駒澤大学の年内入試2027完全ガイド|自己推薦選抜の日程と倍率

駒澤大学で一般の高校生が自分で出願できる年内入試は、「自己推薦選抜」の総合評価型と特性評価型の2つです。どちらも専願で、高校からの推薦状は要りません。

2027年度入試では、総合評価型は10月18日に試験、特性評価型は10月17日に第2次試験が行われ、合格発表はどちらも11月6日(金)です。2027年度の自己推薦選抜は、出願・試験ともにすでに実施済みです。

この記事では、学部ごとの実施方式、日程表、2つの方式の違いと選び方、高1・高2からの準備スケジュールを、駒澤大学の公式入試情報をもとに整理します。

項目 内容
年内入試の方式 自己推薦選抜(総合評価型)/自己推薦選抜(特性評価型)
専願・併願 どちらも専願(合格したら入学することが出願の条件)
推薦状 不要(自分で出願する方式)
総合評価型の実施学部 全学部・全学科
特性評価型の実施学部 仏教学部、文学部(英米文学科・歴史学科・社会学科社会学専攻)、経済学部(経済学科・商学科)、グローバル・メディア・スタディーズ学部
入学検定料 どちらも35,000円(特性評価型は第1次10,000円+第2次25,000円)
2027年度の合格発表 2026年11月6日(金)

1. 駒澤大学の年内入試は「自己推薦選抜」の2方式

駒澤大学の選抜方式一覧で、高校生が自分で出願できる年内入試として載っているのは自己推薦選抜です。中身は次の2つに分かれます。

  • 総合評価型:高校時代の活動や、大学入学後の学修への意欲などを総合的に評価。全学部・全学科で実施。
  • 特性評価型:高校までに取得した資格・検定や、高校時代の活動など「受験生の特性」を評価。一部の学部・学科で実施。

このほかに指定校推薦選抜、スポーツ推薦選抜、附属高等学校等推薦選抜などがありますが、これらは公式サイトで「閲覧に必要なID・パスワードは入学センターにお問い合わせください」とされている区分です。公式の選抜方式一覧・入学者選抜情報のページに、公募制の学校推薦型選抜は掲載されていません。

総合評価型の詳しい選考内容は、駒澤大学の自己推薦選抜(総合評価型)2027年度でまとめています。

2. 2027年度の日程表

総合評価型

項目 日程
出願期間(ネット入力・郵送) 2026年9月21日(月)〜9月30日(水)(入力は15時まで、郵送は消印有効)
試験日 2026年10月18日(日) 小論文10:00〜11:00、面接・口頭試問12:00〜
会場 駒沢キャンパス(対面)
合格発表 2026年11月6日(金)
1次手続 合格発表日〜2026年11月20日(金)
2次手続 入学関係書類の受取日〜2027年3月5日(金)

特性評価型

項目 日程
出願期間(ネット入力・郵送) 2026年9月7日(月)〜9月11日(金)(入力は15時まで、郵送は消印有効)
第1次試験(書類審査)の合格発表 2026年10月3日(土)
第2次試験 2026年10月17日(土)13:30〜(学部学科により対面またはオンライン)
第2次試験の予備日 2026年10月25日(日)(オンラインの機器不具合時など)
合格発表 2026年11月6日(金)
1次手続 2026年11月6日(金)〜11月20日(金)
2次手続 入学関係書類の受取日〜2027年3月5日(金)

2027年度の自己推薦選抜は、出願・試験ともに実施済みです。合格した人は11月20日(金)の1次手続を忘れないようにしてください。現高1・高2の人は、出願が高3の9月になる前提で準備を組み立てます。

3. 2026年度入試の結果(受験者・合格者と倍率)

駒澤大学の「入学者選抜データ(2026年度)」から、自己推薦選抜の結果を載せます。倍率は大学の発表どおり(受験者数÷合格者数)です。

総合評価型は全体で受験689名・合格236名(2.9倍)、特性評価型は受験174名・2次合格100名(1.7倍)でした。総合評価型では学科によって1.0倍から5倍台まで差があります。

総合評価型(2026年度)

