中央大学 国際経営学部 自己推薦入試2027|英語資格と英語の志望理由書

中央大学 国際経営学部(GLOMAC)で、高校から公募で受けられる年内入試は自己推薦入学試験(総合型選抜)です。募集人員は25名、2026年度の結果は志願者125名・合格者37名でした。

2027年度は出願が2026年9月7日で締切、第2次選考は2026年10月24日、最終合格発表は2026年11月4日です。

出願には英検CSE2304以上(準1級以上)などの英語資格が必須で、志望理由書は英語で書きます。この記事では2027年度の要項をもとに、条件・選考・書類を整理し、来年度に受ける高1・高2が何を準備するかをまとめます。

1. 基本情報(2027年度 自己推薦入学試験)

項目 内容
入試区分 総合型選抜(大学での名称は自己推薦入学試験)
募集人員 国際経営学科 25名
併願 他の入試制度・他学部・他大学との併願可(自由応募制)
出願期間 2026年9月1日 10:00〜9月7日(締切日消印有効)
第1次選考 書類選考
第1次合格発表 2026年10月14日 11:00〜(UCARO)
第2次選考 2026年10月24日 小論文(日本語)・面接(英語および日本語)/多摩キャンパス
最終合格発表 2026年11月4日 11:00〜(UCARO)
入学手続期間 2026年11月4日〜11月11日
入学検定料 35,000円+システム利用料1,350円(出願1回ごと)

2. 入試結果:2025年度・2026年度

要項に過年度の結果が載っています。

年度 志願者・合格者
2026年度 志願者125名/合格者37名
2025年度 志願者111名/合格者37名

志願者数を合格者数で割ると、2026年度は約3.4倍、2025年度は約3.0倍です。合格者は2年続けて募集人員25名を上回っていますが、要項には「合格者が募集人員に満たない場合がある」とも書かれています。人数が少ない入試なので、年によって変わることを前提に見ておきましょう。

3. 国際経営学部の年内入試はほかにあるか

中央大学の特別入試の要項一覧(2027年度)で、国際経営学部が対象になっている方式は次のとおりです。

  • 自己推薦入学試験:一般の高校生が公募で出願できる方式(この記事の中心)
  • 指定校推薦入学試験:高校が指定を受けている場合のみ。要項は指定校に通知されます
  • 附属推薦入学試験:中央大学の附属高校の生徒が対象
  • 外国人留学生入学試験、海外帰国生等入学試験(9月入学):対象となる経歴が必要

法学部の英語運用能力特別入学試験や、経済学部の高大接続入学試験などは、国際経営学部は対象になっていません。一般の高校生が年内に国際経営学部を受けるなら、自己推薦入学試験か、高校に枠があれば指定校推薦という整理になります。同じ名前の方式でも、文学部は専攻ごとに条件が違います。比べたい人は中央大学文学部の自己推薦入学試験も見てください。

4. 出願資格:3つの条件をすべて満たす

(1) 学歴

高等学校・中等教育学校を卒業した者、または2027年3月卒業見込みの者などです。

(2) 成績または活動(どちらか一方)

  • ①第3学年第1学期(2学期制は前期)までの全体の学習成績の状況が3.8以上
  • ②高校での課外活動などで「個性的で意欲的な高校生活」をアピールできる者(卒業後の人は、職業や生活の体験を通じた行動力をアピールできる者)

評定3.8に届かなくても、②の活動で出願する道があります。②で出願する場合、志望理由書には活動内容の詳細、そこから学んだこと、合格したらどう活かすかをバランスよく入れるよう指定されています。全体の学習成績の状況の出し方は評定平均の計算方法で説明しています。

(3) 英語資格(出願期間初日から遡って2年以内に受験したもの)

試験 基準
実用英語技能検定 CSE2.0スコア2304以上(準1級以上の級に限る)
TOEFL iBT 2026年1月20日以前の受験は72以上、1月21日以降の受験は4.0以上(Home Edition・Paper Editionは不可、My Best スコアは不可)
IELTS(アカデミック) 5.5以上(IELTS Online・One Skill Retakeは不可)
TOEIC L&R+S&W L&R 785以上かつS&W 310以上(IPテストは不可)

英検は準1級以上の級で受けたうえでCSE2304以上という条件です。2級でCSEが高くても対象になりません。また、スコアは各受験回の合計点だけが有効で、複数回の技能別の最高点を組み合わせることはできません。

TOEFL iBTとIELTSは、出願期間の最終日までにスコアの電子直送の手続が必要で、確認できない場合は出願が受理されないと出願手引に書かれています。英検CSEの読み方は英検CSEスコアと推薦の出願資格の読み方で詳しく解説しています。

5. 出願書類と、英語の志望理由書

  • 高等学校の調査書(厳封のもの)
  • 志望理由書(書式1):所定用紙をA4両面印刷
  • 志願者経歴書(書式2):小学校からの学歴、海外在住経験、提出する英語資格
  • 英語運用能力を証明する書類
  • 活動実績説明資料貼付用紙(書式3):任意。新聞記事・賞状など、志望理由書の内容を証明するもの。2ページ以内(映像やCD、立体物は不可)

志望理由書は、本学部を志望した理由、入学後にどんな勉強・研究をしたいか、最もアピールしたい内容を、志願者本人が英語で作成するよう指定されています。原則パソコンで作成し(推奨フォントはCentury、10.5ポイント以上)、難しい場合は手書きも可です。字数の制限はなく、用紙の裏面までに収めます。

