明治大学経営学部の2027年度学部別入学試験は2月10日(水)に行われます。2026年度から大学入学共通テスト併用型に変わり、大学で受けるのは国語と外国語の2科目、残りの1科目は共通テストの点数を使います。
募集人員は学部別が3科目方式342名・英語4技能試験活用方式40名、2月5日(金)の全学部統一入学試験が3科目方式27名・英語4技能3科目方式3名です。
2026年度入試の学部別3科目方式は志願者4,550人・合格者1,012人・倍率4.2倍・合格最低点261点(350点満点)でした。ここでは2027年度の日程・科目・配点と2026年度の結果を方式ごとに整理し、どう組み合わせて受けるかを考えます。
1. 基本情報(2027年度 明治大学経営学部 一般選抜)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 学科 | 経営学科・会計学科・公共経営学科(出願時に学科は選ばず、2年次から所属) |
| 受けられる入試 | 学部別入学試験(共通テスト併用型3科目方式/共通テスト併用型英語4技能試験活用方式) 全学部統一入学試験(3科目方式/英語4技能3科目方式) 大学入学共通テスト利用入学試験 前期日程(3科目方式/4科目方式) |
| 募集人員 | 学部別 342名・40名 全学部統一 27名・3名 共通テスト利用 前期 25名・25名(後期日程の募集はなし) |
| 試験日 | 学部別 2月10日(水) 全学部統一 2月5日(金) 共通テスト 1月16日(土)・17日(日) |
| 出願期間(消印有効) | 学部別 1月7日(木)〜1月21日(木) 全学部統一 1月7日(木)〜1月18日(月) 共通テスト利用 1月7日(木)〜1月15日(金) |
| 合格発表 | いずれも2月17日(水) |
| 入学手続締切 | いずれも3月5日(金) |
| 入学検定料 | 学部別・全学部統一 1学部1方式35,000円(学部別の2方式併願、全学部統一の2つ目以降は20,000円) 共通テスト利用 18,000円(割引なし) 別に1回の支払いごとに手数料1,200円 |
| 試験会場 | 学部別 駿河台または和泉キャンパス(おおむね出願書類の受付完了順に大学が指定) 全学部統一 東京・神奈川(本学)と札幌・仙台・名古屋・大阪・広島・福岡から1つ選択 |
学部別入学試験の出願締切は1月21日(木)で、共通テストの後です。ただし、学部別で使う科目を共通テストで受けていない場合や、本人の事情で共通テストの成績が大学に提供されない場合は合否判定の対象外になり、検定料も返ってきません。共通テストの出願のときに、使う科目を必ず登録しておきましょう。
2. 学部別入学試験(2月10日)の科目と配点
共通テスト併用型3科目方式(342名)
| 科目 | 配点・時間 |
|---|---|
| 国語(現代の国語、言語文化。漢文の独立問題は出題しない) | 100点・60分(10:00〜11:00) |
| 外国語(英語、ドイツ語、フランス語から1科目) | 150点・70分(12:30〜13:40) |
| 共通テスト(地理歴史・公民・数学・情報から1科目) | 100点(大学での試験はなし) |
| 合計 | 350点 |
共通テストで選べる科目は、地理総合・地理探究、歴史総合・世界史探究、歴史総合・日本史探究、地理総合/歴史総合/公共、公共・倫理、公共・政治・経済、数学Ⅰ・数学A、数学Ⅰ、数学Ⅱ・数学B・数学C、情報Ⅰです。2科目以上受けていれば高得点の1科目が使われ、第1解答科目・第2解答科目の区別もありません。
大学の試験は英語150点が国語の1.5倍です。試験時間も英語のほうが長いので、70分で長文を読み切る練習が欠かせません。明治の英語の出題の特徴は明治大学の英語で詳しく扱っています。
共通テスト併用型英語4技能試験活用方式(40名)
英検などのスコアが基準を満たす人だけが出願できる方式です。大学の外国語の試験は免除され、国語100点+共通テスト1科目100点+スコアに応じた加点(0・20・30点)の230点満点で判定します。
| 試験 | 出願基準/20点加算/30点加算 |
|---|---|
| 英検(CSEスコア) | 総合2200・各技能530/総合2467・各技能570/総合2630・各技能610 |
| TEAP(4技能) | 総合290・各技能70/340・各80/390・各90 |
| IELTS | 5.5・各技能4.5/6.0・各5.0/6.5・各5.5 |
| TOEFL iBT(2026年1月20日以前の受験) | 64・各技能13/71・各14/78・各15 |
| TOEIC L&R+S&W | 総合980(L&R680・S&W280)/1100(780・300)/1200(850・320) |
- 総合スコアだけでなく各技能のスコアもすべて基準を満たす必要があります。英検は級の合否ではなくCSEスコアで見ます。
- スコアは2025年1月1日以降に受けたもの(英検は2024年度第3回以降)で、1種類・1回分に限ります。違う回の技能別スコアは組み合わせられません。
- 2026年1月21日以降に受けたTOEFL iBTは新しいスコア形式の基準が別にあります。GTEC・ケンブリッジ英語検定などそのほかの試験の扱いも含め、一般選抜要項の表で確認してください。
3科目方式と英語4技能試験活用方式は同じ日に両方出願でき、2方式目の検定料は20,000円です。スコアを持っている人は両方出しておけば、英語の試験を受けたうえで、もう一方の判定も受けられます。
3. 全学部統一入学試験(2月5日)の科目と配点
| 科目 | 配点 |
|---|---|
| 外国語(英語、ドイツ語、フランス語から1科目) | 150点(100点を換算) |
| 国語(現代の国語、言語文化。漢文を除く) | 100点 |
| 地理歴史・公民・数学から1科目(歴史総合・世界史探究、歴史総合・日本史探究、地理総合・地理探究、公共・政治・経済、数学②) | 100点 |