学部・学科(募集人員) 受験者→合格者(倍率)
仏教学部(15人) 17→17(1.0倍)
文・国文学科(8人) 57→14(4.1倍)
文・英米文学科(10人) 32→21(1.5倍)
文・地理 地域文化研究専攻(8人) 28→8(3.5倍)
文・地理 地域環境研究専攻(8人) 12→6(2.0倍)
文・歴史 日本史学専攻(10人) 48→13(3.7倍)
文・歴史 外国史学専攻(7人) 33→7(4.7倍)
文・歴史 考古学専攻(3人) 9→3(3.0倍)
文・社会 社会学専攻(5人) 14→5(2.8倍)
文・社会 社会福祉学専攻(3人) 8→2(4.0倍)
文・心理学科(10人) 24→7(3.4倍)
経済・経済学科(10人) 36→12(3.0倍)
経済・商学科(6人) 20→6(3.3倍)
経済・現代応用経済学科(6人) 9→3(3.0倍)
法・法律学科フレックスA(25人) 67→31(2.2倍)
法・法律学科フレックスB(10人) 12→11(1.1倍)
法・政治学科(10人) 31→11(2.8倍)
経営・経営学科(20人) 80→21(3.8倍)
経営・市場戦略学科(11人) 56→11(5.1倍)
医療健康科学部 診療放射線技術科学科(9人) 57→10(5.7倍)
GMS グローバル・メディア学科(34人) 39→17(2.3倍)

特性評価型(2026年度)

学部・学科(募集人員) 受験者→2次合格者(倍率)
仏教学部(50人) 44→40(1.1倍)
文・英米文学科(8人) 9→7(1.3倍)
文・歴史 日本史学専攻(2人) 10→1(10.0倍)
文・社会 社会学専攻(2人) 7→2(3.5倍)
経済・経済学科(5人) 8→5(1.6倍)
経済・商学科(13人) 33→12(2.8倍)
GMS A方式(A・B合わせて15人) 51→26(2.0倍)
GMS B方式 9→7(1.3倍)

特性評価型の歴史学科 外国史学専攻(受験3・合格0)と考古学専攻(受験0)は、合格者がいなかったため表から外しています。

  • 人気が集まる学科:総合評価型では診療放射線技術科学科(5.7倍)、市場戦略学科(5.1倍)、外国史学専攻(4.7倍)、国文学科(4.1倍)が4倍を超えています。
  • 募集人員が多く倍率が低めの学科:仏教学部、法律学科フレックスB、英米文学科は2倍未満でした。ただし翌年に志願者が増えることもあるので、1年分の数字だけで判断しないようにしましょう。
  • 募集人員が数名の専攻は、志願者が数人増えるだけで倍率が大きく変わります。

4. 総合評価型と特性評価型の違い

総合評価型:小論文+面接で「考える力と意欲」を見る

  • 選考は小論文(10:00〜11:00の60分)と面接・口頭試問。出願時に調査書・自己推薦書などを提出します。
  • 文学部社会学科社会学専攻と法学部政治学科は、グループ討論形式(5〜7名1組)の面接・口頭試問。
  • 文学部歴史学科は、小論文の内容を参考にした面接・口頭試問。
  • 医療健康科学部は小論文ではなく筆記試験(数学Ⅰ・Ⅱ・A・B、物理基礎、化学基礎)と面接。
  • 出願資格の学習成績の基準は学科ごとに異なり、全体の評定だけの学科と、特定教科の評定も見る学科があります。数値は選抜要項で確認してください。

特性評価型:資格・活動実績を出願資格にして、書類と面接で見る

  • 第1次は書類審査。英米文学科・経済学科・商学科は事前課題もあります。
  • 第2次は第1次合格者だけが受け、面接・口頭試問。社会学専攻は出願時の実績についてPowerPointを使ったプレゼンを含みます。
  • グローバル・メディア・スタディーズ学部は、資格・実績を使うA方式か、当日に資料を作って発表するB方式(資料作成90分、プレゼンと質疑応答約10分)を選びます。
  • 2027年度から、経済学部(経済学科・商学科)の推薦条件に統計検定3級以上が加わり、社会人常識マナー検定試験1級と秘書検定試験準1級以上は外れました。

