東京電機大学 未来科学部 一般選抜2027年度|日程・配点・倍率

東京電機大学未来科学部(建築学科・情報メディア学科・ロボット・メカトロニクス学科)の2027年度一般選抜は、前期が2月1日(月)〜5日(金)の5日間から試験日を選べる方式です。出願は1月7日(木)〜1月20日(水)、合格発表は2月12日(金)です。

前期の募集人員は建築学科50名・情報メディア学科45名・ロボット・メカトロニクス学科45名。2026年度の前期は情報メディア学科が13.1倍、建築学科が10.4倍、ロボット・メカトロニクス学科が5.0倍と、同じ学部でも学科によって倍率に大きな差がありました。

ここでは未来科学部の3学科について、方式ごとの募集人員・日程・科目と2026年度の入試結果を整理し、どの方式をどう組み合わせるかを考えます。

1. 基本情報(2027年度 東京電機大学未来科学部 一般選抜)

項目 内容
学科・キャンパス 建築学科・情報メディア学科・ロボット・メカトロニクス学科(東京千住キャンパス)
一般選抜の方式 前期/前期・英語外部試験利用/情報系外部試験利用/後期/後期・英語外部試験利用
前期系の試験日 2月1日(月)〜5日(金)から自由に選択(最大5日間受験可)
前期系の出願期間 1月7日(木)〜1月20日(水)当日消印有効(インターネット出願登録は1月20日15時まで)
前期系の合格発表 2月12日(金)
前期系の入学手続金 入学金 2月19日(金)まで/授業料等 3月3日(水)まで
後期系の日程 出願 2月12日(金)〜18日(木)/試験 2月27日(土)・28日(日)/発表 3月8日(月)/手続 3月15日(月)まで
入学検定料(一般選抜) 1出願33,000円、2出願50,000円、3出願60,000円、4出願70,000円、5出願80,000円(以降1出願ごとに10,000円加算)

国公立大学の一般選抜を受ける人は、合格後に申請すれば授業料等だけ3月25日(木)まで延納できます(入学金は延納できません)。大学全体の方式や他学部との比較は東京電機大学 一般選抜2027年度|方式・日程・配点まとめにまとめています。

2. 学科別・方式別の募集人員(2027年度)

学科(入学定員) 募集人員
建築学科(130名) 前期50/前期・英語外部20/情報系外部 若干名/後期7/後期・英語外部3/共テ利用前期30
情報メディア学科(110名) 前期45/前期・英語外部15/情報系外部 若干名/後期7/後期・英語外部3/共テ利用前期25/共テ利用後期5
ロボット・メカトロニクス学科(110名) 前期45/前期・英語外部15/情報系外部 若干名/後期7/後期・英語外部3/共テ利用前期25
未来科学部 計(350名) 前期140/前期・英語外部50/後期21/後期・英語外部9/共テ利用前期80/共テ利用後期5

3学科とも一般選抜(前期)が最大の枠で、後期は各学科7名、後期・英語外部試験利用は各3名しかありません。共通テスト利用の後期は情報メディア学科だけが募集します。前期の募集人員は試験日ごとには決まっておらず、5日間を通して学科ごとに高得点順で判定されます(合格最低点は5日間共通)。

3. 一般選抜(前期)の科目・配点と学科ごとの選択科目

時限・科目 配点・内容
1時限 数学(10:00〜11:30、90分) 100点。未来科学部は「数学Ⅲを含む問題」が必須(数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B〈数列〉・C〈ベクトル、平面上の曲線と複素数平面〉)
2時限 理科・国語(12:30〜13:40、70分) 100点。試験中に1科目を選択
3時限 英語(14:30〜15:30、60分) 100点。リスニングなし
合計 300点

2時限で選べる科目は学科によって違います。

  • 建築学科・情報メディア学科:物理・化学・国語から1科目
  • ロボット・メカトロニクス学科:物理・化学から1科目(国語は選べません)
  • どの学科も生物は選べません
  • 同じ日に複数学科を受けるときは共通する科目を選びます(建築とロボメカなら物理か化学)

判定は3科目の合計点と、数学が素点で100点だった人を合格とする数学満点選抜の併用です。試験日・科目による難易度の差は平準化(得点調整)されます。

前期で3科目の合計得点率が75%以上(平準化後300点中225点以上)の合格者は、返還不要の「エンジニアのたまご奨学金」の候補者になります(最長4年間・年額350,000円、合計1,400,000円)。対象は一般選抜(前期)だけで、英語外部試験利用や共通テスト利用は対象外です。数学・理科の出題の特徴は東京電機大学の数学・理科の対策で扱っています。

4. 前期・英語外部試験利用と情報系外部試験利用

前期・英語外部試験利用(2科目200点)

  • 数学100点+理科・国語100点(2時限の選択科目は前期と同じ)。英語の試験はありません
  • 英語外部試験のスコアは出願資格としてだけ使われ、得点への換算や加算はありません
  • 基準値:英検CSE1728(準2級以上で4技能を受検。S-CBT・S-Interviewも可)、GTEC680(アセスメント版は不可)、TEAP135、TOEIC L&R+S&W合計385、ケンブリッジ英検120、IELTS3.5
  • 2024年4月以降に受検したスコアが有効(TEAPは2025年4月以降)
  • 前期と同じ日程・同じ問題なので、前期と同時に受験できます

情報系外部試験利用(2科目200点)

  • 基本情報技術者試験または応用情報技術者試験の合格者だけが出願できます
  • 数学100点+英語100点。合格実績は出願資格としてだけ使われます
  • 未来科学部は3学科とも募集(募集人員は若干名)

