学習院大学 一般選抜2027年度|コア・プラス・共テ利用まとめ

学習院大学の2027年度一般選抜は、コア試験・プラス試験・大学入学共通テスト利用入学者選抜の3つです。コア・プラス試験は2月5日(金)から2月11日(木)にかけて、学部ごとに日を分けて目白キャンパスで行われます。

コア・プラス試験のWeb出願登録は1月7日(木)0:00〜1月18日(月)16:00、入学検定料は1学部35,000円です。共通テスト利用は1月15日(金)16:00が締切で、1学科・方式につき18,000円です。

2026年度入試では、一般選抜全体で志願者28,558人・合格者5,386人(倍率5.3倍)でした。ここでは2027年度の募集要項で確認できた日程・配点・制度を、学部をまたいで比べられるように整理します。

1. 基本情報(2027年度 学習院大学 一般選抜)

項目 内容
入試方式 コア試験/プラス試験/大学入学共通テスト利用入学者選抜
コア・プラス試験の日程 2027年2月5日(金)〜2月11日(木)のうち、学部ごとに指定された日
試験会場(コア・プラス) 目白キャンパス(建物・教室は受験票に記載)
Web出願登録(コア・プラス) 1月7日(木)0:00〜1月18日(月)16:00
検定料の支払い 1月18日(月)23:59まで
書類の郵送 1月18日(月)消印有効
Web出願登録(共通テスト利用) 1月7日(木)0:00〜1月15日(金)16:00
検定料の支払い 1月15日(金)23:59まで
書類の郵送 1月15日(金)消印有効
入学検定料 コア試験・プラス試験 1学部35,000円
共通テスト利用 1学科・方式18,000円
Web出願ごとに手数料1,300円が別にかかります
受験票(コア・プラス) 1月26日(火)0:00から出願サイト(UCARO)で各自印刷
合格発表・入学手続 日付は学部・試験ごとに異なります。募集要項の日程表で確認してください

共通テスト利用は大学独自の試験がなく、共通テスト(1月16日・17日)の成績だけで判定します。

2. 方式の一覧(コア試験・プラス試験・共通テスト利用)

学習院大学の一般選抜は、名前だけでは中身が分かりにくい方式があります。まず3つの違いを押さえておきましょう。

コア試験

各学部が自分の学部の試験日に、自分の学部の問題で行う中心の試験です。募集人員が最も多く、全6学部で実施されます。法学部・経済学部・文学部では、同じ学部内の別の学科を第二志望学科にできます。

プラス試験

大学の説明では「他学部のコア試験日に同じ問題で選抜を行う試験(一部例外あり)」です。たとえば法学部のプラス試験(2月6日)は、同じ日の経済学部コア試験と共通の問題です。配点が異なる科目は換算されます。

  • 出願は第一志望学科のみ(全学部)
  • 募集人員はコア試験よりかなり少ない
  • 国際文化交流学部のプラス試験は独自問題
  • 国際社会科学部のプラス試験は英語の筆記試験がなく、英語資格・検定試験のスコアを換算します(最大150点)
  • 理学部物理学科のプラス試験は、英語資格・検定試験の基準スコアが出願資格になります

大学入学共通テスト利用入学者選抜

共通テストの成績で判定する方式です。国際文化交流学部では実施しません。ほかの学部でも実施する学科は一部に限られ、募集人員は1学科3〜15名ほどです。補欠の繰上げ合格はありません。

  • 法学部:法学科15名・政治学科15名(3教科型)
  • 経済学部:経済学科10名(4科目型・6科目型)
  • 文学部:哲学科5名・史学科10名・英語英米文化学科10名・ドイツ語圏文化学科3名・フランス語圏文化学科3名(3教科型)、教育学科3名(5教科型)
  • 理学部:化学科5名(4教科6科目型)、生命科学科5名(3教科4科目型・4教科6科目型)
  • 国際社会科学部:国際社会科学科5名(4科目型)

3. 学部別の試験日(コア試験・プラス試験)

学習院大学は学部ごとに試験日が違います。同じ日に行われるコア試験とプラス試験は併願できませんが、日が違えば複数の学部・試験を受けられます。

学部 試験日
国際文化交流学部 コア 2月5日(金)/プラス 2月7日(日)
経済学部 コア 2月6日(土)/プラス 2月11日(木)
理学部 コア 2月7日(日)/プラス 2月9日(火)(物理学科・化学科・数学科)
文学部 コア 2月9日(火)/プラス 2月7日(日)(心理学科・教育学科)、2月10日(水)(英語英米文化学科)
法学部 コア 2月10日(水)/プラス 2月6日(土)
国際社会科学部 コア 2月11日(木)/プラス 2月10日(水)

