明治学院大学 社会学部 自己推薦AO入試2027|社会学科・社会福祉学科

明治学院大学 社会学部の自己推薦AO入試(2027年度)は、社会学科が約10名、社会福祉学科が約20名の募集です。志願者は社会学科100名(第1次通過33名)、社会福祉学科107名(第1次通過65名)でした。

第一次出願は2026年9月24日で締切、第二次出願も10月28日で締切済みです。第二次選考(小論文・面接)は11月15日(日)に白金キャンパスで行われ、合格発表は12月4日です。

この記事では2027年度入学試験要項をもとに、2学科の出願資格の違い(社会学科は活動実績、社会福祉学科は評定3.5以上+継続した活動)、自己推薦文の字数、小論文の形式を整理します。11月15日を控えた第1次通過者と、来年以降に受ける高1・高2生の両方に向けた内容です。

1. 基本情報(2027年4月入学)

項目 内容
入試区分 【総合型選抜】自己推薦AO入学試験
募集人員 社会学科 約10名/社会福祉学科 約20名
第一次出願(Web登録・検定料) 2026年9月14日(月)〜9月24日(木)※締切済み
第一次出願(書類郵送) 2026年9月15日(火)〜9月24日(木)消印有効 ※締切済み
第一次選考(書類審査)結果 2026年10月21日(水)10:00 UCAROで発表
第二次出願(Web登録・検定料のみ) 2026年10月21日(水)〜10月28日(水)※締切済み
受験票の確認 2026年11月6日(金)10:00以降 UCAROで
第二次選考(試験日) 2026年11月15日(日)白金キャンパス
試験科目と時間 小論文 10:00〜11:00/面接 13:00〜
合格発表 2026年12月4日(金)10:00 UCAROで(郵送なし)
入学手続締切 2026年12月11日(金)
入学検定料 第一次 20,000円/第二次 15,000円(別に決済手数料)
出願できる学科 1学科のみ。第一志望で入学を確約できる人(他大学との併願は可)

社会学部の2学科は、どちらも「AO(A)」の1区分だけです。要項の社会学部の欄に9月入学の記載はありません。

2. 2027年度の志願状況

大学が公表した自己推薦AO入試の志願者速報(第1次選考通過者数まで)の数字です。

学科(募集人員) 志願者数/第1次通過者数(昨年の志願者数)
社会学科(約10名) 100名/33名(64名)
社会福祉学科(約20名) 107名/65名(110名)
自己推薦AO入試 全学合計 1,104名/674名(1,026名)

社会学科は志願者が昨年の64名から100名に増え、書類審査を通ったのは3人に1人ほどでした。社会福祉学科は志願者がほぼ横ばいで、書類審査の通過は約6割です。社会学科は書類の段階で大きく絞られるので、自己推薦文と証明書類の準備に時間をかけてください。

3. 出願資格:2学科でまったく違う

共通出願資格は「大学入学資格を2027年3月31日までに得る見込みであること」と「出願する学科を第一志望とし、入学を確約できること」の2つです。そのうえで、学科ごとの条件が加わります。

社会学科:評定の条件なし、高校時代の実績が1つ以上

社会学科には評定平均値の条件も英語資格の条件もありません。そのかわり、次の(1)〜(6)のうち1つ以上を満たす必要があります(複数選んでもよい)。

  1. 文学:高校時代に新人文学賞の受賞・入賞、または自作が文学雑誌に掲載された経験(同人誌、商業誌の読者コーナー・投書欄は不可)
  2. スポーツ:高校時代に個人で都道府県大会ベスト4以上。団体はレギュラーとして全国大会出場、都道府県大会ベスト4以上、または海外の大会で優れた成績
  3. 文学以外の文化活動:高校時代に全国レベルのコンクール入賞、公募新人賞の受賞・入賞、または活動実績をはっきり証明できること
  4. 継続的な社会活動:高校時代に所属機関でどんな活動をしたか、場所・期間・実績をはっきり証明できること
  5. 出願時点で、日本の中学・高校にあたる期間に海外で2年以上続けて在学
  6. 入学時点で、国内の外国人学校に高校相当課程の最終学年を含め3年以上在学(見込みを含む)

(1)〜(4)はすべて「高校時代」の実績です。(4)の社会活動は順位が不要なぶん、証明できる書類があるかが分かれ目になります。

社会福祉学科:評定3.5以上+1年以上続けた活動など

社会福祉学科は、全体の評定平均値3.5以上が条件です。さらに次の(1)〜(4)のうち1つ以上を満たします。

  1. 地域・学校・福祉施設・企業などで、自発的で単発ではないボランティア・市民活動・社会貢献活動を概ね1年以上続け、場所・期間・内容を証明できる
  2. 生徒会、課外活動、部活動に概ね1年以上続けて参加し、期間・実績・成果を証明できる
  3. 海外留学や継続的な国際交流の経験があり、場所・期間・実績を証明できる
  4. 社会福祉の分野について、自分なりのプランやプロジェクトの案をもち、表現・説明できる

(2)は部活動や生徒会を1年以上続けていれば当てはまり、(4)はA4で2枚以内のレポートで示す形です。評定平均値の計算の仕方は評定平均の計算方法で確認してください。

