立教大学経済学部の一般入試では、英語は英語資格・検定試験のスコアか、大学入学共通テストの「英語」の得点を使い、大学独自の試験は国語と選択科目です(2026年度の資料では国語150点・選択科目100点)。2026年度の一般入試では、経済学部全体で志願者5,722人・合格者1,192人・実質倍率4.5倍でした。
2027年度の一般入試・共通テスト利用入試の入試要項は2026年11月2日に公開され、Web出願の出願情報の入力は2027年1月6日(水)10時から利用開始の予定です。
この記事では、経済学科・経済政策学科・会計ファイナンス学科の3学科について、英語の扱い、検定料、併願のルール、2026年度の入試結果を整理します。
1. 立教大学経済学部 一般入試2027の基本情報
立教大学の公式サイトで確認できた内容です。試験日ごとの時間割や出願期間の細部は、Web版の入試要項で確認してください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 入試要項 | 2026年11月2日にWeb版を公開(冊子版は11月末から順次発送、請求の受付は1月14日まで) |
| Web出願 | 出願情報の入力は2027年1月6日(水)10:00から利用開始の予定。マイページの作成は現在可能 |
| 大学独自の試験 | 立教大学のキャンパス(池袋キャンパスまたは新座キャンパス)で実施。会場は受験票で通知。同じ試験日・同じ科目は全学部で同一問題 |
| 英語 | 英語資格・検定試験のスコア、または大学入学共通テストの「英語」の得点を利用 |
| 判定(2026年度の資料) | 各学科が定める2科目と「英語」の3科目の総点。経済学部の独自試験は国語150点・選択科目100点 |
| 検定料 | 一般入試:1試験日ごとに35,000円 共通テスト利用入試:1学科・科目型ごとに18,000円 このほか出願登録ごとにサービス利用料1,100円。併願割引はなし |
| 学科 | 経済学科/経済政策学科/会計ファイナンス学科 |
| キャンパス | 池袋キャンパス |
2027年度の試験日と経済学部の募集人員は、Web版の入試要項に掲載されています。本記事では公式の要項本文を直接確認できなかったため、日付と募集人員は書いていません。出願前に要項で確かめてください。
2. 一般入試の英語の扱い
立教大学の一般入試は、全学部で英語の個別試験を行わず、英語資格・検定試験か共通テストの「英語」を使います(大学独自の英語試験を行うのは、文学部の2月11日の試験日だけです)。経済学部を受ける人は、出願時点で英語の成績を用意しておく必要があります。
使える英語資格・検定試験
- ケンブリッジ英語検定
- 実用英語技能検定(英検):従来型・S-CBT・S-Interview
- GTEC(オフィシャルスコアのみ)
- IELTS(Academic Module)
- TEAP
- TOEFL iBT(2026年1月21日より前の受験は「旧スコア」、同日以降は「新スコア」として扱いが分かれます)
出願の条件と注意点
- 対象は2025年1月以降に受験したもの。英検の従来型とS-Interviewは、二次試験を2025年1月以降に受けたものが対象です。
- 4技能のスコアが必要です。英検の合否や級は問われず、経済学部には最低基準もありません。
- 複数のスコアを出した場合は、最も高く換算されるものが採用されます。
- TEAPは、異なる実施回のスコアを組み合わせられません。
- 特別入試で提出した証明書は一般入試には使えず、あらためて提出が必要です。
共通テストの「英語」を使う場合
- 使えるのは2027年度(令和9年度)の共通テストの得点のみです。前年の得点は使えません。
- リーディングとリスニングの配点比は1対1です。
- 一般入試では、出願締切後に全受験生のデータをまとめて統計的な処理を行うため、事前に換算点は分かりません。
英語の成績をいつまでに何で用意するかは、立教大学の英語は出願時点で決まると立教志望 英語はいつまでに何を取るかで詳しく扱っています。
3. 経済学部の独自試験(国語・選択科目)