日付ごとに見ると、たとえば2月6日は経済学部コアと法学部プラス、2月10日は法学部コアと文学部プラス(英語英米文化学科)・国際社会科学部プラスが同じ日です。同じ日のものはどちらか1つしか選べません。

4. 出願期間・検定料・受験票

コア試験とプラス試験は同じ期間に出願します。共通テスト利用は締切が3日早いので注意してください。

  • コア・プラス:Web出願登録 1月7日(木)0:00〜1月18日(月)16:00、支払い同日23:59まで、郵送は同日消印有効
  • 共通テスト利用:Web出願登録 1月7日(木)0:00〜1月15日(金)16:00、支払い同日23:59まで、郵送は同日消印有効

入学検定料は、コア試験・プラス試験とも1学部につき35,000円です。法学部・経済学部・文学部のコア試験で第二志望学科を選んでも35,000円のままです。文学部のプラス試験を2月7日と2月10日の両方受ける場合は計70,000円になります。共通テスト利用は1学科・方式につき18,000円です。どの方式でも、Web出願1回ごとに手数料1,300円がかかります。

受験票は1月26日(火)0:00から出願サイトで印刷できます。共通テスト利用では受験票は発行されず、受験番号を出願サイトで確認します。出願全体の流れは私大の一般選抜の出願はいつから?でも確認できます。

5. 配点の例(コア試験)

コア試験はどの学部も3科目です。ただし、試験時間と配点の重み付けは学部ごとにかなり違います。

学部(コア試験) 科目と配点
法学部 英語150点(90分)・国語100点(60分)・地歴公民数学から1科目100点(60分)=350点
経済学部 国語120点(60分)・外国語150点(90分)・地歴公民数学から1科目120点(60分)=390点
文学部 国語150点(90分)・外国語150点(90分)・地歴公民数学から1科目100点(90分)=400点
理学部 数学150点・英語150点・理科150点(各90分)=450点
国際社会科学部 英語150点(90分、指示文は英語)・国語100点(60分)・地歴公民数学から1科目100点(60分)=350点
国際文化交流学部 国語100点(60分)・英語150点(英語コミュニケーション学科は300点、90分)・地歴数学から1科目100点(60分)

合計点は各科目の配点を足した値です。学部ごとの特徴を短く挙げます。

  • 文学部は国語が90分・150点で、英語と同じ重さです。国語の範囲に文学国語が入っています。
  • 経済学部・文学部は外国語をドイツ語・フランス語でも受けられます。
  • 国際社会科学部は選択科目に地理がありません。国際文化交流学部は歴史(日本史・世界史)と数学から選び、国語は現代文のみでも受けられます。
  • 理学部は学科によって理科で選べる科目が違います(物理学科は物理のみなど)。

文学部の学科別の募集人員やプラス試験の科目は学習院大学 文学部 コア試験・プラス試験2027、経済学部は学習院大学 経済学部 コア試験・プラス試験2027で詳しく整理しています。

プラス試験の配点の例

  • 法学部プラス(2月6日):国語120点・英語150点・地歴公民数学120点(経済学部コアと共通)
  • 国際社会科学部プラス(2月10日):英語は資格・検定試験のスコアを換算して最大150点、国語100点・地歴公民数学100点
  • 国際文化交流学部プラス(2月7日):英語150点(英語コミュニケーション学科は300点)・国語100点の2科目。地歴・数学はありません

6. 第二志望学科の制度

第二志望学科を書けるのは、法学部・経済学部・文学部のコア試験だけです。第一志望学科が補欠または不合格の場合に限り、同じ学部内の別の学科でも合否判定を受けられます。

  • 第一志望学科に合格(繰上げ合格を含む)したあとは、第二志望学科での判定は受けられません。
  • 補欠の対象:法学部・経済学部は第一・第二志望学科とも対象、文学部は第一志望学科のみ対象です。
  • 第二志望学科で合格して入学手続を済ませたあと、第一志望学科に繰上げ合格した場合は、自動的に第一志望学科が入学先になります。
  • 理学部・国際社会科学部・国際文化交流学部のコア試験と、全学部のプラス試験は、第一志望学科のみの出願です。