英語の志望理由書 構成例(両面に収める前提)

  1. Introduction(全体の1割):国際経営学部で何を学びたいかを1〜2文で言い切る
  2. きっかけ(2割):その関心を持った具体的な経験。日時や場面がわかるように
  3. 深めたこと(3割):調べたこと・活動したこと・そこで気づいた課題。②の活動で出願する人は、ここに活動内容の詳細と学んだことを入れる
  4. 入学後の学び(3割):学部のカリキュラムや英語で学ぶ環境と、自分の関心をどうつなげるか
  5. Conclusion(1割):卒業後の方向と、もう一度の要約

日本語で下書きしてから英訳すると、不自然な英文になりやすくなります。最初から英語で短い文を積み上げ、1段落1つの内容にするほうが読みやすくなります。

6. 第2次選考:小論文(日本語)と面接(英語・日本語)

第1次選考(書類)に合格した人だけが第2次選考を受けます。要項に書かれている内容は次のとおりです。

  • 筆記試験(小論文):日本語で実施
  • 面接:英語および日本語で実施

試験時間や配点、小論文のテーマの形式は要項に記載がなく、選考方法についての問い合わせには応じないとされています。第1次選考では、学部のアドミッション・ポリシーが求める知識・能力・態度を備えているかを提出書類から総合的に判断します。

準備としては、次の3つを並行して進めます。

  • 日本語の小論文:経営・国際ビジネスに関わる話題(企業の海外展開、働き方、消費の変化など)で、時間を決めて答案を書く練習。試験時間・字数は公表されていないので、短めと長めの両方で書けるようにしておきます。テーマ別の準備は小論文の頻出テーマを学部系統別にを参照してください。
  • 英語の面接:志望理由書に書いた内容を、英語で1分程度で話せるようにする。質問されたら、結論を先に言ってから理由を足す練習。
  • 日本語の面接:英語で話した内容と矛盾しないように、同じ内容を日本語でも説明できるようにする。

面接の質問と答え方は総合型・推薦の面接でよく聞かれる質問にまとめています。

7. 高1・高2からの準備スケジュール

2027年度入試は2026年9月7日で出願が締め切られ、最終合格発表は2026年11月4日です。来年度以降に受ける人向けの目安です。日程は年度ごとの要項で確認してください。

  • 高1の冬〜高2の春:英検2級までを終え、準1級の学習を始める。定期テストで全体の評定3.8以上を意識する。
  • 高2の夏〜冬:英検準1級に挑戦(CSE2304以上が目安)。国際ビジネスに関わる本やニュースを読み、関心のテーマを1つに絞る。
  • 高3の4月〜6月:英語資格が基準に届いていない場合は、ここが最後の受験の機会と考える。スコアの有効期間(出願期間初日から遡って2年以内)も確認。
  • 高3の7月〜8月:英語の志望理由書を書き、何度も直す。志願者経歴書を作る。調査書を高校に依頼。
  • 高3の9月上旬:出願(2027年度入試では9月1日〜9月7日)。
  • 高3の9月〜10月:日本語の小論文と、英語・日本語の面接の練習。

英語資格は、受験回の日程と結果が出るまでの期間を逆算し、高3の6月までに基準に届く計画を立てるのが安全です。

8. 出願前のチェックリスト

  • 英語資格が基準を満たしているか(英検は準1級以上の級でCSE2304以上)
  • スコアが出願期間初日から遡って2年以内の受験か
  • TOEFL iBT・IELTSは電子直送の手続を済ませたか
  • 評定3.8以上か、そうでなければ②の活動で出願する準備ができているか
  • 志望理由書を英語で、所定用紙の両面に収めたか
  • 活動を証明する資料(任意)には名前が書かれているか
  • UCAROの登録、Web出願、検定料の支払い、書類の郵送をすべて期間内に終えたか

9. よくある質問

Q. 他大学と併願できますか?

自由応募制で、他の入試制度や他学部・他大学との併願が認められています。国際経営学部の自己推薦入学試験は、他大学を併願する人が使える2段階の入学手続(出願手引の「B手続」)の対象です。詳しい条件と期限は『入学手続要項』で確認します。一般選抜と組み合わせる場合は、手続の期限と一般選抜の日程を並べて確認しておきましょう。

Q. 小論文は英語ですか?

要項では、筆記試験(小論文)は日本語、面接は英語および日本語で実施すると書かれています。英語で書くのは志望理由書です。

Q. 評定が3.8に届きません。

課外活動などで「個性的で意欲的な高校生活」をアピールできれば出願資格を満たせます。英語資格の条件は共通なので、まず英語資格を確実に満たすことが先です。

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参考にした公式情報

入試の内容は変更されることがあります。出願前に必ず大学の公式発表を確認してください。

EMiL個別について

EMiL個別は、総合型選抜・学校推薦型選抜を専門にした1対1の個別指導塾です。EIMEI予備校の鶴瀬・ふじみ野・川越の校舎とオンラインで受講できます。志望理由書に書くことを見つけるところから、小論文・面接の練習、評定や英検の対策まで、一人ひとりの志望校に合わせて一緒に準備します。

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この記事を書いた人

二神大輝