聖学院大学 総合型選抜・公募推薦2027|人文学部の12月入試

聖学院大学(埼玉県上尾市)の2027年度入試は、公募制推薦入試の出願が2026年11月9日(月)から11月30日(月)までです。試験は12月5日(土)、合否発表は12月9日(水)。出願基準は全体の学習成績の状況3.0以上で、選考は小論文(60分・800字)と面接、調査書の書類審査です。

さらに12月には、評定の基準がない総合型選抜の講義方式入試3期・課題方式自己表現入試2期・英語特別入試3期が、出願12月1日(火)〜12月14日(月)、試験12月19日(土)で行われます。3月にも課題方式自己表現入試3期と英語特別入試4期があります。

この記事では、大学の公式サイトで確認できた2027年度の日程と選考内容を、人文学部(国際文化学科・日本文化学科・子ども教育学科)を中心に整理します。9月・10月に試験があった期とアンバサダー入試は、今年度の出願が締め切られています(来年度以降の受験生向けの目安として読んでください)。

1. 基本情報(2027年度・公募制推薦入試)

項目 内容
入試区分 学校推薦型選抜 公募制推薦入試[専願]
対象学科 政治経済学科/国際文化学科・日本文化学科・子ども教育学科(人文学部)/心理福祉学科
出願期間 2026年11月9日(月)〜11月30日(月)インターネット出願
書類の郵送期限 11月30日(月)まで 消印有効
試験日 2026年12月5日(土)
合否発表 2026年12月9日(水)
入学手続期間 12月9日(水)〜12月18日(金)消印有効
出願基準 全体の学習成績の状況が3.0以上
選考方法 小論文(60分/800字)、面接(高等学校長推薦書・自己カタログに基づく)、書類審査(調査書)
出願書類 入学願書、調査書、高等学校長推薦書、自己カタログ
入学検定料 入試要項で確認してください(2回目以降の受験には割引あり)

公募制推薦入試は専願で、2027年3月に高校を卒業見込みの人が対象です。評定の計算に自信がない人は、評定平均の計算方法を見てから担任の先生に確認しておきましょう。

2. 今から出願できる日程一覧

方式 出願期間/試験日/合否発表
公募制推薦入試[専願] 11月9日〜11月30日/12月5日(土)/12月9日(水)
講義方式入試 3期 12月1日〜12月14日/12月19日(土)/12月23日(水)
課題方式自己表現入試 2期 12月1日〜12月14日/12月19日(土)/12月23日(水)
英語特別入試 3期 12月1日〜12月14日/12月19日(土)/12月23日(水)
英語特別グローバル特待方式 3期[専願] 12月1日〜12月14日/12月19日(土)/12月23日(水)
課題方式自己表現入試 3期 2027年2月22日〜3月9日/3月16日(火)/3月18日(木)
英語特別入試 4期・グローバル特待方式 4期 2027年2月22日〜3月9日/3月16日(火)/3月18日(木)

12月19日の各方式の入学手続期間は2027年1月5日(火)〜1月19日(火)、3月16日の期は3月18日(木)〜3月24日(水)です。書類の郵送は出願期間の最終日の消印有効です。

9月12日・10月17日に試験があった講義方式1期・2期、課題方式自己表現1期、英語特別1期・2期、グローバル特待方式1期・2期、アンバサダー入試は、今年度の出願は締め切られています。12月以降に受けられる首都圏の大学の例は12月以降に出願できる総合型・推薦は?にまとめています。

3. 募集人員と入試結果

総合型選抜の募集人員は、講義方式・アンバサダー・英語特別・課題方式自己表現の4方式の合計として示されています。方式ごとや期ごとの人数は公表されていません。

学科 総合型選抜(4方式の合計)
政治経済学部 政治経済学科 20名
人文学部 国際文化学科 15名
人文学部 日本文化学科 20名
人文学部 子ども教育学科 16名
心理福祉学部 心理福祉学科 35名

公募制推薦入試の募集人員は、公式ページの表では指定校制推薦などとの合計か公募制だけの人数かが読み取れないため、この記事では載せていません。また、2026年度の入試結果は大学の「過去の入試結果」のページに画像とPDFで公開されていますが、文字として確認できなかったため数字は書いていません。倍率を見たい人は、大学の公式ページで直接確認してください。

4. 公募制推薦入試:小論文60分・800字と面接

公募制推薦は、当日の小論文と面接、調査書で選ばれます。面接は高等学校長推薦書と自己カタログをもとに行われるので、自己カタログに書いたことはすべて自分の言葉で説明できるようにしておきます。面接時間や配点は公式ページに書かれていないので、入試要項で確認してください。

60分・800字の時間配分例

  1. 課題を読み、問われていることに線を引く(5分)
  2. 結論と理由2つを決めてメモにする(10分):理由の1つは、学校や地域で見聞きした具体的な場面から出す。
  3. 書く(35分):序論100字で結論、本論550字で理由と具体例、結論150字で大学で学びたいことにつなげる。
  4. 見直し(10分):誤字と、問いに答えているかを確認する。

5. 講義方式入試:講義を聞いてノートを作り、発表する

講義方式入試は、大学の講義を受けたあとにその内容をまとめて発表する総合型選抜です。志望理由書は不要で、出願書類は入学願書・調査書・自己カタログです。

選考の流れ 内容
講義とノート作成 30分(質疑応答5分を含む)
ノート確認 15分
発表 3〜5分(講義ノートに基づく)
面接 15分(調査書・自己カタログに基づく)
配点 講義ノート50点、発表50点、面接100点(計200点)