大学の「2026年度一般入試合格者の得点状況」によると、経済学部の合否判定は各学科が定める2科目と「英語」の3科目の総点で行われています。経済学部の独自試験の配点は国語150点・選択科目100点と示されています。
- すべての日程・科目で統計処理(得点調整)が行われています。
- 公表されている合格者最低点は、統計処理の前の点数です。
- 同じ試験日の同じ科目は、全学部で同じ問題です。
国語の配点が選択科目より大きいので、国語の安定が合否に直結しやすい配点です。選択科目で何を選べるか、2027年度の配点に変更がないかは、要項で確認してください。立教大学の国語・選択科目の出題の特徴は立教大学の出題傾向と対策にまとめています。
4. 試験日と併願のルール
- 一般入試は1つの試験日につき1つの学科を選んで出願します。
- 試験日が違えば、同じ学科を複数回受けることも、別の学科を受けることもできます。
- 共通テスト利用入試と一般入試は併願できます。
- 試験日によって受験できる科目が違います。
参考までに、2026年度の入試結果の一般入試の表は、2月6日・8日・9日・12日・13日の各日程の合計で示されています(2月11日は文学部の日程)。2027年度の試験日は要項で確認してください。
検定料は1試験日ごとに35,000円で、併願割引はありません。経済学部の同じ学科を何回受けるかは、費用と日程の両方を見て決めましょう。
5. 共通テスト利用入試
共通テスト利用入試は、大学独自の試験を受けずに共通テストの得点で判定する入試です。
- 英語資格・検定試験のスコアか、共通テストの「外国語」の得点のどちらかがあれば出願できます。
- 両方ある場合は、共通テストの外国語の得点と英語資格・検定試験の換算得点のうち高いほうを採用します。換算表は入試要項で公表されます。
- すべての学科と科目型の組み合わせで併願でき、大学全体で最大66通りまで出願できます。
- 検定料は1学科・科目型ごとに18,000円です。
2026年度の経済学部の共通テスト利用入試には、3科目型と6科目型がありました。2027年度の科目型と科目指定は要項で確認してください。
6. 2026年度入試の結果(経済学部)
立教大学が公表している「2026年度入試結果」から、経済学部の数字です。一般入試の募集人員は全日程の合計で、志願者数・受験者数・合格者数は同一学科の複数併願を含みます。
一般入試(2026年度)
| 学科 | 募集人員/志願者/受験者/合格者/実質倍率 |
|---|---|
| 経済学科 | 184人/3,244人/3,049人/715人/4.3倍 |
| 経済政策学科 | 95人/1,122人/1,070人/243人/4.4倍 |
| 会計ファイナンス学科 | 95人/1,356人/1,277人/234人/5.5倍 |
| 経済学部 小計 | 374人/5,722人/5,396人/1,192人/4.5倍 |
実質倍率は、2025年度が経済学科4.0倍・経済政策学科4.2倍・会計ファイナンス学科4.1倍、2024年度がそれぞれ3.5倍・3.4倍・3.4倍でした。3学科とも2年続けて上がっています。とくに会計ファイナンス学科は2026年度に5.5倍まで上がりました。
合格発表は複数回に分かれていて、経済学科の合格者715人の内訳は第1回547人・第2回93人・第3・4回75人でした。
共通テスト利用入試(2026年度)
| 学科・科目型 | 志願者/合格者/実質倍率 |
|---|---|
| 経済学科 3科目型 | 1,268人/340人/3.7倍 |
| 経済学科 6科目型 | 697人/257人/2.7倍 |
| 経済政策学科 3科目型 | 1,500人/330人/4.5倍 |
| 経済政策学科 6科目型 | 166人/43人/3.9倍 |
| 会計ファイナンス学科 3科目型 | 672人/175人/3.8倍 |
| 会計ファイナンス学科 6科目型 | 96人/33人/2.9倍 |
| 経済学部 小計 | 4,399人/1,178人/3.7倍 |
共通テスト利用入試の募集人員は、2026年度の表で経済学科45人・経済政策学科25人・会計ファイナンス学科25人(学部計95人)と3科目型の欄に記載され、6科目型の欄は空欄でした。
