明治学院大学 国際学部 自己推薦AO入試2027|英語資格と倍率

明治学院大学 国際学部の自己推薦AO入試は、2026年度入試の結果で国際学科AO(B)が志願者156名・合格者56名(約2.8倍)、国際学科AO(A)が15名・3名(5.0倍)、国際キャリア学科AO(B)(4月入学)が33名・22名(約1.5倍)でした。

2027年度入試は、第一次選考(書類審査)の出願が2026年9月24日(木)に締め切られ、第二次選考は11月15日(日)に白金キャンパス、合格発表は12月4日(金)10:00です。今年度の出願は締め切られています(来年度以降の受験生向けの目安です)。

2027年度の入試要項で確認できた3つの方式の出願資格、800字の志望理由書とレポート、第二次選考の科目を整理し、来年以降に受ける高1・高2生の準備の順番をまとめます。

1. 基本情報(2027年度・2027年4月入学)

項目 内容
入試区分 自己推薦AO入学試験(総合型選抜)
国際学部の方式と募集人員 国際学科AO(A)約5名/国際学科AO(B)約30名/国際キャリア学科AO(B)4月入学 約10名・9月入学 若干名
第一次出願 Web登録 2026年9月14日(月)〜9月24日(木)/書類郵送 9月15日(火)〜9月24日(木)消印有効 ※締切済み
第一次選考(書類審査)結果 2026年10月21日(水)10:00
第二次出願(第一次通過者のみ) 2026年10月21日(水)〜10月28日(水)。書類の提出なし
第二次選考 2026年11月15日(日)白金キャンパス
合格発表 2026年12月4日(金)10:00(UCAROで確認。合格通知の郵送なし)
入学手続締切 2026年12月11日(金)消印有効
配点 第二次選考の各試験科目100点
出願できる数 1学科のみ。出願学科を第一志望とし、入学を確約できることが条件
入学検定料 第一次・第二次で別々に必要。金額は要項で確認してください

2. 入試結果(2026年度入試・自己推薦AO 国際学部)

学科・方式(募集人員) 志願者数/第一次通過者数/合格者数(倍率)
国際学科 AO(A)(5名) 15名/11名/3名(5.0倍)
国際学科 AO(B)(25名) 156名/126名/56名(2.8倍)
国際キャリア学科 AO(B)4月入学(10名) 33名/27名/22名(1.5倍)
国際キャリア学科 AO(B)9月入学(若干名) 0名/0名/0名

国際学科AO(B)は志願者の8割ほどが書類審査を通り、第二次選考で半分以下に絞られています。第二次の合否判定には英語資格の換算点も使われますが、当日の小論文と面接の準備を中心に考えましょう。

2027年度は国際学科AO(B)の募集人員が約25名から約30名に増えました(大学の「2027年度入試の変更点」より)。同じ大学の他学部は明治学院大学 社会学部 自己推薦AO入試2027と明治学院大学 心理学部の自己推薦AO入試で扱っています。

3. 国際学部の3つの方式の違い

方式 出願資格の中心/第二次選考の科目
国際学科 AO(A) 活動への取り組み、外国人学校の在学、3か月以上の留学のいずれか/小論文・英語・面接
国際学科 AO(B) 英語資格(英検2級以上など)/小論文・面接
国際キャリア学科 AO(B) 英語資格(英検2級以上など)またはIB Full Diploma/英語・論文(英語で解答)・面接

国際学科 AO(A)

次のどれか1つ以上を満たすことが条件です。

  • 高校時代に、探究やボランティア、スポーツ、文化・芸術などの活動に積極的に取り組み、その問題関心を国際学科で深めたい人
  • 国内の外国人学校に3年以上在学し、卒業(見込み)の人
  • 出願時点で、海外の正規の教育機関に3か月以上続けて留学した経験がある人

英語資格は条件ではない代わりに、第二次選考で英語の試験があります。

国際学科 AO(B)

次の英語資格のどれか1つ以上が必要です。

  • 英検2級以上の合格、またはCSEスコア1980点以上
  • TOEFL iBT 42点以上(2026年1月21日以降の受験は44点以上またはバンドスコア3以上)
  • GTEC(4技能合計)930点以上
  • TEAP(4技能合計)225点以上
  • IELTS(Academic)4.0以上

スコアは80点・90点・100点の3段階に換算され、第二次選考の合否判定に使われます。英検CSEなら1980〜2140点が80点、2141〜2303点が90点、2304点以上が100点です。英検2級ぎりぎりでも出願できますが、スコアが高いほど換算点が上がり、第二次の合否判定で有利になる仕組みです。スコアの見方は英検CSEスコアと推薦の出願資格の読み方で説明しています。

国際キャリア学科 AO(B)

英検2級以上(またはCSE1980点以上)、TOEFL iBT 55点以上、GTEC 1050点以上、TEAP 265点以上、IELTS 4.5以上などの英語資格か、国内のIB認定校でのIB Full Diplomaの取得(見込み)が条件です。CSE2303点以上、IELTS 5.5以上などの基準を満たすと英語の試験が免除され、100点として扱われます。国際キャリア学科は原則として全授業を英語で行う学科です。

どの方式も、英語外部検定は出願締切日から2年以内に受けた結果だけが有効です。

4. 出願書類(国際学科)

書類 内容
志望理由書(様式7) 自筆で800字程度。AO(B)は高校時代の学びや経験に関連付け、卒業後の進路にも触れながら国際学科を志願する理由を書く
レポート(様式8) 800字程度。今日の社会で最も重要だと考える問題について、なぜ重要か、どう対処すべきかを書く
調査書 全員
英語資格の証明書類 AO(B)のみ
在学期間などの証明書 AO(A)で外国人学校・留学の条件で出願する人

