専修大学 一般選抜2027 全国・前期(A・D・E方式)・後期の違い

専修大学の2027年度一般選抜は、2月1日・2日の「全国入学試験」、2月9日〜13日の「前期入学試験」(全学部入学試験と、A方式・D方式・E方式などの学部個別入学試験)、3月3日の「後期入学試験」の3本立てです。

全国入学試験と全学部入学試験は英語・国語・選択科目の3教科、各100点の合計300点で、1回の試験で全学部・全学科を併願できます。検定料は1出願32,000円で、同じ試験日の2出願目は15,000円に下がります。

この記事では、方式ごとの違い、日程、科目と配点、2026年度の入試結果、併願の組み方を、専修大学の公式サイトと2027年度入学試験要項で確認できた範囲でまとめます。

1. 基本情報(2027年度 一般選抜)

項目 内容
全国入学試験(スカラシップ入学試験を含む) 試験日:2月1日(月)・2月2日(火)
出願:1月4日(月)〜1月21日(木)
前期入学試験:全学部入学試験 試験日:2月9日(火)・2月12日(金)
出願:1月4日(月)〜1月29日(金)
前期入学試験:学部個別入学試験(A・AS・B・C・D・E・F方式) 試験日:2月10日(水)・2月13日(土)
出願期間は要項の日程表で確認
前期入学試験:スカラシップ入学試験 試験日:2月12日(金)
後期入学試験 試験日:3月3日(水)
出願:2月15日(月)〜2月24日(水)
科目・配点(全国・全学部) 英語・国語・選択科目の3教科、各100点(300点満点)
検定料 1出願32,000円。同じ試験日の2出願目15,000円、3出願目以降10,000円
試験会場 全国21会場(試験日・試験区分によって異なる)
合格発表 方式・試験日ごとに異なるため、入学試験要項の入試日程表で確認

出願期間はWEB出願の期間です。郵送で書類を出す場合は締切日の消印有効と要項に書かれています。合格発表日と入学手続の締切は方式ごとに違うので、入学試験要項の入試日程表で必ず確認してください。

2. 一般選抜は「全国」「前期」「後期」の3つに分かれる

専修大学の一般選抜は、名前が似ているので最初に整理しておきます。

  • 全国入学試験(2月1日・2日):1回の試験で全学部・全学科を併願できる方式。奨学生を選ぶスカラシップ入学試験も同じ日程で行われます。
  • 前期入学試験(2月9日・10日・12日・13日の計4日間):全学部入学試験(2月9日・12日)、学部個別入学試験(2月10日・13日)、スカラシップ入学試験(2月12日)を合わせた呼び方です。
  • 後期入学試験(3月3日):1回の試験で全学部・全学科を併願できる方式です。

このほかに大学入学共通テスト利用入学試験(前期・後期)があります。共通テスト利用前期の出願は1月4日(月)〜1月15日(金)です。

大学の案内では、全国入学試験と全学部入学試験を合わせて「受験チャンスが計4回」と紹介されています。2月1日・2日・9日・12日の4日間は、どの日も同じ3教科・同じ配点で受けられるということです。

3. 全国入学試験と全学部入学試験:3教科同一配点

全国入学試験(2月1日・2日)と全学部入学試験(2月9日・12日)は、英語・国語・選択科目の3教科の合計点で選考します。大学の説明では、全学部共通問題なので学部・学科ごとの対策はいらず、学部個別入学試験と出題傾向は同じとされています。

配点の例外

  • 英語英米文学科:「英語」を加重配点し150点。
  • ネットワーク情報学科:「国語」は60点で、現代文のみを判定に使用。さらに、3教科に加えて大学入学共通テストの「数学Ⅰ,数学A」の受験が必須です。合計点には入れず、基準点以上の人を合格判定の対象にします。基準点は要項で確認してください。

ネットワーク情報学科を考えている人は、一般選抜で受ける場合でも共通テストの出願が必要になる点を忘れないでください。

英語外部試験で「英語」が免除される(全学部入学試験)

2月9日・12日の全学部入学試験は、英語外部試験を利用すると「英語」の受験が免除されます。ただし、2月12日に全学部入学試験とスカラシップ入学試験を併願する場合は「英語」の受験が必要です。

4. 学部個別入学試験:A方式・D方式・E方式などの違い

前期入学試験の学部個別入学試験(2月10日・13日)は、学部・学科ごとに方式が分かれています。大学の英語外部試験のページと要項で確認できた方式は次のとおりです。

方式 中身と対象
A方式(3教科同一配点) 全学部・全学科
AS方式(大学入学共通テスト併用) 経済学部、法学部、商学部、ネットワーク情報学部
B方式(選択科目重視) 経済学部(現代経済学科・生活環境経済学科)、経営学部、商学部
C方式(英語重視) 経済学部(国際経済学科)、経営学部(経営学科・ビジネスデザイン学科)、商学部(マーケティング学科・会計学科)、国際コミュニケーション学部(異文化コミュニケーション学科)
D方式(国語重視) 商学部、文学部(日本文学文化学科)
E方式(英語単独) 文学部(英語英米文学科)
F方式(2教科数学重視) ネットワーク情報学部