| 合計 | 350点 |
選択科目は3時限(地理歴史・公民)と4時限(数学②)に分かれていて、両方受けると高得点の科目が使われます。数学②の範囲は数学Ⅰ・Ⅱ・A、数学B(数列、統計的な推測)、数学C(ベクトル)です。
英語4技能3科目方式は外国語の試験が免除され、スコアに応じた基礎得点80・90・100点を経営学部では120・135・150点に換算します。英検なら2級合格かつCSE1980で120点、2級合格かつCSE2088で135点、準1級合格で150点です(TEAPは225・253・309、GTEC CBTは930・1013・1180、IELTSは4.0・4.5・5.5)。
4. 共通テスト利用入学試験(前期日程)
- 3科目方式(25名):国語200点、外国語250点(200点を換算)、地理歴史・公民・数学・理科・情報から1科目150点(100点を換算)。合計600点。
- 4科目方式(25名):国語200点、外国語250点、地理歴史・公民・数学・理科・情報から2科目200点。合計650点。
- 英語はリーディング100点・リスニング100点の合計200点を250点に換算します。
- 出願締切は1月15日(金)で、共通テストより前です。
共通テスト利用入試を併願に入れるかどうかは共通テスト利用入試の使い方も参考にしてください。
5. 2026年度入試の結果(経営学部)
| 方式(募集人員) | 志願者・受験者・合格者・倍率・合格最低点 |
|---|---|
| 学部別 3科目方式(342) | 4,550人・4,276人・1,012人・4.2倍・261点/350点 |
| 学部別 英語4技能試験活用方式(40) | 513人・479人・138人・3.5倍・157点/230点 |
| 全学部統一 3科目方式(27) | 1,157人・1,106人・104人・10.6倍・280点/350点 |
| 全学部統一 英語4技能3科目方式(3) | 638人・616人・48人・12.8倍・316点/350点 |
| 共通テスト利用 前期 3科目方式(25) | 1,096人・1,092人・192人・5.7倍 |
| 共通テスト利用 前期 4科目方式(25) | 658人・658人・222人・3.0倍 |
倍率は大学が発表した競争率で、受験者÷合格者で計算した値と一致します。学部別の合格者は募集人員の約3倍(合格者÷募集人員で計算した目安)出ており、倍率は全学部統一(10倍超)より学部別(4倍前後)のほうがかなり低いのが経営学部の特徴です。
学部別3科目方式の合格最低点261点は、大学発表の得点率で74.6%です。共通テストの1科目で8割を取れた場合、大学の国語・英語の250点中で181点(約72%)が必要になる計算です(合格最低点から差し引いて計算した目安)。共通テストの選択科目の出来がそのまま合否に響くので、1月の本番までその科目の仕上げを続けることが大切です。
6. 方式の選び方
- 学部別3科目方式を本命にする。募集人員が342名と最も多く、2026年度の倍率も4.2倍でした。
- 英検CSE2200以上(各技能530以上)があれば英語4技能試験活用方式も出す。2方式目は20,000円で、同じ日の試験で判定の機会が2回になります。
- 全学部統一は「もう1回」の受験機会。枠は小さく倍率も高いので、学部別の前の腕試しを兼ねて考えます。他学部と1回の試験でまとめて併願できます。
- 共通テスト利用は締切が1月15日。4科目方式は2026年度の倍率が3.0倍でした。
他大学の経営・商学部とどう組み合わせるかは経済・経営・商学部の比較、明治のほかの学部の日程は明治大学 一般選抜2027年度ハブで確認できます。
7. 本番までの準備スケジュール
- 11月〜12月:学部別の国語(60分)・英語(70分)の過去問を解き、時間配分を決める。共通テストで使う科目を1つに絞り、その科目の演習量を増やす。英検などのスコアを使うなら、各技能のスコアが基準に届いているか確かめる。
- 1月7日〜:出願開始。共通テスト利用は15日、全学部統一は18日、学部別は21日が締切。
- 1月16日・17日:共通テスト。学部別で使う科目を必ず受ける。
- 2月5日:全学部統一。2月10日:学部別。
- 2月17日:合格発表。3月5日:入学手続締切。
8. よくある質問
Q. 学部別入試で地理歴史の試験は大学で受けますか?
A. 受けません。2026年度から、3科目目は共通テストの地理歴史・公民・数学・情報のうち1科目の点数を使う形に変わっています。
Q. 共通テストで2科目受けたら、どちらが使われますか?
A. 指定科目のうち高得点の1科目です。第1解答科目かどうかは関係ありません。
Q. 学科はいつ決まりますか?
A. 経営学部は学部一括で募集し、出願時に学科は選びません。経営学科・会計学科・公共経営学科への所属は2年次からです。
Q. 英語4技能試験活用方式で英検準1級を持っていれば出願できますか?
A. 学部別の英語4技能試験活用方式は級ではなくCSEスコアで判定します。総合2200以上かつ各技能530以上が出願基準です。全学部統一の英語4技能3科目方式は、準1級合格で最高の150点になります。
参考にした公式情報
- 2027年度 明治大学 一般選抜要項(明治大学)
- 一般選抜要項PDFダウンロード(明治大学 入試総合サイト)
- 2026年度 一般選抜結果(明治大学)
- 2026年度経営学部・学部別入学試験における方式及び試験科目の変更について(明治大学経営学部)
- 2027年度以降の経営学部入学試験におけるTOEFL iBTスコアスケール変更への対応について(明治大学経営学部)
- 入学試験の主な変更点について(明治大学 入試総合サイト)
入試の内容は変更されることがあります。出願前に必ず大学の公式発表を確認してください。
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