法政大学 経済学部 A方式・T日程2027|試験日・配点・倍率

法政大学経済学部の2027年度一般選抜は、T日程が2月5日(金)、A方式がⅠ日程2月9日(火)・Ⅱ日程2月12日(金)です。A方式は学科で日程が分かれていて、国際経済学科・現代ビジネス学科がⅠ日程、経済学科がⅡ日程です。

2026年度入試の倍率(大学発表の値)は、T日程が経済学科5.8倍・国際経済学科5.9倍・現代ビジネス学科6.4倍、A方式が経済学科5.7倍・国際経済学科4.7倍・現代ビジネス学科5.7倍でした。国際経済学科だけは、英語の資格で英語の試験が免除される英語外部試験利用入試も受けられます。

ここでは、3つの方式の日程・科目・配点と2026年度の結果を整理し、経済学部の中でどう組み合わせるかを考えます。

1. 基本情報(2027年度 法政大学経済学部 一般選抜)

項目 内容
学科 経済学科/国際経済学科/現代ビジネス学科
大学独自の試験で受ける方式 T日程入試(統一日程・2科目)/英語外部試験利用入試(国際経済学科のみ・1科目)/A方式入試(個別日程・3科目)
試験日 T日程・英語外部試験利用 2月5日(金)
A方式Ⅰ日程(国際経済・現代ビジネス) 2月9日(火)
A方式Ⅱ日程(経済) 2月12日(金)
出願期間(国内は締切日の消印有効) T日程・英語外部試験利用 1月7日(木)〜1月15日(金)
A方式Ⅰ日程 1月7日(木)〜1月25日(月)
A方式Ⅱ日程 1月7日(木)〜1月29日(金)
合格発表 T日程・英語外部試験利用 2月16日(火)10:00
A方式Ⅰ・Ⅱ日程 2月19日(金)10:00
入学手続締切 T日程・英語外部試験利用 2月19日(金)
A方式Ⅰ・Ⅱ日程 2月25日(木)
入学検定料 T日程・英語外部試験利用 1件目35,000円、併願1件ごとに15,000円加算
A方式 35,000円
試験会場 T日程・英語外部試験利用 東京・札幌・仙台・新潟・金沢・長野・名古屋・大阪・広島・福岡
A方式 東京・札幌・仙台・名古屋・大阪・福岡

日程は、大学入学共通テストの実施要項の内容によって変わる場合があると入試ガイドに書かれています。2027年度の学科別の募集人員と、A方式で複数出願したときの検定料は、大学の入学試験要項で確認してください。共通テスト利用のB方式・C方式もありますが、この記事では大学の試験を受ける3方式を扱います。

2. T日程(2月5日)の科目と配点

時限・科目 配点・時間
1限 国語または数学から1科目 100点・60分(10:30〜11:30)
2限 英語 150点・90分(13:20〜14:50)
合計 250点
  • 国語は「現代の国語、言語文化」が範囲で、古文・漢文の独立問題は出題されません。
  • 数学は数学Ⅰ・Ⅱ・A・B・Cで、Aは図形の性質と場合の数と確率、Bは数列、Cはベクトルが範囲です。
  • 英語は英語コミュニケーションⅠ〜Ⅲ、論理・表現Ⅰ〜Ⅲが範囲です。

T日程は英語が250点のうち150点を占めます。社会の科目がないので、地歴・公民の仕上がりに不安がある人でも受けやすい日程です。同じ科目のパターン(文系①)なら1回の試験で他学部にも出願できます。T日程は経済学部を含む14学部で実施されます。

3. 英語外部試験利用入試(国際経済学科のみ)

英語外部試験の基準を満たしていれば、英語の試験を受けずに、国語または数学1科目(100点)で合否が決まる入試です。試験はT日程と同じ2月5日の1限(10:30〜11:30)です。経済学部で実施するのは国際経済学科だけです。

外部試験 出願基準(いずれか1つ)
実用英語技能検定 準1級以上に合格
GTEC(検定版・Advanced) 1180点以上
TEAP 309点以上
IELTS(Academic Module) Overall band 5.5以上
TOEFL iBT(2026年1月20日以前の受験) 62点以上
TOEFL iBT(2026年1月21日以降の受験) 3.5以上
  • 有効なのは2025年2月以降に受けたスコア(英検は2024年度第3回以降)です。
  • 複数の試験日のスコアを組み合わせることはできません。
  • 2027年度はTOEFL iBTの新しいスコアの仕組みに合わせて、受験日で2つの基準が設けられています。
  • T日程との併願もでき、その場合はT日程の英語も受けます。T日程と英語外部試験利用入試をあわせて出すと、2件目は15,000円の加算です。

英検準1級を持っている人なら、国際経済学科のT日程と英語外部試験利用入試を2月5日の1日でまとめて受けられます。T日程とA方式の英語の出題の違いは法政大学の英語で扱っています。

4. A方式(2月9日・2月12日)の科目と配点

時限・科目 配点・時間
1限 英語 150点・90分(10:30〜12:00)
2限 国語 100点・60分(13:10〜14:10)
3限 地歴・公民・数学から1科目 100点・60分(15:00〜16:00)
合計 350点
  • 選択科目は世界史探究、日本史探究、地理総合・地理探究、公共・政治経済、数学(Ⅰ・Ⅱ・A・B・C)の5つから1つです。公共は主に政治・経済の分野から出題されます。
  • 国語は古文・漢文の独立問題が出ません。
  • Ⅰ日程とⅡ日程は同じ時間割・同じ配点です。
  • 2027年度は全学部のA方式で、日本史が「日本史探究」、世界史が「世界史探究」に範囲が変わりました(2026年度は歴史総合も含んでいました)。

