英文法・英文解釈基礎講座の参加者へ

はじめて「英文法・英文解釈基礎講座の参加者へ」に参加する人へ。
この講座の進め方を、最初から最後まで全部まとめました。迷ったらこのページに戻ってきてください。

この講座は「自分で進める」講座です

よむとく英文法は、私が前に立って一方的に教える授業ではありません。解説動画・テキスト・アプリの3つを使って、キミ自身が読み、解き、確かめながら進んでいく形式です。

なぜこの形にしたか。理由ははっきりしています。「自分で勉強を進められる力」こそが、受験でも、その先でも効くからです。授業を聞いている時間だけ勉強した気になるのではなく、自分で読んで、自分で解いて、自分で「なぜ間違えたか」を突き止める。その練習を、この夏でやりきります。

だからこそ、やり方が大事です。以下、順番に説明します。

準備編 ― 最初の1回だけやること

1. アプリに新規登録する

まずはアプリに登録します。

よむとく英文法アプリ
https://yomutoku-app.vercel.app

「新規登録」から、氏名(スペースを入れずに入力)・学年・4桁のパスワードを決めて登録してください。パスワードは忘れないようにメモしておくこと。忘れた場合もこちらで再発行できるので、その時はオープンチャットで声をかけてください。

2. 実力チェックテストを受ける

登録が終わったら、ホームの「実力チェックテストを受ける」から全60問のテストを受けてください。

  • 前半45問(選択問題)+後半15問(記述問題)
  • 時間制限なし。ただし所要時間は記録されます
  • 調べものは禁止。わからない問題は勘でOK
  • 記述は書けるところまでで大丈夫
  • 途中で閉じても、あとから続きから再開できます

採点は自動なので、点数を自分で入力する必要はありません。

ここで大事なこと。この点数は「今の実力」であって、良くても悪くても気にしなくていい。夏の終わりにもう一度同じレベルのテストを受けて、「どれだけ伸びたか」を見るための出発点です。今できないことを、この夏でできるようにするためのテストだと思ってください。

3. 「テキストの使い方」動画を見る

アプリの中に、テキストの使い方を説明した動画があります。問題を解き始める前に、必ずこれを見てください。

この講座は、テキストの使い方そのものに仕掛けがあります。丸つけの仕方、間違いの分析の仕方、解答冊子の読み方。ここを最初に押さえておくと、あとの学習効率が全然違います。

見終わったら、アプリでチェックを入れておきましょう。

学習編 ― 毎回の流れ

ここからが本番です。1つの単元を、この流れで進めます。

① テキストを校舎で受け取る

テキストは1単元ずつ、校舎で配布します。時制(1)、時制(2)、助動詞……と、全部で12単元。1冊ずつ受け取って、1冊ずつ完成させていく形です。

② テキストを開いて、解説動画を見る

テキストを開いたら、まずアプリの中にあるその単元の解説動画を見ます。動画は§(セクション)ごとに1本、約10分です。

ここで大事なポイント。動画はあくまで「概要」です。 動画を見ただけで理解した気にならないでください。動画は、これから読むテキストの地図を頭に入れるためのもの。全体像をつかむのが目的です。

見終わったら、アプリでチェックを入れます。

③ 自分でインプットする(インプットタイム)

動画のあとが本番です。テキストのINPUT(読むページ)を、自分の力でじっくり読み込みます。

INPUTには、その単元の核心・例文・用法の一覧・注意点・コラムが全部入っています。ここは全員必読です。声に出して読むと頭に残りやすい。例文は、和訳とセットで意味を確認しながら読んでください。

動画で概要をつかみ、テキストで細部を自分の頭に入れる。この二段構えが、この講座の設計です。

④ 問題を解く

INPUTが終わったら、STEP1から順に問題を解きます。

問題はSTEP1からSTEP5まで5段階あり、上に行くほど難しくなります。全部やる必要はありません。自分のゴールまで登れば、その単元は完成です。

STEP レベル めやす
STEP1 基礎 「苦手」を脱出したい
STEP2 標準 中堅私大をねらう
STEP3 思考 日東駒専・成成明学
STEP4 入試文法 GMARCH・地方国公立
STEP5 入試読解・英作 早慶・上位国公立