AO(A)の志望理由書は、該当する出願資格(活動・外国人学校・留学)の経験に関連付け、卒業後の進路にも触れて書く指示になっています。国際キャリア学科は、英語で600〜800語の志望動機書(英語以外で最も熱心に学んだ科目と、学科で学びたいことは必須)とエントリーシートを出します。

志望理由書(800字程度)の配分例

  1. 関心を持った経験(約200字):授業、探究、ボランティア、ニュースなど、国際的な問題に関心を持った具体的な場面。
  2. その後に自分でしたこと(約200字):調べた本や資料、参加した活動、考えが変わった点。
  3. 国際学科で学びたいこと(約250字):文化、経済、政治・法律・社会のどの分野で、何を学ぶか。少人数ゼミや卒業論文で取り組みたいテーマ。
  4. 卒業後の進路(約150字)

レポート(800字程度)の構成例

  1. 問題の提示(約100字):何が最も重要な問題か、一文で言い切る。
  2. なぜ重要か(約300字):影響を受ける人、規模、放置した場合に起きること。データを使うなら出典を明記する。
  3. どう対処すべきか(約300字):個人・地域・国・国際社会のどこで何をするか。反対意見や限界にも触れる。
  4. まとめ(約100字):国際学科で学んでさらに考えたいこと。

5. 第二次選考(11月)の中身

2027年度の時間割では、国際学科は小論文が10:00〜11:00の60分、AO(A)はさらに英語が11:40〜12:40の60分あり、そのあと面接です。国際キャリア学科は英語(60分)、英語で答える論文(60分)、面接の順です。

  • 小論文の字数:大学のFAQでは、大半の学科は文字数を定めていないが、質・量ともに十分なボリュームになるよう対策してほしいとしています。
  • 過去問題:自己推薦AOの過去問題(国際学科の小論文・英語、国際キャリア学科の英語・論文)が、2023〜2026年度分、大学の公式サイトからPDFでダウンロードできます(年度により掲載科目が異なります。解答は非掲載)。
  • 面接:個人面接かグループ面接のどちらかで、志願者が多い場合はグループ面接になることがあります。どちらになるかは当日に知らされます。

面接では志望理由書とレポートの内容を掘り下げられると考えて、総合型・推薦の面接でよく聞かれる質問と答え方のように想定問答を作っておきましょう。グループ面接に備え、他の人の発言を受けて意見を言う練習もしておくと安心です。

6. 国際学科・国際キャリア学科で学ぶこと

  • 国際学科:文化、経済、政治・法律・社会の各分野と、多文化共生・環境・平和の課題を学際的に学びます。全学年に1クラス12名程度の少人数ゼミがあり、最終年度に全員が卒業論文を書きます。キャンパスは横浜です。
  • 国際キャリア学科:原則として全授業が英語です。サンフランシスコ州立大学とのダブル・ディグリー・プログラムがあります。

7. 高1・高2からの準備スケジュール

  • 高1〜高2:英検2級を取る(AO(B)を考えるなら、換算で90点・100点になるCSE2141点以上も目標に)。探究やボランティアなど続けている活動の記録を残す。
  • 高2の冬〜春:過去問題をダウンロードして、小論文の形式を確認する。新聞やニュースで気になった国際問題を、800字で「重要な理由」と「対処法」に分けて書く練習を始める。
  • 高3の4〜7月:入試要項で条件と日程を確認。レポートで扱う問題を決め、志望理由書の下書きを始める。
  • 高3の8〜9月:志望理由書を自筆で清書し、9月中旬からの第一次出願に間に合わせる。
  • 10〜11月:第一次の結果発表後すぐに第二次出願。過去問題で60分の小論文を時間を計って書き、面接の練習をする。

出願前のチェックリスト

  • 国際学部が第一志望で、合格したら入学できるか
  • AO(A)とAO(B)のどちらの条件で出願するか決めたか
  • 英語資格は出願締切日から2年以内に受けたものか
  • 志望理由書は自筆で書いたか(様式7)
  • レポートは「なぜ重要か」「どう対処すべきか」の両方に答えているか

8. よくある質問

Q. 他大学と併願できますか?

他大学との併願はできますが、明治学院大学に合格した場合は入学することが条件です。大学のFAQでも、自己推薦AOは入学の確約が出願資格なので、合格後の辞退は想定していないとしています。考え方は年内入試の併願ルールを参考にしてください。

Q. 評定の条件はありますか?

2027年度の要項では、国際学部の3つの方式の出願資格に評定平均値の基準は書かれていません。調査書は提出するので、評定や欠席が見られないわけではありません。

Q. 英語が得意でない場合はAO(A)がよいですか?

AO(A)は英語資格が条件ではありませんが、第二次で英語の試験があり、募集人員は約5名です。2026年度入試は15名が志願して3名が合格でした。英検2級を取れる見込みがあるならAO(B)も比べて考えましょう。

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参考にした公式情報

入試の内容は変更されることがあります。出願前に必ず大学の公式発表を確認してください。

EMiL個別について

EMiL個別は、総合型選抜・学校推薦型選抜を専門にした1対1の個別指導塾です。EIMEI予備校の鶴瀬・ふじみ野・川越の校舎とオンラインで受講できます。志望理由書に書くことを見つけるところから、小論文・面接の練習、評定や英検の対策まで、一人ひとりの志望校に合わせて一緒に準備します。

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二神大輝