80点相当に
  • 母子家庭進学支援入試(新設):専願制。11月期と同じ11月21日に、基礎学力試験1教科と個人面接で実施

5. 11月期 基礎学力1教科<特待>方式

試験の内容

教科(当日1つ選ぶ) 出題範囲
国語 現代の国語、言語文化(現代文のみ)
英語 英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ、論理・表現Ⅰ
地理歴史 日本史探究または世界史探究から選択

当日はすべての教科の問題が配られ、問題を見てから解く教科を選べます。とはいえ、試験まで2週間足らずで3教科を準備するのは現実的ではありません。得意な1教科を決め、もう1教科を予備として軽く見ておく形がおすすめです。過去問題は、同じ内容で行われた2026年度の総合型選抜12月期のものを参照するよう案内されています。

特待の区分

  • 特別奨学生合格:授業料・施設費の全額を免除
  • 奨学生合格:授業料・施設費の半額を免除
  • 合格:特待には届かなかったが、入学に十分な学力があると認められた場合

免除は最長4年間で、毎年資格が見直されます。入学金などは免除の対象外です。具体的な金額は大学の11月期のページで確認してください。

面接点の扱い

今年度すでに合格している領域に出願する場合は、その入試の面接点を使うため、当日の面接はありません。10月の入試で合格し、特待をねらって11月期を受け直すこともできるしくみです。専願制の入試の合格者は、合格した領域だけ11月期と併願できます。

基礎学力試験の勉強の進め方は基礎学力テスト型入試の勉強法も参考にしてください。

6. 12月期:小論文60分と面接

  • 小論文:60分、800字程度。特定のテーマに関する資料を読み、それをふまえて書く。理解力・文章表現力・論理的思考力などを評価
  • 面接:個人面接、1人10分程度(書類審査を含む)。志望動機や勉学以外の諸活動について質問

資料を読んで書く型なので、まず資料が何を言っているかを短くまとめ、そのうえで自分の考えを述べる練習をします。資料型の小論文の手順は資料・グラフ読み取り型の小論文の解き方にまとめています。

60分・800字の時間配分例

  1. 設問と資料を読む(10分):問われていることと、資料の主張に線を引く
  2. 構成メモ(10分):資料の要点、自分の立場、理由と具体例を書き出す
  3. 書く(35分):資料の要点(約150字)→自分の意見と理由(約450字)→領域の学びにつなげた結論(約200字)
  4. 見直し(5分):誤字と字数、問いに答えているか

7. 出願書類:志望理由と活動記録

所定の「活動記録・志望理由書」は本人の自筆で、黒のボールペンか黒インクのペンで書きます。志望理由の設問は次の3つです。

  1. 清泉女子大学を志望した動機や理由(簡潔に)
  2. 現在の興味(課外活動を含む)や将来の希望を、志望領域の学びと関連させて具体的に
  3. 健康上の問題で説明しておきたいことがあれば

活動記録には、オープンキャンパスなどの参加歴や資格・検定を書き、証明できる資料に番号をつけて添えます。面接では提出書類をもとに質問されるので、(2)に書いた興味と、志望領域で学べることのつながりを自分の言葉で話せるようにしておきましょう。面接の答え方は面接でよく聞かれる質問と答え方が参考になります。

8. 来年度以降の人向け:10月の入試

  • 10月1期(専願制):課題図書方式(課題図書の要約と意見を書く小論文60分、面接10分程度)と、面接(15〜20分)だけで評価する自己アピール方式。2027年度から全学部・全領域が対象。課題図書は7月1日に公表
  • 10月2期(併願可):小論文方式(小論文60分・面接10分程度)と英検方式(英語外部検定の換算点・面接10分程度)
  • 地球市民学部特別入試(併願可):ゼミ形式の授業(60分)を受けて授業レポート(60分)を書き、面接を受ける

10月1期と他の日程の両方に合格した場合は、10月1期の合格として扱われ、入学を辞退できません。9月の出願に向けて、高3の夏までに志望理由と活動記録の材料をそろえておくのが目安です。

9. 出願前のチェックリスト

  • □ 11月期(11月11日正午まで)か12月期(12月3日正午まで)か、受ける入試を決めた
  • □ Web登録・検定料の支払い・書類の郵送の3つを締切日までに終える段取りを立てた
  • □ 調査書の発行を高校に依頼した
  • □ 国際文化領域の人は専攻言語を決めた
  • □ 志望理由書を黒のペンで自筆で清書した
  • □ 活動記録の証明資料に番号をつけた
  • □ 11月期の人は得意教科の過去問題を時間を計って解いた
  • □ 12月期の人は資料型の小論文を800字で3本以上書いた
  • □ 入学手続の期限を家族と確認した

10. よくある質問

Q. 評定が低くても出願できますか?

11月期・12月期の入試要項には、評定平均値の出願基準は書かれていません。出願資格を満たしていれば出願できます。ただし調査書は提出するので、書類審査を含む面接の中で高校生活について聞かれることは想定しておきましょう。

Q. 11月期と12月期は両方受けられますか?

どちらも他大学と併願できる入試で、11月期のページでは12月期などとの併願の扱いが案内されています。併願するときの検定料の扱いは入試要項で確認してください。考え方は年内入試の併願ルールも参考になります。

Q. 英検を持っていると有利ですか?

11月期・12月期では、英検などの資格は面接点の中で評価されます。出願の条件ではありません。

Q. 公募推薦はありますか?

ありません。学校推薦型選抜は指定校推薦と、卒業生子女・在学生姉妹推薦です。

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参考にした公式情報

入試の内容は変更されることがあります。出願前に必ず大学の公式発表を確認してください。

EMiL個別について

EMiL個別は、総合型選抜・学校推薦型選抜を専門にした1対1の個別指導塾です。EIMEI予備校の鶴瀬・ふじみ野・川越の校舎とオンラインで受講できます。志望理由書に書くことを見つけるところから、小論文・面接の練習、評定や英検の対策まで、一人ひとりの志望校に合わせて一緒に準備します。

EMiL個別の詳しい内容はこちら/ご相談は各校舎の公式LINEから

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この記事を書いた人

二神大輝