5. 一般選抜(後期)と共通テスト利用選抜

後期・後期英語外部試験利用

  • 後期:数学(数学Ⅲを含む問題が必須)・理科(物理か化学)・英語の3科目300点
  • 後期・英語外部試験利用:数学・理科の2科目200点(英語外部試験の基準値を満たすことが出願の条件。基準値は要項で確認してください)
  • 試験日は2月27日(土)・28日(日)から選択。1日に受けられる学科数の制限はありません

共通テスト利用選抜(前期)

  • 出願期間 1月7日(木)〜1月15日(金)。締切は共通テスト(1月16日・17日)の前です
  • 3教科方式:数学Ⅰ・A 100点、数学Ⅱ・B・C 100点、英語200点(リーディング×1.5+リスニング×0.5)、理科(物理・化学・生物から1科目)200点の計600点
  • 4教科方式[国語]・[情報]:理科を100点にして、国語(近代以降の文章、110点を100点に換算)または情報Ⅰ 100点を加えた計600点
  • 同じ学科に複数の方式で出せば、最も高い得点の方式で判定されます。検定料は1出願15,000円から

共通テスト利用の考え方は共通テスト利用入試の使い方で詳しく説明しています。

6. 2026年度入試の結果(未来科学部)

一般選抜(前期)

学科 募集・志願者・受験者・合格者・倍率・最低点
建築学科 50名・1,077人・1,013人・97人・10.4倍・198点(300点満点)
情報メディア学科 45名・1,353人・1,274人・97人・13.1倍・201点
ロボット・メカトロニクス学科 45名・615人・585人・116人・5.0倍・180点

前期・英語外部試験利用(200点満点)

学科 募集・志願者・受験者・合格者・倍率・最低点
建築学科 20名・658人・636人・36人・17.7倍・143点
情報メディア学科 15名・781人・760人・42人・18.1倍・146点
ロボット・メカトロニクス学科 15名・389人・372人・50人・7.4倍・130点

後期・共通テスト利用(前期)

方式・学科 受験者・合格者・倍率
後期 建築学科 175人・7人・25.0倍(最低点210点)
後期 情報メディア学科 177人・7人・25.3倍(205点)
後期 ロボット・メカトロニクス学科 116人・7人・16.6倍(198点)
後期英語外部 建築/情報メディア/ロボメカ 106人・3人・35.3倍/107人・3人・35.7倍/97人・3人・32.3倍
共テ利用前期 建築学科 693人・70人・9.9倍(最低点423点/600点)
共テ利用前期 情報メディア学科 819人・93人・8.8倍(426点)
共テ利用前期 ロボット・メカトロニクス学科 385人・55人・7.0倍(405点)

倍率は大学の公表どおり受験者数÷合格者数です。後期の最低点は平準化後の点数です。

数字から読み取れることは3つあります。

  • 後期は募集が少なく、20倍を超える学科が多い。前期で合格を決めるつもりで計画を立てたほうが安全です。
  • 英語外部試験利用は前期より倍率が高い(建築17.7倍、情報メディア18.1倍)。ただし前期と同時に受けられるので、「前期の追加の判定」と考えると使いやすい方式です。
  • ロボット・メカトロニクス学科は前期の最低点が180点(得点率59.9%)で、建築・情報メディア(66%前後)より低めでした。

7. 方式の組み合わせ方

  1. 前期を2〜3日受ける。合格最低点は5日間共通で、複数日受ければそれぞれの日で判定のチャンスが増えます。2日目以降は検定料の併願加算が少なくて済みます。
  2. 英検CSE1728以上があれば、前期と英語外部試験利用を同じ日に。同じ問題で2つの判定を受けられます。
  3. 共通テストを受ける人は共テ利用前期を1月15日までに。前期の個別試験と合わせて2回の判定になります。

会場は東京千住・埼玉鳩山のほか全国にあります。埼玉県内では、前期系で川越会場(ウェスタ川越)が2月1日・5日、大宮会場が2月4日・5日に設けられます。理工学部(鳩山)と併願する人は東京電機大学 理工学部 一般選抜2027も確認してください。

8. 本番までの準備スケジュール

  • 11月:前期の過去問を1年分解き、数学90分・理科70分・英語60分の時間配分を確かめる。数学Ⅲの範囲(微分・積分など)の抜けを洗い出す。
  • 12月:2時限の科目(物理・化学・国語)を決め、その科目の過去問を進める。英検などのスコアの有無を確認する。
  • 1月7日〜:出願開始。共テ利用前期は1月15日、一般前期系は1月20日が締切。
  • 2月1日〜5日:前期(選んだ日)。2月12日:合格発表。

9. よくある質問

Q. 建築学科を国語で受けられますか?

A. 一般選抜(前期)と前期・英語外部試験利用では、建築学科と情報メディア学科は2時限で国語を選べます。ロボット・メカトロニクス学科と後期は国語を選べません。

Q. 数学Ⅲは必要ですか?

A. 必要です。未来科学部では一般選抜の数学で「数学Ⅲを含む問題」の解答が必須です(数学Ⅲを含まない問題を選べるのは理工学部だけです)。

Q. 繰り上げ合格はありますか?

A. 前期系では補欠合格候補者への繰り上げ合格発表が2月21日(日)・3月19日(金)に予定されています(必ず行うものではありません)。

参考にした公式情報

入試の内容は変更されることがあります。出願前に必ず大学の公式発表を確認してください。

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二神大輝