日本大学の年内入試2027完全ガイド|総合型・推薦の日程と倍率

日本大学の2027年度年内入試は、総合型選抜が14学部と短期大学部、学校推薦型選抜(公募制)が10学部と短期大学部で実施されます。総合型選抜の多くは9月出願・10月試験・11月2日前後の合格発表で、11月6日時点ですでに実施済みです。

一方で、生産工学部の総合型選抜第2期(授業型・他大学併願可)と公募制は11月16日〜11月24日に出願でき、これから受けられる方式として残っています。

この記事では、主な学部の日程表、2026年度入試の倍率、専願と併願の違い、高1・高2の準備スケジュールをまとめます。

項目 内容
対象 2027年度入試(2026年度実施)の総合型選抜・学校推薦型選抜(公募制)
総合型選抜の実施学部 法・文理・経済・商・芸術・国際関係・危機管理・スポーツ科学・理工・生産工学・工・松戸歯・生物資源科学・薬・短期大学部(ビジネス教養)
公募制の実施学部 商・芸術・国際関係・生産工学・工・医・歯・松戸歯・生物資源科学・薬・短期大学部(ビジネス教養学科、建築・生活デザイン学科/ものづくり・サイエンス総合学科)
出願資格の基本 多くの方式が「第一志望で、合格したら入学を確約できる者」(専願)
併願できる方式の例 法学部CL方式の他大学併願型、危機管理学部キャリア型(併願可)、生産工学部総合型第2期(授業型)
これから出願できる例 生産工学部 総合型第2期・公募制(出願11月16日〜24日、試験12月5日)

1. 2027年度の日大年内入試の全体像

日本大学の年内入試は学部ごとに方式・日程・選考内容が違います。同じ「総合型選抜」でも、法学部は小論文と書類、経済学部は探究活動の口頭試問や事前課題の小論文、生産工学部は模擬授業というように、準備の中身が変わります。

  • 総合型選抜:書類と面接・プレゼン・小論文などで評価。9月出願が中心。
  • 学校推薦型選抜(公募制):高校長の推薦が必要。11月出願が中心。
  • 法学部の2つの型:2027年度の法学部の総合型選抜(CL方式)は「法学部専願型」と「他大学併願型」で募集します。

各学部の詳しい内容は、日本大学の総合型選抜2027年度(法学部CL方式・経済学部)と日本大学の学校推薦型選抜(公募制)2027年度で個別に解説しています。

2. 総合型選抜の日程表(主な学部)

日付はすべて2026年です。下の学部は11月6日時点で試験まで実施済みです。現高1・高2は、この時期を目安に準備を進めてください。

学部・方式 出願/試験/合格発表
法学部 CL方式(専願型・併願型) 9月1日〜9月25日/10月18日/11月9日
文理学部 9月1日〜9月8日/第二次選考日は募集要項で確認/11月2日
経済学部(探究学習評価型・資格取得型) 9月7日〜9月11日/第二次10月18日/11月2日
商学部 9月1日〜9月4日/第二次10月18日/11月2日
芸術学部 エントリー9月1日〜9月3日、出願10月1日〜10月7日/10月25日/11月2日
国際関係学部 第1期 9月17日〜9月24日/10月3日/11月2日
国際関係学部 第2期 10月1日〜10月8日/10月17日/11月2日
危機管理学部(4方式) 9月1日〜9月11日/第二次10月24日/11月10日
スポーツ科学部 9月1日〜9月11日/第二次10月24日/11月10日
理工学部 9月1日〜9月7日/10月24日/11月2日
生産工学部 第1期(探究型・課題型) 探究型9月1日〜9月7日、課題型9月24日〜9月30日/10月10日/11月2日
工学部 第1期・第2期 第1期9月1日〜9月7日、第2期9月18日〜9月28日/9月19日・10月10日/11月2日
生物資源科学部 9月24日〜9月28日/第二次10月31日/11月9日

これから出願できる総合型選抜

項目 生産工学部 総合型選抜第2期(授業型)
出願期間 2026年11月16日(月)〜11月24日(火)
試験日 12月5日(土)
合格発表 12月14日(月)
入学手続締切 第1回 2027年1月22日(金)、第2回 2027年2月26日(金)
選考方法 書類審査、模擬授業および授業内課題(120分)、面接
併願 他大学・他学部との併願が可能

3. 学校推薦型選抜(公募制)の日程表

公募制は11月出願です。商・国際関係・工学部は11月5日で出願が締め切られ、芸術・薬学部も11月6日が締切です。これから出願できるのは、11月16日から受け付ける生産工学部です。

学部 出願/試験/合格発表/手続締切
商学部(評定3.8以上など) 11月2日〜11月5日/11月21日/12月4日/12月15日
国際関係学部(評定3.7以上など) 11月2日〜11月5日/11月14日/12月1日/12月11日
工学部(評定3.0以上) 11月2日〜11月5日/選考日は募集要項で確認/12月1日/12月18日
芸術学部(学科ごとに評定基準) 11月2日〜11月6日/11月22日/12月1日/12月11日
薬学部 11月2日〜11月6日/11月14日/12月1日/12月10日
生物資源科学部 出願期間は募集要項で確認/11月21日/12月1日/12月11日
生産工学部 11月16日〜11月24日/12月5日/12月14日/12月22日

公募制は、どの学部も「本学部(学科)を第一志望とし、合格した場合は入学を確約できる者」が条件です。評定や英語資格の細かい条件は学部で違うため、募集要項「出願資格」の読み方もあわせて確認してください。

4. 2026年度入試の結果(受験者数・合格者数・倍率)

