日本工業大学 総合型選抜・公募推薦2027|12月の第2期と4つの型

日本工業大学(埼玉県宮代町)の年内入試は、これから出願できる方式が3つあります。学校推薦型選抜(公募制)第2期と総合型選抜(体験講義型)第2期は2026年11月11日(水)〜12月8日(火)必着で試験は12月12日(土)、総合型選抜(活動アピール型)第2期は12月10日(木)〜2027年1月19日(火)必着で試験は1月29日(金)です。

公募推薦の評定の基準は全体の学習成績の状況3.2以上で、総合型選抜の4つの型には評定の基準の記載がありません。どの方式も他大学との併願ができます。

この記事では、大学の受験生サイトと2027年度の募集要項で確認できた日程・募集人員・選考内容と、2026年度入試の応募者数・合格者数を整理します。9〜10月の第1期はすでに終わっているので、その部分は来年度以降に受ける高1・高2生向けの目安として読んでください。

1. 基本情報(2027年度・これから出願できる方式)

項目 内容
学部・学科 基幹工学部(機械工・電気情報工・環境生命化学科)、先進工学部(ロボティクス・情報メディア工・データサイエンス学科)、建築学部(建築学科 建築コース・生活環境デザインコース)
公募推薦 第2期 出願2026年11月11日(水)〜12月8日(火)必着、試験12月12日(土)、合格発表12月18日(金)10:00
体験講義型 第2期 出願2026年11月11日(水)〜12月8日(火)必着、試験12月12日(土)、合格発表12月18日(金)10:00
活動アピール型 第2期 出願2026年12月10日(木)〜2027年1月19日(火)必着、試験1月29日(金)、合格発表2月8日(月)10:00
試験会場 埼玉キャンパス
評定の基準 公募推薦は全体の学習成績の状況3.2以上。総合型選抜は記載なし
専願・併願 いずれの方式も併願可
入学検定料 募集要項で確認してください

公募推薦の第1期(出願11月2日〜11月9日必着、試験11月14日)と、総合型選抜(基礎学力型)(出願9月28日〜11月9日必着、試験11月14日)は、締切が11月9日(月)必着です。郵送が間に合わない場合は、第2期に切り替えて準備しましょう。

2. 2027年度の日程一覧(総合型選抜・公募推薦)

方式 出願・試験・合格発表
総合型 課題実践型 出願9月1日〜10月1日、試験10月11日、発表11月2日 ※今年度は終了
総合型 体験講義型 第1期 出願9月1日〜10月1日、試験10月10日、発表11月2日 ※今年度は終了
総合型 活動アピール型 第1期 出願9月1日〜10月1日、試験10月11日、発表11月2日 ※今年度は終了
総合型 基礎学力型 出願9月28日〜11月9日、試験11月14日、発表12月1日 ※締切11月9日必着
公募推薦 第1期 出願11月2日〜11月9日、試験11月14日、発表12月1日 ※締切11月9日必着
公募推薦 第2期 出願11月11日〜12月8日、試験12月12日、発表12月18日 ※これから出願できます
総合型 体験講義型 第2期 出願11月11日〜12月8日、試験12月12日、発表12月18日 ※これから出願できます
総合型 活動アピール型 第2期 出願12月10日〜1月19日、試験1月29日、発表2月8日 ※これから出願できます

出願はどれも期間内の必着です。12月の第2期の入学手続は、1次(入学申込金)が2027年1月19日(火)、2次が2月10日(水)必着です。

3. 募集人員と2026年度入試の結果

2027年度の募集人員(学科別)

学科・コース 総合型選抜(4つの型の合計)/公募推薦
機械工学科 28名/10名
電気情報工学科 20名/8名
環境生命化学科 12名/4名
ロボティクス学科 14名/5名
情報メディア工学科 26名/10名
データサイエンス学科 20名/8名
建築学科 建築コース 32名/12名
建築学科 生活環境デザインコース 8名/3名

総合型選抜の人数は、基礎学力型・課題実践型・体験講義型・活動アピール型の合計で、型ごと・期ごとの内訳は示されていません。合計は総合型選抜160名、公募推薦60名です。

2026年度入試の結果(応募者/合格者)

方式 応募者/合格者(全学科の合計)
総合型 課題実践型 38名/32名
総合型 体験講義型 67名/52名
総合型 基礎学力型 56名/41名
総合型 活動アピール型(第1期・第2期の合計) 64名/49名
学校推薦型(指定校・公募制の合計) 383名/371名

大学の公表は「応募者」と「合格者」だけで、受験者数・倍率はありません。学校推薦型は指定校と公募制の合計(第2志望合格を含む)です。学科別では情報メディア工学科は体験講義型で応募13名・合格12名、建築学科建築コースは体験講義型で応募22名・合格14名でした。公表されている数字の読み方は総合型選抜の倍率の見方で説明しています。

4. 方式ごとの選考内容

総合型選抜の4つの型は、どれも工学・科学技術への関心・意欲、基礎的な知識・技能と思考力・判断力・表現力、主体性をもって協働して学ぶ姿勢の3つの観点で評価されます。

方式 選考内容
学校推薦型(公募制) 書類審査(調査書・志望理由書・活動状況・資格取得報告書)と個人面接15分。課題研究や総合的な探究の時間などで主体的に取り組んだ内容について質疑応答
総合型 体験講義型 書類審査(調査書・志望理由書)、個人面接15分、体験講義の理解度(ワークシートまたは実技)
総合型 活動アピール型 書類審査(調査書・志望理由書・活動状況・資格取得報告書)と個人面接15分。ロボット・ソフトウェア・図面などの作品を見せることもできる
総合型 基礎学力型 筆記試験90分(数学100点・英語100点)と書類審査(調査書等20点、事前提出の小論文30点)
総合型 課題実践型 事前に作る学科別の課題、書類審査、面接とプレゼンテーション(20分、うちプレゼン約5分)

