東洋大学社会学部 一般入試前期2027年度|日程・方式・倍率

東洋大学社会学部の一般入試前期日程は、2027年2月8日(月)〜2月11日(木)の4日間です。出願期間は1月4日(月)〜1月28日(木)、合格発表は2月20日(土)です。

社会学科・国際社会学科・メディアコミュニケーション学科・社会心理学科の4学科とも、3教科均等配点(300点満点)を4日間すべてで受けられます。2026年度の一般前期は、社会学科に2,364人が志願し386人が合格、社会心理学科は1,648人が志願し171人が合格で、学科によって倍率の水準がはっきり違いました。

以下、2027年度入学試験要項と2026年度入試結果をもとに、学科ごとの方式・実施日・満点・募集人員と前年度の数字、後期日程や共通テスト利用入試との違いを整理します。

1. 基本情報(2027年度 一般入試 前期日程)

項目 内容
試験日 2027年2月8日(月)・9日(火)・10日(水)・11日(木)
試験会場 全国19会場
出願期間 1月4日(月)〜1月28日(木)
合格発表 2月20日(土)
入学手続締切 2月26日(金)
入学検定料 同一試験日の併願は2出願まで一律35,000円、3出願目以降は1出願につき20,000円
合否判定 偏差値換算点で判定
英語外部試験 英検・GTEC・TEAP・IELTSのスコアを英語の得点として利用可能

2027年度の社会学部(第1部)の学科は、要項の学部・学科一覧で社会学科・国際社会学科・メディアコミュニケーション学科・社会心理学科の4学科です。キャンパスは白山です。このほか第2部(イブニングコース)の社会学科がありますが、この記事では第1部の4学科を扱います。

検定料の割引は同じ試験日に複数の方式を併願する場合に限られます。たとえば2月8日にメディアコミュニケーション学科の3教科均等配点と最高得点重視を並べて出すと、2出願で35,000円になります。

2. 学科ごとの方式と実施日

前期日程の4日間は、要項では「1回目(2/8)〜4回目(2/11)」として並んでいます。重視型の方式は学科ごとに種類が違うのが社会学部の特徴です。

社会学科

  • 2月8日:3教科均等配点/4教科均等配点(1回目)
  • 2月9日:3教科均等配点/3教科数学重視
  • 2月10日:3教科均等配点/4教科均等配点(2回目)
  • 2月11日:3教科均等配点

国際社会学科

  • 4日間すべて:3教科均等配点(英語・国語・地歴公民)/3教科均等配点(英語・国語・数学)/3教科英語重視
  • 2月10日:上記に加えて4教科均等配点

メディアコミュニケーション学科

  • 4日間すべて:3教科均等配点/3教科最高得点重視
  • 2月8日・2月10日:上記に加えて4教科均等配点

社会心理学科

  • 2月8日:3教科均等配点/4教科均等配点(1回目)
  • 2月9日:3教科均等配点/3教科数学重視
  • 2月10日:3教科均等配点/4教科均等配点(2回目)
  • 2月11日:3教科均等配点

英語が得意なら国際社会学科の英語重視、得意科目が1つはっきりしているならメディアコミュニケーション学科の最高得点重視、数学で稼げるなら社会学科・社会心理学科の数学重視(2月9日のみ)が候補になります。社会学部の前期に国語重視の方式はありません。

同じ学科を複数日受けるときの問題の変わり方については日東駒専は日程で問題が変わる、東洋大学の日程ごとの考え方は東洋大学 日程別の受け方で整理しています。

3. 満点と配点の扱い

  • 3教科均等配点:300点満点。英語・国語に選択科目1科目を加えます
  • 3教科英語重視(国際社会学科):外国語の偏差値換算点を2倍にして400点満点
  • 3教科数学重視(社会学科・社会心理学科):数学の偏差値換算点を2倍にして400点満点
  • 3教科最高得点重視(メディアコミュニケーション学科):受験科目のうち偏差値換算点が最も高い科目を2倍にして400点満点
  • 4教科均等配点:400点満点

判定はどの方式も偏差値換算点で、合格最低点を素点に読み替えることはできません。

国際社会学科の3教科均等配点は、選択科目が地歴公民の型と数学の型に分かれていて、行が別になっています。どちらで出すかは出願時に決めます。

出題範囲は、英語が英語コミュニケーションⅠ〜Ⅲ・論理表現Ⅰ〜Ⅲ(リスニングは除く)、国語は漢文を除く、数学Aは「図形の性質」「場合の数と確率」の指定です。選択科目の一覧と4教科型の科目の組み合わせは、要項の社会学部のページで確認してください。各科目の傾向は東洋大学 一般選抜 全科目の傾向にまとめています。

英語外部試験のスコア利用

社会学部の前期の各方式で、英語外部試験のスコアを英語の得点に換算できます。要項の換算表では、英検(CSEスコア)2,304・GTEC 1,180・TEAP 309・IELTS 6.0で100点、英検2,150・GTEC 1,050・TEAP 253・IELTS 5.5で90点、英検1,980・GTEC 960・TEAP 225・IELTS 5.0で80点です。申請は初回出願の検定料を支払う前に限られます。

4. 募集人員(2027年度・前期日程)

学科 募集人員
社会学科 3教科 1回目16名・2回目20名・3回目16名・4回目16名
社会学科 4教科 1回目・2回目 各5名
国際社会学科 3教科 各回14名
国際社会学科 4教科 5名
メディアコミュニケーション学科 3教科 各回16名
メディアコミュニケーション学科 4教科 1回目・2回目 各5名
社会心理学科 3教科 1回目16名・2回目19名・3回目16名・4回目16名
社会心理学科 4教科 1回目・2回目 各5名