英語の合格者最低点(2026年度一般入試)
大学の「2026年度一般入試合格者の『英語』得点状況」では、経済学科は英語資格・検定試験でCEFRのB1、共通テスト「英語」で148点(200点満点)、経済政策学科はB1・150点が合格者の最低として示されています。B1でも合格者がいるということで、高いスコアが必須という意味ではありません。
7. 準備スケジュールとチェックリスト
- 11月:Web版の入試要項で、2027年度の試験日・時間割・選択科目・募集人員を確認。Web出願のマイページを作成。
- 12月:受ける試験日と学科を決める。英語資格・検定試験のスコアがある人は証明書を手元にそろえる。
- 1月6日以降:Web出願で出願情報を入力。英語資格・検定試験の情報もここで登録します。
- 1月:共通テスト。英語資格のない人は、ここでの「英語」の得点が一般入試の英語になります。
- 2月:経済学部の独自試験(国語・選択科目)。
私大全体の出願の時期は私大の一般選抜の出願はいつから?2027年度で確認できます。
出願前チェックリスト
- 英語は資格・検定試験か、共通テストか(両方なら高く換算されるほうが採用)
- スコアが2025年1月以降の受験で、4技能そろっているか
- 受ける試験日と学科の組み合わせ(1試験日1学科)
- 選択科目の確定と配点の確認
- 共通テスト利用入試(3科目型・6科目型など)を併願するか
- 検定料の合計(一般入試は1試験日35,000円、併願割引なし)
8. よくある質問
Q. 英語資格がなくても経済学部の一般入試を受けられますか?
受けられます。その場合は2027年度の共通テストの「英語」の得点を使います。共通テストを受けないと英語の成績がなくなるので注意してください。
Q. 英検の級が足りないと出願できませんか?
経済学部には最低基準がなく、合否や級も問われません。4技能のスコアがあれば出願できます。
Q. 英語の換算点は事前に分かりますか?
一般入試は出願締切後に統計的な処理を行うため、事前には分かりません。共通テスト利用入試の換算表は入試要項で公表されます。
Q. 同じ学科を何回受けられますか?
試験日が違えば、同じ学科を複数回受けられます。1試験日ごとに検定料がかかります。
経済学部と経営・商学部の違いは経済・経営・商学部の入試はどこが違うかにまとめています。
参考にした公式情報
- 2027年度 学部入試の情報(立教大学)
- 一般入試・大学入学共通テスト利用入試(立教大学)
- 【一般入試・共通テスト利用入試】入試要項を公開しました(立教大学)
- 一般入試・共通テスト利用入試についてのQ&A(2027年1・2月実施入試)(立教大学)
- 2027年度一般入試 英語資格・検定試験情報の入力(立教大学)
- 入試データ(立教大学)
- 2026年度入試結果(立教大学)
- 2026年度一般入試合格者の「英語」得点状況(立教大学)
- 2026年度一般入試合格者の得点状況(英語以外)(立教大学)
- 経済学部(立教大学)
入試の内容は変更されることがあります。出願前に必ず大学の公式発表を確認してください。
あわせて読みたい
- 立教大学 一般入試 全科目の出題傾向と対策
- 立教大学の英語は出願時点で決まる
- 立教志望 英語はいつまでに何を取るか
- 経済・経営・商学部の入試はどこが違うか
- 私大の一般選抜の出願はいつから?2027年度 GMARCH・日東駒専
- 英検S-CBTを受けるタイミング
EIMEI予備校について
EIMEI予備校は川越・ふじみ野・鶴瀬の3校舎で、大学受験の1対1個別指導をしています。中高一貫校の中学生から、高校生・既卒生までが対象です。大学ごとに入試対策読本を自作していて、志望校が決まっている人には、その大学の出題に合わせて何をどの順番で進めるかを一緒に決めていきます。
- 川越校舎(2026年6月開校)川越駅から徒歩5分、本川越駅から徒歩8分。自習室は朝7時から使えます。
- ふじみ野校舎 ふじみ野駅東口から徒歩1分。
- 鶴瀬校舎 鶴瀬駅西口から徒歩3分。
川越校舎の詳細・無料体験のお申し込みはこちら/ふじみ野・鶴瀬校舎のことは公式LINEからお問い合わせください。
