早稲田大学の過去問演習で、すでに9割の得点率を誇る生徒

こんにちは。二神です。

EIMEI予備校に通う高3生で、すでに過去問演習を始めている生徒がいます。

というのも、大学入試は高校入試とは異なり、生徒ごとに受験校が異なるため、一律模試の結果で合否判定をせず、過去問の出来をもとに進捗管理を行っています。早い生徒はすでに30年ほどの過去問を解いており、タイトルにあるように早稲田大学の過去問で9割の得点率叩き出しています。

 

過去問演習は、ただ過去問を解けば良いわけではありません。自身のレベルに合わせた過去問から始め、徐々にレベルを上げていきます。早稲田を目指しているのなら、日東駒専→成成明学→MARCHの中で出題傾向が近い大学を選択し、スモールステップで進めていきます。

ここで重要なのは、いきなり高いレベルの大学を解かないということです。焦って基礎が固まっていないまま過去問を解いても、得られるものが少ないからです。まずは基礎を固め、参考書を使って演習を行い、目の前の1冊を完璧になるまで仕上げましょう。ステップアップする過程で、ここまで来たら過去問にいっても大丈夫というラインを私たちと一緒に見極め、実践スタートとなります。この塩梅を見極めるのが、私たちの大事な仕事でもあります。

 

 

さて、それでは実際に生徒が解いた過去問のスコアと、その分析について見てみましょう。

 

<2018年早稲田大学商学部 世界史>

解くのにかかった時間:
18分/制限時間60分

正答数:
45問/問題数49問(91.8%)

反省と分析:
1B イデア論と経験論哲学の関連性をわかっていなかった(さすが早稲田…)
1H リシュリューの時代をよく考えず解いてしまった
4,4 前後の語の接続を考えてなかった
4,11 コロンボ会議を知らなかった
論述 インド人民党のことと経済の自由化を聞いているのはわかったが、核実験とか産業の発展は書けなかった

 

このように、ミスをした問題がなぜミスをしたのかを考えるのが重要です。知らなかったのであれば、どこを何でどのように勉強するのか。忘れてしまっていたなら、どうするのか。先の行動に繋げなければ学力は向上しません。

 

 

 

6月の時点で過去問を解き始められる生徒は少数かと思いますが、少なくとも夏前には第一志望の過去問に触れ、どの程度の難易度なのか見ておくと良いでしょう!

その後の演習プランについては、各担当の先生からもアドバイスしていきますので、EIMEI予備校の先生たちは安心してくださいね!

 

先の目標にはなりますが

第一志望は10年分3周、第二、三志望は5年分3周を目処に対策を進めていきます。基礎が固まった科目から順次、過去問演習をスタートしていきますよ。

夏期講習でも「個別過去問演習」という、君だけのための解説授業を行う講座を用意しますので、楽しみにしていてください!

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