要項の表では、3教科の募集人員は各回の均等配点の行に書かれていて、英語重視・数学重視・最高得点重視や国際社会学科の英語・国語・数学型の行には別の数字がありません。重視型だけの枠が何名かは要項から読み取れないので、気になる場合は大学に確認してください。

5. 2026年度入試の結果

大学公表の2026年度入試結果から、一般前期の方式をすべて合計した学科別の数字です。

学科(一般前期) 2026年度 志願者・合格者
社会学科 志願者2,364人・合格者386人
国際社会学科 志願者1,359人・合格者188人
メディアコミュニケーション学科 志願者1,981人・合格者233人
社会心理学科 志願者1,648人・合格者171人

2027年度要項に載っている前年度の方式別結果から、3教科均等配点を抜き出すと次のとおりです。

3教科均等配点 受験者・合格者(受験倍率/合格最低点・300点満点)
社会 1回目(2/8) 582人・89人(6.5倍/174.5)
社会 2回目(2/9) 479人・78人(6.1倍/175.4)
社会 3回目(2/10) 526人・86人(6.1倍/176.9)
社会 4回目(2/11) 594人・100人(5.9倍/174.0)
国際社会(英・国・地公)1回目 244人・37人(6.5倍/171.9)
国際社会(英・国・地公)4回目 251人・36人(6.9倍/176.0)
メディアコミュニケーション 1回目 259人・31人(8.3倍/175.1)
メディアコミュニケーション 4回目 355人・43人(8.2倍/175.7)
社会心理 1回目 375人・38人(9.8倍/176.9)
社会心理 4回目 499人・51人(9.7倍/180.2)

合格最低点はどの学科も300点満点の171〜180点の幅に収まっていますが、受験倍率は社会学科が6倍前後、社会心理学科が10倍近くと差があります。点数の目安が近くても、社会心理学科は合格者の枠そのものが少ないと考えておいてください。

重視型・4教科型の結果

  • 国際社会 英語重視:1回目 受験78人・合格8人(9.7倍/245.7)、3回目 91人・10人(9.1倍/250.1)
  • 国際社会(英・国・数):1回目 受験21人・合格6人(3.5倍/167.7)、4回目 22人・5人(4.4倍/160.5)
  • メディアコミュニケーション 最高得点重視:1回目 受験154人・合格17人(9.0倍/234.2)、3回目 206人・24人(8.5倍/244.1)
  • 社会 数学重視:受験20人・合格5人(4.0倍/218.8)、社会心理 数学重視:27人・5人(5.4倍/231.1)

国際社会学科の英語・国語・数学型は、地歴公民型より受験者が少なく倍率も低めでした。ただし受験者が少ない方式は年によって数字が動きやすい点に注意してください。

6. 後期日程・共通テスト利用との違い

後期日程

  • 試験日:3月5日(金)。出願期間は1月4日(月)〜2月25日(木)
  • 合格発表:3月15日(月)、入学手続締切:3月23日(火)
  • 募集人員:4学科とも3教科均等配点で各5名。国際社会学科は英語重視、メディアコミュニケーション学科は最高得点重視も実施

2026年度の後期は、3教科均等配点で社会学科が受験118人・合格40人(2.9倍)、社会心理学科が受験104人・合格14人(7.4倍)でした。前期より募集人員が少ないので、後期は前期の結果を見て足す選択肢と考えるのが現実的です。

大学入学共通テスト利用入試(前期)

  • 出願期間:1月4日(月)〜1月15日(金)
  • 共通テスト:1月16日(土)・17日(日)、合格発表:2月16日(火)

共通テスト利用前期は、共通テスト本番の前に出願が締め切られます。2026年度は社会学科の3科目均等配点に1,094人が志願するなど規模が大きい方式です。自己採点を見てからは出せないので、12月のうちに出すかどうかを決めておきましょう。

総合型・学校推薦型と一般前期の組み合わせは東洋大学の年内入試2027完全ガイドで確認できます。

7. 出願までのチェックリスト

  • 志望学科で使える重視型(英語重視・数学重視・最高得点重視)がどれで、何日にあるかを確認したか
  • 国際社会学科なら、地歴公民型と数学型のどちらで出すか決めたか
  • 同じ日に複数方式を並べて、検定料の併願割引を使えるか確認したか
  • 英語外部試験を使うなら、初回出願の支払い前に申請したか
  • 共通テスト利用前期を出すなら、1月15日の締切を予定に入れたか
  • 後期(3/5)を出すかどうかを、前期の発表日(2/20)とあわせて考えたか

社会学・心理学系の学部を他大学と比べて選びたい人は教育・心理・社会系の学部を受けるならも参考にしてください。

8. よくある質問

Q. 社会心理学科で数学重視を受けられるのはいつですか?

2月9日(2回目)だけです。数学の偏差値換算点を2倍にした400点満点で判定します。社会学科の数学重視も同じ日です。

Q. 国語が得意な場合の方式はありますか?

前期に国語重視の方式はありません。メディアコミュニケーション学科の最高得点重視なら、国語が一番高ければ国語が2倍になります。

Q. 素点で何点取れば合格できますか?

偏差値換算点で判定するため、素点の目標は示されていません。2026年度の3教科均等配点の合格最低点は、換算後の300点満点で171.9〜180.2でした。

参考にした公式情報

入試の内容は変更されることがあります。出願前に必ず大学の公式発表を確認してください。

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