文京学院大学 総合型選抜2027|12月・2月専願の経営・人間学部対策

文京学院大学の2027年度総合型選抜のうち、これから受けられるのは12月総合型選抜(専願制)=試験日12月19日(土)・出願11月27日〜12月10日と、2月総合型選抜(専願制)=試験日2月26日(金)です。

どちらも評定平均の基準はなく、高校長の推薦も不要で、志望理由書・当日のレポート・面接で選考されます。

この記事では、経営学部と人間学部(ふじみ野キャンパス)に絞って、配点・試験時間・レポートの形式と、11月4日時点から試験日までの準備をまとめます。

1. 基本情報(12月総合型選抜・専願制)

項目 内容
出願期間 2026年11月27日(金)〜12月10日(木)消印有効
試験日 2026年12月19日(土)
合格発表 2026年12月25日(金)
入学手続締切 2027年1月12日(火)(専願制のため入学辞退不可)
試験会場 経営学部:本郷キャンパス/人間学部:ふじみ野キャンパス
出願資格 高等学校長の推薦不要・学習成績の状況(評定平均値)の基準なし。合格後は必ず入学する意思のある方など
募集定員(総合型選抜全体) 経営学部 ビジネス・プロデュース学科40名・マーケティング・デザイン学科40名/人間学部 児童発達学科40名・人間福祉学科25名・心理学科30名
提出書類 志願票・調査書・志望理由書(大学所定書式)
出願方法 インターネット出願+書類郵送

募集定員は1回分ではなく、9月・10月・12月・2月の総合型選抜を合わせた人数です(経営学部はGCI総合型選抜の定員も含みます)。各回の内訳は公表されていないので、12月や2月だけの枠の大きさは分かりません。

2. 2月総合型選抜(専願制)の日程

項目 内容
出願期間 2026年12月16日(水)〜2027年2月18日(木)消印有効
試験日 2027年2月26日(金)
合格発表 2027年3月4日(木)
入学手続締切 2027年3月11日(木)(入学辞退不可)
試験会場 経営学部・人間学部とも本郷キャンパス

人間学部は12月がふじみ野キャンパス、2月は本郷キャンパスと会場が変わります。受験票と案内で必ず確認してください。

なお、9月・10月の総合型選抜は11月2日に合格発表が終わっています。12月に併願制・基礎学力型(書類+英語必須と国語・数学から1科目のマークシート試験)もありますが、こちらは文京学院大学 12月総合型 基礎学力型の記事で扱っています。

3. 経営学部:課題レポート40点・面接50点

経営学部の12月・2月(専願制)は、次の配点・時間割です(100点満点)。

  • 集合 9:40
  • 10:00〜11:00 課題レポート(40点)
  • 11:30〜 面接(50点)
  • 書類審査=志望理由書(10点)

課題レポートは、「自分自身の将来ビジョン」について、それを達成するための課題解決プランを60分・800字程度で書く形式です。資料の持ち込みはできません。

テーマが事前に分かっているので、当日ゼロから考える試験ではありません。準備の中身で差がつきます。

  • 将来ビジョンを1文で言えるか(例:地元の商店街の集客を、データとSNSで支える仕事がしたい)
  • ビジョンを妨げている「課題」を具体的に言えるか
  • その課題に対して、大学で何を学び、どう動くかの「プラン」を順序立てて書けるか

面接が50点と最も大きいので、レポートに書いた内容を面接で掘り下げられても答えられるように、レポートと志望理由書の内容をそろえておくことが大切です。

学科ごとの「求める人材像」も募集要項に示されています。ビジネス・プロデュース学科は経営学の知識を使った課題発見・解決やプロジェクト活動への関心、マーケティング・デザイン学科は商品やサービスの開発、デザイン、Webやデータの活用への関心が挙げられています。自分の経験がどれに当てはまるか、1つ選んで軸にしましょう。

学科名は、現在の経営コミュニケーション学科が2027年4月に「ビジネス・プロデュース学科」へ名称変更予定です。

4. 人間学部:学科ごとにレポートの形が違う

12月総合型選抜(専願制)

3学科とも、集合9:40、10:00〜11:00がレポート、11:30〜が面接で、配点は書類20点・レポート40点・面接40点です。

  • 児童発達学科:提示された3つのテーマから1つを選び、試験日当日に800字以内で書く。テーマは子どもの育ちや学びに関わるもので、募集要項に載っています。
  • 人間福祉学科:同じく3つのテーマから1つを選び、800字以内。福祉の仕事、資格、学びの活かし方に関わるテーマです。
  • 心理学科:試験日当日に示されるテーマをもとにレポートを作成。テーマは事前には分かりません。

児童発達学科「国際こどもコース」の希望者は、面接の冒頭に英語で30秒ほどの自己紹介があります。

2月総合型選抜(専願制)

2月は形が変わり、10:00〜10:20のレポート作成(30点)、10:50〜の面接(40点)、書類審査(30点)です。レポートは試験日当日に提示されるテーマで、時間は20分しかありません。

募集要項には、事前に大学のホームページやパンフレットで学びの内容・特徴を理解し、志望学科の分野について自分の考えを伝えられるようにしておくこと、と書かれています。学科の学びについて自分の意見を短く書く練習が中心になります。

