【2027年共通テスト予想】歴史総合は暗記だけでは戦えない|新科目の対策法を専門塾が解説

2027年1月の共通テストを受ける受験生へ。「歴史総合」という科目に、戸惑っていませんか。2022年度から始まった比較的新しい科目で、対策法の情報も少なく、「何をどう勉強すればいいか分からない」という声をよく聞きます。

この記事では、直近の共通テスト歴史総合を分析し、2027年入試がどう出るかを予想。そのうえで、対策法を、10年間受験生を指導してきた立場から解説します。歴史総合に不安がある受験生は、ぜひ参考にしてください。

※本記事は直近の共通テストの分析に基づく予想であり、実際の出題を保証するものではありません。最新の情報は大学入試センターの発表をご確認ください。

歴史総合とは、どんな科目か

歴史総合は、18世紀以降の日本と世界の近現代史を、切り離さずに一体的に学ぶ科目です。従来は「日本史」と「世界史」が別々でしたが、歴史総合では、日本と世界の出来事のつながりを横断的に捉えることが求められます。近代化、国際秩序の変化、グローバル化といった大きなテーマを軸に、歴史を「つながり」で理解する科目です。

この科目は、その後に学ぶ「日本史探究」「世界史探究」の土台にもなります。つまり、歴史総合をしっかり理解しておくことが、歴史科目全体の得点を左右するのです。新しい科目だからこそ、正しい対策を知っている人が有利になります。

歴史総合は「資料を読み解く力」が問われる

共通テストの歴史総合で最も特徴的なのが、資料の読み取りを重視していることです。直近の試験では、パネル・表・地図・グラフ・レポートといった多様な資料が提示され、それらから情報を読み取り、歴史的な知識と結びつけて考察する問題が中心でした。

つまり、用語や年代を暗記しているだけでは高得点は取れません。実際、作成側も「年代の暗記だけで解答できる出題を避ける」と明言しています。資料から情報を読み取り、複数の出来事のつながりを考え、現代の課題と関連づける——こうした思考力が問われる科目なのです。単なる暗記科目だと思って対策すると、失敗します。

【2027年の予想】この方向性から、2027年の歴史総合も「多様な資料の読み取り」「日本と世界のつながりを問う問題」「現代の課題と結びつける問題」が続くと予想されます。資料を速く正確に読み解く力と、歴史の大きな流れを理解する力の両方が求められます。

歴史総合で高得点を取るための対策

①「流れ」と「つながり」で理解する
歴史総合は、個別の用語を暗記するのではなく、「なぜその出来事が起きたのか」「日本と世界がどうつながっていたのか」という流れで理解することが大切です。因果関係を意識して学ぶと、資料問題にも対応できます。

②資料の読み取りに慣れる
グラフ・地図・史料などの資料から情報を読み取る練習を積みます。共通テスト形式の問題演習で、「資料の何に注目すればいいか」を体で覚えることが効果的です。

③現代とのつながりを意識する
歴史総合は、現代の課題と結びつける問題が出ます。学んだ歴史が「今」とどうつながっているかを意識すると、理解が深まり、思考力を問う問題にも対応できます。

早めの対策が、歴史総合を得点源にする

歴史総合は、近現代史という範囲が決まっているぶん、早めに対策すれば得点源にできます。そして、ここで身につけた「流れで理解する力」「資料を読む力」は、日本史探究・世界史探究にもそのまま活きます。歴史科目全体を効率よく攻略するためにも、歴史総合を早めに固めることが重要です。

社会科目は「読んで覚える」科目なので、独学の先取りに向いています。ただし、歴史総合は資料読解や思考力も問われるため、正しいやり方で進めることが大切です。社会の先取りの進め方は日本史・世界史を独学で先取りする方法の記事を、文系の科目戦略は文系の科目の進め方の記事をご覧ください。

「歴史総合の対策法が分からない」「資料問題が苦手」という方は、ぜひ一度EIMEIの無料個別相談にお越しください。EIMEIでは、一人ひとりの現状に合わせて、共通テストで高得点を狙う学習計画を設計します。毎週のコーチング面談で進捗を管理し、365日開放の自習室で自学を支えます。鶴瀬・ふじみ野・川越の各校舎でお待ちしています。

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二神大輝