獨協大学 経済学部・法学部 自己推薦・課外活動推薦2027

獨協大学の経済学部・法学部が年内に行う入試は、総合型選抜の「自己推薦入試」と、経済学部だけの学校推薦型選抜「課外活動推薦入試」です。2027年度入試の試験日はどちらも2026年11月22日(日)、合格発表は12月3日(木)です。

自己推薦入試の出願は10月14日で締め切られていますが、課外活動推薦入試は11月6日(金)まで出願できます。この記事では、公式の入学試験要項で確認できた出願資格・試験内容・提出書類と、2026年度の入試結果をまとめます。

なお、獨協大学の2027年度『受験の手引き』には「公募推薦」という名前の入試はありません。経済・法にはほかに指定校推薦、卒業生子女入試、社会人入試、グローバル入試などもありますが、対象者が限られるため、この記事では一般の高校生が出願資格を満たせば受けられる上の2つを扱います。大学の入試データのページには、2023年度以前の「公募制入試」が2024年度以降は「総合型選抜 自己推薦入試」になったと書かれています。

1. 基本情報(2027年度 自己推薦入試)

項目 内容
出願期間 2026年10月1日(木)10時〜10月14日(水)(ネット出願登録・入金・書類郵送、消印有効)※終了
試験日 2026年11月22日(日)
合格発表 2026年12月3日(木)9時(マイページの合否照会)
入学手続 12月3日(木)〜12月14日(月)
募集人員(経済学部) 経済学科15名、経営学科15名、国際環境経済学科10名
募集人員(法学部) 法律学科20名、国際関係法学科10名、総合政策学科10名
選考(経済学部) 英語(60分・100点)、日本語による面接(60点)
選考(法学部) 英語(60分・100点)、小論文(60分・100点)、日本語による面接(60点)
専願・併願 獨協大学が第一志望で、合格したら入学する人が対象(経済・法には「他大学との併願可」のグループはありません)

英語の出題範囲は「英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ・Ⅲ」と要項に書かれています。

2. 2026年度の入試結果(自己推薦入試)

大学が公表している「2026年度総合型・学校推薦型選抜入試データ」から、経済学部のAグループと法学部の数字です(志願者/受験者/合格者)。

  • 経済学科(A):12名/12名/5名(倍率2.4)
  • 経営学科(A):29名/27名/6名(倍率4.5)
  • 国際環境経済学科(A):17名/15名/3名(倍率5.0)
  • 法律学科:90名/81名/47名(倍率1.7)
  • 国際関係法学科:19名/18名/13名(倍率1.4)
  • 総合政策学科:5名/3名/3名(倍率1.0)

経済学部のAグループは、合格者が募集人員より少ない学科がありました。英語資格で出願できても、当日の英語と面接で基準に届かなければ合格にならない、と考えて準備してください。Bグループ(簿記・数検などで出願)は各区分とも志願者が0〜数名でした。

3. 出願資格:経済学部は「Aグループ」か「Bグループ」

Aグループ(英語などの資格)

出願資格基準別表Aのいずれか1つを満たします。英語の主な基準は次のとおりです。

  • 経済学科・経営学科:英検CSE1980、TEAP 205点、TEAP CBT 300点、TOEFL iBT 3.0(52点)、GTEC(Advanced又はCBT)960点、TOEIC L&R+S&W 720点、IELTS 4.0、ケンブリッジ英語検定142
  • 国際環境経済学科:英検CSE2000、TEAP 230点、TEAP CBT 345点、TOEFL iBT 3.0(57点)、GTEC 1000点、TOEIC L&R+S&W 790点、IELTS 4.5、ケンブリッジ英語検定147

経済・経営学科は、ドイツ語技能検定試験3級、実用フランス語技能検定試験3級も基準に入っています。資格は2024年4月1日以降、出願締切日までに取得したものが有効です。英検は従来型・S-CBT・S-Interviewが対象です。

TOEFL iBTは、2026年1月21日以降に受けた場合は括弧の外のスコア(3.0)、1月20日以前に受けた場合は括弧内の点数で判断します。TEAPは同じ試験日のスコアの合計、TOEICは国内の公開テストの公式スコアに限られ、IPテストは使えません。英検で出願する場合は、合格証明書・CSEスコア証明書・個人成績表のいずれか(コピー可)を出します。

Bグループ(英語以外の資格)

経済・経営学科は次のいずれか1つです。

  • 日商簿記検定2級以上
  • ITパスポート試験または基本情報技術者試験に合格
  • 全商協会の検定(簿記実務・情報処理・英語・商業経済)の1級のうち3種類以上
  • 実用数学技能検定2級以上
  • 数学・情報オリンピック予選Bランク以上など、指定された科学技術コンテストの実績

国際環境経済学科のBグループは、数検2級以上か、指定の科学技術コンテストの実績のどちらかです。取得日は出願締切日から遡って2年以内(コンテストは3年以内)と決められています。評定の基準はありません。

4. 出願資格:法学部は「評定3.9」か「英語資格」

法学部(法律・国際関係法・総合政策)は、次のどちらかを満たせば出願できます。

  • 履修教科全体の学習成績の状況が3.9以上(調査書で証明)
  • 別表Aのいずれか1つ(英検CSE1728、TEAP 186点、TEAP CBT 285点、TOEFL iBT 3.0(45点)、GTEC 900点、TOEIC L&R+S&W 700点、IELTS 3.0、ケンブリッジ英語検定130、ドイツ語技能検定3級、実用フランス語技能検定3級)

