帝京大学 総合型選抜・公募推薦2027|Ⅲ期と公募の日程

帝京大学の経済・法・文・外国語・教育学部は、2027年度の学校推薦型選抜(公募制)Ⅰ期にいま出願できます。出願期間は2026年11月2日(月)〜11月11日(水)の締切日必着、試験は11月21日(土)です。

さらに総合型選抜Ⅲ期と公募制Ⅱ期は、11月24日(火)〜12月7日(月)に出願、12月13日(日)に試験です。どちらも評定平均の出願基準がなく、他大学との併願もできます。

この記事では、大学の2027年度入学試験要項で確認できた日程・選考内容・英語資格の扱いと、2026年度入試の結果を、八王子キャンパスの文系5学部に絞って整理します。総合型選抜Ⅰ期・Ⅱ期は出願が締め切られているため、その部分は来年度以降の受験生向けの目安として読んでください。

1. 基本情報(2027年度・これから出願できる方式)

項目 内容
対象学部 経済学部・法学部・文学部・外国語学部・教育学部
公募制Ⅰ期 出願11月2日(月)〜11月11日(水)締切日必着/試験11月21日(土)/合格発表12月1日(火)/入学手続締切12月9日(水)
総合型選抜Ⅲ期 出願11月24日(火)〜12月7日(月)締切日必着/試験12月13日(日)/合格発表12月17日(木)/入学手続締切12月23日(水)
公募制Ⅱ期 総合型選抜Ⅲ期と同じ日程(出願11月24日〜12月7日、試験12月13日)
評定の基準 総合型・公募制とも成績基準なし
併願 他大学との併願が可能
出願方法 インターネット出願(締切日必着)
入学検定料 入学試験要項で確認してください

公募制には高校の学校長の推薦書が必要です。11月11日必着に間に合うよう、推薦書と調査書は今週中に高校へ依頼しましょう。総合型選抜には推薦書は要りませんが、出願時に志望理由(200字程度)をインターネット出願の画面で入力します。

2. 2027年度の日程一覧

方式 出願・試験・発表
総合型選抜Ⅰ期 出願9月10日〜9月24日、試験10月3日・4日、合格発表11月2日 ※今年度は終了
総合型選抜Ⅱ期 出願10月26日〜11月6日、試験11月14日・15日、合格発表12月1日 ※今年度の出願は締め切られています
公募制Ⅰ期 出願11月2日〜11月11日、試験11月21日、合格発表12月1日 ※出願受付中
総合型選抜Ⅲ期 出願11月24日〜12月7日、試験12月13日、合格発表12月17日 ※これから出願できます
公募制Ⅱ期 出願11月24日〜12月7日、試験12月13日、合格発表12月17日 ※これから出願できます

公募制の試験場は、Ⅰ期が板橋キャンパス・八王子キャンパス、Ⅱ期が板橋キャンパスと要項にあります。公募制Ⅱ期(12月13日)は八王子ではなく板橋での受験になる点に注意してください。総合型選抜Ⅲ期の試験場は、要項の該当ページで確認してください。

3. 総合型選抜と公募制の違い

比べる点 総合型選抜/学校推薦型選抜(公募制)
学校長の推薦 不要/必要
出願時の入力・書類 志望理由(200字程度)・調査書等/調査書等・学校長推薦書
面接 10分程度、受験者1名に教員1名/同じく10分程度の個人面接
筆記 基礎能力適性検査(課題作文方式・1科目方式・2科目方式から選ぶ)/基礎能力適性検査(1科目)
第2志望 同じ学部の別の学科・コースを第2志望に1つ選べる/記載なし

総合型選抜は「志望理由」「調査書」「面接」「基礎能力適性検査」で総合的に合否を判定すると要項に書かれています。項目ごとの配点は公表されていません。第2志望は試験日ごとに選べます。

