中央大学法学部 一般選抜2027 学部別・5学部共通の日程と配点

中央大学法学部の2027年度一般選抜は、5学部共通選抜が2月9日(火)、学部別選抜(一般方式・共通テスト併用方式)が2月12日(金)の予定です。2026年度入試では、学部別選抜一般方式の法学部全体で志願者5,694人・合格者1,349人・倍率3.9倍でした。

この記事では、法律学科・国際企業関係法学科・政治学科の3学科について、大学が公表している2027年度の試験概要と2026年度の入試データを、方式ごとに整理します。

なお、中央大学の入試案内での名称は「5学部共通選抜」(法・経済・商・文・総合政策の5学部が実施)です。2026年度の入試データも同じ名称で示されています。また、法学部では英語外部試験利用方式は実施されません(大学の入学試験概要で、英語外部試験利用方式の実施学部に法学部は含まれていません)。

1. 中央大学法学部 一般選抜2027の基本情報

中央大学の公式サイトで2027年度について確認できた内容をまとめます。出願期間・合格発表日・入学手続期限は、2026年11月中旬公開予定の入学試験要項で確認してください。

項目 内容
実施する方式 5学部共通選抜(4教科型・3教科型)/学部別選抜 一般方式(4教科型・3教科型)/学部別選抜 大学入学共通テスト併用方式/大学入学共通テスト利用選抜(単独方式・前期選考/後期選考)
試験日 5学部共通選抜:2027年2月9日(火)
学部別選抜:2027年2月12日(金)
学科 法律学科/国際企業関係法学科/政治学科(いずれも全学科併願可)
一般方式の配点 4教科型:450点満点(国際企業関係法学科は500点満点)
3教科型:350点満点(国際企業関係法学科は400点満点)
共通テスト併用方式の配点 700点満点(国際企業関係法学科は800点満点)
入学検定料 5学部共通選抜・学部別選抜:各35,000円(併願の2出願目以降は15,000円)
共通テスト利用選抜(単独方式):15,000円
出願期間・合格発表 入学試験要項(2026年11月中旬公開予定)で確認
キャンパス 茗荷谷キャンパス(東京都文京区大塚一丁目4-1、東京メトロ丸ノ内線「茗荷谷駅」から徒歩約1分)

法学部が使うキャンパスは茗荷谷キャンパスです。入試の会場はキャンパスとは別に決まるので、試験会場は要項で確認してください。

2. 学部別選抜 一般方式(2月12日)の科目と配点

一般方式は、中央大学独自の個別試験の得点だけで合否を判定する方式です。大学は「全学部・全学科で実施され、募集人数が一番多い入試」と説明しています。法学部では4教科型と3教科型があります。

4教科型(450点満点)

  • 外国語:英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ・Ⅲ、論理・表現Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ(90分)150点。国際企業関係法学科は200点に換算
  • 国語:現代の国語、言語文化(漢文を除く)(60分)100点
  • 地理歴史・公民:日本史探究・世界史探究・政治・経済から1科目(60分)100点
  • 数学:数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学A、数学B(数列)、数学C(ベクトル)(60分)100点

3教科型(350点満点)

  • 外国語150点(国際企業関係法学科は200点に換算)と国語100点に、地理歴史・公民か数学の100点を加えた合計で判定します。
  • 地理歴史・公民と数学の両方を受けた場合は、得点の高いほうの教科を合否判定に使います。
  • 地理歴史・公民と数学の受験科目は、出願時に登録します。

どちらの教科型も、得点は原則として偏差点を使います。選択科目による有利・不利をならすための扱いなので、自分の素点だけで合否を読まないようにしましょう。

国際企業関係法学科は外国語の満点が200点で、ほかの2学科(150点)より英語の比重が大きくなっています。英語が得意な人は、この学科を併願に入れるかどうかを早めに考えておきましょう。

3. 5学部共通選抜(2月9日)と共通テスト併用方式

5学部共通選抜

5学部共通選抜は、学部共通の問題で試験を行い、1回の試験で複数の学部・学科・教科型に出願できる方式です。試験問題は外国語(英語)、国語(漢文を除く)、地理歴史・公民(「歴史総合,世界史探究」「歴史総合,日本史探究」「公共,政治・経済」から1科目)、数学の中から3教科3科目で判定します(教科の指定は学部ごとに異なります)。

法学部は4教科での受験もでき、3教科型と4教科型の併願も可能です。2026年度の入試データでは、法学部の5学部共通選抜の満点は4教科型が450点(国際企業関係法学科は500点)、3教科型が350点(同400点)と示されています。2027年度の配点の詳細は入学試験要項で確認してください。

大学入学共通テスト併用方式

共通テスト併用方式は、共通テストの指定科目の得点と、一般方式と同一の外国語(英語)の個別試験の得点を合計して判定します。

  • 個別試験:外国語(90分)を200点満点に換算(国際企業関係法学科は300点満点)
  • 共通テストの科目と合わせた合計:700点満点(国際企業関係法学科は800点満点)

共通テストの科目別の配点や選択のしかたは、要項で正確に確認してください。

4. 共通テスト利用選抜(単独方式)

大学独自の試験はなく、共通テストの得点だけで合否を判定します。法学部は前期選考と後期選考の両方で実施します。

  • 前期選考 5教科型:外国語200点、国語100点などで600点満点
  • 前期選考 3教科型:外国語300点、国語200点などで700点満点
  • 後期選考:外国語150点、国語100点などで550点満点

