志望理由書に「志望理由」を書かない人が多すぎるので、書き方の基本について教えます

こんにちは。二神です。

総合型選抜入試や、公募推薦入試では必ず、志望理由書を提出します。

以下の記事でも書いた通り、書類作成において重要なので「私がどう思うか」ではなく、「採用側の視点」になります。

 

 しかし、志望理由書の初稿の多くは「志望理由」ではなく、「大学の魅力的の列挙」になっていることが多いです。では、志望理由書とは、何を書けばよいのでしょうか。

 

 

まず、大学の授業内容や教授について知ることは大切です。

例えば、心理学部を志望する学生がいるとしましょう。なぜ心理学部を志望するの?と聞くと、人の気持に興味がある、心に関心がある、といった答えが返ってきます。志望理由の解像度が低いことは、誰でもわかりますね。

 

 

心理学と言っても、研究分野は多岐にわたります。まずはそれを調べましょう。臨床心理学、認知心理学、生態心理学、これらの違いを言えますか?その他にも犯罪心理学、社会心理学、学習心理学、発達心理学など、他の学問分野と横断しているものも多く存在します。「どれが自分の興味領域なのか」を、調べていく中で明瞭にしていかなくてはいけません。

 

  

そして、その興味領域を深く研究している教授がどの大学にいて、どんな授業を担当しているのか、調べましょう。大学は、シラバスといって、全授業の概要を公開しています。それを検索して、受けたい授業を見つけてください。

 

 

そうして、大学で学びたいことの解像度を上げていくのです。

 

 

そのあとのは、大学で得た知識、経験、資格、実績を使って、どのような社会貢献をするか、どんな社会問題を解決したいかに結びつけてください。ここまで書けて、初めてスタートラインです。

 

 

ちなみに、この「将来やりたいこと」というのは、ChatGPTのような生成AIを使ってそれっぽく書こうとしてもだめです。なぜなら、やりたいことの答えはあなたの中にしかないからです。自分探しの旅に出ても自分が見つからないように、ただ単にSDGsのような標語的な社会問題を解決したいという言葉には、魂が宿りません。何百人、何千人と書類を見てきて、面接をしてきた教授には見抜かれてしまいます。

 

 

EIMEI予備校では、1対1の授業を通して、未発見の夢や目標を発見することに長けています。これまで合格していった先輩たちの膨大な志望理由書、大学課題があるため、それらから合格傾向を分析し、緻密な指導を行っています。

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