経済学部では、2027年度からこの第二志望学科の扱いが変更されたと大学が公表しています。第二志望学科を書いても検定料は変わらないので、行ってもよいと思える学科があるなら検討する価値があります。

7. 2026年度入試の結果

大学が公表している「2026年度 志願者・合格者・入学者の状況(一般選抜)」から、学部ごとの合計をまとめました。数字はコア試験・プラス試験・共通テスト利用を合わせたものです。国際文化交流学部は2026年4月に開設された学部で、2026年度入試が最初の募集です。

区分 2026年度入試(志願者・合格者・倍率)
大学全体 28,558人・5,386人・5.3倍
法学部 5,616人・1,019人・5.5倍
経済学部 6,815人・1,337人・5.1倍
文学部 6,389人・1,603人・4.0倍
理学部 2,387人・576人・4.1倍
国際社会科学部 2,400人・344人・7.0倍
国際文化交流学部 4,951人・507人・9.8倍
参考:2025年度 大学全体(国際文化交流学部の開設前) 22,788人・5,110人・4.5倍

2025年度の大学全体の数字には国際文化交流学部が含まれていないため、2026年度と単純には比べられません。法学部・経済学部・文学部のコア試験の志願者数は、第一志望学科で数えた値です。学科別・方式別の数字、合格最低点、補欠の状況は大学の「入試データ」のページで公表されています。

8. 方式の選び方

学習院大学は試験日が学部ごとに分かれているので、同じ大学の中で受験回数を増やしやすいのが特徴です。組み立てるときは次の順で考えると整理しやすくなります。

  1. 第一志望の学部のコア試験を軸にする。募集人員が最も多く、法・経済・文は第二志望学科も書けます。
  2. 同じ学部のプラス試験が別日にあるか確認する。経済学部(2月6日・11日)や法学部(2月10日・6日)は、コアとプラスで2回受けられます。
  3. プラス試験は「他学部の問題」で受けることを意識する。法学部プラスなら経済学部コアの問題なので、過去問は経済学部のものも見ておきます。
  4. 共通テスト利用は実施学科を確認する。国際文化交流学部・文学部の日本語日本文学科と心理学科などは実施しません。
  5. 他大学の日程と重ならないか確かめる。2月5日〜11日は他の大学の試験も多い時期です。

選択科目で受けられる学部が変わる点にも注意が必要です。地理で受ける場合、国際社会科学部と国際文化交流学部は選べず、法学部・経済学部もプラス試験では地理を選べません。数学で受ける場合、法・経済・文などのコア試験の数学は数学Ⅰ・Ⅱ・A・B・Cが範囲で、学部によって細かい範囲の指定があります。

併願の日程の組み方は私立大学の入試日程はどう組むか、学習院大学の出題の特徴は学習院大学の出題傾向と対策にまとめています。

9. よくある質問

Q. 同じ学部のコア試験とプラス試験は両方受けられますか?

A. 試験日が別なら両方に出願できます。検定料はそれぞれにかかります。たとえば経済学部はコア2月6日・プラス2月11日です。

Q. プラス試験の問題はその学部の問題ではないのですか?

A. 多くのプラス試験は、同じ日に行われる他学部のコア試験と共通の問題です。国際文化交流学部のプラス試験は独自問題、理学部のプラス試験は英語のみ文学部コアと共通(物理学科を除く)で、数学・理科は独自問題です。

Q. 英検などの英語資格は使えますか?

A. 2027年度の募集要項では、英語資格・検定試験を使うのは国際社会科学部のプラス試験(得点に換算)と理学部物理学科のプラス試験(出願資格)です。そのほかの試験では使いません。

Q. 共通テスト利用は共通テストのあとに出願できますか?

A. できません。出願締切は1月15日(金)16:00で、共通テスト(1月16日・17日)より前です。

Q. 合格発表はいつですか?

A. 学部・試験区分ごとに日付が違います。2027年度の募集要項の日程表で、受ける学部の正規合格発表日と入学手続締切日を必ず確認してください。他大学の入学手続締切との前後関係もあわせて見ておくと安心です。

参考にした公式情報

入試の内容は変更されることがあります。出願前に必ず大学の公式発表を確認してください。

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二神大輝