青山学院大学 経営学部 個別学部日程2027 A・B方式の配点

青山学院大学 経営学部の個別学部日程は、2027年度から独自問題が「総合問題」(90分・150点)に変わります。共通テストの成績と総合問題を合わせた400点満点(大学発表の配点から合算)で、A方式とB方式の2本立てです。

募集人員は経営学科がA方式約140名・B方式約30名、マーケティング学科がA方式約75名・B方式約15名で、いずれも2026年度より少なくなっています。

この記事では、大学が公表している2027年度の変更内容をもとに、方式ごとの科目と配点、2026年度の日程、全学部日程との違い、準備の順番を整理します。

1. 基本情報(2027年度 個別学部日程・経営学部)

2027年度の一般選抜の入学者選抜要項は、大学のページで11月中旬頃に公表予定とされています。下の表は、すでに公表されている変更のお知らせと、2026年度の要項で確認できたことをまとめたものです。2026年度の値はその旨を書いています。

項目 内容
対象学科 経営学科/マーケティング学科
方式 A方式・B方式(どちらも共通テスト+独自問題「総合問題」)
募集人員(2027年度) 経営学科 A方式約140名・B方式約30名
マーケティング学科 A方式約75名・B方式約15名
独自問題 総合問題 90分・150点(A方式・B方式とも)
実施時期 2027年2月実施(具体的な試験日は2027年度の日程表・要項で確認してください)
参考:2026年度の試験日 2月15日(日)午前
参考:2026年度の出願期間 Web出願登録 1月5日〜1月21日23:00/書類 1月23日郵送必着
参考:2026年度の入学検定料 35,000円(1学科・方式ごと)、別にWeb出願システム利用料1,400円

2027年度の試験日や出願期間は、大学が公表している「2027年度入学者選抜日程」で必ず確認してください。この記事では、読み取りを確かめられた2026年度の日程だけを参考として載せています。

2. A方式とB方式の科目・配点

2つの方式は、独自問題(総合問題150点)は同じで、共通テストの使い方が違います。大学の発表では、経営学科とマーケティング学科は同じ構成です。

A方式(国語と英語を軸にした型)

項目 内容
共通テスト 国語 100点
共通テスト 地理歴史・公民・数学 1科目選択 100点(歴史総合・世界史探究/歴史総合・日本史探究/地理総合・地理探究/公共・政治経済/数学Ⅰ・数学A/数学Ⅱ・数学B・数学C)
共通テスト 外国語 英語(リーディング・リスニング)50点
独自問題 総合問題 90分・150点
合計 400点(上の配点を合算)

B方式(数学を重く見る型)

項目 内容
共通テスト 国語・地理歴史・公民 1科目選択 50点(国語/歴史総合・世界史探究/歴史総合・日本史探究/地理総合・地理探究/公共・政治経済)
共通テスト 数学 150点(「数学Ⅰ・数学A」「数学Ⅱ・数学B・数学C」の扱いは要項で確認)
共通テスト 外国語 英語(リーディング・リスニング)50点
独自問題 総合問題 90分・150点
合計 400点(上の配点を合算)

B方式の数学は、2026年度の要項でも「数学Ⅰ・数学A」と「数学Ⅱ・数学B・数学C」が並べて書かれ、満点200点を150点に換算する扱いでした。2027年度の変更のお知らせも2つの科目が並んで書かれているだけで、1科目選択かどうかは明記されていません。数学の受け方は11月に出る2027年度要項で必ず確かめてください。

共通テストのリーディングとリスニングの比率など、換算の細かい方法も要項で確認が必要です。

3. 2027年度に変わること(2026年度との比較)

独自問題が「英語」から「総合問題」へ

2026年度の独自問題は、英語の長文読解を中心とした問題(記述式を含む)90分・150点でした。2027年度は名前が「総合問題」になり、大学の説明では次の2つの要素で構成されます。

  • 英語の長文読解を中心に、基礎力・総合力を問う問題
  • 企業・社会に関する思考力・表現力を日本語で問う問題

時間と配点(90分・150点)は変わりません。英語の長文が中心である点も続きますが、日本語で考えて書く問題が加わるのが大きな違いです。大学はサンプル問題を2回に分けて公表しています(2025年12月にサンプル問題①、2026年9月にサンプル問題②)。形式に慣れるために、早めに目を通しておくのがおすすめです。

募集人員が減る

  • 経営学科 A方式:約160名(2026年度)→約140名(2027年度)
  • 経営学科 B方式:約40名→約30名
  • マーケティング学科 A方式:約80名→約75名
  • マーケティング学科 B方式:約20名→約15名

共通テストの科目と配点(A方式 国語100・選択100・英語50、B方式 選択50・数学150・英語50)は、2026年度の要項と2027年度の発表で同じ形です。

4. 全学部日程・共通テスト利用との違い

経営学部は、個別学部日程のほかに全学部日程と共通テスト利用入学者選抜でも募集しています。2027年度の全学部日程の配点は要項の公表後に確認が必要なので、ここでは2026年度の要項で比べます。

