過去問分析の本当の意味と活用法:点数を安定させる「言語化」の力

みなさん、今の時期は過去問を解く機会は多いと思いますが、それをどう活かしていますか?
「とりあえず解いてみる」だけでは、せっかくの過去問を最大限に活用できていません。

実は、過去問分析のキーワードは 「言語化」 にあります。今回はその理由と具体的な方法、さらに冬期講習で実施する「個別過去問演習」の魅力についてお話しします。


過去問分析の目的は「言語化」にあり

過去問を解くこと自体が目的ではありません。重要なのは、出題傾向や自分の課題を「言語化」することです。言語化ができれば、自分が何を強化すればよいのかが明確になり、次の学習に繋げやすくなります。

❌根拠のない無意識

「なんとなく解けた」「たまたま正解した」という経験はありませんか?
この状態では、得点が不安定で、運に頼った結果になりがちです。本番で出題傾向が変わったり、緊張したときに対応できません。

⭕️意識的な「言語化」

次のようなプロセスを意識しましょう:

  1. 問題の傾向を言語化する
    例:英語であれば、「知らない単語の空欄補充は消去法で解ける場合が多い」「内容一致問題は、因果関係のすり替え、対比のすり替えが起きている」など。
  2. 自分の課題を言語化する
    例:「主語、動詞、目的語の関係を取り違えることが多い」「現代文の選択肢は本文に書いてあれば○にしてしまっている。」など。
  3. その課題を解決する方法を言語化する
    例:「複雑な文は主語、動詞、目的語を特に意識する。」、「問いに対して正確に回答をする(本文に書いてあっても問いに答えていない場合がある)。」「具体例と主張(抽象部)をつなぐ練習を繰り返す」など。

こうした「言語化」によって、課題がクリアになり、次のステップに進みやすくなります。


特に読解系科目は「言語化」が必須

特に英語、現代文、古文などの読解系科目では、「なんとなく正解を選んでいる」人が多い傾向にあります。

この状態では、出題傾向の変化や本番の緊張に弱く、得点が不安定になりがちです。

「なんとなく」ではなく、どうしてその答えを選んだのかを言葉にして説明する練習をしてみましょう。自分で説明できない場合は、まだその問題の本質を理解できていない可能性があります。


冬期講習「個別過去問演習」で質を徹底的に高める

受験終盤は、ただの勉強量では差がつきにくくなります。ここで重要なのは、思考の質を高めることです。

冬期講習で行う 「個別過去問演習」 は、この「質」を最大限に高めるための特別講座です。

冬期講習の「個別過去問演習」内容

  • 志望校ごとの出題傾向を分析&言語化
    出題パターンや問題のクセを明確化。大学の特徴をつかむことで、対策がピンポイントで行えます。
  • 個別の弱点を徹底分析&克服
    生徒ごとの苦手分野や問題形式を特定し、効率的に克服する方法を考えます。
  • 大問ごとの解法やコツを指導
    どのように問題にアプローチすればよいか、解き方の「質」を磨きます。
  • 今後の勉強方針を設計
    志望校合格に向けて、残り時間の使い方を具体的にプランニングします。

「言語化」の先にある成功体験

冬期講習での「個別過去問演習」を通じて、次のような成果が期待できます:

  1. 緊張していても正答にたどり着ける力が身につく
    解き方のプロセスが明確になり、自信を持って解答できるようになります。
  2. 無意識でも正確に解ける状態に到達
    言語化を繰り返すことで、自然と正しい答えにたどり着く力を養います。この場合の無意識とは言語化を繰り返す前の無意識とは違い、意識し続けた結果それが当たり前にできるようになるという無意識です。
    例えば、英語ができる人はこの無識的にできることの総量が圧倒的に多い傾向があります。

この段階まで来れば、どんな出題傾向の変化にも柔軟に対応でき、本番でも安定した得点が可能になります。


冬期講習で受験を仕上げよう!

「言語化」を徹底する冬期講習は、志望校合格への最後の仕上げに最適です。
個別過去問演習を通じて、あなたの弱点を徹底的に分析し、克服しましょう。この冬、効率的な学習で周りに差をつけるチャンスです!


冬期講習お申し込み

申し込みがまだの方はこちらのフォームからお申し込みを!

▼冬期講習2024 お申し込みフォーム

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個別過去問演習をお申し込みの生徒は共テプレ(12/14,15)が無料になるので、こちらの打ち込みもぜひ!

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この記事を書いた人

なおき