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大学入試は、3つの方式があります
いまの大学入試は「一般選抜」「総合型選抜」「学校推薦型選抜」の3つに分かれています。総合型選抜は以前の「AO入試」、学校推薦型選抜は以前の「推薦入試」にあたります。
| 一般選抜 | 総合型選抜 | 学校推薦型選抜 | |
|---|---|---|---|
| 主に見られるもの | 学力試験の点数 | 志望理由・活動・適性と、大学が求める学生像(アドミッション・ポリシー)との合致 | 高校での成績(調査書)と、高校長の推薦 |
| 高校の推薦 | 不要 | 原則不要 | 必要 |
| 出願の時期 | 主に1月〜2月 | 9月1日以降 | 11月1日以降 |
| 合格発表 | 主に2月〜3月 | 11月1日以降 | 12月1日以降 |
総合型選抜・学校推薦型選抜の出願・発表の時期は、文部科学省「大学入学者選抜実施要項」の定めです。実際の日程は大学ごとに異なるので、必ず各大学の募集要項で確認してください。
私立大学では、入学者の6割以上が
総合型・学校推薦型で入学しています
推薦入試は「一部の人のための特別な入試」ではなくなりました。特に私立大学では、入学者の6割以上が総合型選抜・学校推薦型選抜で入学しています。だからこそ、早くから仕組みを知って準備した人が、選べる大学を広げられます。
出典:文部科学省「令和7年度国公私立大学・短期大学入学者選抜実施状況の概要」(2025年4月入学者の数値)
総合型選抜とは
総合型選抜は、大学が公表している「どんな学生に来てほしいか(アドミッション・ポリシー)」と、受験生の志望理由や経験、適性がどれだけ合っているかを、時間をかけて見る入試です。
選考の流れ(例)
- 書類:志望理由書、活動報告書、大学から出される課題(レポートなど)
- 試験:面接、小論文、プレゼンテーション、口頭試問、集団討論など
- 学力の評価:大学入学共通テストや、小論文・教科のテスト・資格や検定の成績などのうち、少なくとも1つを使うことになっています
ポイント
「なぜこの大学で、何を学びたいのか」を、自分の経験と結びつけて語れるかどうかが中心になります。評定の条件がない、または低めに設定されている大学もありますが、条件や試験の内容は大学・学部ごとに大きく違います。
学校推薦型選抜とは
学校推薦型選抜は、高校の校長先生の推薦を受けて出願する入試です。大きく「指定校推薦」と「公募推薦」の2つがあります。
指定校推薦
大学が特定の高校に推薦の枠を出す方式です。まず高校の中での選考(校内選考)があり、評定平均が大きく関わります。高1からの定期テストの積み重ねが、そのまま選考材料になります。
公募推薦
大学が出す出願条件を満たし、高校の推薦を受けられれば出願できる方式です。評定平均の基準を設けている大学が多く、小論文や面接などの試験があります。
どちらも、調査書・推薦書に加えて、大学入学共通テストや小論文・面接などで学力を評価することになっています。
推薦入試で評価される6つのもの
評定(調査書)
高1から高3の1学期までの成績。指定校推薦・公募推薦では出願条件になることが多いです。
志望理由書
将来の目標と、その大学で学ぶ理由を、自分の経験と結びつけて書きます。
活動の実績
部活、探究、ボランティア、取材など。大きさより「何を考えて動いたか」が見られます。
英語の資格
英検などを出願条件や得点への換算、加点に使う大学があります。
小論文
課題文や資料を読み、自分の考えを根拠とともに論じる力が見られます。
面接・プレゼン
書類に書いたことを、自分の言葉で深く語れるかどうかが見られます。
いつから準備すればいい?
高3の9月に出願が始まることを考えると、志望理由書を書き始めるのは高3の春から夏。その材料になる経験や、評定・英検は、高1・高2のうちから積み上げておくのが理想です。
| 学年 | 主にやること |
|---|---|
| 高校1年生 | 定期テストで評定の土台づくり/英検に挑戦/好きなこと・気になることを探す/部活や行事に打ち込む |
| 高校2年生 | 大学・学部を調べる、オープンキャンパス/取材・ボランティア・探究などの行動/英検の上の級へ |
| 高校3年生 | 春〜夏:志望理由書・活動報告書・大学の課題/9月〜:総合型選抜の出願・試験/11月〜:学校推薦型選抜の出願・試験 |
高3からのスタートでも、いま持っている経験を掘り起こし、出願日程から逆算すれば、できることはあります。
推薦入試の、よくある誤解
推薦入試は「勉強しなくていい入試」ですか?
評定が低いと、推薦入試は無理ですか?
特別な実績がないと受かりませんか?
推薦入試と一般選抜は両立できますか?
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