明治大学国際日本学部の2027年度学部別入学試験は2月9日(火)の1日だけで、4つの方式を同じ日に受けられます。中心になる2科目方式は国語150点+英語200点の350点満点、英語4技能試験活用方式は英検準1級などを出願資格にして国語150点だけで判定します。
全学部統一入学試験は2月5日(金)で、3科目方式と英語4技能3科目方式(どちらも400点満点)があります。募集人員は学部別190名、全学部統一45名です。
2026年度入試の学部別2科目方式は志願者2,467人・合格者382人(競争率6.3倍)、合格最低点は350点中250点でした。ここでは方式ごとの配点、英語4技能の基準、2026年度の結果を整理し、どう組み合わせて出願するかを考えます。
1. 基本情報(2027年度 明治大学国際日本学部)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 学科 | 国際日本学科(1学科) |
| 学部別入学試験の方式と募集人員 | 2科目方式 80名 英語4技能試験活用方式 70名 大学入学共通テスト併用型3科目方式 20名 大学入学共通テスト併用型英語4技能試験活用方式 20名 |
| 全学部統一入学試験の方式と募集人員 | 3科目方式 20名 英語4技能3科目方式 25名 |
| 試験日 | 学部別 2月9日(火) 全学部統一 2月5日(金) |
| 出願期間(消印有効) | 学部別 1月7日(木)〜1月21日(木) 全学部統一 1月7日(木)〜1月18日(月) |
| 合格発表 | 学部別・全学部統一とも 2月16日(火)9:30 |
| 入学手続締切 | 3月1日(月) |
| 入学検定料 | 1学部・1方式 35,000円 2方式目以降は20,000円(条件は下記) |
このほか、大学入学共通テスト利用入学試験(前期日程)で3科目方式30名・5科目方式15名の募集があります。後期日程は国際日本学部では実施されません。
2. 学部別入学試験(2月9日)の4方式と配点
4方式とも、本学で受ける科目は国語(10:00〜11:00、150点)が共通です。違いは「英語を当日の試験で受けるか、英語4技能のスコアを出願資格にするか」と「共通テストの地理歴史を使うか」の2点です。
| 方式 | 科目と配点 |
|---|---|
| 2科目方式(80名) | 国語150点+英語200点(12:30〜13:50、80分)=350点 |
| 英語4技能試験活用方式(70名) | 国語150点=150点 英語4技能のスコアは出願資格として使う |
| 共通テスト併用型3科目方式(20名) | 国語150点+英語200点+共通テスト地理歴史100点=450点 |
| 共通テスト併用型英語4技能試験活用方式(20名) | 国語150点+共通テスト地理歴史100点=250点 英語4技能のスコアは出願資格として使う |
- 国語の範囲は「現代の国語」「言語文化」で、漢文の独立問題は出題されません。
- 英語の範囲は英語コミュニケーションⅠ〜Ⅲ、論理・表現Ⅰ〜Ⅲです。
- 共通テストの地理歴史は『歴史総合,世界史探究』『歴史総合,日本史探究』から1科目。2科目受けた場合は高得点の科目が使われ、本学での地理歴史の試験は免除です。
- 学部別入学試験は大学のキャンパスで行われ、地方会場はありません。会場は受験票で指定されます。
同じ2月9日の4方式はすべて併願できます。2科目方式と英語4技能試験活用方式を両方出せば、当日は国語と英語を受けるだけで2つの方式の判定を受けられます。明治大学の学部別入試全体の日程は明治大学の学部別入試で見比べられます。
3. 英語4技能試験活用方式の出願基準
学部別の英語4技能試験活用方式と共通テスト併用型英語4技能試験活用方式は、どちらも次のいずれかを満たしていることが出願の条件です(得点の加算はありません)。
- 実用英語技能検定(従来型・S-CBT・S-Interview):準1級以上合格
- TEAP(4技能パターン。CBTは不可):309以上
- TOEFL iBT:72以上(2026年1月20日以前の受験)/4以上(2026年1月21日以降の受験)
- IELTS(アカデミック・モジュール):5.5以上
- TOEIC L&R+S&W:L&R 785以上かつS&W 310以上
- GTEC(CBTタイプ):1180以上
- ケンブリッジ英語検定:160以上
スコアは2025年1月1日以降に受験したもの(英検は証明書記載の受験回が2024年度第3回以降)で、出願締切日までに証明書類を出せる1種類・1回分に限られます。異なる回の技能別スコアを組み合わせることはできません。
この方式は国語150点だけの勝負になるため、国語の得点力がそのまま合否に出ます。2026年度の合格最低点は150点中103点(68.7%)でした。英検の受験時期の考え方は英検などの外部スコアの使い方も参考にしてください。
4. 全学部統一入学試験(2月5日)の配点
| 科目 | 配点・時間 |
|---|---|
| 英語(1時限 9:30〜10:30) | 100点を200点に換算 |
| 国語(2時限 11:30〜12:30、漢文を除く) | 100点 |
| 選択1科目 | 100点 地理歴史・公民・理科(3時限 13:50〜14:50)または数学②(4時限 15:50〜16:50)から1科目 |
| 合計 | 400点 |
選択科目は「歴史総合、世界史探究」「歴史総合、日本史探究」「地理総合、地理探究」「公共、政治・経済」、物理・化学・生物、数学②の中から1つです。2科目受けた場合は高得点の科目が使われます。国際日本学部で受ける場合、1時限の外国語は「英語」を選びます。
英語4技能3科目方式の換算
1時限の英語は免除になり、スコアに応じて英語の得点(200点満点)が決まります。国語と選択科目は3科目方式と同じです。
