国士舘大学 総合型選抜・公募推薦2027|AO選抜Ⅱ期以降の日程

国士舘大学の2027年度入試では、総合型選抜のAO選抜がⅠ期〜Ⅳ期の4回あり、Ⅰ期が終わった今からでもⅡ期(出願11月25日〜12月3日・試験12月13日)、Ⅲ期(出願1月5日〜1月13日)、Ⅳ期(出願2月16日〜2月19日)に出願できます。

学校推薦型選抜の一般公募制推薦選抜は、インターネット出願が11月1日〜11月6日で、試験は11月21日(土)です。

この記事では、全体の方式と日程を整理したうえで、政経学部・法学部・文学部 教育学科の3つに絞って、出願条件・選考内容・2026年度入試の結果をまとめます。

1. 国士舘大学の年内入試の基本情報

項目 内容
総合型選抜 AO選抜(Ⅰ〜Ⅳ期)、スポーツ・武道選抜(Ⅰ〜Ⅲ期)
学校推薦型選抜 一般公募制推薦選抜(1回)、指定校推薦選抜
AO選抜の選考 小論文100点(60分)・面接100点・書類審査100点の総合評価
公募推薦の選考 小論文100点(60分)・面接100点・書類審査100点の総合評価
志望の条件 AO・公募推薦とも「本学を第一志望とする者」
評定の基準 AO・公募推薦とも、出願資格に評定平均値の基準の記載なし
これから出願できる期 AO選抜Ⅱ期・Ⅲ期・Ⅳ期、スポーツ・武道選抜Ⅱ期・Ⅲ期

出典は「令和9年度(2027年度)入学者選抜要項」です。学部・学科ごとの実施内容は要項の選考方法の表で確認してください。どちらの方式も3つの評価の総合点で判定し、いずれかが著しく低い場合は不合格になることがあると書かれています。小論文・面接・書類のどれか1つを捨てる作戦はとれません。

2. 日程一覧(11月6日時点)

AO選抜(総合型選抜)

期 出願期間/試験日/合格発表
Ⅰ期(実施済み) 9月30日〜10月7日/10月24日(土)に試験/11月1日(日)発表
Ⅱ期(これから) 11月25日(水)〜12月3日(木)/12月13日(日)/12月19日(土)
Ⅲ期(これから) 1月5日(火)〜1月13日(水)/1月31日(日)/2月12日(金)
Ⅳ期(これから) 2月16日(火)〜2月19日(金)/3月2日(火)/3月8日(月)

入学手続の締切(AO選抜)

  • Ⅰ期:2段階(1次11月15日・2次1月31日)
  • Ⅱ期:2段階(1次1月5日・2次1月31日)
  • Ⅲ期:2段階(1次2月18日・2次3月4日)
  • Ⅳ期:一括(3月13日)

一般公募制推薦選抜(学校推薦型選抜)

  • インターネット出願:11月1日(日)〜11月6日(金)
  • 試験日:11月21日(土)(世田谷キャンパス)
  • 合格発表:12月1日(火)
  • 入学手続:2段階(1次12月16日(水)・2次1月31日)

出願書類の郵送は、どの期もインターネット出願期間最終日の翌日消印有効です。合格発表は発表日の11時からマイページで行われます。

2027年度の一般公募制推薦選抜は11月6日(金)が出願の最終日のため、この記事を読んでいる現高3生にとっての主な選択肢はAO選抜Ⅱ期以降です。現高1・高2生は、来年の11月に公募推薦、9〜10月にAO選抜Ⅰ期があるものとして準備を始めてください。

AO選抜も公募推薦も「本学を第一志望とする者」が条件です。他大学と組み合わせる場合の考え方は年内入試の併願ルール|専願と併願の見分け方で整理しています。

3. 出願条件:AO選抜と公募推薦の違い

AO選抜の出願基準

「本学入学後の目的およびその学修計画が明瞭」であることに加えて、次のいずれかに当てはまることが条件です。

  • 高校在学中に資格・検定を取得または合格(資格・検定の種類、級位・段位は問わない)
  • 高校在学中の諸活動(生徒会等委員会、芸術文化、ボランティア、文化・スポーツクラブ等)で実績がある
  • 家族が学校法人国士舘の学校の卒業生・在学生である、など
  • 21世紀アジア学部のみ:外国籍の祖父母・両親を持つ、など