4. 基礎能力適性検査の中身

総合型選抜

  • 課題作文方式:出題されたテーマについて、キーワードをもとに自分の考えを600字以内で書く(経済・法・文・教育学部)
  • 1科目方式・2科目方式:マーク式。1科目方式は9:30〜10:30の60分、2科目方式は9:30〜11:30の120分
  • 経済学部(国際経済学科以外):国語、英語、公共・政治経済、日本史、世界史、地理、数学、情報、簿記の9科目から選択(2科目方式では数学と簿記、情報と簿記の組み合わせは不可)
  • 法・文・教育学部:国語、英語、公共・政治経済、日本史、世界史、地理、数学の7科目から選択
  • 外国語学部と経済学部国際経済学科:課題作文方式はなく、英語が必須(1科目方式または2科目方式)

公募制

  • 経済・法・文・教育学部:試験当日に「英語」「国語」「数学」「課題作文」から1科目を選ぶ。試験は9:30頃から約1時間
  • 外国語学部:英語
  • 課題作文は総合型と同じく、キーワードをもとに600字以内で書く形式

公募制は当日に科目を選べるので、英語か国語の問題集1冊と600字の課題作文を並行して練習しておきましょう。マーク式の科目の勉強法は基礎学力テスト型入試の勉強法も参考になります。

5. 英語外部試験・簿記・優遇資格

  • 英語外部試験:国際経済学科と外国語学部は、スコアを点数に換算し、大学の英語の得点と高いほうを採用します。経済(国際経済学科以外)・法・文・教育学部は5点または10点の加点です。公募制も対象です。
  • 簿記:経済学部の総合型選抜で簿記を選んだ場合、簿記実務検定1級または簿記検定2級以上を持っていれば簿記の得点を80点に換算し、本番の得点と高いほうを採用します。
  • 優遇資格:対象の資格を持っていると合否判定で5点加点。対象資格は学部ごとに異なり、総合型選抜と公募制で使えます。

どの英語資格の何点で何点に換算・加点されるかは、要項の一覧表で確認してください。

6. 2026年度入試の結果(総合型選抜・学校推薦型選抜)

大学が公表している「2026年度入試結果」から、文系5学部の数字を抜き出しました。競争率は受験者数を合格者数で割った値です。総合型選抜はⅠ〜Ⅲ期の内訳が示されておらず、学校推薦型選抜も公募制と指定校制の内訳は示されていません。

学科・コース 総合型(志願者/合格者/競争率)・学校推薦型(同)
経済学部 経済学科 総合型 1,083/407/2.6・推薦 124/101/1.2
経済学部 国際経済学科 総合型 193/122/1.5・推薦 26/25/1.0
経済学部 経営学科 総合型 1,897/401/4.6・推薦 205/111/1.8
経済学部 観光経営学科 総合型 410/167/2.4・推薦 48/32/1.5
法学部 法律学科 総合型 358/209/1.7・推薦 72/70/1.0
法学部 政治学科 総合型 179/98/1.8・推薦 18/15/1.2
文学部 日本文化学科 総合型 235/103/2.2・推薦 23/22/1.0
文学部 史学科 総合型 459/171/2.6・推薦 30/25/1.2
文学部 社会学科 総合型 340/151/2.2・推薦 22/19/1.2
文学部 心理学科 総合型 550/142/3.8・推薦 34/17/1.9
外国語学部 外国語学科 英語コース 総合型 407/168/2.4・推薦 37/26/1.4
外国語学部 国際日本学科 総合型 63/39/1.6・推薦 14/12/1.2
教育学部 教育文化学科 総合型 280/80/3.4・推薦 34/17/1.9
教育学部 初等教育学科 初等教育コース 総合型 307/141/2.1・推薦 21/15/1.4

多くの学科で学校推薦型選抜の競争率が総合型より低く出ています。ただし心理学科・教育文化学科のように推薦でも2倍近い学科があります。経営学科(総合型4.6)や心理学科(同3.8)を考える人は、公募制と総合型Ⅲ期の両方を視野に入れるのが現実的です。

2027年度の募集人員の例として、経済学科は入学定員550名のうち総合型選抜Ⅰ期137名・Ⅱ期44名・Ⅲ期27名、学校推薦型選抜66名と大学の受験ガイドに示されています。Ⅲ期はⅠ期より枠が小さいので、他の学科も募集人員を要項で確認してください。

