【高校進学の指南書】部活とバイト編〜自分を高める正しい選択〜

友だちの作り方

恋人について

高校進学における悩みのうち「友だち」「恋愛」にまつわる人間関係の問題は誰しも必ず通る道です。多感な時期ですから、失敗もたくさん経験して強くなってもらいたい反面、もっと人間関係について勉強しておけば、と思うこともあります。今回はその中でも、学生生活で多くの時間を投下する「部活」や「アルバイト」について書いていきます。

部活の選び方

1-1. 自分の生活の主軸を考える

部活を選ぶ際は、自分が高校生活で何を優先したいかをまず考えましょう。部活を生活の中心に据えて全力で取り組むのか、勉強やバイト、生徒会活動など他の活動を優先するのかによって、選択肢が変わってきます。中学時代に続けていた部活を継続してさらに深めていくことも素晴らしい選択肢です。中学で培ったスキルを活かし、さらに自己研鑽に打ち込むことで達成感や成長を得られるでしょう。

一方で、これまでやったことのない新しい活動に挑戦してみるのも良い経験になります。新しい部活は未知の世界を広げるチャンスでもあり、高校での新しい自分を見つけるきっかけになります。まずは、自分の興味や優先順位をしっかり見極め、自分に合った選択を心掛けましょう。

1-2. 部活の環境や目標をしっかり確認する

部活選びでは、実際に見学や体験期間を活用し、自分に合うかどうかを確認することが重要です。負担が少なく他の活動と両立しやすい部活を選ぶのも一つの方法ですし、逆に実績のある部活に挑戦し、高い目標に向けて努力するのも良い選択です。

例えば、入試を見越して大会で成果を残せる可能性がある部活を選ぶことも一つの戦略です。また、部活の先輩や顧問の先生に相談し、雰囲気や活動方針が自分に合うかをしっかり確認しましょう。部活を通じて得られる経験は、技術や知識だけでなく、チームワークや責任感、自己管理能力といった多くのスキルにつながります。どの部活を選ぶにしても、自分が楽しめて続けられるかどうかが何より大切です。

バイトについて

2-1. 学業との両立を第一に考える

高校生がアルバイトを始める際には、学業とのバランスを最優先に考えましょう。バイトの目的はもちろん収入を得ることですが、それに費やす時間や労力が学業や生活全体にどのような影響を与えるかを見極めることが大切です。

大学生になればアルバイトの選択肢も増え、働く機会も多くなります。そのため、高校生のうちは必要最低限のお金と時間をどう使うかをしっかりと考え、優先すべきものを見失わないようにしましょう。

たとえば、テスト期間中や部活の大会前に柔軟にシフトを調整してもらえる職場を選ぶと、無理なく学業とバイトを両立できます。また、学校の校則でアルバイトが禁止されていないかを事前に確認することも忘れずに。無理のない範囲で働き、学業や高校生活全体を充実させることを心がけましょう。

2-2. 成長や学びを得られるバイトを選ぶ

バイト選びでは、単にお金を稼ぐだけでなく、自分が成長できるかどうか、学びがあるかどうかも大切なポイントです。たとえば、人とのコミュニケーション力が身につく接客業や、将来役立つスキルを磨ける仕事に挑戦すると良いでしょう。

アルバイトを通じて、社会の仕組みや責任感、自分で稼ぐことの大変さや喜びを学ぶ経験はとても貴重です。また、自分の興味や将来の目標に関連する仕事であれば、さらに充実感を得られるはずです。ただし、高校生として限られた時間を有効活用するためには、無理に背伸びをする必要はありません。身近な仕事や短時間でも働ける職場を選び、アルバイトを通じて「働く」ことの基礎を学ぶことを目指しましょう。

バイトを始める際には、事前に仕事内容や職場環境をよく調べ、安心して働ける環境を選ぶことが成功の鍵です。

いかがでしたか?

高校生は忙しいです。だからこそ、部活やアルバイトをはじめとする生活の軸の選択が大事です。始めるのは簡単でも、続けるのも辞めるのも相当なエネルギーが必要です。勉強といういちばん大事な軸と並行できるかどうかを見極めることが、高校生活を有意義に過ごすために大切になります。ぜひこの記事を参考にして、高校生活を充実させてくださいね。

この記事を書いた人

二神大輝