資格・検定は種類も級も問わないと明記されています。英検・漢検・情報系の検定など、すでに持っているものがあれば基準を満たせる可能性があります。既卒生も出願できます(令和9年3月以前の卒業者)。

大きな実績がない人でも、委員会や部活動・ボランティアの継続は「諸活動」にあたります。考え方は活動実績がなくても総合型選抜は受けられる?も参考にしてください。

一般公募制推薦選抜の出願資格

  • 令和9年3月に高校を卒業見込みの者(既卒生は対象外)
  • 本学を第一志望とする者
  • 高等学校長等が責任をもって推薦する者

要項の出願資格には評定平均値の数値基準は書かれていません。ただし、校内の推薦基準は高校ごとに決めていることが多いので、担任の先生に早めに確認しましょう。出願資格の読み方は募集要項「出願資格」の読み方にまとめています。

4. 学部別のポイント(政経・法・文学部 教育学科)

政経学部(政治行政学科・経済学科)

  • AO選抜の募集人員(Ⅰ〜Ⅳ期の合計):政治行政学科30人、経済学科50人
  • 公募推薦の募集人員(内部推薦・指定校推薦を含む):政治行政学科70人、経済学科140人
  • 要項の選考方法の表に「小論文(600字)」と記載
  • 公募推薦では、同じ学部内で第2志望の学科を登録できる(無料)

法学部(法律学科・現代ビジネス法学科)

  • AO選抜の募集人員(Ⅰ〜Ⅳ期の合計):法律学科15人、現代ビジネス法学科20人
  • 公募推薦の募集人員(内部推薦・指定校推薦を含む):法律学科88人、現代ビジネス法学科81人
  • 公募推薦では、政経学部と同じく学部内で第2志望の学科を登録できる(無料)

法学部は、公募推薦の枠がAO選抜より大きいのが特徴です。現高2生で法学部を考えるなら、評定を保ちながら来年11月の公募推薦を軸に計画を立てるのが現実的です。

文学部 教育学科

  • AO選抜の募集人員:60人(2026年度はⅠ期・Ⅱ期で実施。2027年度にどの期で募集するかは要項の募集人員表で確認)
  • 公募推薦の募集人員(内部推薦・指定校推薦を含む):20人
  • 公募推薦の学修計画書には学科ごとの課題がある

教育学科の公募推薦の課題は、「あなたが目指す、将来の自分のありかた(たとえば教員などの職業、またはそれ以外でも構いません)と、それに関連して大学で学びたいことについて、具体的に説明してください」というものです。教育学科は政経・法とは逆に、AO選抜の枠のほうが大きい学科です。

学部・学科ごとにAO選抜のⅡ〜Ⅳ期を実施するか、各期の募集人員の内訳は、要項の募集人員表(2〜4ページ)と選考方法の表(44〜45ページ)で確認してください。

5. 2026年度入試の結果(AO選抜)

大学が公表している「令和8年度入学者選抜結果」から、学科名が確認できたものを載せます(志願者・受験者・合格者、倍率は大学の公表値)。

学科・期 志願者/受験者/合格者(倍率)
政治行政学科 Ⅰ期 112人/112人/66人(1.7倍)
政治行政学科 Ⅱ期 53人/52人/9人(5.8倍)
政治行政学科 Ⅲ期 16人/16人/2人(8.0倍)
経済学科 Ⅰ期 185人/185人/93人(2.0倍)
経済学科 Ⅱ期 78人/76人/17人(4.5倍)
経済学科 Ⅲ期 30人/29人/5人(5.8倍)
文学部 教育学科(教育学コース)Ⅰ期 167人/166人/66人(2.5倍)
文学部 教育学科(教育学コース)Ⅱ期 58人/57人/12人(4.8倍)

2026年度は、Ⅰ期のほうが合格者が多く、Ⅱ期・Ⅲ期は合格者が少なく倍率が高いという結果でした。Ⅱ期以降は「残りの枠」を争う形になりやすいため、Ⅰ期で準備した書類と小論文の水準をさらに上げて臨む必要があります。