どの方式も配点の詳しい数字は学科ごとに違います。「重視」の教科が何点になるかは、入学試験要項の教科・科目・配点の表で確認してください。

E方式・F方式の注意点

  • 2月13日のE方式(英語単独)とF方式(2教科数学重視)は、同じ試験日のほかの試験と併願できません。E方式とF方式どうしの併願もできません。
  • E方式とF方式は神田キャンパスと生田キャンパスだけで行われます。

英語が得意で英語英米文学科が第一志望なら、2月13日はE方式に絞るか、A方式で他学科と併願するかを先に決めておく必要があります。

英語外部試験の換算

学部個別入学試験では、英語外部試験の基準スコアに応じて「英語」の得点を80点・90点・100点のいずれかに換算して判定に使えます。スコアを出しても当日の「英語」を受けることができ、その場合は高いほうの得点が使われます。対象は2025年4月1日以降に受験したスコアです。基準スコアの一覧は要項で確認してください。英検などのスコアの使い方は英検などの外部スコアを入試で使うときの考え方でも整理しています。

5. スカラシップ入学試験と後期入学試験

スカラシップ入学試験

スカラシップ入学試験は奨学生を選ぶ試験で、2月1日・2日・12日に行われます。要項では、合格して入学した人は授業料と施設費が4年間免除(毎年の成績審査あり)とされています。

  • 同じ試験日の中ではスカラシップ入学試験どうしの併願はできず、出願できるのは1学科だけです。
  • スカラシップ入学試験と、同じ学部・学科の全国入学試験または全学部入学試験を併願する場合は、併願分の検定料が免除されます。

受ける学科が決まっているなら、全国入学試験を受ける日に同じ学科のスカラシップも出しておくと、検定料を増やさずに挑戦できます。

後期入学試験

後期入学試験は3月3日(水)の1日だけで、1回の試験で全学部・全学科を併願できます。出願は2月15日(月)〜2月24日(水)です。試験科目と配点、会場は要項で確認してください。

後期は、2026年度の結果を見ると志願者に対して合格者がかなり少ない入試です(次の章)。前期までで合格を確保する計画を基本にしましょう。

6. 2026年度の入試結果(大学公表)

大学が公表した2026年度入学試験結果の区分ごとの合計です。倍率の欄は志願者数を合格者数で割って出した目安で、大学が発表した実質倍率ではありません。

区分 志願者数/合格者数(志願者÷合格者)
全国入学試験 計 5,164名/1,367名(約3.8)
一般選抜前期入学試験 計 29,346名/5,841名(約5.0)
一般選抜スカラシップ入学試験 計 2,038名/72名(約28.3)
一般選抜後期入学試験 2,868名/167名(約17.2)
共通テスト利用前期入学試験 14,389名/4,284名(約3.4)
共通テスト利用後期入学試験 423名/83名(約5.1)
大学全体(総合計) 54,228名/11,814名

志願者がいちばん多いのは前期入学試験です。全国入学試験は前期より志願者に対する合格者の割合が高めで、2月の最初に合格を1つ取りにいく試験として使いやすい日程です。学科別の数字は大学の入試結果のページで確認できます。

7. 併願の組み方

専修大学は日程が多いので、受ける日を先に決めてから学科を選ぶと組みやすくなります。

パターン1:第一志望の学科が決まっている

  1. 2月1日・2日:全国入学試験で第一志望の学科+同じ学科のスカラシップ(検定料免除の組み合わせ)。
  2. 2月9日・12日:全学部入学試験で同じ学科をもう一度。
  3. 2月10日・13日:その学科にB・C・D方式などがあれば、得意教科が重く見られる方式を追加。

パターン2:学部にこだわらず専修に入りたい

  1. 同じ試験日に複数学科を出す。2出願目15,000円、3出願目以降10,000円なので、1日にまとめたほうが検定料を抑えられます。
  2. 試験日が違う出願にはこの割引は使えないので、何日受けるかを先に決めます。

他大学との組み合わせ

2月1日・2日は他大学の入試とも重なりやすい日です。日本大学N方式や駒澤大学の一般選抜と組む人は、日本大学 N方式2027の日程と併願、駒澤大学 一般選抜2027もあわせて見て、試験日が重ならないように並べてください。日東駒専全体の日程の考え方は日東駒専の日程選びにまとめています。

8. よくある質問

Q. 全国入学試験と全学部入学試験はどちらを受ければいいですか

どちらも3教科同一配点で、出題傾向も同じとされています。違うのは日程です。2月前半の早い時期に合格を確保したいなら全国入学試験、受験日を増やしたいなら両方を受ける形になります。

Q. 選択科目は何を選べますか

ネットワーク情報学科は全国入学試験とスカラシップ入学試験で数学を選ぶ扱いです。そのほかの学科で選べる科目は、要項の教科・科目の表で確認してください。

Q. 英検を持っていると有利ですか

全学部入学試験では英語の受験が免除され、学部個別入学試験では得点換算に使えます。ただし全国入学試験の扱いは要項で確認が必要です。換算点が80点の場合は当日の英語も受けて、高いほうを使ってもらう形が安心です。

参考にした公式情報

入試の内容は変更されることがあります。出願前に必ず大学の公式発表を確認してください。

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二神大輝