ものつくり大学(埼玉県行田市)の学校推薦型選抜(公募制)Ⅰ期は、WEB出願は2026年11月9日(月)が締切、書類は11月11日(水)必着です。選考日は11月21日(土)、合格発表は12月1日(火)で、他大学との併願ができます。
間に合わない人にも、公募制Ⅱ期(WEB出願11月16日〜12月2日)・Ⅲ期(12月7日〜2027年1月4日)と、総合型選抜テーマ選択型Ⅳ期・Ⅴ期(どちらも併願可)が残っています。公募制の出願条件は調査書の全体の学習成績の状況3.0以上で、選考は面接・口頭試問と書類審査です。
この記事では、大学の入試カレンダーと2027年度学生募集要項で確認できた、これから出願できる公募推薦と総合型選抜の日程・条件・配点を整理します。9〜10月に行われた体験授業型・探究型などは今年度の出願が締め切られているため、その部分は来年度以降に受ける高1・高2生向けの目安として読んでください。
1. 基本情報(2027年度・学校推薦型選抜 公募制)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 学部・学科 | 技能工芸学部 情報メカトロニクス学科/建設学科 |
| 入試区分 | 学校推薦型選抜(公募制)Ⅰ期・Ⅱ期・Ⅲ期 |
| Ⅰ期の出願 | WEB出願 11月1日(日)〜11月9日(月)、書類 11月11日(水)必着 |
| Ⅰ期の選考日 | 2026年11月21日(土) |
| Ⅰ期の合格発表 | 2026年12月1日(火) |
| Ⅰ期の入学手続 | 12月1日(火)〜12月16日(水) |
| 評定の条件 | 調査書の全体の学習成績の状況 3.0以上 |
| 卒業年の条件 | 2027年3月卒業見込み、または2026年3月卒業(一浪生まで) |
| 専願・併願 | 併願可(他大学と併願できる) |
| 選考方法 | 面接・口頭試問、書類審査(志願理由書・調査書) |
| Ⅰ期の会場 | ものつくり大学、仙台、長野、名古屋、福岡 |
| 入学検定料 | 学生募集要項で確認してください |
募集要項では、WEB出願の登録と検定料の支払いは締切日の23:00までとされています。Ⅰ期を受ける人は、11月9日の夜までに出願登録を終え、推薦書と調査書をそろえて11月11日に届くように送ります。推薦書は大学所定の様式で、学校長の公印が必要です。高校の発行に時間がかかる場合は、今日のうちに担任の先生へ相談しましょう。
2. 2027年度の日程一覧
| 方式 | 出願・選考・発表 |
|---|---|
| 公募制 Ⅰ期(併願可) | WEB出願11月1日〜11月9日、書類11月11日必着、選考11月21日、発表12月1日 ※WEB出願は11月9日(月)が締切 |
| 公募制 Ⅱ期(併願可) | WEB出願11月16日〜12月2日、書類12月4日必着、選考12月12日、発表12月17日 ※これから出願できます |
| 公募制 Ⅲ期(併願可) | WEB出願12月7日〜1月4日、書類1月5日必着、選考1月9日、発表1月14日 ※これから出願できます |
| テーマ選択型 Ⅲ期(専願) | WEB出願10月19日〜11月6日、選考11月21日 ※今年度の出願は締め切られています |
| テーマ選択型 Ⅳ期(併願可) | WEB出願11月16日〜12月2日、書類12月4日必着、選考12月12日、発表12月17日 ※これから出願できます |
| テーマ選択型 Ⅴ期(併願可) | WEB出願12月7日〜1月4日、書類1月5日必着、選考1月9日、発表1月14日 ※これから出願できます |
| 体験授業型・探究型 Ⅰ・Ⅱ期 | エントリー9月、選考9〜10月 ※今年度のエントリーは締め切られています |
公募制とテーマ選択型は、Ⅱ期とⅣ期、Ⅲ期とⅤ期がまったく同じ日程です。同じ日に2つの方式の面接を受けることはできないので、どちらで受けるかを先に決めておきます。
なお、2027年度学生募集要項の一部のページ(テーマ選択型・総合型特別選抜・公募制Ⅲ期などの日程表)には、入試カレンダーと異なる日付が印刷されています。この記事は入試カレンダーと各方式のページで一致する日付で書いています。出願前に大学の入試課で確認してください。12月以降も出願できる大学をほかにも探したい人は、埼玉県の大学の年内入試2027も見てください。