学校推薦型選抜の結果は、一般公募制推薦・内部推薦・指定校推薦を合わせた数字で公表されています。政治行政学科は志願者110人・合格者92人(1.2倍)、経済学科は志願者205人・合格者170人(1.2倍)でした。法学部のAO選抜・推薦の結果は大学の入学選抜結果データのページで確認してください。

6. 選考の中身と対策

小論文(100点・60分)

  • 当日は9時30分までに集合、1時限目10時〜11時が小論文
  • 要項では、AO選抜の小論文で「知識・技能」と「思考力・判断力・表現力等」を評価するとしている
  • 政経学部は600字。60分で600字なら、構成メモ10分・執筆40分・見直し10分が目安

テーマの傾向をつかむには、学部系統ごとの頻出テーマを先に押さえておくと効率的です(小論文の頻出テーマを学部系統別に)。

面接(100点)

  • 小論文の後に、原則として受験番号順に行われる
  • AO選抜では、面接と書類審査で「思考力・判断力・表現力等」と「主体性を持ち、多様な人々と協働しつつ学習する態度」を評価する
  • 提出した学修計画書・面接票の内容から質問されることを想定する

書類審査(100点)

  • AO選抜:調査書、出願基準証明書(様式1)と証明書類、学修計画書(様式2)、面接票(様式4)
  • 公募推薦:調査書、学修計画書、推薦書、面接票
  • 様式は大学の「入学者選抜要項、各種様式」のページからダウンロードする

7. 学修計画書の構成例と字数配分

学修計画書の字数は様式で確認してください。ここでは配分の目安を割合で示します。

  1. きっかけ(約15%):その分野に関心を持った具体的な出来事
  2. 高校での取り組み(約25%):資格・活動・調べたことと、そこで分かった課題
  3. 大学で学びたいこと(約35%):学科の科目やゼミの名前を挙げて、何をどう学ぶか
  4. 卒業後の目標(約15%):教育学科なら「目指す自分のありかた」と結びつける
  5. まとめ(約10%):なぜ国士舘大学のこの学科なのか

面接では「なぜこの学科なのか」を深掘りされやすいので、3を厚くしておきましょう。よく聞かれる質問は総合型・推薦の面接でよく聞かれる質問にまとめています。

8. 準備スケジュール

現高3生(AO選抜Ⅱ期を受ける場合)

  • 11月第2〜3週:様式1・2・4をダウンロードし、学修計画書の下書き。調査書を高校に依頼
  • 11月25日〜12月3日:インターネット出願。書類は最終日の翌日消印有効
  • 12月13日まで:600字前後の小論文を週3本、面接練習を3回以上
  • 12月19日:合格発表。1次手続は1月5日まで

現高1・高2生

  • 今〜春:検定を1つ取る(種類・級は問わないのがAO選抜の基準)
  • 高3の6〜8月:オープンキャンパス、学修計画書の下書き
  • 高3の9月末〜10月上旬:AO選抜Ⅰ期の出願
  • 高3の11月上旬:公募推薦の出願(校内推薦の手続はもっと早い)

9. 出願前チェックリスト

  • 第一志望として受けられるか(併願の予定と矛盾しないか)
  • AO選抜の出願基準のどれに当てはまるか、証明書類はそろっているか
  • 志望学科がその期に募集しているか(要項の募集人員表)
  • 学修計画書の課題(文学部は学科別)を読み違えていないか
  • 調査書の発行に何日かかるか
  • 入学手続の1次締切の日に入学金を準備できるか

10. よくある質問

Q. 評定が低くても出願できますか?

AO選抜・一般公募制推薦選抜とも、要項の出願資格には評定平均値の基準は書かれていません。ただし調査書は書類審査で見られます。公募推薦は校内の推薦基準もあるので高校に確認してください。

Q. Ⅰ期で不合格でもⅡ期を受けられますか?

AO選抜は期ごとに出願期間が設けられています。前の期で不合格だった場合の再出願の扱いは、要項で確認してください。2026年度の結果ではⅡ期以降の倍率が高かったので、小論文と面接の準備を見直してから出願しましょう。

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参考にした公式情報

入試の内容は変更されることがあります。出願前に必ず大学の公式発表を確認してください。

EMiL個別について

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この記事を書いた人

二神大輝