7. 11月8日からの受け方の選び方

  • 学校長の推薦がもらえる人:まず公募制Ⅰ期(11月11日必着)。不合格でも12月7日締切の方式に間に合います。
  • 推薦が間に合わない人:総合型選抜Ⅲ期。志望理由200字を準備し、適性検査の方式を決めます。
  • 他大学と並行したい人:どちらも他大学と併願できます。入学手続締切(12月9日・12月23日)と他大学の発表日の前後関係は先に整理しておきましょう。考え方は年内入試の併願ルールにまとめています。

8. 600字の課題作文と200字の志望理由の型

課題作文(600字以内)の字数配分例

  1. 結論(約100字):テーマに対する自分の立場を一文で言い切る。
  2. 理由(約200字):示されたキーワードを使い、なぜそう考えるかを説明する。
  3. 具体例(約200字):学校生活・地域・ニュースなど、自分が見聞きした場面を1つ。
  4. まとめ(約100字):学部の学びにどうつなげたいかで締める。

練習では、新聞の見出しから語を2〜3つ選んで「キーワード」とし、40分で600字を書く練習を5本ほど続けると、本番の時間感覚がつかめます。

志望理由(200字程度)の構成例

  1. 学びたいことと、そのきっかけ(約70字)
  2. 帝京大学のその学科を選ぶ理由(約70字)
  3. 入学後・卒業後にしたいこと(約60字)

200字は短いので、書いた内容について「なぜ」を3回聞かれても答えられるかを確かめておきましょう。面接の練習の仕方は面接でよく聞かれる質問と答え方が参考になります。

9. 出願前チェックリスト

  • □ 受ける方式(公募制Ⅰ期・Ⅱ期/総合型Ⅲ期)と学科を決めた
  • □ 公募制なら学校長推薦書と調査書(発行後3か月以内)を高校に依頼した
  • □ 総合型なら志望理由200字程度の下書きを作った
  • □ 総合型の適性検査の方式(課題作文・1科目・2科目)を決めた
  • □ 英語資格・簿記・優遇資格の証明書を用意した(該当者のみ)
  • □ 締切日必着に間に合う発送日を決めた
  • □ 12月13日の試験場を要項で確認した

10. 12月13日までの準備スケジュール

  • 11月8日〜11日:公募制Ⅰ期の出願を完了。推薦書が間に合わない場合はⅡ期・総合型Ⅲ期に切り替える。
  • 11月12日〜21日:選んだ科目か課題作文を毎日1回分。面接の想定問答を声に出す。
  • 11月24日〜12月7日:総合型Ⅲ期・公募制Ⅱ期の出願。志望理由を清書する。
  • 12月1日:公募制Ⅰ期の合格発表。結果に応じて12月13日の受験を確定。

11. よくある質問

Q. 評定が低くても出願できますか?

できます。要項では総合型選抜・公募制とも成績基準を設けていません。ただし調査書は総合型選抜の判定材料に含まれます。評定の条件がない方式の探し方は評定が出願基準に足りないときの選択肢でも紹介しています。

Q. 公募制と総合型選抜は両方受けられますか?

公募制は、本学の指定校制などを除くすべての入試、および他大学との併願ができると要項にあります。公募制Ⅰ期のあとに総合型Ⅲ期を受ける組み立ても可能です。12月13日は総合型Ⅲ期と公募制Ⅱ期が同じ日なので、どちらか一方を選びます。

Q. 年内入試で不合格だったらどうなりますか?

一般選抜や共通テスト利用選抜に出願できます。12月からの切り替え方は総合型・推薦に落ちたら?を読んでください。

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参考にした公式情報

入試の内容は変更されることがあります。出願前に必ず大学の公式発表を確認してください。

EMiL個別について

EMiL個別は、総合型選抜・学校推薦型選抜を専門にした1対1の個別指導塾です。EIMEI予備校の鶴瀬・ふじみ野・川越の校舎とオンラインで受講できます。志望理由書に書くことを見つけるところから、小論文・面接の練習、評定や英検の対策まで、一人ひとりの志望校に合わせて一緒に準備します。

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二神大輝