なお、公式サイトでは総合評価型と特性評価型の併願ができると案内されています(出願書類はそれぞれ必要)。

5. どちらを選ぶか:判断のチェックリスト

次の項目に当てはまるものが多い方を軸にし、両方の条件を満たすなら併願も検討します。

総合評価型が合う人

  • 資格や大会実績は特にないが、学びたい分野ははっきりしている
  • 60分の小論文で、自分の意見を筋道立てて書く練習ができる
  • 志望学科の授業や研究内容を調べて、面接で話せる
  • 志望学科の評定の基準を満たしている

特性評価型が合う人

  • 英検などの資格・検定、活動実績が要項の推薦条件に当てはまる
  • 志望学科が特性評価型を実施している(仏教・文の一部・経済・GMS)
  • 事前課題やプレゼンに、時間をかけて取り組める
  • 9月上旬の出願に間に合うように書類を準備できる

どちらも専願なので、駒澤大学が第一志望であることが前提です。他大学の年内入試と組み合わせるときの考え方は、年内入試の併願ルール|専願と併願の見分け方を参考にしてください。

6. 準備スケジュール(現高1・高2向け)

時期 やること
高1〜高2の定期テスト 評定を落とさない。基準は「卒業年次の1学期まで」の成績で判定される
高2の秋〜冬 志望学科を2〜3に絞り、アドミッション・ポリシーを読む。資格・検定(英検など)の受検計画を立てる
高2の3月まで 特性評価型を考える人は、推薦条件に当てはまる資格・実績を確認する
高3の4〜6月 オープンキャンパスの日程を確認。自己推薦書の材料(活動・学びたいこと)を書き出す
高3の7月 新年度の自己推薦選抜要項を読み、条件・書類・日程を確定する(2027年度の要項は2026年7月に公開)
高3の8月 自己推薦書を完成させる。小論文は週1本ペースで書いて添削を受ける。事前課題に取り組む
高3の9月 特性評価型は9月上旬、総合評価型は9月下旬に出願
高3の10月 面接・口頭試問、グループ討論、プレゼンの練習をして試験へ

自己推薦書の書き方は、自己推薦書と志望理由書の違いは?も参考になります。

自己推薦書の構成例(800字と仮定した場合の字数配分)

自己推薦書の字数は公式ページで確認できなかったため、ここでは仮に800字で書く場合の配分例を示します。

  1. 学びたいことと志望学科(約120字)
  2. そう考えるきっかけになった高校での経験(約250字)
  3. その学科で学びたい理由(授業・ゼミ・研究分野)(約250字)
  4. 入学後の目標と将来像(約180字)

実際の字数や様式は、大学の選抜要項と所定の用紙で確認してください。

7. よくある質問(Q&A)

Q1. 自己推薦選抜に落ちても一般選抜を受けられますか?

受けられます。公式サイトでも一般選抜との併願が可能と案内されています。年内入試の結果が出る11月以降は、駒澤大学 一般選抜2027年度|方式・日程・出願・配点まとめや駒澤大学 一般選抜2027|全学部統一・T方式・S方式で一般選抜の準備に切り替えます。

Q2. 総合評価型と特性評価型は両方受けられますか?

併願できます。ただし出願書類はそれぞれ必要です。出願期間も試験日も違うので、日程表で重ならないか確認してください。

Q3. 評定はいつまでの成績で判定されますか?

卒業年次の1学期(前期)までの成績です。第3学年1学期の成績が記載できない場合は、第2学年までの成績で出願が認められる場合があります。

Q4. 高校の先生の推薦は必要ですか?

必要ありません。自分で出願する方式です。調査書は高校に発行を依頼します。

Q5. 試験はオンラインですか?

総合評価型は駒沢キャンパスで対面です。特性評価型の第2次は、学部学科によってオンラインまたは対面です。

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参考にした公式情報

入試の内容は変更されることがあります。出願前に必ず大学の公式発表を確認してください。

EMiL個別について

EMiL個別は、総合型選抜・学校推薦型選抜を専門にした1対1の個別指導塾です。EIMEI予備校の鶴瀬・ふじみ野・川越の校舎とオンラインで受講できます。志望理由書に書くことを見つけるところから、小論文・面接の練習、評定や英検の対策まで、一人ひとりの志望校に合わせて一緒に準備します。

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この記事を書いた人

二神大輝