体験講義型:講義を聞いてその場でまとめる

建築学科以外の6学科は、自然科学系の講義45分のあと、ワークシート45分です。建築学科建築コースは2つから選び、A方式「名作椅子の立体表現」(講義30分・実技60分、A3用紙に鉛筆で椅子を描く)か、B方式「部材の形と変形のしやすさ」(講義・実験50分・実技40分、荷重とたわみのグラフ作成と考察)です。生活環境デザインコースはA方式のみです。

講義を聞き取って自分の言葉で書き直す練習は、講義やレポートを課す総合型選抜の方法が使えます。

公募推薦・活動アピール型:探究や活動を15分で話す

公募推薦の面接は、課題研究や総合的な探究の時間で自分から取り組んだことが中心です。志望理由書には「高校生活の中で主体的に取り組んだ成果」を書く欄があり、志望理由書は第1志望の学科・コースについて書きます。公募推薦は第2志望まで、活動アピール型は第3志望まで選べます。

活動アピール型の面接は志望理由書についての質疑応答で、作品を見せる場合の機器は自分で用意します。探究の内容を書類にまとめる方法は探究テーマを出願書類に生かす方法を参考にしてください。

来年度以降の人向け:課題実践型と基礎学力型

課題実践型は、学科ごとの課題を事前に作って出願書類と一緒に出します(例:機械工学科は身近な機械・道具を便利にする仕組みを図表つきでA4縦2〜4ページ)。基礎学力型の小論文は「本学を志望する理由」と「入学後に挑戦したいこと、どのように成長したいか」の2問です。

5. どの方式を選ぶか

  • 評定が3.2以上ある:公募推薦第2期が候補。推薦書の依頼をすぐ担任の先生に相談する。
  • 評定が3.2に届かない:体験講義型第2期(12月)か活動アピール型第2期(1月)。総合型選抜には評定の基準の記載がない。
  • 書くほうが得意:体験講義型(講義後のワークシート)。
  • 作品や資格がある:活動アピール型。

6. 15分の面接の準備:志望理由の構成例

「なぜ日本工業大学のこの学科か」に1分で答える構成例です。志望理由書も同じ順で書くと、書類と面接がそろいます。

  1. きっかけ(約15秒):工学に興味を持った具体的な場面(授業の実験、ものづくり、探究の時間など)。
  2. 高校で取り組んだこと(約20秒):自分から始めたこと、工夫したこと、うまくいかなかったことと直したこと。
  3. 学科で学びたいこと(約15秒):学科の授業や実習の名前を出し、何を身につけたいか。
  4. 将来(約10秒):学んだことをどんな仕事や場面に生かしたいか。

そのあとは書類の内容を深掘りされます。聞かれやすい質問は面接でよく聞かれる質問と答え方にまとめています。

7. 12月の第2期までのチェックリスト

  • □ 受ける方式(公募推薦か体験講義型か)と第1志望の学科・コースを決めた
  • □ 公募推薦なら、評定3.2以上を担任の先生と確認し、推薦書と調査書を依頼した
  • □ 志望理由書を大学の指定書式で書いた(PDFは印刷して自筆、Wordは入力して印刷)
  • □ 活動状況・資格取得報告書に資格を書き、証明書のコピーを用意した
  • □ 12月8日(火)必着に間に合う発送日を決めた
  • □ 志望理由を1分で話す練習をした

8. 高1・高2からの準備スケジュール

  • 高1〜高2:数学と英語の基礎を固め、定期テストで評定を安定させる。探究の時間や課題研究で、工学につながるテーマを1つ深める。
  • 高2の冬〜高3の春:オープンキャンパスで学科を比べ、作品づくりや資格の取得を進める。
  • 高3の9〜11月:第1期(9月出願・10月試験)か基礎学力型(11月試験)を受ける。
  • 高3の12月・1月:公募推薦・体験講義型の第2期、活動アピール型の第2期に挑戦。

9. よくある質問

Q. 公募推薦の第1期に間に合わなかったら、第2期を受けられますか?

第2期は出願11月11日(水)〜12月8日(火)必着、試験12月12日(土)です。出願資格と選考方法は第1期と同じで、評定3.2以上と学校長の推薦が必要です。

Q. 他の大学と併願できますか?

公募推薦と総合型選抜の4つの型は、どれも併願可です。ただし入学手続の締切があるので、他大学の合格発表の日と並べて確認しておきましょう。考え方は年内入試の併願ルールも参考になります。

Q. 奨学金はありますか?

公募推薦と、総合型選抜の課題実践型・体験講義型・活動アピール型では、優秀な成績で合格した人に入試奨学金が給付されます(公募推薦の募集要項では、入学1年目の学費から減免)。金額や条件は募集要項で確認してください。

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参考にした公式情報

入試の内容は変更されることがあります。出願前に必ず大学の公式発表を確認してください。

EMiL個別について

EMiL個別は、総合型選抜・学校推薦型選抜を専門にした1対1の個別指導塾です。EIMEI予備校の鶴瀬・ふじみ野・川越の校舎とオンラインで受講できます。志望理由書に書くことを見つけるところから、小論文・面接の練習、評定や英検の対策まで、一人ひとりの志望校に合わせて一緒に準備します。

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二神大輝