文化祭、体育祭、定期テストが終わり、「ちょっと一息つきたいな〜」と思っている人、正直に手を挙げてみてください。
…うん、きっとたくさんいますね。笑
でも、ここでちょっとだけ耳の痛い話をします。
結論から言うと――
「夏休みから一気にブーストをかけよう!」は、ほとんどの人にとってうまくいきません。
というのも、勉強ってスポーツと一緒で、いきなり全力疾走はできないんです。
急にアクセル全開にしても、エンストして翌日から失速してしまう可能性が高い。
じゃあ、どうするべきか?
今、この“夏前の時期”をどう過ごすかがポイント。
夏休みは“本番”。今はその“助走期間”。
よく「夏は受験の天王山」なんて言われますよね。
でも、本当に勝負が決まるのは「夏の入り口」です。
定期テストが終わり、受験生は部活も少し落ち着いてくるこのタイミング。
実は、「やるか・やらないか」で、夏のスタートダッシュが全然変わります。
今から少しずつ勉強時間を増やしていくことで、夏に入った瞬間からトップスピードで走れる。
つまり、今は“助走”の期間。ここで動き始めた人が、夏に勝つんです。
夏からやるのは“しんどい”。今からやるのが“自然”。
「夏から頑張れば大丈夫でしょ〜」と油断している人は多いですが、
その“夏”って、みんなも頑張るんです。
周りがエンジン全開の中、自分だけ準備不足だったら、スタート時点ですでに差がついてる。
だからこそ、今から勉強のリズムを作っておく。
それだけで、夏が“勝負の時間”になるか、“地獄の時間”になるかが決まるんです。
まずは「+30分」から始めよう
じゃあ、何をすればいいのか。
いきなり「5時間やれ!」なんて言いません。
まずは、1日+30分でOKです。
今より少しだけ多く、単語を覚える。
今より少しだけ多く、苦手な分野に触れる。
この「ちょっとの積み重ね」が、夏の爆発力に直結します。
助走のある者だけが、夏を制す
受験生にとって、夏は間違いなく“勝負の場”。
でも、助走なしで飛び込んでも、うまく走れない。
この7月前半、みんながどれだけ準備を整えられるかが、勝敗を分けます。
夏を“苦しい季節”で終わらせるか、
“手応えと自信がつかめる季節”にするか――
その答えは、今この瞬間の行動にかかっています。
さぁ、今から動こう。夏を“チャンス”に変えるために。