評定が3.9に届かなくても、英語資格で出願できるのが法学部の特徴です。ただし高校卒業程度認定試験の合格者(見込み含む)は出願できません。CSEスコアの見方は英検CSEと出願資格の関係で詳しく説明しています。

5. 提出書類:志望理由書は500字程度・自筆

  • 志願票(ネット出願で入力して印刷)
  • 調査書(法学部で評定を基準に出願する人は、調査書で証明)
  • 出願基準に当たる資格の合格証明書や成績証明書(コピー可)
  • 志望理由書:大学所定の様式に自筆で、500字程度

500字は短く、「なぜ獨協の経済(法)か」「入ってから何を学ぶか」をはっきり書く必要があります。書き出しと締めの考え方は志望理由書の書き出しと締めを参考にしてください。

500字の構成例

  1. きっかけ(80字):関心を持った出来事を1つ
  2. 考えたこと(120字):調べて分かったこと、疑問に思ったこと
  3. 獨協で学びたいこと(180字):学科のカリキュラムや分野と結びつける
  4. 将来(120字):学んだことをどう使いたいか

6. 試験当日:英語・小論文・面接

試験は本学キャンパスで行われます。時間割は次のとおりです(9時05分集合)。

  • 経済学部:9時30分〜10時30分 英語(100点)、11時〜 面接(60点)
  • 法学部:9時30分〜10時30分 英語(100点)、11時〜12時 小論文(100点)、13時〜 面接(60点)

配点を見ると、英語の筆記が大きな比重を持っています。資格で出願したあとも、長文読解や文法の練習を続けてください。法学部の小論文は60分です。社会の問題について自分の立場を決め、理由を2つ以上挙げて書く練習を重ねましょう。テーマの傾向は法学部・政治学系の小論文にまとめています。面接は日本語で行われます。

7. まだ出願できる:経済学部の課外活動推薦入試

経済学部の3学科は、運動部での実績がある人向けの課外活動推薦入試(学校推薦型選抜)も行います。

項目 内容
募集人員 経済・経営・国際環境経済学科 各若干名
出願期間 ネット登録・入金:10月1日(木)10時〜11月6日(金)(登録17時・入金18時まで)/書類郵送:11月1日(日)〜11月6日(金)消印有効
試験日・発表 11月22日(日)/12月3日(木)9時
選考 英語(60分・100点)、面接(60点)
併願 経済学部の3学科は「他大学との併願可」

主な条件は次のとおりです。

  • 全体の学習成績の状況が3.5以上(国際環境経済学科は外国語も3.5以上)
  • 高校で3年間、獨協大学の学友会体育会にある競技種目の同じ部に所属し、入学後も原則4年間その体育会団体で活動する
  • 都道府県レベル以上の大会で、個人競技はベスト8以上、団体競技は正選手として出場しベスト4以上
  • 高校長と所属クラブの指導教員の推薦

提出書類には、自筆の自己推薦書(1,000字程度)と、個人名・競技名・大会名・戦績を証明できる資料(大会概要、賞状、新聞記事など)が含まれます。団体競技の場合は、本人が出場したことを証明できるものが必要です。書類は簡易書留・速達で郵送します。要項は、入学後に所属するクラブで4年間活動を続けることが出願要件なので、出願前にクラブの学生と連絡を取り、活動内容を確認するよう求めています。2026年度の結果は、3学科とも合格者1名(受験者は経済6名、経営5名、国際環境経済5名)でした。

8. 高1・高2が今から準備すること

今年の自己推薦入試は出願が終わっています。2028年度入試を目指す人は、来年度の要項が出たら日程を確認してください(来年度の日程はまだ発表されていません)。今から進められることは次のとおりです。

  • 高1・高2の冬:英検を受け、CSEスコアを記録する。法学部なら評定3.9を意識して定期テストに取り組む
  • 高2の春〜夏:経済学部志望で英語が苦手なら、簿記2級や数検2級も選択肢にする(取得日の期限に注意)
  • 高2の夏〜秋:オープンキャンパスで学科の授業を知り、志望理由のメモを作る
  • 高3の夏:要項で出願資格を再確認し、500字の志望理由書を何度も書き直す

全体の流れは高2の冬から始める推薦準備でも紹介しています。

9. よくある質問

Q. 自己推薦入試は他大学と併願できますか。
A. 経済学部・法学部は、獨協大学を第一志望とし、合格したら入学することが出願の条件です。年内入試の併願の考え方は年内入試の併願ルールも読んでください。

Q. 法学部で評定3.9と英語資格の両方を持っている場合は。
A. どちらか一方を満たせば出願できます。どちらで出願するかで提出する証明書が変わるので、要項の出願書類の欄を確認してください。

Q. 課外活動推薦入試に英語資格は必要ですか。
A. 経済学部の3学科は、評定と大会成績が出願基準です。英語資格の基準表は外国語学部の英語学科・交流文化学科のものです。

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参考にした公式情報

入試の内容は変更されることがあります。出願前に必ず大学の公式発表を確認してください。

EMiL個別について

EMiL個別は、総合型選抜・学校推薦型選抜を専門にした1対1の個別指導塾です。EIMEI予備校の鶴瀬・ふじみ野・川越の校舎とオンラインで受講できます。志望理由書に書くことを見つけるところから、小論文・面接の練習、評定や英検の対策まで、一人ひとりの志望校に合わせて一緒に準備します。

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二神大輝