3. 募集人員(2027年度)
| 入試区分 | 情報メカトロニクス学科/建設学科 |
|---|---|
| 学校推薦型選抜(特別指定校・指定校・公募) | 30名/36名 |
| 総合型選抜(体験授業型・探究型・テーマ選択型) | 40名/48名 |
| 一般選抜 | 20名/24名 |
| 学科の入学定員 | 100名/120名 |
学校推薦型選抜の人数は指定校推薦などを含む合計で、公募制の期ごとの人数は示されていません。総合型選抜も、方式や期ごとの内訳は公表されていません。
入試結果(志願者数・合格者数)は大学の入試情報のページで確認できなかったため、倍率は載せていません。
4. 公募制の出願資格と出願書類
出願資格の主な条件
- 高校などを2027年3月に卒業見込み、または2026年3月に卒業した人(一浪生まで)
- 調査書の全体の学習成績の状況が3.0以上
- 学校長の推薦を受けていること
基準に届かない場合は、評定の条件がない総合型選抜テーマ選択型が選択肢になります。
出願書類
| 書類 | 注意点 |
|---|---|
| Web志願票・写真票 | WEB出願の登録後に印刷 |
| 入学志願者推薦書(公募制) | 大学所定の様式。学校長の公印が必要 |
| 調査書 | 厳封されたもの |
| 志願理由書 | 本人が黒のボールペンで手書き。3つの項目を各250字程度 |
推薦書と志願理由書の様式は、大学の公募制のページからダウンロードできます。
5. 選考の中身と配点
| 選考 | 配点(公募制) |
|---|---|
| 面接・口頭試問 | 50点 |
| 志願理由書 | 5点 |
| 調査書 | 5点 |
配点を見ると、面接・口頭試問の比重が大きいことが分かります。面接は推薦書や志願理由書などの出願書類をもとに行われ、学力の3要素、ものづくりへの熱意、テクノロジストとしての資質を総合的に評価すると要項に書かれています。
面接の時間や、口頭試問で何を聞かれるか(数学や理科の問題が出るかなど)は、公式の資料には書かれていません。何を聞かれても落ち着いて答えられるよう、志望学科の学びに関係する高校の数学・理科の基礎や、身の回りの機械・建物の仕組みについて、自分の言葉で説明する練習をしておくと安心です。口頭試問の一般的な準備は口頭試問とは?面接との違いと学部別の準備にまとめています。
6. 総合型選抜テーマ選択型(Ⅳ期・Ⅴ期は併願可)
テーマ選択型は、4つのテーマから1つを選び、面接でアピールする方式です。出願資格に評定の基準はありません。
- 課外活動型:総合的な探究の時間、ボランティア、部活動などの経験と、そこで学んだこと・今後の生かし方
- 自己表現型:これまでの経験と将来像から、大学にふさわしい人物であることを示す。制作物があればポートフォリオも使える
- クリエーション型:SNSや動画制作などの活動の意図・目的、複数人で作った場合の自分の役割、今後の生かし方
- オープンキャンパス参加型:参加して興味を持ったことをふまえ、入学後に学びたいことと将来の生かし方
出願書類は、志願理由書(各250字程度の3項目)と、選んだテーマについて400字程度で手書きする「テーマ選択型レポート」です。配点は面接・口頭試問50点、レポート15点、志願理由書5点と示されています。調査書も書類審査に使われます。
Ⅳ期・Ⅴ期は他大学と併願できるので、第一志望の結果を待ちながら受けることもできます。ただし入学手続の期限(Ⅳ期は12月17日〜2027年1月8日)は他大学の発表より早いことがあるので、組み立て方は年内入試の併願ルールで確認しておきましょう。
7. そのほかの方式(総合型特別選抜など)
資格重視特待・ものづくり特待・理系女子型・関係者推薦型の「総合型特別選抜」もあり、Ⅱ期(併願、WEB出願11月16日〜12月2日、選考12月12日)とⅢ期(併願、WEB出願1月18日〜2月9日、選考2月19日)がこれから出願できます。
たとえば理系女子型は「ものづくりに熱意を持つ女子」が対象で、Ⅱ・Ⅲ期は学習成績の状況が4.0以上で入学料の全額免除、3.2以上で半額免除になります。
8. 志願理由書の構成例(3項目×250字程度)
志願理由書の3項目は、公募制とテーマ選択型で共通です。