日本大学が公表している2026年度入試結果から、学部計を抜き出しました。倍率は受験者数÷合格者数です。

総合型選抜(2026年度)

学部 受験者→合格者(倍率)
法学部 95人→34人(2.8倍)
文理学部 467人→140人(3.3倍)
経済学部 228人→125人(1.8倍)
商学部 232人→103人(2.3倍)
芸術学部 629人→310人(2.0倍)
国際関係学部 143人→139人(1.0倍)
危機管理学部 152人→73人(2.1倍)
スポーツ科学部 244人→103人(2.4倍)
理工学部 286人→251人(1.1倍)
生産工学部 355人→229人(1.6倍)
工学部 69人→60人(1.2倍)
生物資源科学部 362人→160人(2.3倍)

学科による差も大きく、文理学部では心理学科が15.0倍、社会学科が9.0倍だった一方、化学科は1.6倍でした。

学校推薦型選抜(公募制)(2026年度)

学部 受験者→合格者(倍率)
商学部 93人→64人(1.5倍)
国際関係学部 10人→10人(1.0倍)
芸術学部 336人→139人(2.4倍)
生産工学部 39人→18人(2.2倍)
工学部 52人→49人(1.1倍)
生物資源科学部 273人→92人(3.0倍)

公表資料の学部の「計」は指定校制との合算のため、ここでは公募制の「小計」を載せています。

5. 方式の違い:専願と併願、選考内容

専願(入学確約)の方式

経済・商・国際関係・スポーツ科学・理工・生物資源科学学部の総合型選抜や、各学部の公募制は、第一志望で合格したら入学を確約することが出願条件です。合格後に他大学の一般選抜へ進むことは想定されていません。

他大学と併願できる方式

  • 法学部 CL方式(他大学併願型):第一部の各学科3名。専願型と同じく総合型小論文(日本語と英語で出題)と書類で選考。
  • 危機管理学部 キャリア型(併願可):募集5名。第一志望の確約は求められず「入学を強く希望する者」が対象。
  • 生産工学部 総合型第2期(授業型):他大学・他学部との併願が可能。

併願の考え方と入学手続の締切の見方は、年内入試の併願ルールで詳しく説明しています。

選考内容の違い

  • 書類+小論文型:法学部(総合型小論文)、経済学部資格取得型(事前課題の小論文1,350〜1,500字、エントリーシート800〜1,000字)
  • 探究・プレゼン型:経済学部探究学習評価型(口頭試問)、国際関係学部第1期(個人プレゼンテーション)、工学部第1期
  • 授業・実験型:生産工学部第2期(模擬授業)、工学部第2期(模擬授業)、生物資源科学部(実験・実習・演習と発表)

6. 方式の選び方

  1. 日大が第一志望かを決める。第一志望なら専願の方式が選択肢の中心になります。
  2. 評定と資格を確認する。法学部は全体3.5以上(評定基準A)、経済学部探究学習評価型は3.7以上、商学部総合型は3.3以上、商学部公募制は3.8以上が一つの基準です。
  3. 得意な表現の形で選ぶ。書く力なら小論文型、探究の成果があるならプレゼン型、授業を受けて考えるのが得意なら模擬授業型です。
  4. 併願したいなら併願可の方式を探す。年内に日大を確保しつつ他大学の一般選抜も受けたい人は、法学部併願型や生産工学部第2期を検討します。
  5. 一般選抜の計画も並行する。年内入試で結果が出なかった場合に備え、日本大学 一般選抜2027年度の方式も確認しておきます。

7. 準備スケジュール(現高1・高2向け)

総合型選抜の出願は高3の9月です。高3の夏までに書類の材料をそろえることを目標にします。

  • 高1〜高2の冬:定期テストで評定を確保。英検は2級(学部により準2級プラス)を目標に受験計画を立てる。
  • 高2の3月〜高3の5月:オープンキャンパスで学科の説明を聞き、アドミッション・ポリシーを読む。探究活動のテーマを固める。
  • 高3の6月:経済学部資格取得型の小論文研究課題は6月上旬に公表予定。課題が出る学部は早めに確認。
  • 高3の7〜8月:志望理由書・活動報告書の下書き。小論文と面接の練習を始める。
  • 高3の9月:総合型選抜の出願(学部により9月上旬に締切)。芸術学部はエントリーシートが9月初めに締切。
  • 高3の10〜11月:第二次選考、公募制の出願(11月上旬)。

志望理由書の構成例(800字の場合)

  1. 学びたいテーマと、そのきっかけ(約150字)
  2. 高校での探究・活動で考えたこと(約250字)
  3. その学部・学科で学びたい理由(カリキュラムや授業に触れて約250字)
  4. 入学後の学習計画と将来像(約150字)

8. よくある質問

Q. 日大の総合型選抜は複数の学部に出願できますか?

多くの方式が「第一志望・入学確約」を条件にしているため、専願の方式どうしを複数の学部で受けることは想定されていません。法学部・文理学部では学部内の学科間の併願もできません。出願前に各学部の募集要項で確認してください。

Q. 総合型選抜に落ちたら公募制を受けられますか?

学部と時期によっては可能です。たとえば生産工学部は総合型第1期の合格発表が11月2日、公募制と第2期の出願が11月16日からです。出願資格は学部ごとに確認してください。

Q. 倍率が1.0倍の方式は受ければ合格できますか?

倍率は前年度の結果で、年度によって変わります。また、経済学部や生産工学部のように選考項目ごとに基準を設けている学部があり、基準に届かなければ不合格になります。準備の量を減らしてよい理由にはなりません。

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参考にした公式情報

入試の内容は変更されることがあります。出願前に必ず大学の公式発表を確認してください。

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この記事を書いた人

二神大輝