どの教科・科目が判定の対象になるかは型によって違います。出願前に要項の科目表で、自分の受験科目が使えるかを確認しておきましょう。

5. 2026年度入試の結果(法学部)

中央大学が公表している「2026年度 入試データ」から、法学部の数字を抜き出しました。倍率は受験者数÷合格者数で、大学の表に示された数値です。

学部別選抜 一般方式

区分 募集人員/志願者/受験者/合格者
4教科型 法律学科 60人/648人/575人/210人
4教科型 国際企業関係法学科 5人/58人/52人/18人
4教科型 政治学科 20人/160人/141人/64人
3教科型 法律学科 269人/2,962人/2,731人/603人
3教科型 国際企業関係法学科 60人/492人/444人/121人
3教科型 政治学科 128人/1,374人/1,275人/333人
一般方式 合計 542人/5,694人/5,218人/1,349人(倍率3.9倍)

小計の倍率は、4教科型が2.6倍、3教科型が4.2倍でした。4教科型のほうが倍率は低めですが、数学まで準備する負担があります。

5学部共通選抜(法学部)

区分 募集人員/志願者/受験者/合格者
4教科型 小計 30人/419人/381人/134人(倍率2.8倍)
3教科型 小計 66人/2,146人/2,023人/297人(倍率6.8倍)
合計 96人/2,565人/2,404人/431人(倍率5.6倍)

共通テスト併用方式・共通テスト利用選抜

区分 募集人員/志願者/合格者
共通テスト併用方式 合計 91人/824人/280人(受験者656人、倍率2.3倍)
共通テスト利用 前期5教科型 小計 186人/3,093人/1,657人(倍率1.9倍)
共通テスト利用 前期3教科型 小計 42人/3,022人/671人(倍率4.5倍)
共通テスト利用 後期 小計 15人/230人/32人(倍率7.2倍)

共通テスト利用選抜の倍率は、表の構成上、志願者数÷合格者数です。上の募集人員は2026年度のものです。2027年度の募集人員は入学試験要項で確認してください。

6. 方式の選び方と併願の考え方

法学部は、同じ学部に2月9日と2月12日の2回の個別試験日があります。両方を受ければ、同じ学部に2回挑戦できることになります。

  • 数学も受けられる人:4教科型を検討する価値があります。2026年度は一般方式・5学部共通選抜とも、4教科型のほうが倍率は低めでした。
  • 私大3教科で受ける人:一般方式3教科型が募集人員の中心です。3教科型の募集人員の合計は、一般方式で457人でした(2026年度)。
  • 共通テストで得点できる人:共通テスト併用方式は個別試験が英語だけなので、2月12日の負担を英語に絞れます。

検定料は、5学部共通選抜で複数の学部・教科型を併願する場合、また学部別選抜で同日実施の同学部の複数方式・教科型・学科に出願する場合、2出願目以降が15,000円になります。法学部の例として、4出願分の合計が140,000円から80,000円になると大学の資料に示されています。

法学部を他大学と並べて検討するなら、法学部・政治学系を受けるならも参考にしてください。法政大学・明治大学の方式は法政大学 一般選抜2027年度ハブと明治大学 一般選抜2027年度ハブにまとめています。

7. 本番までの準備スケジュール

  • 11月:入学試験要項(11月中旬公開予定)で出願期間・試験会場・時間割を確認。受験生ポータルサイト「UCARO」の会員登録は出願期間より前にできます。
  • 12月:受験する方式と教科型を決め、地理歴史・公民か数学かの登録科目を確定。過去問で英語90分の時間配分を固める。
  • 1月:共通テスト。併用方式・利用選抜に出願するなら、自己採点の結果で出願を最終判断。
  • 2月9日・12日:5学部共通選抜と学部別選抜の個別試験。

出願の全体の流れは私大の一般選抜の出願はいつから?2027年度で確認できます。中央大学は一般選抜の試験問題・解答等を公式サイトで過去1年分公表しています(公表期間は3月下旬から翌年6月下旬まで)。出題の傾向と対策は中央大学の出題傾向と対策にまとめています。

出願前チェックリスト

  • 5学部共通選抜(2月9日)と学部別選抜(2月12日)のどちらを、または両方を受けるか
  • 4教科型か3教科型か、両方併願するか
  • 地理歴史・公民と数学の登録科目
  • 国際企業関係法学科を併願するか(英語の配点が高い)
  • 共通テスト併用方式・利用選抜(前期・後期)を組み合わせるか
  • 試験会場(要項で確認)

8. よくある質問

Q. 法学部に英語外部試験利用方式はありますか?

2027年度の大学の入学試験概要では、英語外部試験利用方式の実施学部に法学部は含まれていません。英語資格を使う方式はないと考えて準備してください。

Q. 「6学部共通選抜」と「5学部共通選抜」は別の入試ですか?

現在の大学の案内では「5学部共通選抜」と表記されています(2026年度の入試データも同じ名称です)。実施するのは法・経済・商・文・総合政策の5学部で、法学部の試験日は2027年2月9日(火)です。

Q. 一般方式で数学を選ぶと不利になりますか?

得点は原則として偏差点で扱われるため、選択科目の違いによる差をならす仕組みになっています。3教科型では、地理歴史・公民と数学の両方を受けると高いほうが使われます。

参考にした公式情報

入試の内容は変更されることがあります。出願前に必ず大学の公式発表を確認してください。

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二神大輝