- 志願理由(約250字):ものづくりや建設に興味を持ったきっかけを1つの場面で書く(約80字)→ほかの大学ではなく、ものつくり大学のその学科を選んだ理由(約120字)→一文で決意(約50字)。
- 大学入学後に学びたい内容・計画(約250字):学科で学びたい分野を具体的に1〜2つ(約100字)→実習や資格など、4年間でどう取り組むか(約100字)→そのために高校の残りの期間で準備すること(約50字)。
- 卒業後を見据えた目標等(約250字):就きたい仕事や分野(約80字)→その仕事でどんな役に立ちたいか(約120字)→大学での学びとのつながり(約50字)。
9. 面接・口頭試問の準備
- なぜ「ものづくり」なのか、きっかけになった経験(工作、部活、家の手伝い、アルバイトなど)
- 情報メカトロニクス学科/建設学科を選んだ理由と、入学後に学びたいこと
- 志願理由書・レポートに書いた内容の深掘り
- 卒業後にどんな仕事をしたいか
同じ埼玉県で、ものづくり系の年内入試を比べたい人は日本工業大学 総合型選抜・公募推薦2027も参考になります。
10. 出願前チェックリスト
- □ 調査書の全体の学習成績の状況が3.0以上か確認した(公募制)
- □ 2027年3月卒業見込み、または2026年3月卒業である
- □ 推薦書(公募制の所定様式)を担任の先生に依頼した
- □ 調査書の発行を依頼した
- □ 志願理由書の3項目を下書きし、黒のボールペンで清書した
- □ WEB出願の締切日の23:00までに登録と支払いを終える予定を立てた
- □ 書類が締切日に届くよう、発送日を決めた
- □ 面接の想定問答を声に出して練習した
11. これからの準備スケジュール
- 11月9日(月)が締切:公募制Ⅰ期のWEB出願。書類は11月11日必着で発送。
- 11月16日〜12月2日:公募制Ⅱ期・テーマ選択型Ⅳ期のWEB出願。12月4日必着。
- 12月7日〜1月4日:公募制Ⅲ期・テーマ選択型Ⅴ期のWEB出願。冬休みをはさむので、推薦書は12月中に受け取っておく。
- 高1・高2の人:体験授業型・探究型は9月にエントリーがあります。探究や部活で「作ったもの」の記録を残しておきましょう。
12. よくある質問
Q. 公募制は他の大学と併願できますか?
できます。公募制はⅠ〜Ⅲ期のすべてが併願可です。一方、特別指定校制と指定校制は他大学との併願ができません。
Q. 評定が3.0に届きません。
公募制は受けられませんが、テーマ選択型には評定の基準がありません。Ⅳ期・Ⅴ期は併願もできます。ほかの大学も含めた探し方は評定が出願基準に足りないときの選択肢を参考にしてください。
Q. 複数の方式に出願すると検定料はどうなりますか?
募集要項には、2回目以降の出願で検定料が割り引かれる制度が書かれています。金額と条件は募集要項で確認してください。
あわせて読みたい
- 日本工業大学 総合型選抜・公募推薦2027|12月の第2期と4つの型
- 埼玉県の大学の年内入試2027|12月以降も出願できる総合型・推薦
- 工学院大学 総合型選抜2027|自己推薦型・探究・総合評価型
- 12月以降に出願できる総合型・推薦は?2027年度 首都圏の大学の例
- 東京電機大学 公募推薦2027|理工学部の学系別の出願条件と口頭試問
- 人間総合科学大学 保健医療学部の総合型・公募推薦2027|12月B日程
参考にした公式情報
- 入試概要・入試カレンダー|ものつくり大学
- 特別指定校制、指定校制、公募制|ものつくり大学
- テーマ選択型|ものつくり大学
- 探究型|ものつくり大学
- 理系女子型|ものつくり大学
- 2027年度 学生募集要項(学校推薦型・総合型・総合型特別・一般)|ものつくり大学
- 過去問題・FAQ・ご入学までの流れ|ものつくり大学
入試の内容は変更されることがあります。出願前に必ず大学の公式発表を確認してください。
EMiL個別について
EMiL個別は、総合型選抜・学校推薦型選抜を専門にした1対1の個別指導塾です。EIMEI予備校の鶴瀬・ふじみ野・川越の校舎とオンラインで受講できます。志望理由書に書くことを見つけるところから、小論文・面接の練習、評定や英検の対策まで、一人ひとりの志望校に合わせて一緒に準備します。
EMiL個別の詳しい内容はこちら/ご相談は各校舎の公式LINEから