自分の志望に合わせて、どこまで登るかを決めてください。迷ったら聞いてくれれば一緒に決めます。

⑤ 1セクションごとに丸つけする

全部解いてから一気に丸つけ、はやめてください。1つのセクション(大問)を解いたら、そこで丸つけをします。

理由は単純で、間違えた直後に確認するのが一番身につくからです。10問解いて10問まとめて丸つけすると、最初の問題を「なぜそう答えたか」を忘れています。

そして丸つけには、この講座なりの鉄則があります。

丸つけの鉄則

1. 答えを書き写さない
間違えた問題には ✕ だけつけて、正解は書きません。「答えを写す」と、その瞬間はできた気になりますが、次に同じ問題を解いたとき、また間違えます。2周目に自分の力で解き直すために、答えは空けておくこと。

2. 「なぜ?」が言えない問題には □ にチェック
合っていても、根拠があいまいなまま当たった問題があります。それは「たまたま」です。放置すると入試で必ず落とします。正解していても、理由が言えなければチェックを入れてください。

3. 丸つけの色を、周回ごとに変える
1周目は赤、2周目は青、3周目はまた別の色。これは答えを書く色ではなく、○×をつける色のことです。こうすると「どの問題が、何周目でできるようになったか」が一目でわかります。自分の成長が、色で見える。

4. テキストに直接書き込む
別のノートは使いません。テキストに直接書く。書き込みの跡が、そのままキミの学習の記録になります。先生に見せるときも、どこでつまずいたかが一目でわかるので、的確なアドバイスができます。

5. 各STEP・まとめが終わったら点数を書く
テキストの各STEPの終わりに、点数を書くボックスがあります。満点は最初から印刷してあるので、自分の点数だけ書き込んでください。点数も、1周目は赤、2周目は青で。

⑥ 間違いを「分析コード」で分類する

ここが、この講座でいちばん大事なところかもしれません。

間違えたら、「なぜ間違えたか」を分類します。テキストのふりかえり欄に、A〜Dの記号で書き込んでください。

記号 どんな状態だった? 次にやること
A 知識不足 そもそも知らなかった §にもどって覚え直す
B 理解不足 知ってはいたが、理由があいまい §と解説で「なぜ」を確認
C ミス 分かっていたのに、うっかり 自分の見直しルールを作る
D 思考力不足 手がかりを活かせなかった 解説の考え方をたどる

なぜこれをやるのか。同じ「間違い」でも、原因によって次にやるべきことが全然違うからです。

知らなかった(A)なら覚えるしかない。理由があいまい(B)なら解説を読み込む。うっかり(C)なら見直しの習慣をつくる。手がかりを見落とした(D)なら考え方をたどる。原因を特定せずに「もう一回やる」だけでは、同じところで何度もつまずきます。

そして、いちばん多い記号が、今のキミの弱点です。1単元やり終えたときに数えてみてください。Aばかりならインプット不足、Cばかりなら実力はあるのに取りこぼしている。自分の課題が見えます。

この分析は、受験生になって過去問を解くときにそのまま使うスキルです。今のうちに体に入れておくと、あとで効きます。

⑦ 解答冊子を「読み込む」

丸つけが終わったら、解答冊子を開きます。答え合わせをして終わり、ではありません。読み込みます。

この講座の解答冊子には、全問に次の情報が入っています。

  • 答え
  • 構造 ― SVOCの振り方、かたまりの記号(副詞のかたまりは( )、形容詞のかたまりは< >、名詞のかたまりは[ ])
  • 解説 ― 正解にたどりつくまでの「手がかり→判断→結論」の道すじ
  • 他の選択肢 ― なぜア・ウ・エがダメなのか、1つずつ
  • 和訳

ここまで書いてあるのは、解説が先生の代わりをするからです。この講座では私が横についていません。だから解答冊子に、私が説明したいことを全部書きました。

読み方のコツは、「合っていた問題も読む」こと。正解した問題でも、解説を読んで「自分の考え方と同じか」を確かめてください。違っていたら、それはたまたま当たっただけです。

