理系の大学受験は、文系よりも科目の負担が重く、戦略の巧拙が合否を大きく左右します。数学、理科2科目、英語——これらをどの順番で、どのように仕上げていくか。この「科目の進め方」を間違えると、どれだけ勉強しても間に合わない、という事態に陥ります。
この記事では、理系受験生が押さえるべき科目の優先順位と進め方を、10年間受験生を指導してきた立場から解説します。理系志望で「何から手をつければいいか分からない」という人は、ぜひ参考にしてください。
理系受験が難しい理由
理系受験が難しいのは、仕上げるべき科目の量が多く、しかもどれも積み上げに時間がかかるからです。数学はⅠAⅡBに加えて理系は数Ⅲまで。理科は物理・化学・生物から2科目。さらに英語と、共通テストでは国語や社会も必要です。文系に比べて、負担が明らかに大きいのです。
特に数学と理科は、積み上げ型で一度つまずくと先に進めません。そして理科は、学校で全範囲が終わるのが高3の秋になることも多く、演習時間の確保が難しい。この「量の多さ」と「積み上げの難しさ」が、理系受験の壁です。だからこそ、正しい順番で計画的に進めることが、何より重要になります。
理系科目の優先順位
最優先:数学と英語
理系受験の土台は、数学と英語です。この2科目は配点が高く、仕上げるのに最も時間がかかります。だからこそ、高1・高2のうちから最優先で取り組むべきです。特に数学は理系の主軸。ここが固まっていないと、理科(特に物理)にも влияしてきます。
次に:理科(第1科目)
数学・英語の土台ができたら、理科の第1科目(多くは化学、または物理)に本格的に取り組みます。理科は範囲が終わるのが遅いので、学校を待たず先取りで進めるのが理想です。
その後:理科(第2科目)・国語・社会
第1科目が固まってきたら、第2科目に進みます。共通テストで使う国語・社会は、直前期に間に合わせることも可能ですが、負担を分散させるため計画的に進めるのが賢明です。
数学を制する者が理系を制する
理系受験で最も重要な科目は、やはり数学です。配点が高く、差がつきやすく、しかも物理などの他科目の土台にもなります。数学が得意になれば、理系受験は一気に有利になります。逆に数学でつまずくと、理系受験全体が苦しくなります。
数学を効率的に仕上げるには、教材選びと使い方が重要です。EIMEIでは、短期間で成果を出せる教材や指導法を活用しています。たとえば、ある川越高校の生徒は、夏前に共通テスト模試5割だった数学を、短期間で9割弱まで伸ばし、埼玉大学の二次試験で満点を取りました。正しい教材と使い方があれば、数学は短期間でも大きく伸ばせます。詳しくは数学リニアの記事をご覧ください。
理科は「先取り」で差がつく
理系受験のもう一つの鍵が、理科です。前述の通り、理科は学校で全範囲が終わるのが遅いため、学校の進度を待っていると演習時間が足りません。だからこそ、物理は力学から、化学は理論から、正しい順番で先取りしておくことが、理系受験を有利に進めるポイントになります。
理科の先取りは、社会と違って積み上げ型なので、つまずいたときにすぐ質問できる環境が重要です。理科の具体的な先取り方法は物理・化学を独学で先取りする方法の記事で詳しく解説しています。
理系こそ、個別最適化された戦略が必要
理系受験は科目が多く、生徒によって得意・不得意もバラバラです。数学は得意だが物理が苦手、化学は得意だが英語が弱い——人によって組み立て方が変わります。だからこそ、全員一律のカリキュラムではなく、一人ひとりに合わせた科目戦略が必要なのです。
EIMEIでは、生徒の志望校と現状の学力をふまえて、いつまでに何の科目をどう仕上げるかという戦略を、個別に設計します。数学の効率的な仕上げ、理科の先取り、英語の土台作りまで、理系受験に必要なすべてを個別最適化してサポート。毎週のコーチング面談で進捗を管理し、365日開放の自習室で自学を支えます。高1・高2の先取り全体像はこちらの記事もご覧ください。
「理系志望だけど、科目の進め方が分からない」「数学や理科に不安がある」という方は、ぜひ一度EIMEIの無料個別相談にお越しください。鶴瀬・ふじみ野・川越の各校舎で、あなたに合った理系受験の戦略をご提案します。
