大学受験で、文系・理系を問わず最も重要な科目は英語です。配点が高く、ほぼすべての大学で必要で、しかも一度仕上げれば安定した得点源になります。逆に言えば、英語を後回しにすると、受験全体が苦しくなります。
そして英語は、積み上げに最も時間がかかる科目です。だからこそ、高1・高2のうちに先取りで土台を作った人が、圧倒的に有利になります。この記事では、受験英語を「どの順番で」「何から」進めるべきか、高1・高2のうちに差をつける方法を、10年間受験生を指導してきた立場から解説します。
なぜ英語は「早く始めた人」が勝つのか
英語が他科目と決定的に違うのは、「仕上がるまでに時間がかかる」ことです。単語を覚え、文法を理解し、構文を読めるようになり、長文を読み、リスニングに慣れる——これらすべてを積み上げるには、相当な時間が必要です。一夜漬けでは絶対に伸びません。
だからこそ、高1・高2のうちに英語の土台を作っておくと、高3で大きなアドバンテージになります。英語が仕上がっていれば、高3では他科目(社会・理科など)に時間を回せます。逆に、英語が高3まで仕上がっていないと、最後まで英語に足を引っ張られ続けます。受験英語は、早く始めた人が勝つ科目なのです。
受験英語の正しい順番
英語は「範囲」という概念が薄いぶん、何をどの順番でやればいいか分かりにくい科目です。でも、正しい順番は決まっています。土台から積み上げるイメージです。
①単語・熟語
すべての土台です。単語が分からなければ、文法も長文も理解できません。高1・高2のうちに、基礎的な単語帳を1冊完璧にすることを目指します。毎日コツコツ続けるのが鉄則です。
②文法
単語と並行して文法を固めます。文法は、文の構造を理解するためのルールです。ここが曖昧だと、長文を正確に読めません。文法書と問題集で、一通りの文法事項を押さえます。
③英文解釈(構文)
単語と文法が入ったら、次は英文解釈です。一文一文を、構造(SVOC)を意識して正確に読む訓練です。ここを飛ばして長文に進む人が多いですが、解釈を固めないと長文は「なんとなく」しか読めません。
④長文読解・リスニング
解釈ができるようになったら、長文読解とリスニングの演習に入ります。ここまでの土台があれば、長文も着実に読めるようになります。共通テストや志望校の形式に合わせて演習を重ねます。
高1・高2のうちにやるべきこと
高1:単語と文法の土台作り
高1のうちは、単語帳1冊と文法を固めることを目標にします。派手な成果は出ませんが、この土台が高2・高3で効いてきます。地味でも、ここを疎かにしないことが大切です。
高2:英文解釈と長文の入り口へ
高2では、単語・文法を完成させつつ、英文解釈に進みます。高2の終わりまでに「一文を正確に読める」状態になっていれば理想的です。ここまで来れば、高3で長文・過去問演習に集中できます。
この進度は、学校の授業だけではなかなか達成できません。学校は文法や読解を3年かけて扱うため、自分で先取りして進める必要があります。英検を活用すれば、英語学習のペースメーカーにもなります。英検の活用法はこちらの記事をご覧ください。
英語の先取りでつまずきやすいポイント
単語を後回しにする
「単語は面倒」と後回しにする人が多いですが、単語なしに英語は伸びません。毎日少しずつでも続けることが、遠回りに見えて一番の近道です。
解釈を飛ばして長文に行く
文法を終えて、いきなり長文に進む人がいます。しかし英文解釈を飛ばすと、長文を正確に読めず、「単語は分かるのに内容がつかめない」状態になります。順番を守ることが大切です。
自分のレベルに合わない教材を使う
背伸びして難しい教材に手を出し、挫折する人も多いです。今の自分のレベルに合った教材を、正しい順番で選ぶことが、英語先取りの前提になります。
英語の先取りは「順番」と「継続」がすべて
英語の先取りで成功するかどうかは、「正しい順番で進められるか」と「毎日継続できるか」にかかっています。単語・文法・解釈・長文という順番を守り、それを毎日積み上げる。シンプルですが、これを一人でやり切るのは簡単ではありません。順番を間違えたり、途中で挫折したりする生徒が本当に多いのです。
EIMEIでは、生徒の現状とレベルに合わせて、英語学習の順番と教材を設計します。単語・文法の土台作りから、英文解釈、長文読解まで、正しいステップで先取りできるようサポートします。毎週のコーチング面談で進捗を管理し、365日開放の自習室で毎日の学習を継続できる環境を用意しています。英語長文の読み方については英語長文読解講座の記事もご覧ください。
「英語を早めに固めたい」「何からどの順番でやればいいか分からない」という方は、ぜひ一度EIMEIの無料個別相談にお越しください。鶴瀬・ふじみ野・川越の各校舎で、あなたに合った英語の学習プランをご提案します。英語を制することが、大学受験を制する一番の近道です。
