学習院大学 国際社会科学部 コア試験・プラス試験2027|配点と倍率

学習院大学国際社会科学部の2027年度一般選抜は、コア試験が2月11日(木)、プラス試験が2月10日(水)です。どちらも350点満点で、試験日が違うので両方受けられます。

募集人員はコア試験80名・プラス試験15名・共通テスト利用5名です。プラス試験は英語の筆記がなく、英検などのスコアを最大150点に換算します。

2026年度入試の倍率(志願者÷合格者)はコア試験8.2倍、プラス試験8.1倍で、前の年(4.1倍・4.5倍)から大きく上がりました。ここでは日程・配点・換算表と2026年度の結果を整理し、どう組み合わせるかを考えます。

1. 基本情報(2027年度 学習院大学国際社会科学部 一般選抜)

項目 内容
学科 国際社会科学科(1学科)
方式と募集人員 コア試験 80名/プラス試験 15名/大学入学共通テスト利用入学者選抜 5名
試験日 コア試験 2月11日(木)
プラス試験 2月10日(水)
共通テスト利用 1月16日(土)・17日(日)の共通テスト(大学独自の試験なし)
試験会場 目白キャンパス(戸山キャンパスではありません)
Web出願登録期間 コア・プラス 1月7日(木)0:00〜1月18日(月)16:00
共通テスト利用 1月7日(木)0:00〜1月15日(金)16:00
出願書類の郵送 コア・プラス 1月18日(月)締切日消印有効
共通テスト利用 1月15日(金)締切日消印有効
合格発表 3つの方式とも 2月20日(土)
入学手続締切 3月1日(月)(一括納入のほかに延納による手続あり)
入学検定料 コア試験・プラス試験 1学部につき35,000円
共通テスト利用 1学科・方式につき18,000円
このほか1回のWeb出願ごとに手数料1,300円

国際社会科学部のコア試験・プラス試験は、第一志望学科のみの出願です(第二志望学科の制度はありません)。同じ日に行うコア試験とプラス試験は併願できませんが、国際社会科学部の2つは試験日が別です。

2. コア試験(2月11日)の科目と配点

科目 配点・時間
英語(英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ・Ⅲ、論理・表現Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ) 150点・90分(10:00〜11:30)
国語(現代の国語、言語文化、論理国語、古典探究。漢文は含まない) 100点・60分(12:30〜13:30)
地理歴史・公民・数学(歴史総合+日本史探究、歴史総合+世界史探究、公共+政治・経済、数学Ⅰ・Ⅱ・A〈図形の性質、場合の数と確率〉・B〈数列〉・C〈ベクトル〉から1科目) 100点・60分(14:30〜15:30)
合計 350点
  • 英語の問題指示文は英語で書かれます(国際社会科学部コア試験と経済学部プラス試験)。
  • 経済学部プラス試験は、同じ日のこのコア試験と共通の問題です。
  • 選択科目による有利・不利をなくすため、得点調整が行われます。

英語が150点で全体の4割以上を占めます。英語の出来がそのまま合否に響く配点です。出題の特徴は学習院大学は記述が中心で扱っています。

3. プラス試験(2月10日)の科目と配点

科目 配点・時間
英語(外部の英語資格・検定試験〈4技能〉の成績を換算。英語の筆記試験はなし) 150点
国語(コア試験と同じ範囲) 100点・60分(12:30〜13:30)
地理歴史・公民・数学(コア試験と同じ範囲から1科目) 100点・60分(14:30〜15:30)
合計 350点

国語と選択科目は、同じ2月10日の法学部コア試験と共通の問題です。英語は出願時に提出したスコアで決まるので、当日は午後の2科目だけを受けます。プラス試験のしくみ全体は学習院大学のプラス試験でも説明しています。

4. プラス試験の英語の換算表

換算点 必要なスコア(例)
150点 英検1級 CSE2630/GTEC 1370/IELTS 7.0/TEAP 390
140点 英検準1級 CSE2540/GTEC 1260/IELTS 6.0/TEAP 340
130点 英検準1級 CSE2304/GTEC 1220/IELTS 5.5/TEAP 310
120点 英検2級 CSE2260/GTEC 1170/IELTS 5.0/TEAP 280
110点 英検2級 CSE2120/GTEC 1120/IELTS 4.5/TEAP 250
100点 英検2級 CSE1980/GTEC 1050/TEAP 210
  • 要項の例では、英検準1級合格でCSE2510点なら130点、英検2級合格でCSE2310点なら120点です。級の合格とCSEスコアの両方で決まります。
  • TOEFL iBTは、2026年1月21日以降の受験から新しい尺度の換算になりました(5.0で150点、3.5で140点、3.0で120点、2.5で100点)。
  • ケンブリッジ英語検定4技能CBTリンガスキルはスコアの上限が180点のため、換算点の上限は140点です。
  • このほかケンブリッジ英語検定、TOEIC L&R+S&Wも使えます。換算の数値は大学の募集要項で確認してください。