4. 提出書類と字数

書類 社会学科/社会福祉学科
調査書 両学科とも必要(社会福祉学科は評定3.5以上の証明を兼ねる)
自己推薦の文章 社会学科:自己推薦文(様式4)1,000〜2,000字程度/社会福祉学科:自己推薦書(様式5)1,600字程度
実績の証明 自由書式・コピー可。賞状、主催者の公式発行物、新聞・雑誌など。余白に氏名を書く
社会福祉学科(4)で出す人 プラン・プロジェクトのレポート(A4で2枚以内、図表・写真可)
  • 社会学科の自己推薦文には「これまでの活動」と「社会学科で何を学びたいか」を必ず書きます。
  • 社会福祉学科の自己推薦書には「これまでどのような活動をしてきたか」と「志望理由に関連づけて社会福祉学科で何を学び考えたいか」の2点を書きます。
  • 団体での受賞はメンバー表が必要です。原本しかない場合はコピーを出し、提出書類は返却されません。
  • 社会福祉学科のボランティアは、証明書がなければ活動記録を自分で作って添付できます。電子データ・動画は受け付けられません。

社会学科 自己推薦文(2,000字で書く場合)の配分例

  1. 実績の要約(約200字):何の分野で、いつ、どんな結果だったか。証明書類と一致させる。
  2. 活動の中身(約600字):工夫したこと、うまくいかなかった時期、周りの人との関わり。
  3. 活動から生まれた問い(約400字):活動の中で感じた「なぜこうなっているのか」を社会の側から言葉にする。例:部活の地域大会で感じた学校間の環境の差、地域の行事の担い手不足など。
  4. 社会学科で学びたいこと(約600字):その問いを、社会学のどの分野(家族、地域、メディア、教育など)で、どう調べたいか。
  5. 卒業後につなげたいこと(約200字)

要項の求める学生像は、勉強以外の活動でも成果を挙げ、それを今後の学業に生かす意志をもつ人です。実績の紹介で終わらせず、3.の問いを4.の学びにつなげるところに字数を使ってください。自己推薦書と志望理由書の書き分けは自己推薦書と志望理由書の違いが参考になります。

社会福祉学科 自己推薦書(1,600字)の配分例

  1. 続けてきた活動(約400字):場所・期間・自分の役割。
  2. 活動で出会った課題(約400字):利用者や地域の人の困りごと、制度とのすき間など、具体的な場面で。
  3. 活動から得た学び・強み(約300字):要項が求める「活動から得た学びや強み」をここで書く。
  4. 社会福祉学科で学び考えたいこと(約500字):2.の課題と結びつけて、何を学び、どう考えたいか。

5. 第二次選考:小論文と面接

第二次選考は両学科とも小論文(10:00〜11:00の60分)と面接(13:00〜)です。要項では配点は各100点、面接は志願者が多い場合などにグループ面接になることがあるとされています。

小論文の形式(大学公開の2026年度問題から)

  • 社会学科:日本語の評論文を読み、2問に答える形式でした。1問目は課題文の議論と筆者の立場の説明、2問目はその議論についての自分の見解です。2026年度は生成AIと大学教育がテーマでした。
  • 社会福祉学科:数ページの課題文を読み、3問に答える形式でした。1問目は100字以内、2問目は200字以内、3問目は字数の指定なしです。2026年度は障害とコミュニケーションがテーマでした。

どちらも「課題文を正確にまとめる→自分の考えを根拠つきで述べる」型です。要約に15分、意見に35分、見直しに10分の配分を目安に練習すると時間切れを防げます。大学は2023〜2026年度の問題を公開しているので、4年分を時間を計って解いておきましょう(解答は掲載されていません)。課題文型の練習の手順は小論文 資料・グラフ読み取り型の解き方と練習手順や小論文の頻出テーマを学部系統別にも使えます。

面接で準備しておくこと

  • 自己推薦文に書いた活動について、一番苦労した場面を1分で話せるか
  • 活動から生まれた問いを、社会学(社会福祉学)の言葉でどう言い換えるか
  • グループ面接になっても、他の人の発言を受けて意見を足せるか

深掘り質問への備え方は面接でよく聞かれる質問と、深掘りされたときの答え方にまとめています。

6. 高1・高2からの準備スケジュール

2027年度の日程(9月中旬〜下旬に第一次出願、11月中旬に第二次選考)を目安にした流れです。

  • 高1〜高2:社会学科志望なら、大会・コンクール・公募の結果と、継続した社会活動の記録(場所・期間・内容)を残す。社会福祉学科志望なら、評定3.5以上を保ちながら、ボランティアや部活動を1年以上続ける。
  • 高2の冬〜春:賞状や新聞記事、活動の証明をファイルに集める。証明書がない活動は、団体の人に何を書いてもらえるか相談しておく。
  • 高3の5〜8月:要項を確認し、自己推薦文(書)を書いては直す。過去問の小論文を週1本。
  • 高3の9月:Web登録・検定料の納入・書類郵送(締切は9月下旬)。
  • 高3の10〜11月:第一次結果の後、1週間で第二次出願。試験日まで小論文と面接の練習。

高2の冬からの月別の動き方は高2の冬から始める推薦準備も見てください。

7. よくある質問

Q. 社会学科と社会福祉学科の両方に出せますか?

出願は1学科に限られます。明治学院の自己推薦AO入試全体で1学科です。

Q. 他大学との併願はできますか?

他大学との併願はできます。ただし明治学院大学に合格した場合は入学することが条件です。合格発表が12月4日、入学手続締切が12月11日なので、他大学の年内入試の日程と重なる場合は事前に整理しておきましょう。考え方は年内入試の併願ルールにあります。

Q. 目立った実績がありません。どちらの学科なら出せますか?

社会学科は(1)〜(4)の高校時代の実績か、(5)(6)の在学歴が必要です。社会福祉学科は、評定3.5以上を満たしていれば、1年以上続けた部活動・生徒会((2))や、社会福祉のプラン((4))で出願できます。実績の作り方は活動実績がなくても総合型選抜は受けられる?2027年度の方式例も参考にしてください。

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参考にした公式情報

入試の内容は変更されることがあります。出願前に必ず大学の公式発表を確認してください。

EMiL個別について

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二神大輝