【2027年共通テスト予想】国語で差がつくのは漢文と古文|正答率17%の難所を攻略する対策を専門塾が解説

2027年1月の共通テストを受ける受験生へ。「国語は現代文で決まる」——そう思っていませんか。実は、共通テスト国語で本当に差がつくのは、古文と漢文です。多くの受験生が後回しにするこの2分野こそ、合否を分ける鍵になります。

この記事では、直近の共通テスト国語を分析し、2027年入試がどう出るかを予想。そのうえで、国語で高得点を取るための対策を、10年間受験生を指導してきた立場から解説します。国語を安定させたい受験生は、ぜひ参考にしてください。

※本記事は直近の共通テストの分析に基づく予想であり、実際の出題を保証するものではありません。最新の情報は大学入試センターの発表をご確認ください。

共通テスト国語の構成

共通テスト国語は、大きく5つの大問で構成されています。第1問が評論(論理的な文章)、第2問が小説(文学的な文章)、第3問が実用的な文章、第4問が古文、第5問が漢文です。現代文3題・古文1題・漢文1題という構成で、幅広い読解力が問われます。

直近の試験では、第1問で芸術に関する評論、第2問で遠藤周作の小説、第3問で絵本を題材にした実用文、第4問で『うつほ物語』、第5問で日本漢文が出題されました。現代文だけでなく、古文・漢文まで含めて総合的に対策する必要があります。

実は「古文・漢文」で差がつく

直近の試験で注目すべきは、古文と漢文の得点率の低さです。古文(第4問)の得点率は約46%と、他の大問に比べて低い水準でした。特に、複数の文章を読み比べる問題や、文法知識と文脈理解の両方を問う問題で、正答率が下がりました。

さらに衝撃的なのが漢文(第5問)です。返り点と書き下し文の組み合わせを問う問題の正答率は、なんと約17%。前年度も同様の問題が約15%と、受験生が漢文の句法を苦手としていることが、はっきりと数字に表れています。逆に言えば、ここを固めれば、多くの受験生に差をつけられるということです。

【2027年の予想】この傾向から、2027年も古文・漢文は「対策した人としない人で大きく差がつく」分野であり続けると予想されます。現代文は多くの受験生が対策するため差がつきにくい一方、古文・漢文は後回しにされがち。だからこそ、ここを早めに固めることが、国語全体の得点を安定させる最短ルートになります。

現代文は「論理」と「実用文」がポイント

現代文も油断はできません。第1問の評論では、論理的に文章を読み、筆者の主張を正確につかむ力が問われます。直近では、本文の展開の仕方を問う問題の正答率が約42%と低く、「なんとなく読む」だけでは通用しないことが分かります。

また、第3問の実用的な文章は、比較的新しいタイプの出題です。図表やグラフを含む複数の資料を読み、情報を整理して「書く」ことを意識させる問題が出ます。従来の読解とは少し異なる、情報処理型の対策が必要です。現代文を論理的に読む方法は現代文読解講座の記事で詳しく解説しています。

国語で安定して高得点を取る対策

①古文・漢文を早めに固める
古文単語・文法、漢文の句法・返り点は、覚えれば得点できる分野です。範囲も現代文より限られています。ここを高2のうちに固めておけば、大きな武器になります。多くの受験生が後回しにするからこそ、早く対策した人が有利です。

②現代文は「論理的に読む技術」を身につける
現代文は、センスではなく技術で解けます。具体と抽象、対比、因果といった論理の型を身につければ、安定して得点できます。フィーリングで読む癖を直すことが第一歩です。

③実用文・複数資料に慣れる
図表を含む実用的な文章や、複数資料を読み比べる問題は、演習で慣れることが大切です。情報を素早く整理する練習を積みましょう。

古文・漢文の先取りが、国語を得点源にする

国語を安定した得点源にする鍵は、古文・漢文を早めに仕上げることです。現代文は実力が安定するまで時間がかかりますが、古文・漢文は覚えた分だけ確実に得点できます。この「努力が裏切らない分野」を先に固めることで、国語全体が安定します。

古文の学習法は古文読解講座の記事で、社会など暗記科目の先取り方法は日本史・世界史を独学で先取りする方法の記事も参考になります。文系受験で社会と国語をどう組み立てるかは文系の科目戦略の記事もご覧ください。

「国語が安定しない」「古文・漢文が苦手」という方は、ぜひ一度EIMEIの無料個別相談にお越しください。EIMEIでは、一人ひとりの現状に合わせて、国語を得点源にする学習計画を設計します。毎週のコーチング面談で進捗を管理し、365日開放の自習室で自学を支えます。鶴瀬・ふじみ野・川越の各校舎でお待ちしています。

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二神大輝