- 200点:英検準1級合格、TEAP 309、TOEFL iBT 72(新形式4)、IELTS 5.5、GTEC 1180、ケンブリッジ160、TOEIC総合1095かつL&R785・S&W310
- 180点:英検2級合格かつCSE2.0スコア2088、TEAP 253、TOEFL iBT 52(新形式3.5)、IELTS 4.5、GTEC 1013、ケンブリッジ147
- 160点:英検2級合格かつCSE2.0スコア1980、TEAP 225、TOEFL iBT 42(新形式3)、IELTS 4.0、GTEC 930、ケンブリッジ140
TOEIC(L&R+S&W)にも160点・180点の基準があり、総合スコアと技能別スコアの両方を満たす必要があります。英検の160点・180点は2級合格時のCSEスコアで判定し、200点は準1級以上の合格が条件です。試験地は東京・神奈川(本学)と札幌・仙台・名古屋・大阪・広島・福岡の8会場から選べます。
5. 2026年度入試の結果
学部別入学試験
| 方式(募集人員) | 志願者・受験者・合格者・競争率/合格最低点 |
|---|---|
| 2科目方式(80名) | 2,467人・2,401人・382人・6.3倍/250点(350点満点、71.4%) |
| 英語4技能試験活用方式(70名) | 1,905人・1,866人・320人・5.8倍/103点(150点満点、68.7%) |
| 共通テスト併用型3科目方式(20名) | 643人・621人・99人・6.3倍/336点(450点満点、74.7%) |
| 共通テスト併用型英語4技能試験活用方式(20名) | 723人・690人・152人・4.5倍/182点(250点満点、72.8%) |
| 学部別 計(190名) | 志願者5,738人・受験者5,578人・合格者953人 |
全学部統一入学試験・共通テスト利用(前期)
| 方式(募集人員) | 志願者・受験者・合格者・競争率 |
|---|---|
| 全学部統一 3科目方式(20名) | 599人・567人・62人・9.1倍/合格最低点323点(400点満点) |
| 全学部統一 英語4技能3科目方式(25名) | 880人・850人・100人・8.5倍/合格最低点361点(400点満点) |
| 共通テスト利用 3科目方式(30名) | 1,389人・1,386人・373人・3.7倍 |
| 共通テスト利用 5科目方式(15名) | 514人・514人・200人・2.6倍 |
競争率は大学の公表値で、受験者数÷合格者数です。全学部統一の英語4技能3科目方式は合格最低点が400点中361点(90.3%)と非常に高く、英語で200点(英検準1級など)を持っている受験生どうしの争いになっていることが分かります。
6. 方式の選び方
- 英検準1級などがない人は2科目方式が中心。英語200点・国語150点で、英語80分の試験で安定して得点できることが前提です。
- 準1級以上がある人は4方式すべてを検討。2科目方式と英語4技能試験活用方式を併願すれば、同じ日の試験で判定の機会が2回になります。
- 共通テストで日本史・世界史を受ける人は併用型も。地理歴史100点が加わるので、共通テストの歴史で高得点が取れる人に向いています。
- 全学部統一は「もう1日」の受験機会。2月5日なので学部別(2月9日)と重なりません。ただし募集は20名・25名と少なめです。
学部別で2方式目以降を出すと検定料は20,000円になります(国際日本学部の4方式どうしの併願が対象)。全学部統一でも2学部目・2方式目以降は20,000円です。共通テスト利用(18,000円)には割引がありません。また、支払いごとに1,200円の手数料がかかります。明治大学のほかの学部も含めた全体像は明治大学 一般選抜2027年度ハブにまとめています。
7. 本番までの準備スケジュール
- 11月:学部別の過去問で、英語80分・国語60分の時間配分を確かめる。英語4技能のスコアがどの基準に届いているかを確認する。
- 12月:国語は漢文の独立問題が出ないので、現代文と古文の得点を固める。全学部統一を受ける人は選択科目の過去問も始める。
- 1月7日〜:出願開始。全学部統一は1月18日、学部別は1月21日が締切。英語4技能の証明書類も期間内に送る。
- 1月16日・17日:共通テスト(併用型・共通テスト利用の人)。
- 2月5日:全学部統一。2月9日:学部別。2月16日:合格発表。
英語の出題の特徴は明治大学の英語で詳しく扱っています。
8. よくある質問
Q. 英語4技能試験活用方式は英語の点数が加算されますか?
A. 学部別では加算されません。スコアは出願資格として使うだけで、合否は国語150点(併用型は共通テスト地理歴史を加えた250点)で決まります。
Q. 英検2級でも学部別の英語4技能試験活用方式に出願できますか?
A. できません。国際日本学部の学部別は準1級以上の合格が条件です。英検2級でCSEスコアが1980以上なら、全学部統一の英語4技能3科目方式で英語160点として使えます。
Q. 学部別で地理や政治・経済は使えますか?
A. 共通テスト併用型の地理歴史は『歴史総合,世界史探究』『歴史総合,日本史探究』だけです。地理や公民を使いたい場合は、全学部統一の選択科目や共通テスト利用を検討してください。
参考にした公式情報
- 2027年度 明治大学 一般選抜要項(明治大学)
- 一般選抜要項PDFダウンロード(明治大学 入試総合サイト)
- 2026年度 一般選抜結果(明治大学)
- 2027年度入試ガイド 入学試験の主な変更点(明治大学)
入試の内容は変更されることがあります。出願前に必ず大学の公式発表を確認してください。
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