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総合型選抜・学校推薦型選抜とは?仕組み・日程・準備を基礎から解説

推薦入試の地図を、
最初に手に入れよう。

「推薦ってどんな入試?」「いつから何を準備すればいい?」高校生と保護者の方が最初につまずくポイントを、文部科学省の資料をもとに整理しました。

Three ways

大学入試は、3つの方式があります

いまの大学入試は「一般選抜」「総合型選抜」「学校推薦型選抜」の3つに分かれています。総合型選抜は以前の「AO入試」、学校推薦型選抜は以前の「推薦入試」にあたります。

一般選抜総合型選抜学校推薦型選抜
主に見られるもの学力試験の点数志望理由・活動・適性と、大学が求める学生像(アドミッション・ポリシー)との合致高校での成績(調査書)と、高校長の推薦
高校の推薦不要原則不要必要
出願の時期主に1月〜2月9月1日以降11月1日以降
合格発表主に2月〜3月11月1日以降12月1日以降

総合型選抜・学校推薦型選抜の出願・発表の時期は、文部科学省「大学入学者選抜実施要項」の定めです。実際の日程は大学ごとに異なるので、必ず各大学の募集要項で確認してください。

Data

私立大学では、入学者の6割以上が
総合型・学校推薦型で入学しています

22.8%私立大学の入学者のうち、総合型選抜で入学した人
38.8%私立大学の入学者のうち、学校推薦型選抜で入学した人
20.4%国立大学の入学者のうち、総合型選抜(7.7%)と学校推薦型選抜(12.7%)で入学した人

推薦入試は「一部の人のための特別な入試」ではなくなりました。特に私立大学では、入学者の6割以上が総合型選抜・学校推薦型選抜で入学しています。だからこそ、早くから仕組みを知って準備した人が、選べる大学を広げられます。

出典:文部科学省「令和7年度国公私立大学・短期大学入学者選抜実施状況の概要」(2025年4月入学者の数値)

Comprehensive

総合型選抜とは

総合型選抜は、大学が公表している「どんな学生に来てほしいか(アドミッション・ポリシー)」と、受験生の志望理由や経験、適性がどれだけ合っているかを、時間をかけて見る入試です。

選考の流れ(例)

  • 書類:志望理由書、活動報告書、大学から出される課題(レポートなど)
  • 試験:面接、小論文、プレゼンテーション、口頭試問、集団討論など
  • 学力の評価:大学入学共通テストや、小論文・教科のテスト・資格や検定の成績などのうち、少なくとも1つを使うことになっています

ポイント

「なぜこの大学で、何を学びたいのか」を、自分の経験と結びつけて語れるかどうかが中心になります。評定の条件がない、または低めに設定されている大学もありますが、条件や試験の内容は大学・学部ごとに大きく違います。

Recommendation

学校推薦型選抜とは

学校推薦型選抜は、高校の校長先生の推薦を受けて出願する入試です。大きく「指定校推薦」と「公募推薦」の2つがあります。

指定校推薦

大学が特定の高校に推薦の枠を出す方式です。まず高校の中での選考(校内選考)があり、評定平均が大きく関わります。高1からの定期テストの積み重ねが、そのまま選考材料になります。

公募推薦

大学が出す出願条件を満たし、高校の推薦を受けられれば出願できる方式です。評定平均の基準を設けている大学が多く、小論文や面接などの試験があります。

どちらも、調査書・推薦書に加えて、大学入学共通テストや小論文・面接などで学力を評価することになっています。

Points

推薦入試で評価される6つのもの

評定(調査書)

高1から高3の1学期までの成績。指定校推薦・公募推薦では出願条件になることが多いです。

志望理由書

将来の目標と、その大学で学ぶ理由を、自分の経験と結びつけて書きます。

活動の実績

部活、探究、ボランティア、取材など。大きさより「何を考えて動いたか」が見られます。

英語の資格

英検などを出願条件や得点への換算、加点に使う大学があります。

小論文

課題文や資料を読み、自分の考えを根拠とともに論じる力が見られます。

面接・プレゼン

書類に書いたことを、自分の言葉で深く語れるかどうかが見られます。

When

いつから準備すればいい?

高3の9月に出願が始まることを考えると、志望理由書を書き始めるのは高3の春から夏。その材料になる経験や、評定・英検は、高1・高2のうちから積み上げておくのが理想です。

学年主にやること
高校1年生定期テストで評定の土台づくり/英検に挑戦/好きなこと・気になることを探す/部活や行事に打ち込む
高校2年生大学・学部を調べる、オープンキャンパス/取材・ボランティア・探究などの行動/英検の上の級へ
高校3年生春〜夏:志望理由書・活動報告書・大学の課題/9月〜:総合型選抜の出願・試験/11月〜:学校推薦型選抜の出願・試験

高3からのスタートでも、いま持っている経験を掘り起こし、出願日程から逆算すれば、できることはあります。

FAQ

推薦入試の、よくある誤解

推薦入試は「勉強しなくていい入試」ですか?
いいえ。総合型選抜・学校推薦型選抜でも、小論文や共通テスト、教科のテストなどで学力を評価することになっています。さらに評定は高1からの積み重ねです。勉強の量が減るのではなく、準備の形が違う入試だと考えてください。
評定が低いと、推薦入試は無理ですか?
指定校推薦や公募推薦では評定平均が条件になることが多いですが、総合型選抜には評定の条件がない、または低めの大学もあります。まずは志望する大学の募集要項で条件を確かめ、使える入試方式を整理しましょう。
特別な実績がないと受かりませんか?
全国大会の成績のような実績がなくても大丈夫です。大切なのは、自分の興味から行動し、そこで何を考えたかを語れることです。取材やボランティアなど、高校生のうちに材料はつくれます。
推薦入試と一般選抜は両立できますか?
できます。推薦の結果が出るまで一般選抜の勉強を続ける人は多く、両方を見すえた計画を早めに立てることが大切です。
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