項目 内容
全学部日程(2026年度) 独自問題3科目のみ。外国語80分150点、国語70分100点(古文・漢文を除く)、地理歴史・公民・数学から1科目60分100点。全科目マークシート
全学部日程の試験日(2026年度) 2月7日(土)、合格発表2月14日(土)
全学部日程の募集人員(2026年度) 経営学科 約25名、マーケティング学科 約15名
共通テスト利用(2026年度) 国語100点・地理歴史公民数学から1科目100点・英語100点。経営学科 約10名、マーケティング学科 約5名。独自試験なし。検定料18,000円

3つの方式の違いは次のとおりです。

  • 全学部日程は大学独自のマーク式3科目だけで決まり、共通テストは使いません。
  • 個別学部日程は共通テスト250点分と、記述を含む総合問題150点の組み合わせです。募集人員は個別学部日程のほうがずっと多くなっています。
  • 共通テスト利用は共通テストだけで判定し、募集人員は少なめです。

全学部日程では、経営学部の中で経営学科とマーケティング学科の併願ができると大学のダイジェストに書かれています。青学全体の出題の特徴は青山学院大学の出題傾向と対策にまとめています。

5. どちらの方式を選ぶか

A方式とB方式の違いは、共通テストの国語と数学のどちらに重みを置くかです。

  • A方式が向く人:国語が得意で、地歴・公民(または数学)を1科目で受けたい人。私大文系型の準備に近い形です。
  • B方式が向く人:数学に自信がある人。数学150点の比重が大きく、国語は地歴・公民と入れ替えることもできます。

募集人員はA方式のほうが多く、B方式は少人数です。試験日・時間帯が同じであれば同時に受けることはできないため、2027年度の日程表で両方式の時間帯を確認してから決めてください。経営系で数学をどう扱うか迷う人は、経済・経営・商学部に数学は必要かも参考になります。

経営学部と経済学部・商学部の違いがまだはっきりしない人は、経済・経営・商学部の入試はどこが違うかを先に読んでおくと、出願先を絞りやすくなります。

6. 準備スケジュールの目安

個別学部日程は共通テストの得点を使うため、1月の共通テストと2月の総合問題の両方に向けた準備が必要です。

  1. 11月:2027年度の要項で試験日・出願期間・数学の扱いを確認。サンプル問題①②を時間を計って解き、英語長文と日本語の論述の配分をつかむ。
  2. 12月:共通テスト対策を中心にしつつ、週に1回は総合問題形式の練習。企業や社会に関するニュースを読み、自分の言葉で要点を書く練習をする。
  3. 1月中旬:共通テスト本番。終わったらすぐに自己採点をして、A方式・B方式それぞれで換算した得点を出す。
  4. 1月下旬〜2月:総合問題の仕上げ。全学部日程を受ける人は、マーク式3科目との切り替えも意識する。

共通テストの日程は共通テスト2027はいつ?で確認できます。私大の出願がいつ始まるかは私大の一般選抜の出願はいつから?にまとめています。

7. 出願前チェックリスト

  • 2027年度の入学者選抜要項(11月中旬頃公表予定)を読んだ
  • 経営学科とマーケティング学科のどちらを受けるか決めた
  • A方式・B方式の共通テスト科目を、自分の受験科目で満たしている
  • B方式の数学の扱い(数学Ⅰ・A/数学Ⅱ・B・C)を要項で確認した
  • 総合問題のサンプル問題①②を解いた
  • 2027年度の試験日・時間帯を日程表で確認し、他大学の試験日と重ならない
  • 入学検定料(2026年度は1学科・方式ごとに35,000円)とWeb出願の手数料を確認した

8. よくある質問

Q. 総合問題は英語の試験ではなくなるのですか?

A. 大学の説明では、英語の長文読解を中心とした問題は引き続き含まれます。そこに、企業・社会に関する思考力・表現力を日本語で問う問題が加わる形です。英語の長文対策は引き続き欠かせません。

Q. 個別学部日程だけで、共通テストを受けずに受験できますか?

A. 経営学部の個別学部日程はA方式・B方式とも共通テストの成績を使うため、共通テストの受験が必要です。共通テストを使わずに受けたい場合は全学部日程が対象になります(2026年度の要項による)。

Q. 2026年度の入試結果(志願者数・倍率)はどこで見られますか?

A. 大学の「過去の入学者選抜試験結果・参考データ」のページに、一般選抜の結果のPDFが掲載されています。この記事では数字を正確に読み取れなかったため載せていません。倍率は方式ごとに差が出やすいので、原本で方式別の数字を確認してください。

Q. 地理総合・地理探究は使えますか?

A. 2027年度の発表では、A方式の選択科目、B方式の選択科目のどちらにも「地理総合・地理探究」が含まれています。

Q. 同じ時期にほかのGMARCHも受けたいです。

A. 2月は各大学の学部別試験が続く時期です。青山学院大学の個別学部日程の試験日が2027年度の日程表で確定したら、ほかの大学の試験日と並べて重なりがないかを確認してください。法政大学・明治大学の方式の全体像は、下の「あわせて読みたい」から確認できます。

参考にした公式情報

入試の内容は変更されることがあります。出願前に必ず大学の公式発表を確認してください。

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二神大輝