5. 志望理由書は「黒のボールペン・本人自筆」

志望理由書は大学の受験生サイトからダウンロードする所定書式で、募集要項に黒のボールペンで記入(本人自筆)と明記されています。つまり手書きで仕上げる書類です。手書きの準備については志望理由書は手書きとパソコンどちらで書くかの記事にまとめています。

書式は罫線欄で、字数の指定はありません。書く項目は3つです。

  1. 選んだ学部・学科を志望する理由
  2. 力を注いだ活動や取り組み(中学卒業以降)と、そこから学んだこと
  3. 入学後に勉強したいことと、その学びを将来の進路にどう活かしたいか

志望理由書は面接の参考資料としても使われます。書いたことは面接で必ず聞かれる前提で、話せる内容だけを書きましょう。

そのまま使える構成例(罫線欄に合わせた配分)

  • 項目1(約3割):きっかけになった出来事1つ→そこから生まれた問い→この学科で学びたい理由
  • 項目2(約4割):活動名を1つに絞る→自分が担った役割→うまくいかなかったことと工夫→学んだこと
  • 項目3(約3割):入学後に学びたい授業・分野→卒業後の進路→つながりを一文で

書き出しと締めの作り方は志望理由書の書き出しと締めの記事も参考にしてください。

6. 2026年度の入試結果(公式発表)

大学が公表している2026年度の総合型選抜の結果です。9月・10月・12月・2月の総合型選抜、GCI総合型選抜、文京学院ファミリー入試を合計した数字で、回ごとの内訳ではありません。

学科 2026年度 総合型選抜
経営学部 ビジネス・プロデュース学科(2026年度は経営コミュニケーション学科) 志願者109名・受験者94名・合格者82名(倍率1.1)
経営学部 マーケティング・デザイン学科 志願者103名・受験者88名・合格者82名(倍率1.1)
人間学部 児童発達学科 志願者42名・受験者42名・合格者42名(倍率1.0)
人間学部 人間福祉学科 志願者35名・受験者34名・合格者34名(倍率1.0)
人間学部 心理学科 志願者53名・受験者52名・合格者50名(倍率1.0)

倍率が低く見えても、専願制は合格したら入学が前提です。本当にこの学科で学びたいかを先に決めてから出願してください。年内入試の併願の考え方は年内入試の併願ルールの記事にまとめています。

7. 12月19日までの準備スケジュール

  • 11月第1〜2週:志望学科を1つに決める。調査書を学校に依頼(出願前3か月以内に発行されたもの)。
  • 11月第2〜3週:志望理由書の下書き。先生に1回見てもらう。
  • 11月第4週:清書。インターネット出願の登録を始める。
  • 11月27日〜12月10日:出願(消印有効)。締切直前は避ける。
  • 出願後〜12月18日:レポートを本番と同じ時間で週2〜3本。面接練習は志望理由書を見ながら質問を作って答える。

レポート対策のやり方は事前課題・課題レポートの記事も使えます。

出願前チェックリスト

  • 志望理由書は黒のボールペンで、自分の字で書いたか
  • 3つの項目に、それぞれ違う内容を書いているか(同じ話の繰り返しになっていないか)
  • レポートのテーマ(経営・児童発達・人間福祉)と志望理由書の内容がつながっているか
  • 調査書は厳封のまま入れたか
  • 試験会場(12月の人間学部はふじみ野、2月は本郷)を確認したか

8. 高1・高2が今からできること

2027年度は、9月総合型選抜で事前エントリーが必要で、人間学部ではオープンキャンパスの「講義LIVE」に参加してワークシートを出すか、「テーマ学習シート」を提出し、面談で「出願許可」を受けることが出願の条件でした。2028年度入試の日程や方式はまだ発表されていないので、同じ形になるかは分かりません。

それでも、次の準備は方式に関係なく役立ちます。

  • オープンキャンパスに行き、学科の授業内容をメモに残す
  • 部活・委員会・探究など、1つの活動について「役割・困ったこと・工夫・学んだこと」を書き出しておく
  • 800字の文章を60分で書く練習を月に1本から始める

9. よくある質問

Q. 評定平均が低くても出願できますか。
A. 12月・2月の総合型選抜(専願制)は、募集要項で評定平均値の基準なしとされています。調査書は提出が必要です。

Q. 12月に不合格だったら2月も受けられますか。
A. 2月の出願期間は12月16日からで、12月の合格発表(12月25日)より後まで続きます。募集要項には、再出願する場合は調査書の再提出は不要と書かれています。出願の細かい扱いは募集要項で確認してください。

Q. 志望理由書をパソコンで作ってもよいですか。
A. 募集要項で黒のボールペン・本人自筆と指定されているので、手書きで作成します。

Q. 心理学科のレポートは何を準備すればよいですか。
A. テーマは当日示されます。心理学科で学ぶ内容を調べ、自分の考えを800字前後で書く練習を重ねるのが現実的です。字数の指定は募集要項で確認してください。

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参考にした公式情報

入試の内容は変更されることがあります。出願前に必ず大学の公式発表を確認してください。

EMiL個別について

EMiL個別は、総合型選抜・学校推薦型選抜を専門にした1対1の個別指導塾です。EIMEI予備校の鶴瀬・ふじみ野・川越の校舎とオンラインで受講できます。志望理由書に書くことを見つけるところから、小論文・面接の練習、評定や英検の対策まで、一人ひとりの志望校に合わせて一緒に準備します。

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二神大輝