そして、間違えた問題はどこが抜けていたのかを特定して、その場でインプットし直す。構造が取れていなかったのか、単語の意味を知らなかったのか、用法を覚えていなかったのか。解答冊子には全部書いてあるので、自分の穴が見つかります。

⑧ 写真を撮って、オープンチャットに投稿する

問題を解いて丸つけをしたら、そのページの写真を撮ってオープンチャットに投稿してください。これは必ずやってください。

コメントは要りません。パシャッと撮って投げるだけでOKです。

なぜやるのか。この講座は、校舎も学年もバラバラのメンバーが同時に進んでいるからです。ひとりで机に向かっていると、自分が進んでいるのかどうか分からなくなる。でもオープンチャットに「今日もやってる人がいる」のが見えると、それが一番の燃料になります。

そして、私もその写真を見ています。書き込みを見れば、どこでつまずいているか、どんな解き方をしているかが分かる。必要ならこちらから声をかけます。

⑨ 1単元終わったら、アプリで確認テスト

1単元が終わったら、アプリで確認テストを受けます。

  • 9割(90%)で合格
  • 不合格でも大丈夫。再テストが受けられます(問題は別のものに変わります)
  • 合格したら、次の単元へ

9割という基準は、決して低くありません。でもこの講座では、この基準を守ってください。7割・8割で「まあできた」と流していくと、その2〜3割の穴がそのまま残ります。穴を残したまま次に進むと、あとで必ず戻ってくることになる。

落ちても何も恥ずかしくありません。むしろ「どこが穴か分かった」という収穫です。テキストの該当する§に戻って、もう一度読んでから再挑戦してください。

期間について ― 全部終わらなくてもいい

全12単元。夏期講習中に全部終われば理想です。

でも、終わらなくても大丈夫です。夏が終わってから続けてもいい。

この講座で一番やってほしくないのは、「終わらせること」が目的になってしまうことです。急いで12冊に○をつけて、結局どれも身についていない。それでは意味がありません。

1つの単元を、丁寧にやりきってください。

INPUTを読み込んで、問題を解いて、間違いを分析して、解答冊子を読み込んで、確認テストに9割で合格する。この1周を丁寧にやった1冊は、雑に流した5冊より確実に力になります。

教材を一緒に育ててください

この教材は、今も改訂を続けています。使っていて気づいたことがあれば、オープンチャットで教えてください。

  • 答えが変かも → 「#誤答みっけ」+単元名・STEP・問題番号
    (例:#誤答みっけ 時制(1) STEP2 問3)
    できれば英文の最初の数語も貼ってくれると、こちらですぐ特定できます
  • わからない所がある → 「#つまずき」+そのページの写真

見つけてくれた人、質問してくれた人のおかげで、この教材は良くなっていきます。改訂版には、協力してくれた人の名前をのせます(希望する人だけ)。

最後に

この講座を通して身につけてほしいのは、英文法の知識だけではありません。

「自分で読んで、自分で解いて、自分で穴を見つけて、自分で埋める」――この一連の動き方です。これができるようになれば、この夏が終わったあとも、キミは自分の力で伸びていけます。

だから、「まあこれくらいはできる」と思わないでください。小さなミスも✕をつけて、必ず2周目で回収する。1冊を完璧にする。

完璧にした1冊が、キミの自信になります。

わからないことは何でもオープンチャットで聞いてください。一緒に進めていきましょう。

― チャーリー

この記事のまとめ

  1. アプリに登録 → 実力チェックテスト → 使い方動画
  2. テキストを受け取る → 動画を見る → 自分でINPUTを読む
  3. STEP1から解く(自分のゴールまで) → 1セクションごとに丸つけ
  4. 間違いはA〜Dで分析 → 解答冊子を読み込む
  5. 写真をオープンチャットに投稿
  6. 1単元終わったら確認テスト(9割で合格)
  7. 1つの単元を、丁寧に
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この記事を書いた人

二神大輝