講義は全学科共通のテーマで、高校生にも分かりやすい身近な社会問題が扱われます。テーマは事前に公表されません。ノートは発表のあとに提出して採点され、文字のきれいさよりも講義の内容が抜けなく書かれているか、分かりやすいかが評価されます。発表と面接は、受験生1人に面接官2人の個別形式です。

練習では、ニュース解説や授業を聞きながら要点を書き、聞き終わったら3分で説明します。講義型の選考の練習法は講義やレポートを課す総合型選抜とは?でくわしく説明しています。

6. 課題方式自己表現入試:事前公開の課題でレポートを書く

課題方式自己表現入試は、事前に公開された学科ごとの課題について当日にレポートを書き、そのあと口頭試問と面接を受けます。選考はレポート作成(60分・50点)、口頭試問(50点)、面接(100点)です。レポートは600字以上(学科により800字以内)で、課題の概要をまとめたうえで自分の意見を論理的に書きます。面接は調査書と自己カタログに基づく個別面接(面接官2人)です。

学科別の課題(公式ページの要旨)

  • 国際文化学科:日本の国際化の良い点と課題を挙げ、課題の解決法を600〜800字で述べる
  • 日本文化学科:課題は当日発表
  • 子ども教育学科:子どもが暮らしやすい社会のために何をしたいか、学科で何を学びたいかの2点を600字以上で述べる
  • 政治経済学科:問題だと感じる現代社会の課題と、その理由、国・自治体・企業・市民のいずれかの立場からの取り組みを600〜800字で述べる
  • 心理福祉学科:共生社会の実現に向けた社会的課題と、取り上げた理由、解決のためにできることを600〜800字で述べる

課題が分かっている学科は、事前に下書きを作り、60分で書き直せるまで練習できます。口頭試問ではレポートの内容について質問されるので、根拠にした事例を自分で説明できるようにしておきます。口頭試問の準備は口頭試問とは?面接との違いも参考にしてください。

7. 英語資格がある人:英語特別入試とグローバル特待方式

  • 英語特別入試:出願条件はCEFR A2以上の英語資格。選考は面接のみ(100点、個別)で、調査書と自己カタログに基づく質問と、一部英語での自己紹介があります。資格は2024年4月以降に取得したものが有効です。対応する検定とスコアは公式ページの一覧で確認してください。
  • 英語特別グローバル特待方式[専願]:出願条件は実用英語技能検定2級以上(高校入学後に取得し、出願時に取得済みのもの)。選考は面接のみ(15分・100点、個別)で、一部英語での自己紹介があります。入学金の免除を受けられ、国際文化学科に入学すると留学バックアッププログラムの対象になります。

8. 人文学部の3学科で、どの方式を選ぶか

  • 評定が3.0以上あり、聖学院大学が第一志望:12月5日の公募制推薦(専願)。小論文の練習を優先。
  • 評定に不安がある・書くより話すほうが得意:評定基準のない講義方式3期。聞いて要点をまとめる力が問われます。
  • 学科の課題について考えを深めてから臨みたい:課題方式自己表現2期(日本文化学科以外は課題が事前に公開されています)。
  • 英語資格がある:英語特別入試3期、またはグローバル特待方式3期。

子ども教育学科では、保育士資格・幼稚園教諭一種免許状・小学校教諭一種免許状などを目指せます。面接では「どんな子どもの育ちを支えたいか」を経験と結びつけて話せるようにしておきましょう。

公募制推薦の合否発表(12月9日)は12月方式の出願期間の途中です。12月19日の方式を複数受けられるか、専願・併願の扱いは入試要項で確認してください。併願の考え方は年内入試の併願ルールにまとめています。

9. 出願前のチェックリスト

  • □ 全体の学習成績の状況が3.0以上か確認した(公募制推薦)
  • □ 高等学校長推薦書と調査書を高校に依頼した
  • □ 自己カタログを出願書類ダウンロードのページから入手し、書いた
  • □ 公募制推薦は11月30日、12月方式は12月14日の消印に間に合う発送日を決めた
  • □ 専願であることを家族と確認した(公募制推薦・グローバル特待方式)
  • □ 60分・800字の小論文を3本以上書いた
  • □ 課題方式なら、学科の課題で600〜800字の下書きを作った
  • □ 面接で自己カタログの内容を1分で話せる

10. 公募制推薦までの2週間の準備

  • 11月9日〜15日:推薦書と調査書を高校に依頼し、自己カタログを書く。60分・800字の小論文を2本書く。
  • 11月16日〜30日:書類を見直して発送。小論文をさらに2本書き、自己カタログをもとに面接の想定問答を声に出して練習する。

11. よくある質問

Q. 総合型選抜に評定の基準はありますか?

講義方式入試など総合型選抜には、評定平均値の基準は設けられていません。ただし、公募制推薦入試は全体の学習成績の状況が3.0以上という基準があります。

Q. 12月の方式で不合格だった場合、まだ受けられる方式はありますか?

3月16日(火)に課題方式自己表現入試3期と英語特別入試4期があります(出願は2027年2月22日〜3月9日)。

あわせて読みたい

参考にした公式情報

入試の内容は変更されることがあります。出願前に必ず大学の公式発表を確認してください。

EMiL個別について

EMiL個別は、総合型選抜・学校推薦型選抜を専門にした1対1の個別指導塾です。EIMEI予備校の鶴瀬・ふじみ野・川越の校舎とオンラインで受講できます。志望理由書に書くことを見つけるところから、小論文・面接の練習、評定や英検の対策まで、一人ひとりの志望校に合わせて一緒に準備します。

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二神大輝