A方式は経済学部で最も募集人員が大きい方式です。2026年度の募集人員は経済学科221名、国際経済学科119名、現代ビジネス学科58名でした。数学で受けるか社会で受けるか迷う人は、経済・経営・商学部の比較で学部系統ごとの科目の考え方も見ておくと判断しやすくなります。

5. 2026年度入試の結果(経済学部)

法政大学の「2026年度一般選抜結果」の数字です。倍率は大学が発表した値で、受験者÷合格者で計算した値と一致します。合格最低点は得点調整(標準化)後の点数です。

T日程(250点満点)

学科 募集人員・志願者・受験者・合格者・倍率・合格最低点
経済学科 33名・1,080人・1,038人・178人・5.8倍・161.7点
国際経済学科 25名・747人・729人・124人・5.9倍・155.8点
現代ビジネス学科 14名・290人・280人・44人・6.4倍・152.2点

英語外部試験利用入試(100点満点)

学科 募集人員・志願者・受験者・合格者・倍率・合格最低点
国際経済学科 5名・237人・232人・35人・6.6倍・70.0点

A方式(350点満点)

日程・学科 募集人員・志願者・受験者・合格者・倍率・合格最低点
Ⅰ日程 国際経済学科 119名・1,412人・1,343人・288人・4.7倍・238.0点
Ⅰ日程 現代ビジネス学科 58名・748人・710人・124人・5.7倍・237.8点
Ⅱ日程 経済学科 221名・3,957人・3,603人・636人・5.7倍・224.6点

合格最低点の得点率は、T日程が60.8〜64.6%、A方式が64.1〜68.0%、英語外部試験利用入試が70.0%でした。A方式はおおむね7割弱、T日程は6割強が目安になります。学科を合計すると、A方式の合格者は1,048人で、T日程(346人)の3倍ほどです(いずれも表の数字を足した値)。

ほかの学部の結果と比べたい人は法政大学 一般選抜2027年度|方式・試験日・配点まとめを見てください。

6. 経済学部の中での組み合わせ方

  1. A方式はⅠ日程とⅡ日程の両方を受けられる。Ⅰ日程(国際経済か現代ビジネス)とⅡ日程(経済学科)は試験日が違うので併願できます。入試ガイドにもこの組み合わせが例として載っています。
  2. T日程で2月5日にもう1回。T日程は英語と国語(または数学)の2科目なので、A方式の3科目の準備がそのまま使えます。ただし出願締切が1月15日(金)と早い点に注意してください。
  3. 英検準1級などがあれば国際経済学科の英語外部試験利用入試。2026年度の合格最低点は100点中70点でした。国語か数学1科目の出来で決まるので、その科目を固めておく必要があります。
  4. 学科の選び方は倍率だけで決めない。A方式では経済学科の倍率(5.7倍)と国際経済学科(4.7倍)に差がありましたが、日程が違う別の試験です。学びたい内容で学科を選び、日程の空いたところに別の学科を入れる考え方が無理がありません。

他大学の日程との重なりは併願校は何校受ける?も参考になります。

7. 本番までの準備スケジュール

  • 11月:A方式の過去問を1年分解き、英語90分・国語60分・選択60分の時間配分を確かめる。英語外部試験のスコアと受験日(2025年2月以降か)を確認する。
  • 12月:A方式とT日程の過去問を交互に進める。T日程は英語が2限なので、昼をはさんだ時間割で解く練習もしておく。
  • 1月7日(木)〜:出願開始。T日程・英語外部試験利用は1月15日(金)、A方式Ⅰ日程は1月25日(月)、Ⅱ日程は1月29日(金)が締切。
  • 2月5日(金):T日程・英語外部試験利用入試。
  • 2月9日(火):A方式Ⅰ日程。2月12日(金):A方式Ⅱ日程。
  • 2月16日(火):T日程の合格発表。手続締切は2月19日(金)で、A方式の発表(2月19日)と同じ日です。

8. よくある質問

Q. 経済学科で英語外部試験利用入試は受けられますか?

A. 受けられません。経済学部で実施するのは国際経済学科だけです。

Q. A方式で経済学科と国際経済学科の両方を受けられますか?

A. 受けられます。国際経済学科はⅠ日程(2月9日)、経済学科はⅡ日程(2月12日)で、試験日が違います。

Q. 国際経済学科でT日程と英語外部試験利用入試を両方出すと、試験は2回ありますか?

A. どちらも2月5日です。英語外部試験利用入試は1限の国語または数学だけで判定され、T日程はそれに2限の英語を加えて判定されます。両方に出願した場合はT日程の英語も受けます。

Q. T日程に受かったら、A方式の結果を見てから入学を決められますか?

A. T日程の入学手続締切は2月19日(金)で、A方式の合格発表も2月19日(金)10:00です。同じ日なので、発表を見てすぐ判断する必要があります。延納などの手続の扱いは入学試験要項で確認してください。入学手続の考え方は私大の入学金は延納できる?2027年度にまとめています。

参考にした公式情報

入試の内容は変更されることがあります。出願前に必ず大学の公式発表を確認してください。

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