5. 共通テスト利用(募集5名)

  • 国語 100点
  • 英語(リスニングを含む)150点
  • 数学「数学Ⅰ,数学A」100点
  • 地理歴史・公民・数学から1科目 100点(歴史総合・日本史探究、歴史総合・世界史探究、公共・政治・経済、数学Ⅱ・数学B・数学Cから)
  • 合計450点。大学での試験はありません

出願締切は1月15日(金)16:00で、共通テストより前です。共通テスト利用では補欠繰上げ合格はありません。考え方は共通テスト利用入試の使い方にまとめています。

6. 合否判定の注意(30%ルール)

国際社会科学部には、ほかの学部にない条件があります。コア試験・プラス試験では、得点調整後の得点が30%未満の科目が1つでもあると不合格です。共通テスト利用でも、換算後の得点が30%未満の科目が1つでもあると不合格になります。

得意科目で大きく稼いで苦手科目を捨てる作戦は使えません。選択科目は、満点の3割を確実に超えられる科目を選んでください。1科目でも欠席すると不合格になる点も同じです。

7. 2026年度入試の結果

方式 志願者・合格者・倍率(志願/合格)
コア試験 1,604人・196人・8.2倍(2025年度 1,191人・287人・4.1倍)
プラス試験 585人・72人・8.1倍(2025年度 438人・97人・4.5倍)
共通テスト利用 211人・76人・2.8倍(2025年度 504人・79人・6.4倍)
学部計 2,400人・344人・7.0倍(2025年度 2,133人・463人・4.6倍)

2026年度はコア試験の志願者が400人以上増え、合格者は91人減ったため、倍率が2倍近くになりました。共通テスト利用は反対に志願者が半分以下に減っています。年によって大きく動くので、前の年の倍率だけで受ける方式を決めないようにしてください。

方式 2026年度の合格最低点(得点調整後)
コア試験 205.0点/350点(58.6%)
プラス試験 248.4点/350点(71.0%)
共通テスト利用 325.5点/450点(72.3%)

プラス試験の合格最低点は得点率71.0%で、コア試験より12ポイント以上高い結果でした。英語の換算点が高い人が集まるためと考えられます。英語が140点(英検準1級CSE2540など)なら、国語と選択科目で合計109点ほど取れば2026年度の最低点に届きます(最低点から差し引いて計算した目安)。ほかの学部の数字は学習院大学 一般選抜2027年度ハブで比べられます。

8. 方式の選び方

  1. コア試験を中心に考える。募集80名で枠が最も大きく、2026年度の合格最低点は得点率58.6%でした。
  2. 英検準1級レベルのスコアがあればプラス試験も出す。前日の2月10日なので、2日続けて受けられます。英語が120点以下だと、国語・選択科目でかなり高い得点が必要になります。
  3. 共通テストを受ける人は共通テスト利用も候補です。枠は5名、締切は1月15日です。
  4. 検定料はコア・プラスともに35,000円で、両方出すと70,000円です(要項の入学検定料の項目に併願割引の案内はありません)。

9. 本番までの準備スケジュール

  • 11月:コア試験の過去問を1年分、本番の時間(英語90分・国語60分・選択60分)で解く。手元の英語スコアで換算点が何点になるか確かめる。
  • 12月:英語の記述と、国語・選択科目の3割を割らない安定感を作る。証明書類の原本や送付の手配を始める。
  • 1月7日〜:出願開始。共通テスト利用は1月15日、コア・プラスは1月18日が締切。
  • 2月10日:プラス試験。2月11日:コア試験。2月20日:合格発表。

10. よくある質問

Q. プラス試験で、英語の当日の試験を受けて高いほうを使えますか?

A. プラス試験には英語の筆記試験がありません。英語の得点は出願時に提出したスコアの換算点だけです。

Q. 英検2級でもプラス試験に出願できますか?

A. 換算表は英検2級CSE1980の100点からあります。2026年度の合格最低点が248.4点だったことを考えると、2級の換算点では国語・選択科目で高い得点が必要です。

Q. 補欠や繰上げ合格はありますか?

A. コア試験・プラス試験とも、入学手続者が予定数に満たない場合に補欠者から繰上げ合格があります。発表は第1回3月4日(木)、第2回3月12日(金)、第3回3月24日(水)の予定です。共通テスト利用にはありません。

Q. 国際系の他大学と比べるには?

A. 学部の系統としての比較は国際・国際教養系の比較を見てください。

参考にした公式情報

入試の内容は変更されることがあります。出願前に必ず大学の公式発表を確認してください。

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二神大輝